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2009年 12月 27日 ( 1 )

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アニメ『そらのおとしもの』~第12話/逃るること叶わぬ螺旋回廊(クサリ)

アニメ『そらのおとしもの』~第12話/逃るること叶わぬ螺旋回廊(クサリ)のレビューです。
 
今回は、まずこのエンディング曲の選択の良さに尽きる。 
 
赤い鳥(往年の名フォークグループ)の「赤い花、白い花」のカバーだったのだ。

本編でもニンフが、これまでのキャラ性からは違ってきているような内容だったし。
ラストシーン、ついには、ただ、ニンフがしおらしく儚げに去っていく場面に、この佳曲が、ふわりと優しく優しくかぶさってきた時には・・・、なんかもの凄く「やられた」感がした。
(これが普遍的なほどに美しい、メロディラインの「破壊力」ってもんです。)
歌がイカロス(声 : 早見沙織さん)で、その声質がこれまた暖かくて優しいの。

そらのおとしもの 第12話EDほろり、と来ました。
 
今回はCパート要らなかった。
 
エンディング曲のところで終わっていた方が、なんぼか素敵な雰囲気のまま終わっていたと思います。
 
本編の一部を紹介。
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無表情だったイカロスが、天使の微笑みで、天使おむすびを♪。
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智樹も赤面。
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わーっ、イカロスって!
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乳でけぇッッ!!(ホントにでかい。) ・・・じゃ、なくて♪。
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さらに微笑みのまま身をすり寄せてきて、
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おっぱいムニョ~~ンッ!!(って、も、どういう場面か分からない人は、本編を見てね。)
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お話しは「三人でデート♪」イベントに突入。(「イカロス・アピール」があったのに、ツーショットにはならない。)
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ニンフを(その気持ちの部分を)救ってやらねばいけない流れだから。
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でも、そんな様子にイカロスが感じる『(彼女の)動力炉』の痛み。
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デートの締めに、ニンフから智樹にキスのおねだり。
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(無意指揮下のジェラシーで)見ていられないイカロスは逃げ出す。
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・・・据え膳食わぬわ、で、逃げたイカロスのことは置いておいて、智樹もその気に。(男って・・・。)
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でも、キスはニンフの寸止めで未遂に終わる。
 
ニンフ、「思い出作りの一環」だけのノリで求めたキスだったので、いざとなった時に自らも驚くほどの『智樹を意識している自分の心』に動揺したのだ。
 
ニンフ、イカロスに「悪いことしちゃった。」と思う。
 
ニンフの中で、保身本能と、智樹たちへの思いは、なんとなく自己完結した。
このあと彼女は今回のエピソード(ムリっぽいドタバタシーン)の一騒ぎのあと、そっと去っていく事を決意。
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いつの間にかニンフはいなくなった。

で、そんなニンフの事も気にしながら、智樹は戻ってきたイカロスといい雰囲気に。
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手なんか引いて。(まだ積極的に手のひら同士を繋いだり、指をからめたりはしないのね。)
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天上界のマスターの命(めい)に背いて、智樹とイカロスたちの側から離れる決心をしたニンフ。なにげにしおらしい。
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そんなニンフを見送るように一羽の小鳥が。
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この小鳥は・・・、第7話で飼育小屋からニンフが逃がした小鳥?。
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お前は自由になれたんだ・・・。
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(良かったね・・・。)
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眼下、はるか下に手を繋いで歩いている二人が見える。
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さよならアルファ。・・・さよなら智樹。
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自爆コマンドをマスターに入れられてしまっている事を熟知しているニンフは、誰に真実を伝えることもなく、一人っきりで身を引く。
その引き際、去り際は可憐でさえある。
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そして、今回は「珠玉のエンディング」が来た。
 
なんと、名曲、赤い鳥の『赤い花、白い花』だ。
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淡い水彩タッチの静止画を、ゆっくりとパンしながらクレジットされていくエンディング。
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歌は声優(イカロス役)早見沙織さん。
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こよなく美しく、儚げに・・・。
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ラストのこのイラストなんて、私が『過剰演出!。なんか作劇的に幼い!。』と評してしまった、「第10話」のペット殺しのシークェンスを切り離して、「いい絵」として見れてしまえるエモーションを持っている。
 
・・・小鳥を飼ったことがないとか、飼っても懐くほど可愛がった事が無い人には伝わりにくいかもしれないが、雛から差し餌(さしえ)して小鳥を育てると、驚くくらい小鳥はベタベタに人に懐きます。
それはもう、絶対的な信頼感と愛情表現を人に向けてきますよ、小鳥って。
 
だから、このラストの一枚の「ニンフと小鳥」のイラストは、とても切ない。

※しかも、このエンディングの彩色イラストが『4枚だけで構成』されているのも凄い。
枚数以上の奥行き感や、視聴者に「行間を読ませるメッセージ性」と言うか、センチメンタリズムが(良い意味で)豊穣に感じられる。・・・この簡潔さと明瞭さが、かえって視聴者の想像力を刺激するのだ。
 
さて、

話題が逸れるが、私の田舎の親戚で、家畜ではなく、ペットとしてニワトリを飼っていた身内の様子を垣間見たことがあった。

夜店のヒヨコを飼っている内に、なんかどんどん育って、立派な鶏冠の雄鳥になったのだ。

・・・これが人に懐いていて、犬や猫みたいに家の中で飼われていた。

~近くで見るとねぇー、成鳥になったニワトリの雄鳥ってでかくで迫力だよ。怖い!。
あの嘴も、鳥足も、蹴爪も、とんでもない破壊力がありそうで、すんごく怖い。
歩き方とか首の振り方とか独特だもんね。ニワトリって。
なにを考えているのか分かんないところが、客の立場からすると不気味なんである。
・・・が、そのニワトリの「ピーチ」は人には逆らわなかった。
 
鳥の本能として、興味を示したなにかを突こうとしているのを「ダメよ」と叱ると割と人の言うことを聞き分けるし、それでもたまに、悪戯心の方が勝ってやめようとしない時は、「こらこら」と人間が立って行って、胴体を両手で捕まえようとしてやると、ロッキーのニワトリ特訓のように逃げ回ったりはしない。
シュ~っとその場に小さくなって抱き上げられるのを待ってしゃがみ込むのだ。
 
(人間の大人に対しては無抵抗であった。~人間の「子供」は、彼の鳥の天敵であった。~ほら、子供って騒ぐし、うるさいし、ペットを乱暴に扱う場合が多いでしょ。子供からの扱いには苦手意識があったようだが、人間の大人には従順な奴だった。) 

で、抱き上げて「そっちで遊んでなさい」と別の場所に運んでやると、また勝手に散策しながら遊んでいる。
当初、でかさにビビっていた私でも「誰にでも触らせるよ。平気だよ。」と飼い主に言われて、優しく声をかけながら捕まえに行ってやると、簡単に私にでも抱けた。・・・ニワトリでさえ人に懐いたらこうである。
 
脱線したが、「そらおと」の今回のエンディングは、選曲の良さで、その秀逸さに一層貢献したと思います。 
 
久々に、良い回でした。     
                       

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2009-12-27 05:28