みなみけ
2008年 07月 04日
これはテレビ放送、「第一期」と「第二期」がある。
今回レビューするのは「第一期」。
気楽に見ることが出来る「ゆる~い」展開の作品だ。
キャラクターのそれぞれの個性でお話しを転がしていく感じ。
誰が何かを成して、成長するという手合いの話ではない。
無茶苦茶な紹介をすると、愛すべき「おバカ図鑑」みたいなアニメですね。
気楽に見られます、本当に。
原作者、桜場コハル(さくらば コハル)先生の作品では、「みなみけ」の前作にあたる「今日の5の2」が、やはりアニメになっていて、とても面白い。
どちらかというとキャラクター立てや、その性格付け、言動など、『あずまんが大王』あずま きよひこ先生原作との共通項や、あの作品にどこか似たような空気感覚があるけれど、私は勝手に『あずまんが大王』の系譜がいい意味で受け継がれているんだと考えていますが、勘違いかな?。
それとも、「いや、全然別物でしょう。」と思うべきか。
油断したまま、気を抜いて見ていられるので、そういう共通項においては、好きなアニメ作品なんです。こういう感じのモノ。
システマティックな事を語れるほど研究整理出来ていないので(各々の作品の発表年数の順番や前後など)、大きな勘違いをしていたら懺悔しますが、私は『あずまんが大王』が、ああういう独特なキャラクター陣容と「ぬるい」展開のエポックメーキング的作品の原点にして「キャラクターの四季や成長までも描けている!」という感傷で、凄い大傑作だと思っているのですが・・・。
個性と描写方法に別々の楽しみ、癒しやユーモアがあって、「あずまんが大王」を代表として、この「みなみけ」、「今日の5の2」、「苺ましまろ」、「びんちょうタン」(「びんちょうタン」辺りは深くて泣きそうになる・・・)等々が大好きなんですが。
こういう方向の作品がもっとあれば教えてもらいたいです。
みなみけ(第一期)~OP
by PINKNUT_INC | 2008-07-04 03:32 | アニメ