日本の「怪獣」文化が、私はとても好きだ。

日本の「怪獣」文化が、私はとても好きだ。ゴジラやウルトラマンに代表される、あの感じ。

中島春雄(なかじま はるお)さん。
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ゴジラの第一作目からスーツアクターとして演じておられた。
 
そして、平成ゴジラシリーズからは、薩摩剣八郎(さつま けんぱちろう)さんが二代目を引き継いだ。
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スーツアクターの大変さ加減は、私などは"経験してみたいな"などとはチラリとも思わない。
とんでもなく大変なことを聞き及び過ぎているからだ。 

ちなみに、昔は「着ぐるみ怪獣」と言っていたような気がする。 


でも「着ぐるみ怪獣」という言い方は、今はしないらしい。

(私は幼少の頃、少年誌の特集記事とかで、そんな風に呼称しているのを記憶しているのだが・・・。あまり自信はない。)

 

今時、ネットで検索すると、「着ぐるみ怪獣」では、こんなのばかりが引っかかる(笑)。

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子供用のパジャマですね(笑)
 

まぁ、「怪獣スーツ」(モンスタースーツ、特撮用スーツ)というか、そうしたものを装着して演技する人を(すでに先ほどから呼称しているが)「スーツアクター」と言う。

これも規定があるわけではないので、他の呼び方があるのかもしれないけれど。


薩摩剣八郎さんのサイン入り写真。
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渋いお顔である。(時代劇とかお出になっていたようだ。)
この方、スーツアクター歴は以外なほど古くて、『ゴジラ対ヘドラ』にヘドラ役で出演している。(まぁ、そこから平成ゴジラまでは期間が空くけれど。)
 
怪獣スーツの制作工房の様子も、ネットで見つけた。
 
なるほど、こんなふうに作っていたのかという感じ。
アントラーの頭部の薄さ、繊細な造りに驚く。造形作家は、高山良策(たかやま りょうさく)さん。 
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当時のウルトラシリーズの製作クレジットで、成田 亨(なりた とおる)さんと共によくお名前を拝見した気がする。
 
成田 亨さんと、高山良策さんとはお知り合いのようで、「成田 亨さんが高山良策さんを(この業界に)紹介した」という流れらしい。
つまりは、まぁ、「特撮怪獣」と言うのは、芸術の造形方面からの流れの上に存在しているようなのである。
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こんなニッチで特殊な世界の特集記事を載せるだなんて・・・。
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当時のどんな雑誌だったのだろうかと思ってしまう。
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こんな造形の実物に触れられるなんて、しあわせな子供たちだなぁ。
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で、その特集記事を載せていたのが、↓ の「アサヒグラフ」さんであった。
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とっても意外な気がする。(表紙がファッション雑誌しているのに・・・。)
 
でも、当時、特撮界の記事というのは、その時点での最先端な世界だったということなのだろう。
世界情勢の記事とか、政治や芸能界の記事なんかとも並べて語られていた時代でもあった。(のかな?)。

さて、

スーツアクターの代表者のひとりとしたら、お名前が出てくるのが、初代ウルトラマン役だった、古谷 敏(ふるや びん)さん。(お名前は「さとし」さんともお読みするらしい。)
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下の画像は「ウルトラセブン」のもの。「ウルトラ警備隊6人」と、スーツ姿の円谷英二(つぶらや えいじ)さん。そして、セブンとゴドラ星人が並んでいる。その隊員の中でセブンのすぐ後ろに立っているのが、アマギ隊員こと古谷 敏さんである。
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「ウルトラセブン」の前作「ウルトラマン」のスーツアクターから、晴れて顔出し俳優出演であった。
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古谷 敏さんは現在74歳。「ウルトラマン」をやっていた男として、あらためてご活躍中である。
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怪獣シリーズの変遷や浮き沈みもそうだが、人にもスタッフにも色々なドラマはあるのだろう。
 
この日本の特撮分野の「スーツアクター」というお仕事も、やや変質してきている。
 
技術の進歩、ものづくりの変化で、今やハリウッドに代表されるように「CG」の活躍がすさまじい。
ハリウッドでも、プレデターはかつてはスーツアクターが演じていた。(ま、プレデターは今やるとしても、それが似合っているが。)
でも、エイリアンはCGの方がらしくなるし、ハリウッド制作のゴジラとかは、巨大生物なればこそ、町のミニチュアを作って人間を立たせるより、リアルサイズの町とCG合成した巨獣の方が、空気感や迫力が凄い。
 
日本の「怪獣スーツ」の出番が、もうなくなってきてしまっているのだ。
 
どちらかと言うと、そういうのは等身大の「戦隊もの」、「変身ヒーロー」みたいなものが引き継いだ形になってきている。
 
それでも、
 
日本に「ゴジラ」が誕生して、たくさんのシリーズ作品があり、テレビでも怪獣ブーム、ウルトラシリーズがあったのは、この先もなんらかの形で光の当たる世界だとは思う。
 
一時代を築いた文化と言うのは、人の成した仕事と共に、生き続けていくのだ。

 


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