週刊デアゴスティーニ 「1/43 ミレニアムファルコン」
2016年 01月 10日
週刊デアゴスティーニ 「1/43 ミレニアムファルコン」というのが発表されて、
2016年の1/5から創刊号は発売になっているもよう。
これはスターウォーズ・ファンというか、
「ミレニアムファルコン・マニア」にとっては、反則的な企画である(笑)。
全長808mm、全幅596mm、全高192mm、重量7.5kgの迫力のレプリカで
~映画撮影用と同じ1/43スケールということになるらしい。
例によって創刊号こそ破格値だが、2号からは1,998円になって、これが約2年間、トータル100号くらいが刊行されて、ようやく「完成品が出来上がる」ということのようだ。
創刊号。参考画像では799円の表示だが、現行品は499円で販売されているもよう。だから、この下の画像のは先行地域限定発売版になるのかな。
うん。
迷いの無いマニアなら「全巻購読決定」が必須のアイテムでしょうね。
途中で刊行中止になるなんてことは、ないでしょうし。
「完成品を目指すキット刊行もの」では今までのところ刊行中止なんてとんでもない事故はなかったらしいが。(いや、先行発売のシリーズでは「中止」というのが稀にあったようだ。そういう場合はそこまでの刊行分は「返金対応」だったとか。)
つまり、「売れ行きの芳しくない」不人気なシリーズでは、途中で続刊がなくなっちゃった、ということはあるらしい。それがたとえばどういうシリーズだったのかは私はよく知らないが。
いずれにしても、「1/43 マスターレプリカ社製」と同等サイズのものを分割ローンで、さらには少しはお安く手に入ると思えば、総額20万円も納得なのだろうが。
こうした模型やレプリカ商品事情に疎い人からは「高い!」と悲鳴があがっていますが。あと「でかくてジャマ」という感想も。いや、その「でかさがセールスポイント」なわけですから。
(マスターレプリカ社の完成品なら、発売当時で約30万~40万円弱の商品だったから、今やそれ以上のプレミアになってるかも。なにせウェザリング塗装済みの代物だからね。1/72スケールの「サイドショウ版」や「ファインモールド完成品版」でも完成品が10万円超えるくらいの価格だったからな。それに比べたら「デアゴスティーニ・ミレニアムファルコン」の20万円が高いとは言えなくなってしまうのである。一括払いしなくていいわけだし。)
でも、
まぁ、私は(今回のデアゴスティーニ・アイテムを)ポチる覚悟は(現時点では)ないな(笑)。
ハズブロがリアルプロポーションのキットを「ハズブロ ヒーローシリーズ ミレニアムファルコン」と銘打って出しているけど、あれは未塗装の半完成品だけれど、60cmサイズと大きいし、「1/72スケール ファインモールド ミレニアムファルコン」よりもスケール感では迫力はある。
こっちで手を打っていてもいいんじゃないか?とか思う。
尤も、あれ、12,000円くらいで少し前までは売られていたが、なんかスターウォーズの新作映画の公開と、話題の盛り上がりとかが売り手市場に働いちまって、今では倍の値段にハネあがってしまってるな。
「1/72スケール ファインモールド ミレニアムファルコン」キットも、現時点では映画公開人気で、2~3年ほど前のオフシーズには1万円の中古値で流通してたものが、いまは元値19,500円より高い30,000円くらいの市場人気になっちゃってる・・・。まぁ、緻密さ精密感ではファインモールドのが決定版と言えるのだけども。
ハズブロの「アルティメット ミレニアムファルコン」もトイホビーでデフォルメ感はあるけれど、レア度から言うと、いまやこちらも「お宝」感あるからなぁ。大きさは、ほぼ1/43スケールだしね。例によって市場価格が高騰してる。絶版品扱いだから・・・。
今回のデアゴスティーニ版の件を見ても、「大きさ」という観点では遜色ないので再注目アイテムですよね。・・・いずれこのトイホビー版も「フォースの覚醒版」で再販になるのかも?。レーダー形状とかがコンパチブルになって(笑)。
(但し、ハズブロさんのクセというか長所とも短所とも言えるのは、再販品ではパッケージデザインも含めて、商品内容まで旧作のままの再販とはならないのよね。モデル形状アレンジしたり、変なギミック追加したり、それが「良くなる」場合もあれば、「旧作の方が良かった~」などと、ファンを嘆かせることも度々なので・・・。これは、旧作持ってる人も新しいのを買わそうとする手口だし、新作買った人も「旧作版もやはり欲しい」とヴィンテージ・ショップに足を運ばせることになるわけ。・・・商売があざといですわ。)
「スターウォーズ/フォースの覚醒」以降の映画シリーズも三部作の予定だから、しばらくはまたスターウォーズ祭りなんですかね。
アイテムの乱立は、ファンには痛し痒しですよ。
過去の商品にまでまたスポットがあたってるし。
新企画でもにぎわうだろうし。
ホビーに賭ける潤沢な財力と「愛」がなければ、とてものことに太刀打ちできません(笑)。
金銭面の懊悩をものともしない人には、これはチャンスの季節なんでしょうなあ。
by PINKNUT_INC | 2016-01-10 04:29 | 映画