「MikuMikuDance」(みくみくだんす)
2012年 04月 11日
「またか」とお思いの方も、私のブログの数少ない常連閲覧者様の中には多いかもしれませんが(笑)。
いやぁ~、むしろ折りに触れて当面は繰り返しアプローチするネタだと思うから覚悟してください。
そもそも、ニコニコ動画は「YouTube」と並んで、よくネットでは閲覧機会も多い動画サイトなんですが、ニコ動において、ひとしきりこの3~4年ほど前から目を引くジャンルが「MMD」こと「MikuMikuDance」でありました。
樋口優氏が個人で開発した3DCGムービー製作ツール。
なんと、フリーソフトでダウンロード使用はタダ!。
でもね。
出来上がっている動画サイトの作品を見る限りにおいては、それらが同ツールを使ったアマチュアさんたちの作品だと聞いても「ウソでしょ~(汗)」というのが正直な感想でした。
「100歩譲っても、限りなくプロやセミプロに近い、通なアマチュアさんたちね(頷)。」という理解でいました。
「MS-DOSプロンプト」調な何か(笑)。
だって、フリーだから試しにソフトをDL(ダウンロード)してみて、アプリケーションの操作画面を見てみたけど、直感的には何にも分かる所がなかった。
どんだけ、「フォトショップ」がお絵描きとして「分かり易いインターフェイスになっている」かを再認識するばかりで「MMD」は基本操作も意味不明でした。
(「ググれ」とか「聞く前に自分で調べろ」という上から目線の忠告は私には効かない。もともとが家電製品でもなんでもマニュアルをしっかり読むこともなく使い始める人だからである。)
で、「MMD」も、DLしたツールもそれっきり使い始める以前に挫折して半年くらいはほったらかしだった。
(すみません!樋口様!。正直に言うと1年前にもDLした事があるんです。その時は6~7年前に買ったXPマシンの環境だったので「動画サイト」さえ見るだけで動きがカクカクでした。半年前にWin7にマシンを新調したので、今度は・・・と思ってDLし直してみても、操作系の「分からない」のは同じことでした。・・・orz )
だけど、時間が無為に過ぎて行くなか、ウエブで遊ぶオンラインゲームも「萌えキャラ」調の3Dキャラ。
自然と刷り込まれていく何か。
3Dキャラと2Dキャラ(漫画とかアニメ)との違和感のない接近のさせ方が上手い日本の職人達。
(この辺は、3Dアニメの認識でも、欧米のアーチストたちと日本のコミック界に慣れ親しんだ職人たちとの差が如実に表れる。こればっかりは文化圏の差なんだろう。)
そして、私はやはりこよなくジャパニメーション流の方が99対1くらいの差で「好き」なのだ。
たとえば、こんなキャラ♪
(但し、例外中の例外を挙げれば、ウォルト・ディズニーの第一作目の方の「ピーターパン」に出てくるティンカーベルのオーラだけは・・・、あれは凄い。あの魅力は凄い。)
うはは、前置きが長くなっちゃった。
はしょって、結論を書きます。
「MMD」、私も始めてしまいました。
さっきから出てきているこの画面はMMDの操作画面です。
マニュアルなんか読まない人なのに、やる気になって読み始めました。
動機は簡単。
「MMD」の底辺の広まりと、上のクラスの方の人たちが提供する『ユーザーモデル』というキャラたちの中に、「・・・私も、自分ちのパソコンで動かしたい。」と思えるモデルがめったやたらと増えてきたからです。
背景(ステージ)だって読み込めます。
これは「それでも、なんとかしたい」と。
キャラの「ボーン」と呼ばれる骨格が見えてますね。
自動車なら、ハンドル、アクセルやブレーキくらい小学生にでも分かりますけどね。
私が、ニコニコ動画に"初投稿"した動画がこれです。(「画質」が残念です!)
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【MMD】はじめてのMMD 練習1~「はじめて3日目」(汗)
※この画質の動画でさえ、XPマシンで見ると「重い」のだから・・・。
そうです。
「MMD」が「私にも操作出来るかもしれない」という"思い込み"に至ってから、たった3日目ほどで、ここまで辿り着いたのは、私にとっては驚異的な速さではありますが、それは全て『MMD界隈の先達さん方の厚意』によって成り立っています。
私もニコニコ動画で『MMD杯』を見たり、割と熱心に当サイトに(「これはいいなぁ」と感心した)作品をリンクしたりしているうちに、ごく自然と入ってくる知識。
要らないと言えばそれまでなんですが、「ボーカロイド」たちの名前やなんとなく認知されている彼女たちの相関図&人間関係、はたまた「東方Project」のキャラが、誰がどれか、なんて名前なのか、設定までも含めて憶えてしまっているのは、これはそうした「作品群が持つポテンシャルの魅力が凄いから」に他ならないのです。
なんで、今まで気が付かなかった?私!。
これが、分かるっていうことの方が絶対に「楽しい」じゃないですか。
たとえば、
「漫画は面白いんですよ~」ということを~、生涯「漫画なんてどこが面白いんだ?アニメも見ない!」と言っている感性の人に説明しようとしても不毛なことで、こればっかりは「楽しんだ者勝ち」としか言いようがないのです。
(それは、「いや漫画は読むけど、そっち系のジャンルの漫画は無理。」と言うような場合も同様で、これは嗜好の問題だから仕方がない。でも、何かを支持するために他方を貶める必要はないかと。)
そして、上にリンクした、言わば『セットアップ動画のようなもの』は、その技術やスキルを惜しげもなく提供してくれる、MMDユーザーさん達の「厚意」によって"ひとまず"素敵なカタチになっています。
ですが、まだまだ「作品」と呼べるものなどではなく、「オリジナル作品」要素を打ち出すには、これからの修行が必要なのです。
上の私の初投稿のMMD、ホント、誰にでもすぐに出来ますよ♪
ざっくばらんに言って、要は「プログラムの流し込み」だけですから♪
こういうのが「好き」という気持ちさえあればいいのです!。
(※とはいえ、自分の所有している複数のPCで検証済ですが、MMDソフトの起動やその後の操作には比較的近年の平均的なマシンスペックは必要なようです。 ・・・orz )
私は当面は「MMD」の操作そのものが初体験なら、動画サイトへの投稿自体も初体験なので、まだまだ手探りの「手習い」を繰り返したいと思います。
それだけでも、あの動画サイトで有名なキャラクターが、自分ちのPCで動いて、躍り出して、歌っている姿は、正直「感動もの」なのですから。
なぜなら、アニメ化でもされない限り、自分が描いてきた漫画には「読者に脳内補完してもらうしか」、連続した動きや『音楽』というものが誌面からは出ないからからです。
アニメ化とかされた漫画に対する羨望は、原作が大ヒットしたからという事実以上に「音楽や声優さんの演技がつくのか。いいなぁ・・・。」という直接的で単純な羨望なのです。
(もっとも、その読者に委ねることの出来る「余地があるからこその魅力」が原作漫画にはあるわけですけどね。読者がそれぞれ読み手にとっての理想とする声優や作曲家をイメージして読み進められるのも「漫画誌面」ならではのじつは永遠の『強み』であるわけです。これは「小説」がそうであるように、決してパッケージとして完成した「アニメ」や「映画」が必ずしも原作の上に立つことが出来るわけではない「魅力のあり方の違い」です。)
だけど!、やはり『動画』は、『音楽』は、『歌』は、魅力に満ちあふれていますよねっ。
「こんなこと、やっちゃってます///」って、ご紹介するのも半年か1年くらい早すぎたな、と反省しつつも。
まぁ、手習いだってなんだって楽しいのだからしょうがないからねぇ(笑)。
それに、ひとつの望み。
いつか「自分のキャラを(ユーザーモデル化して)動かしてやろう」という「野望」があることにはあるので、合わせて、そちらの方も勉強を始めてしまいましたッ。
さてさて、
明日以降も、その後に投稿した「手習い中」ファイルの紹介が続きます♪
では、また!。
by PINKNUT_INC | 2012-04-11 10:16