それだけはイヤだから 2

都条例「非実在青少年」規制問題について。
 
今日、3/19(金)の都議会で決議されるようですね。
 
こういう、流れが昨日までにはありました。

◆漫画家のちばてつやさんら、都青少年健全育成条例改正案に反対する意見を表明 2010年3月16日

◆都の漫画・アニメ規制案 出版4団体が緊急反対表明 2010年3月17日

◆漫画の性描写、都規制案 結論先送りの方向 2010年3月17日

 
で、文士の方々も以下のように表明。
 
◆日本ペンクラブ:児童ポルノ規制の都条例改正案に反対声明 2010年3月18日

今般の経緯を都議会採決前に、一応、まとめている感じなのが、これ ↓

◆都青少年健全育成条例:改正案 漫画、ゲームなど性描写の規制強化 2010年3月18日毎日新聞 2010年3月18日 東京朝刊

※日時は、報道時点の日時で、実際の出来事は大体その前日の出来事。それが翌日に報道されている感じ。
 
~ちなみに、こちら関西の毎日新聞は、「都政」のことなので、まったく、一切、新聞報道していない。関西のこういう問題に対する「報道機関的認識民度」の低さには呆れかえっている・・・。

・・・と思っていたら、なんてことだ。
橋下大阪府知事が!。私たち法規制反対派の真逆の論調で!。~「規制容認かも」みたいな
◆2次元児童ポルノ規制で橋下知事「大阪府も検討」 2010年3月19日
※産経新聞は、ことさら意図的に「2次元児童ポルノ規制」という言葉を使う。偏向しています。(ちばてつや先生を、誌面タイトルで呼び捨てにしたし。)・・・・・・。
                
あ、 ~産経の表現を流用しているネット・ニュースが、それまでの「非実在青少年規制法」というニュアンスをやめて、なんか急に『「2次元児童ポルノ」規制条例案』に呼称が変更されている所が増えている!。
他の所も、「性表現規制条例」とかという表現に切り替わった。
「非実在青少年規制法」というフレーズが、突然に立ち消え始めている。・・・あれ???。
                        
どうした?、マスコミ?。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(涙)。
 
ともかく、大阪府知事様。
 
「都から問題提起を受けた/表現の自由も絶対的でない。(by 橋下府知事)」

関西に住んでいる者として情けない・・・。(神戸っ子です。私は。)

あ、でも、橋下府知事は関西人じゃないんだ!。
 
経歴を拝見しますと「東京都渋谷区のご出身」でした。~(いい意味の、ネイティブな)関西人気質の立場ではないんだ。 
 
上方文化とか、関西人気質を分かっていない。
 
東京に出た作家も、かつては漫画の神様、手塚治虫先生も、関西出身、関西の風土に育てられた人です。
関西から(現在に至るまで)数多くの才能が、東京に討って出て「漫画文化」を大きく花開かせていったものです。関西(大阪も)は、自由な思想・文化の(じつは発祥としての)聖地のひとつでもあるのに。
(「戦前」の検閲思想や、体制に戻そうというのか。)
そもそも文化とは、誕生から成熟まで、清濁を併せ持つ、懐の深いものだ。
 
(「京都アニメーション」のある京都の知事はなんて言うのだろうか?。) 
 
なのに・・・。
(都政のご乱心は、心ある地方は無視するべきなのに。少なくとも様子を見るべきで・・・。) 
 
東京都政の提灯持ちをやるのか・・・。関西で。orz
 
そもそも、東京に一極集中している「出版社」や「関連企業」の現状では、東京都以外の地方の条例は実は通りやすい。
 
現に、地方自治体レベルでの「(漫画などの)有害図書指定」には他県~全国とのバランスも整合性も一切ない。
 
整合性はないのだが、首を傾げるような「有害図書指定」が各地にある。
(古くは、手塚治虫先生の『やけっぱちのマリア』)
 
しかも、今般の『(偏向した内容の)都条例案』に「のる」ような発言の「一番槍」が、関西~大阪の知事から出たのは、「規制反対の立場」の私からは嘆きの溜息しか出ない。
      
一歩も譲る気はないけれど、まぁ、「検討する」のなら、「検討してみます」という、その言葉だけでいいでしょう。
 
そこに「表現の自由も絶対的ではない」というような、すでに「憲法違反な発言」を付け加えるのは、弁護士であり、法律家でもある方の仰る事ではないように思う。

皆さん。「聖地」は日本全国にある。日本文化・漫画、アニメ、キャラクターを愛する人たちは、地元もしっかり見ておかないといけないようです。

【引用文をひとつ】 
"悪書追放運動自体は戦後独特の現象ではなく、明治中期の新聞には「近年の子供は、夏目漱石などの小説ばかりを読んで漢文を読まない。これは子供の危機である。」という記事が載り、これによって悪書である小説へのバッシングが発生したりしていた。"(~Wikipedia から)
   

 
どうなる。
 
近代国家が「表現の自由の圧殺/文化の弾圧」を是とするのか、少しは配慮するポーズ(あくまでも「継続審議」という名のポーズだろう)くらい見せるのか。

それとも、これだけの規制反対派の意見(ほんの一部を紹介したに過ぎない)を、都議会が衆目の中で無視するのか。
    
海外の会議で、「クロマグロの規制」は見送られたが、「クロマグロの規制」、「捕鯨問題」は外国の"日本潰し"。(現実には、「中国」が規制反対する、水面下での影響力の方こそまざまざと見せつけられた感じ。)
今回の「日本文化(漫画、アニメ)の圧殺」は、これも直接の発端のひとつはじつは"外圧"によるものだ。それなのに、"日本潰し"にのっている日本人がいる~その人たちは"日本潰し"だと気が付いていない~。(そこが、ほとんど今般のマスメディアでは報道されていない。)

※画像をクリックして下さい。大きなサイズになって、含蓄のある大事な文章が読めます。
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(作者の漫画家うめ先生が、このイラストに関しては「無断転載可です」との事でしたので、お言葉に甘えて転載させていただきます。)漫画家うめ(小沢高広)先生のサイト
    
正義の反対は悪なんかじゃないんだ。 正義の反対は「また別の正義」なんだよ。(by 野原ひろし)

それでも結局、「大人の事情」や「パワーバランス」なんだ。
『正義』はいつも、なにかに利用されている。(何かの仮面を被っている。)

『正義』はとても狭い。
        
だから、「表現の自由」は、狭義な「正義」なんかよりも、もっと大事。もっと守らなきゃいけない。
               
ともあれ相手は「藪(やぶ)をつついた」。
ノンポリだった多くの人たちが、「自由の敵」が何なのか、あらためて記憶に刻んだ。

 
【ひとまず、リンクの追加】
◆漫画の性描写規制案を継続審議に 東京都議会委決定

いや、まだまだまだまだ、ずっ~と、永続的に安心出来ないんだって。
 
でも、有志が行動を起こさないと、こういうこと(「継続審議~」)につなげる事さえ出来ずに決まってしまっていた、とは言えるのでしょう。
 
諦めたら、ホントに、ダメにされてしまいますから。(永続的に逆監視は続けないとね。)
 
とはいえ、
 
こういう騒ぎに「駆りだされてしまった感」はあるのですよ。
陽動作戦にかかったような、ね。
 
(情報公開の建前があったにせよ)色々と簡単にネットで資料を見ることが出来たし。
 
結局、こちらも利用されているのかも?。とか。
(でも、議事録とか、「重いPDF」も、迂闊にさらされていただけかもしれません。ものによっては、なんかアクセス出来ないようになっている"議事録"や"公開すべきハズの資料"とかもあるようです。こういうのは市民が公開請求したら、包み隠さずに見せてくれるののでしょうか?。)
 
「簡単に手に入りすぎた」のか、「リークされた」のか、「相手があまりにも迂闊だった(だから、これからはアクセス手続きをややこしくするかもしれません。)」のか、いずれが真実なのかは、私などにはよく分かりません。
                    
民主国家においては、主権は国民です。数に頼るというのは、為政者のものではなく、国民の武器です。(だからって、マイノリティを無視して良いということでは絶対にない。若い人ほど投票には行きましょう。)
 
何かの圧力や、間違った思想がまかり通ろうとしたとき、 
 
だから、それでも尚、繋がって繋がって、皆さんの意見を集めることが、いちばん大きなチカラと防御になって、何かのアニメのセリフ(笑)。「屈服させるには高くつく相手だと認識させる」だけでいいんです。犠牲を払ってまで喧嘩をする必要はない。
 
その前に善良な市民の意思は示せます。
 
(・・・ははは。既に、へとへとになってますよ。~犠牲と言っちゃえば、市民にとっては余計なプラスαの労力。時間の浪費が、大きな犠牲だな。そこの所は疲れた。) 
       
普段はノンポリな、個々人の活動に戻らなきゃ。(ただ、いつでも背中で見ているぞ、と。必要な時は行動もするぞ、と。) 
 


なんにせよ、今後は、通常モードのブログに(まもなく)戻る予定。
                       
私は「表現の自由」を、これからも気楽に行使していく。
    
~関西では、3/17(水)から、早朝の帯放送で、毎朝、日本アニメーション「赤毛のアン」が再放送開始されている。
               
「あれ?、こんなデッサン力の絵だっけ・・・。ん?、この動画レベルは・・・。もっと、巧みだった記憶なのになぁ。」と思いながら見ている自分と、やっぱり感動したり、演出の良さ、セリフのユニークさに笑っている自分がいる。
  
輝いている。今、見直しても。(最近「こんにちわアン」てのがあったけど、こちらは、1979年版の方です。)

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成長したアンが、また好きだった。~始まったばかりの今は、とてもユニークな「おデコちゃんな、11歳の少女」ですが・・・。     

マイ・フェバリット。日本アニメとしても名作です。
(当時はアニメを見だした頃に、ルーシー・M・モンゴメリの原作も読んだ。「ハイジ」も、アニメを見てからスビリの原作を読んだものです。)
                        
・・・これから50話、ウイークデーに帯で見られる♪。(OP & ED、音楽がまたいいのよ♪♪。)                        
                                       
                 
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