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アニメ『アイドルマスター/XENOGLOSSIA(ゼノグラシア)』

アニメ『アイドルマスター/XENOGLOSSIA(ゼノグラシア)』

サンライズのテレビアニメ、2007年度、全26話。

「アイドルマスター」というのは、そういうアイドル育成ゲームみたいな原作がある。
だから、そのアニメ化なんだと思っていた。
マスメディアと女の子たちの青春ものだと・・・。

だから、あのゲームの「アイドルマスター」?と思って騙されて見ていると、
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タレント・オーディションみたいな導入部があるからその気になるし。
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実際、地方の各地からオーディションに合格した女の子達が上京してくる。
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ところが、「アイドル」(!)という名称の"人型メカ"が登場して、
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女の子達は、そのロボ・メカに乗り込む「マスター」要員だと判明。
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視聴者もヒロイン同様に騙される(笑)。そこへ敵メカも登場。
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なしくずし的に、メカバトル・イベント炸裂である。
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しかしながら、メカバトル以外には、「着ぐるみ芸人娘」が登場したり、
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ルーティーンなサービスで、女の子達の水着イベントの話数もある。
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なんとなく、女子学園ものや、コミカルな要素も多くて貪欲すぎる内容。
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お決まりの『巨乳』VS『貧乳(もしくは普通の乳)』イベントもある。
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「おっぱい」ネタを美少女アニメは避けて通ってはいけないのである(笑)。
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この話数以外にも、女の子達の入浴シーンや着替えシーンは多かった。

そんな、「狙い要素」見え見えの展開から、ずいぶんと脳天気なシナリオを予想するし、途中までのノリは当たらずとも遠からずな内容だったが・・・、ところが!、最終話に向けた後半の展開が、妙なテンションで盛り上がってくるのだ。
 
いつの間にか、かなり本格的な「熱血感動バトル・アニメ」に変質していって、あの名作(?)「トップをねらえ!」の最終話を彷彿とさせるようなクライマックス(感動編)になっていくのである。

最終話を見る前には、主要キャラの女の子たちが「わぁ、何人生き残ってくれるんだろうか・・・」というハラハラな展開になってくる。(敵キャラも含めて、最終話前には既に何人か死んじゃってるし・・・。)
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最終話のタイトルは意味深。
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劇中で登場人物たちによって語られる台詞に『最初のペンギン』というフレーズがある。それの意味する所を私は知らなかった。
「最初のペンギン( first penguin)」~ "不確実性の海へ"。
そういう、言葉があるそうなのである。
つまり「最初に(鳥なのに、空ではなく、よりリスクのある)海に飛び込んだペンギン」とは「勇気ある者」の例えという話。
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ヒロインたちは「最初のペンギン」だったのだ。
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最終話は、壮絶である。
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・・・・あ~、みんなが・・・。
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ネタばれになるから書けない。
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この娘のことも詳しくは語れない。
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
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ラストは、もう素直に泣ける人もいるかも。
(この感動の尺度は、見る人のコンディションや、テンションによって変化するから、さほど強引に「感動作品です」とは、私は言明はしません。)
 
ただ、好感は持った。
 
たまに、アニメの長尺のシリーズ作品によっては、エンディングを見た後「今までの私の視聴に浪費した時間を返して!」と言いたくなるような、とんでもない虚無感にとらわれる作品も稀に存在するのだが、本作品『アイドルマスター/XENOGLOSSIA(ゼノグラシア)』は、良い意味で、視聴者を何度も裏切ってくれる、妙な作品である。
 
ここに紹介した要素が、お好きな人なら、ご覧になられて損はないかと・・・。
(圧倒的に、熱烈な推奨をするわけでもないけれど、私は楽しみました♪。) 
            
アイドルマスター XENOGLOSSIA - OP1
    
↓ シリーズ後半、ストーリーの深刻な展開に合わせて、オープニング・アニメが変わる。         
アイドルマスター XENOGLOSSIA - OP2 

アイドルマスター XENOGLOSSIA - ED
                      

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