「タモリ倶楽部」っていいね♪
2017年 07月 12日
ネットで調べると、1982年(昭和57年)10月からの放送開始だと言うから、もう35年ほども続いているわけだ。
タモリさんが、35~6歳頃からスタートしたことになる。
2014年に終了した『笑っていいとも!』(森田一義アワー )よりも長寿番組となっている。
フットワークの軽い番組だから、見ていても気楽だ。
見ようと思って、待ち構えて見るのではなく、いつも「たまたま見てしまった」というのが自然な番組だ。
比較的、近年のナレーション画面のお姿。
まぁ、番組予算的には(尺もとってないし)低予算ではあるらしい。
どちらかと言うと、地方ロケより、東京内か、その近郊でのネタ探しが多い。
でも、いつもタモリさんは、とても自然体だ。
食事関連の取材回も多いね。
深夜番組上、飲める進行では、出される料理もそれなりの感じがままあるけど。
下の画像みたいな「焼きそば」なんて言う時は、
当時、金沢の方までの開業間際だった「北陸新幹線E7系」の取材回なんか、新幹線の仕上げ組み立てに、タモリさんたちが参加させてもらっていたものなぁ。
これは、取材を受ける側も「いい広報になる」くらいに思ってくれるのだろうね。
後年(2017年)の、別アプローチの取材回にて再会してたりするからね。
(後年のは、営業路線の「車内販売ロケ」、女性販売員との絡み&レクチャーがメインだった。)
番組的には、JRの取材も、私鉄の取材もあれこれと多かった。
複数回、この手の「鉄道マニア」的な回に、原田芳雄さんがゲスト出演を重ねていたのは意外だった。
俳優業で見せる顔とは、かなり違う原田芳雄さんが見られた。
年月を重ねても、マニアライクな場所で見せる表情には(こういう強面(こわもて)顔の渋い役者さんでも)屈託がないのが微笑ましい。
とにかく、取材テーマはニッチなものからメジャーなものまで垣根がない。
ただ、タモリさんがアンテナを立てているもの、興味の持てるものに、的はしつらえてある気はする。
ホビー好きな人間は、強いね。
東京から福岡まで帰省するのに、新幹線や特急ではなく「在来線のみ利用して帰る」という交通費を抑えた内容だったが、それゆえに、取材ビデオが関西の、しかも私が住んでいる神戸エリアの映像になると、(私にとって)見慣れた光景ばかりが写った。
JRの在来線から見上げる「明石海峡大橋」。
学校からの見学行事で行ってから、「プラネタリウム」にハマってね。
見学料も高いものではなかったから、プラネタリウム・イベントが変わるたびに見に行っていたな。
そうして、「タモリ倶楽部」と言えば、「空耳アワー」のコーナーである。
タモリさんは、プライベートなこと、とりわけご家族のことは見せないし語らないので、謎のままなのだけれど。
(いくつかの憶測記事や、伝聞はありますが。)
だからこそ、こんな感想を持つのは軽薄かもしれないが、最初期、マスメディアに(赤塚不二夫さんとの縁から)現れた時の、タレントとしての「きわもの感」から、にわかにグレードアップしていって、いつの間にか「メイン」になっている風格。
無茶苦茶はせずに稼いでいる感。
そして、やってることの中にホビー感もあったりすること。
タモリさんの他で、こういうポジションの人ってなかなかいないよ。
「人気があるから」、「稼いでいるから」という理由だけでは、テレビや映像の中の人に、私はさほど関心を持たない方なのだけど。
いや、単に住んでいる世界が違い過ぎるからピンと来ないわけで。
それに比べて、タモリさんは、なんか「羨ましい人」だなと思える。
趣味的に我々と近しい世界観に住んでいる所を、あれこれ見せてくれるからだ。
でも、やっぱ、超有名人で、とんでもなくリッチな人なんだよなぁ(笑)。
と同時に、きっと大変なご苦労もあった人生ではあるのだろう。
なんか、人ってそういうものだし。
by PINKNUT_INC | 2017-07-12 11:25 | テレビ