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キャリー・フィッシャーの他界


ちょっと、リアクションが遅れたが、キャリー・フィッシャーの突然の他界の報道には驚いた。

キャリー・フィッシャー(60歳)、12月27日他界。写真は「スターウォーズ/帝国の逆襲」撮影当事。
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キャリー・フィッシャーの母はハリウッドの往年のムービースター、デビー・レイノルズだというのも有名。↓
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近年の母娘二人のスナップショット。・・・娘の急逝がショックだったか、その母、デビー・レイノルズさん(84歳)までが、後を追うように、12月28日に突然体調を崩してそのまま他界されてしまった。
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国内に目を転じても、各界で活躍された(特にエンタメやクリエイティブ関係の)著名人、有名人の他界報道があった。
・・・もっとも、言ってしまえば、毎年がそういうことなのだけど。
 
市井の名も無き人たちだって、生きて、やがて去っていく。
 
ニュースにされるか、されないかの違いはあるものの、皆にそれぞれのドラマはある。
 
年の瀬に、なんとも寂しい知らせでございました。

・・・キャリー・フィッシャーさん、「スターウォーズ/エピソード8」の出演も決まっていたし(キャリーの娘、ビリー・キャサリン・ラードも「7」で若かりし頃のレイア役で共演していたとか。その、ビリー・ラードは「8」にも出演するとか)、映画の脚本は、今後どうするのでしょうか。

え?、次作の「スターウォーズ」キャリー・フィッシャーの出演分の撮影はすでに完了している、との話題もあったりする。
てことは、映画の中のレイア姫役は次作までに限っては、そのままなのかな。
 
撮影スケジュールって、案外早く進むものなのですね。
 
 

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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2016-12-30 09:10 | 映画 | Comments(0)

これじゃない感~T・レックス "ジュラシックパーク"

 
懐かしい写真が出てきたシリーズ。
(※最近の撮影ではないシリーズです。)

映画「ジュラシックパーク」シリーズは素晴らしい。そして凄い。
 
昨年公開の「ジュラシック・ワールド」まで、どれも"映像的脅威"に満ちている。
 
思えば、第1作目の1993年公開の物からして、未だに(今見ても)半端ないレベルのクォリティだもの。
もう20年以上前の映像作品になるが。ハリウッド凄いわ。

で、今になって見つけた写真がこちら。第2作目『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(1997年)の少し後に手に入れたアイテムだ。
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ティラノ・サウルスの1/12スケールという巨大なフィギュアだ。「モナカ構造」ではなく、最近の日本のPVC萌えフィギュアのように中身の詰まった素材なのでズッシリと重い。
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だが、1作目公開時にも発売されたフィギュアだったが、劇中どおりの彩色だった1作目と違って、ホビーの方は2作目で、とんでもない縞々彩色になっていた。これ、この当時やこれ以前までのU.S Toy のヴァリエーション作りによくあった安直な手法だ。
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そりゃあ、体表組織まで残っているTレックスの化石はないので、奴らがどんな「色」だったのかは想像するしかない。現存する生物で「ワニ」とか「コモドドラゴン」とかを参考にすると、普通は突飛な色彩は連想しないのだが。「無理やりな色違い」で新製品扱いするのは止めて欲しかった(笑)。前作発売時通りのノーマル塗装で再販しました、ということだけで十分に購買層はあったと思うのだが。
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そう。下の「ホビージャパン誌」でのレビュー、改造作例みたいなのが、映画に登場したTレックスに順じていて納得できる。
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ジュラシックパークにおける恐竜デザインで、本当に「恐竜のイメージ」が決定付けられたね。
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それにつけても、私が昔に入手したときの「Tレックス」彩色のガッカリ感はホントにひどかった。(1作目の時は買いそびれたのだ。数量的にも限定販売だったと思う。)
 
そりゃ当時、映画2作目公開記念時に買うときに、前もって「・・・ありゃ、今回の色は・・・。」くらい分かっていた。
 
チャンスがあれば「HJ誌」の作例を手本に自分で塗り直すつもりだったけど。
こういうデカブツはよほど気分が向かないと、再塗装とかなかなかに敷居が高い。
手をつけ損ねているうちに、塗り直すこともなくなってしまった。
 
そうしてもうひとつ。
これも入手する前にどんな大きさか想像はついていたことだが(笑)。
「やっぱりデカ過ぎてジャマ」になってしまうのが日本の住宅事情の悲哀なのである。
 
うかうかっと(むやみに置き場所をとるものを)手に入れたくなってしまう浅はかさは、後の後悔となる(笑)。
 
このシリーズは、T・レックスのほかに、やはりデカい"プラキオザウルス"とかもリリースされていたが、結局買ったもののチャチなショーケースには入らず、むき出しで飾っていたら、ハウスダストはかぶるわ、室内灯でも褪色するわで、コレクション的値打ちが下がったり、いつしか手放したり、処分しちゃった人もいるのじゃなかろうか。
 
なんだかんだと言って、私の手元にももう上の写真の物はない。
 
アメToyスケールのものは維持しにくいんだよなぁ。
大きさが魅力なんだけど。
     
結局ねぇ、邸宅と大きな車庫を持った富豪の愛車自慢とは次元が違えど、トイ・ホビーでさえ、コレクションが大物になったり、大量になったりすると、6畳間の書斎ぐらいまでは「わが城の限界」、「4.5畳が自由空間のMAX」という庶民事情だと、飾ることさえ"きつい"のである。
 
ましてや、家人の理解がなかったり、書斎さえないお父さんにはコレクターなんて無理な話なんだよね。
 
どのジャンルのコレクションでも同じだよ。
維持する空間~スペースが必要だから。(「箱入り」にして、飾れない倉庫保管だとしても。)
 
この辺はまだ、欧米の子供部屋をちゃんとあてがわれている坊ちゃんたちの方が恵まれているかも。
"ようつべ"なんかでスターウォーズToy のコレクション自慢やレビューをしている子供たちの動画の方が、よほど日本のお父さんたちより恵まれた空間を持っている。
部屋の中、整然と大量のオモチャが飾られているし、気候風土のせいか、あの飾り方でも、ホコリとか室内に無いのかもね。
まず、なにより"地震の無い地域"があちらさんは多い。
これが羨ましい。
大量のアクションフィギュア、ストームトルーパーやクローントルーパーを、それこそ何百体も整列させて飾っていても倒れないようだからね。
 
恵まれているなぁ。   
      
 



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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2015-11-17 05:01 | フィギュア | Comments(0)

Small Arms ~みんな鉄砲とか好きだった その3♪


トイホビーやミリタリーの「ちょこッと話」になると止まんないなぁ、私。
 
まぁ、アニメ「ルパン三世」のワルサーP38や、劇画「ゴルゴ13」のM16なんかに印象付けられたクチでね。
(西部劇のピーメ"ピースメーカー"とかには、あまりハマらなかったな。ハリウッド西部劇やマカロニウェスタンは好きだったけど。)

言ってみれば、ま、その程度の浅いミーハーっぷりでね。Toyに関しても知識としてのウェポンに対しても浅いです。
 
だから、Toyも本当の意味での黎明期や古参のファンが知っている日本の"モデルガン今昔"に関しては、語れるような知識は何も持っていないんですよ。
 
私が知っているのはLS(エルエス)のプラスチック・キット。~ポンプ式トイガンだったかな。
"BB弾"の黎明期。"つづみ弾"のちょっとあとの時代くらいから。

LSのM16A1キットを昔作ったんだけどな。古すぎてwebで今、画像も拾えないわ。
よく出来たトイだったけど、薄くて軽いプラスチック製だから、完成して手に保持してもギシギシと音の鳴る作りでした。
 
なんとかwebで出てきたのがM16系のオプション・キットのこれ。"M203グレネードランチャー"。これも作った。
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M203は、M16系に装備させたら、映画「プレデター」でシュワちゃんが手にしていた、このライフルのスタイルになるんだけどね。
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LSのは、作りが華奢だっただけに、とっくの昔にすぐに壊れて廃棄しましたけどね。
 
LSの銃器系ホビーは他にも、まだ映画で流行り出す前の「ベレッタ92F」「CZ75」「AKカラシニコフ」「UZIウージー」「ワルサーP38」等々、比較的に安価だったから色々と作ったなぁ。
飾っておくっていうほどの代物でもないし、いじっていたらほどなく壊れましたけどね。いつしかどれも全部(笑)。
でも1/1スケールサイズの鉄砲っていうのが、「こんな感じか(大きさとか)」というのが分かっただけでも楽しかった。
質感や重量感ではペラッペラなわけだったけど。
 
でもアクション映画も見るし、漫画とかプロデビュー前から描いたりしていると、実銃への知識欲もあったりね。
こういうものに何の関心もない人よりは、インターネットもない時代、主に書籍とかの専門誌、テレビのノンフィクションやフィクションもふくめた映像にもアンテナ立てていた。
 
昔、神戸の三宮にもMGC ボンドショップがあって、ここは店頭の商品を眺めるだけでも独特の空気感があった。
時代の雰囲気に圧(お)されて、そのMGCが解散したときは寂しかったね。なんだかんだと言っても、日本の映画界にも娯楽作品に協力していた老舗だったし・・・。
(※その業務、技術、人材は、一部の金型を別会社が買い取ったり、ブランドを変えて別会社を興したり、同業者に吸収されたりと、色々な引継ぎはあったようではあるが。)
 
こちとらの銃器に関する知識やイメージってのは、「月刊Gun」誌や「コンバットマガジン」誌で写真家のイチローナガタ氏がアメリカからレポートすることを「なるほど、そういうものか。」と教本のように感服していた。その辺が限界。
 
海外ツアーで、観光地での「お遊び」としてのレンジ射撃(たいていは弾薬量もセーブした観光客仕様のものだったりもするらしいけど)を体験する、とかもやったことないしね。旅行自体に極度の出不精だったから、私は(笑)。
これも昔の話で、カラシニコフの実弾射撃を海外ツアーで体験したという知人がいて、同氏が言うには「あんな反動がきつくて、肩が痛くなるもの、もう懲り懲り・・・」とかの感想でしたが。
 
今は動画や画像を見るだけならネットが便利だもんね。 

以下はウェブで拾った画像をどんどんテキトーに貼っていきます。
ハリウッド映画の洗礼のせいで、米軍装備への関心がやはり自然と多いかな。

米軍のM16A2ですね。
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これはM16A2に"M203グレネードランチャー"を装着したもの。
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これがM4A1にレイルシステムを換装している姿。
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ダットサイトと言えばタスコのプロポイントというのがすぐに思いついていた時代と違って、今はEOTech(イオテック)ってメーカーのが鬼流行りしている(ようだ)。
ダットサイトに3倍~4倍率くらいのブースター(レンズスコープ)を併せるのがトレンドらしい。

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なんと言うか、レイルシステムで色々なオプションを装備できるからと言って、こうなると華やかだねぇ。↓パーツがタン・カラーになっているのは、使用する土地柄~乾燥地帯や荒地が戦場だと「黒」よりこっちの方が目立たないらしい。現状でも胴体色まで塗り替えている米軍の画像はよく見るけど。

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これがM4をH&K社が改修するとこうなったと言う「HK416」↓ 。マッシブだね。(あぁ、マガジンがシースルーになっていて残弾が見えるんだ。) 個人的には「ハンドガードリング」を排除してフロントとフレーム本体をガッッチリ直付けしたスタイルが、「ああ、もうM16やM4じゃなくて普通のライフルスタイルなんだね。」という感じがするかな。
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そして近年、物議もあった「XM8」(H&K社)というこの銃。米軍の次期主力小銃候補との話もチラホラあって、トライアルもされていたようだが、採用は立ち消えになったかな?。スタイルがSFガン・チックだね。動画の射撃シーン見てたら、従来のアサルトライフルと同様な"けたたましい"音と獰猛さがあったけど。スタイルの1点だけでも好みが別れるかな。私は好きじゃない(笑)。(良くない意味での)SF映画のプロップみたいだ。↓
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こちらは日本の自衛隊の89式ライフル。↓現行正式。スタイル的にはベルギーのFNCっぽい。G3系やSIGっぽくもあるかな。そろそろ次期小銃の話なんかもあるのだろうか?。
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新しいモデルで言えば「TAR-21」IWI社(イスラエル)のブルパップ式小銃(弾倉が引き金の後方にある)が、なんか気になる私です。↓
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近未来的なフォルムという意味では、ひとつ上の「XM8」よりは感じがいいと個人的には思う、「TAR-21」は
 
ブルパップ式と言えば、オーストリア軍現行正式で斬新なスタイルの"ステアーライフル"が思い浮かぶ。

映画「ニキータ」で使われていたこれ。(第1作目「ダイハード」にも「ハーレーダビッドソン&マルボロマン」にも印象的に登場してた。)
「ニキータ」はリュック・ベッソン監督のスタイリッシュなフランス映画だった。ヒロインが暗殺の"卒業試験"に使うハーフシルバーの「デザートイーグル」も際立っていた。
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AUGは、現在のオーストリア軍では、さらにスタイルも進化しているようだ。(レイルシステムをやはり採用している。)
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「Steyr AUG」のヴァージョンは多様化していて、他にも色々なスタイルが登場しているらしいが、こいつはブルパップ式でキャリアを積んでいるし、先進的に登場したものの中のひとつとしては、性能も安定していて優秀なものらしい。じつは「ステアーライフル」は好きだったりする、私。
 
不謹慎だが、こういうものを見ていてワクワクしてくるのが男の子なのである。
(まったく興味のない人も当然いらっしゃいますが。) 

分からなきゃわかんないで、まったくなにも問題のない世界でもある。

国際的にも、この日本は「刀狩り」というか、「銃器」「武器」の一般人の所持を許さず、市民を守るために徹底的にコントロールできている国だ。
裏社会の事情はまったく知らないけど、基本的には極めて安全なお国柄だ。
これは大切なことである。
(知らないだけで、じつは危険と背中合わせなのが現実かもしれないけど。おや、だれか来たようだ ry )

映画やドラマ、漫画やアニメのドンパチを、無邪気に楽しめるのも、時代劇の剣劇が様式美化されていて、「娯楽」であることが大前提なのも、日本の社会が"おおむね安全"だからだ。
 
ステアーAUGは、「ダイハード/1作目」で敵役のカールことアレクサンダー・ゴドノフが使用していた。
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ステアーAUGの新しいタイプは、「ダイハード/ラストデイ」で、テロリストたちが使用していた。
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なぜだか、ダイハードシリーズではステアーAUGは、敵役が使うことになってる。
 

なんか「もの書き」としてドラマや漫画を描くときに、一定の豆知識は必要なんだけど。
 
「考証」ごとは大事である。
 
「もの書き」は「(少しばかりは説得力のある)雑学」くらいは持っていないとダメなのだ。
多少ホラが混じっていても、説得力があって、作品が面白くなるならそういうのも許容範囲内では「アリ」だ。
リアリティと言っても、所詮は「想像力」のチカラによる。
むしろ、何かのジャンルに「権威的な専門知識」を持っていたり、それなりに造詣が深いと、まぁ書き手としての武器にはなることがある。
あと、想像力と妄想力ね。
 
ラブコメや学園モノを描く時でさえ、変化球でアプローチするなら「戦車オタク」、「ミリタリーオタク」ってのもチカラになるので、雑学も芸のうち。
「芸は身を助ける」局面がある。
「戦車道」が銘打たれた漫画・アニメの登場には目からうろこの思いだったよ。
 
こういうのは、先日にも述べたことだけど、鑑賞する立場としても「少し知っている方が、無関心よりは楽しめる」という程度のものである。
私の知識なんざ、どの方面に関しても非常に浅くて、いい加減だったりするが。
それでも、ちょっぴりのティテールを齧っていれば楽しめることもある。

ドンパチのことに限らないのだ。
 
「潜水艦」のすごい緻密でリアルな描写とか、「鷹狩り」で鷹匠がどんなことをするかとか、あんなことから、こんなことまで、取材や考証のしっかりしたものを見せられることは「感心ひとしきり」なのが人間の知識欲ってものでもある。 
 
また言うが、無駄のための無駄もあるが、「知識ごと」は、なんにかかわらず"からきし無駄"ということもない。
 
そしてこうしたものに、なんかチラリとツールとしての栄枯盛衰も感じる。
 
映画なんかのエンタメが時代にも敏感な分、その時々の新進気鋭やスタンダード・ツールの活躍は"映像作品"に刻み込まれるが、それはとりもなおさず"時代と共に役目を終えると"去り行く老兵のように現実世界では消えていく。
 
そのサイクルが近年、"Small Arms"の世界でも短い気がする。





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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2015-11-12 23:10 | モデルガン | Comments(2)

Small Arms ~みんな鉄砲とか好きだった その2♪

 
懐かしい写真が出てきたシリーズ。
(※最近の撮影ではないシリーズです。)

映画「ロボコップ3」公開時に発売されていたアイテム。(当時の商標許諾品。)
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私はAFV(Armored Fighting Vehicle)も好きだが、映画とかに登場する銃器のアクションシーンが好きなのです。
 
その名は、"Small Arms"(小火器)。
 
これは武器(兵器)が、戦車や戦闘機にミサイルといった"でかいモノ"に対しての、人間一人や二人で携帯・運搬出来るようなモノをして「小火器」としたのだろう。
拳銃やライフル、せいぜいバズーカや携帯用ミサイルランチャーくらいまで。
 
これSF映画やドラマの世界でも、アクションものではよく活躍する。
 
ウルトラマンの科特隊が撃っていたレーザーガンなんか子供の頃からおなじみ。
ま、光線銃の類はロマンだが、弾薬を使う銃器の方は「火薬と硝煙の怖さと迫力」がある。
 
娯楽としてのアクション映画においても、荒唐無稽な武器(完全に架空のモノ)から、かなりリアルな創造物(カスタムとか)、もしくは実物が当時の現代社会に存在した「銃器」が活躍していた。
"Small Arms"は怪獣や宇宙怪人とか相手にするのでなければ、露骨な対人兵器なので、「道具」でしかないのだが、禍々しいイメージもありつつの、役どころによっては"ピースメーカー"としての象徴にもなり得たりした。
 
で、出てきた写真が、ある意味"無邪気"でもあり、ロボット警官の武器として"おおいにカッコ良かった"「オート9(ナイン)」である。
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これ日本のトイホビー界でも、何回も各メーカーでモデルアップされた。
最初はMGC社製だったかな。セミオート・オンリーだった。

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画像は「マルゼン製 オート9 フィクスド」タイプである。昔のスライド固定式。↑
こちらは映画「ロボコップ」の第1作目で、射撃レンジでのオート9お披露目シーン。↓

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分かる人には有名だが、元の銃は「ベレッタ社 M93R」というモデルがベースになっていて、劇中のプロップ・ガンは、元銃に長くてでかいコンペセイターを取り付けたようになっている。
3点バーストする発射機構は実銃も同様だった。(ロボコップ劇中での破壊力表現は、とんでもなくオーバーだったけど。)
※これ、後日に日本のトイメーカーが、「オート9」を劇中どおりに、3点バーストやフルオートでBB弾射出させたり、中にはブローバックさせるモデルまで作ったのには感心した。
もっともトイガンの方は、撃ち出すのは6mmの軽いプラスチックBB弾だから、10mほどしか直進しなかったと思うが。パワー規制があるからね。(こんなアイテムも、うやむやのうちに処分しちゃったなぁ。)
 
なんにせよ、この手のアクション映画とかでは、監督の嗜好や銃器へのマニアック度がモロに反映されるケースが多くて、それが演出上も「迫力」に繋がっている。
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ジェイムス・キャメロン監督の「エイリアン2」には、SFにおけるステージ・ガンながら、現実にも存在しそうな(あるいは近未来に似たようなモデルが出来そうな)説得力のある"Small Arms"が何種類も登場していた。画像はそのひとつ、『パルスライフル』↑。弾丸のほかに小口径のグレネードショットも撃ち出す仕組みで、エイリアンやエイリアンクイーン相手に奮戦していた。
余談だが、この『パルスライフル』が、電動ガンとしてモデルアップされ、18禁トイとして今売られているのには驚いた。
昔から何度も「なんちゃってパルスライフル」のガワだけガレージキットで出たり、なんか企画があってはポシャっていたアイテムだったが・・・。マニアックなメーカーが執念で作っちゃうんだねぇ。
 
さて、
 
リアルガンも映画のテーマ性を反映して、そのまま劇中に登場しているケースの方がむしろ多い。

公開当時、「プラトーン現象」みたいな造語も作られたオリバー・ストーン監督の映画。
トム・ベレンジャー扮する"バーンズ軍曹"のキャラクターは強烈だった。あの映画では下士官クラスがM16系のシューティーを使用していた。(一般兵士はフルサイズのM16を使っていた。)
型番的には画像のこのモデルはM16A1の"M653"という名称となる。
 
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「プラトーン」(ベトナム戦争を描写)公開と同じ1986年には、クリント・イーストウッド主演の「ハートブレイク・リッジ」という映画も公開された。こちらはグレナダ侵攻が映画終盤の舞台となっていた。鬼教官役で新米兵士をイーストウッドが鍛えていた。画像はフルサイズのM16A1。型番的には画像のは多分M603
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これがずっと後年、TVドラマシリーズの『24 -TWENTY FOUR-』が2001年以降に人気になった頃には、M16系M4系になっていて、シリーズ2あたりでジャック・バウアーもM4A1 R.I.S(Rail Interface System)を使ったりしていた。『24』ではM4はよく活躍している。
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M4系のレイルシステムには先述の「R.I.S」「R.A.S(Rail Attachment System)」があって後者が改良版。映像などでのパッと見ではどちらかよく分からない(レイルのナンバリングの昇降順がひとつの目安らしいが・・・)。第3世代の「URXシリーズ」になるとモノの見た目が既に違うので良く分かる(らしい)。
 
さらに後年、米軍のM4シリーズをブラッシュアップしたモデルが映画「ターミネーター4」でも登場していた「HK416」となる。
この画像では分かりづらいが、フレイムにフロント部分がガッチリ直結していて、フレイムはM16・M4系なのに、なんか別の機種みたいなマッチョなスタイルになっている。(個人的にはM16系・M4系までのハンドガードリングのある"くびれ"スタイルが好き・・・。耐久性での弱みらしいけど。)
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「HK416」に関してはどういう経緯でだか、アメリカ陸軍が、ドイツのH&K社にM4カービンの改修を依頼開発したのだとか。
米国コルト社は何してたんだろう。
 

まぁ、軍の正式採用銃は各国のモデルをトライアルして選んだりもするし、自国のオリジナルなものにこだわるばかりでなく、ツールとしての必要性と優位性が肝要みたい。~軍事的機密部分とか必要なケースはまた別枠なんだろうね。
銃器なんかは、戦闘機や潜水艦の装備・性能なんかに比べたら隠すものはあんまりないのかな。
(使用する弾薬とかの事情や開発のほうがポイントになるような気がする。)
 
そういう事と、「国防」、「パテント」とかのバランスはどう解釈されてるのだろうか。(国と国との約束事もそうだし、ビジネスなればこそ会社、企業へのコントロールってどれくらいシビアか、はたまたユルユルなんだろうか。)
 
軍事関係は巨額なマネーが動く商売の世界でもあるわけだから。内情は奇々怪々な、ドロドロしたようなものがある気がする。きっと(笑)。


そういや「M16系」や「M4系」の開発製造元というだけにとどまらず、アメリカの開拓史時代からの盟主であった、その「コルト社(Colt Firearms)」が倒産したとか。
 
あれま。

今回の記事は、じつはこのニュースがなんかショックで書いたようなもの。
(コルト社倒産のニュースは今年の6月頃に話題になっていた。)
 
武器会社の興亡に何をショックに思うか、とか言うなかれ。
「西部劇」映画やドラマの時代から「コルト」って名前には馴染み過ぎている。
そんな会社も時代と経営を読み違えると「潰れる」ご時勢なんだねぇ。
 
まぁ、身売りしてでも事業の継続を模索中らしいが・・・。
 
武器の製造や改修開発は、他国の武器メーカーが引き継いだり出来るグローバル性が、逆になんか不思議な感じだし、ホント、どの業界も迂闊なことはやってられないんだなぁ。
すると、現行のM4シリーズとか今後どうなるんだろうか?とか思っていたら、それはベルギーのFN社がアメリカ陸軍への納入の引継ぎをやる、というか、そっちに仕事を持っていかれたのが「コルト社」のダメージになったらしい。
 
え、コルト社が開発した武器なのに、ベルギー製で今後は作られるってこと?。
それってどうなの?。(FN社はメーカーとしてかなり優秀なのは確かなのだが。)

ちなみにM4シリーズには、他にもナイツアーマメント(Knight's Armament Co.)社ってのが深く関わっていて、「レイルシステム」はこの会社の開発したもの。
このナイツ社の創業者がM16ライフルを開発したユージン・ストーナー氏の愛弟子(C・リード・ナイトJr)であったとか。
「レイルシステム」には、ピカティニー・レール(Picatinny rail)規格というものがあって・・・、このシステム自体が優れものなので、今や色々な銃器にまでこのシステムは汎用装備されつつある。
 
米軍の"M4カービン~R.I.S or R.A.S"っていうのはコレ。Webにあった壁紙を拝借♪
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M16系シリーズのライフル、カービンが好きな私は、この"M4"もお気に入り。ただ、映画製作者はより新しい物好きなのか、「ダイハード4.0」、「ダイハード ラストデイ」とかでは、H&K G36とか(これはまだ分かる)、DSA SA58、だの FN SCAR とか、私にはまだ分かっていないような新鋭を主人公使用銃として登場させている。映画でもFN社推しである(笑)。M4カービンが既にモブ的扱いで悲しい。

 
えっと、説明してたらキリがないので切り上げるが。
 
つまりは、"使える代物"に仕上げていくには、どこか1社だけで何もかもを独占していられる時代ではないのだ。

なんか複雑だねぇ。 

 
たまたまハリウッド映画の話題から入った記事なので、当然のようにアメリカの武器事情の話がメインになったけど、昔で言う西側諸国に対しての東側のAK(カラシニコフ)の事とか、イスラエルのIMI社の事とか、先述のFN社、H&K、ベレッタ、etc. ~映画やドラマによく登場する各国の"Small Arms"を語ると尽きないよね。
(コルト社は屋台骨が大変そうだけど、ライバルのS&W社は元気なのかな?。)
 
それでも、しばらく目を離していたら、そういう業界のラインナップもなんかガラリと様相が変化してて、置いていかれちゃうんだよなぁ。
 
こんなこともいわゆるひとつの「考証」ごとなので、知らないより付け焼刃でもちょっぴりは知っていた方が、アクション映画やドラマの鑑賞者としては楽しめる要素のひとつにはなるかもしれない。
 
映画の劇中における銃器の扱いなんかもそうだけど、たとえ「反戦」テーマに何か物語を作っても、ディテールの描写が変だとツッコミ入るからね。
銃器のことに限らず、例えば"日本刀"の持ち方とか所作、「あの握り方はヘン」とか、ごく基本的なことから突っ込まれていては恥ずかしい訳である。
 
無駄のための無駄もあるが、「知識ごと」は、なんにかかわらず"からきし無駄"ということもないのじゃなかろうか。




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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2015-11-11 00:28 | モデルガン | Comments(4)

モスゴジはアイドルでした♪


懐かしい写真が出てきたシリーズ。
(※最近の撮影ではないシリーズです。)
 
ゴジラと言えばモスゴジ。

M1号の『モスラ対ゴジラ』ver.のモスゴジ・キット。
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ウルトラマンへの憧憬は先日、チラリと触れたが。
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昭和の「特撮シンボル」は私にとって、モスゴジと初代キングギドラなのである。
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キットを組み立てた姿がこちら。(大きさは左棚のVHSテープと比べれば大体は・・・。)
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劇中では、着ぐるみスーツの"ほっぺたがプルプル"揺れてたモスゴジさん。
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名古屋城と四日市が蹂躙されてましたなぁ。

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「ヒール役ゴジラ」の絶頂期でもありました。三白眼が渋い。
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ハリウッドの「2014年GODZILLA」も良かったけれど。
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この、着ぐるみ感の造形のまま、CGゴジラであんな風に動いたら、やっぱ合わないのかな?。とても見てはみたいのだけど。
 
どこかチャーミングなモスゴジ。
そこはやっぱり、"怖さとカッコ良さ"が優先だとして、そんなゴジラを日本テイストでのCGでヌルヌル動かすならば、造型師"酒井ゆうじ"さんの『ミレニアム雛形ゴジラ』を動かすのが大正解なのだとは思うのですが。
あのデザインは大好きです。

『ミレニ雛形ゴジラ』ってのはこれ。写真はプライズ品(廉価ソフビ版)を改造完成させたもの。
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酒井ゆうじマエストロの元のレジンキット版の造型は、もっとシャープで凄まじい。

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ハリウッドGODZILLAの新作は製作決定してるし、日本でもまた新作ゴジラが作られるようなんですが、デザインがどうなるか、ストーリーがどうなるのか、期待と等価以上に不安がよぎるのはなぜなんでしょう。
 
ハリウッド製のキングギドラが次作で本当に登場するのなら、そっちはものすごく関心高いのですが。 
 
でも、キングギドラも"東洋の龍テイスト"というか、ドラゴンではない獅子舞的な顔立ちの風情の方こそ好きだから、そこんところをハリウッドがいじるとなるとそれもやっぱり不安なのよね。
 
それでも、絶えずに「怪獣」が復活し、活躍してくれるのは楽しみは楽しみではあるかなぁ(笑)。  
 
 

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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2015-11-02 22:23 | ガレージキット | Comments(2)

ウエスタンアームズ社 「ヤティマチック(JATIMATIC)」~みんな鉄砲とか好きだった♪


懐かしい画像が出てきた。
 
今はもう手放してしまって、手元にはないものだ。
この手の「趣味」からは実はだいぶ以前に足を洗って(コレクションする事からは)卒業してしまった。
 
いつか「ドンパチ・アクション漫画」を描きたくて、参考資料にとトイホビーとしてのモデルガン(もしくはエアーソフトガン)を収集していた時期が、1985年~1990年台前半頃までにあったのだ。
 
ハリウッド映画で"銃器アクションもの"というか、それこそ「プラトーン」辺りから始まり、「ダイハード」や「リーサルウェポン」とかが大ヒットしていた。
映像の派手さやプロップ銃器(ステージガン)の魅力に、男の子はハマったものだ。
 
タモリさんが言っていた『本物の戦争はイヤだけど、男子は遺伝子レベルで"戦争ごっこ"とか「ごっこ遊び」は大好きなんです。』という名言。
 
プラモデルでも「タミヤの戦車模型」は作り倒したし、「戦艦大和」、「戦艦長門」とかの艦船モデルも子供の頃に組み立てた。
(今だって、こうした模型作りは好きだ。)
男子は「武器」って好きなんである。RPGやファンタジー系のゲームでも「剣」はロマンだしなぁ。
 
さて、
 
今般、見つけた昔のコレクションからの写真は、映画「コブラ」シルベスタ・スタローン主演(1986年)に登場した、主人公の刑事の愛銃である。
「ヤティマチック」という、実に当時としてもマイナーなSMG(サブマシンガン)だった。
 
実銃モデルがありフィンランド製。
・・・なんかホントにマイナーだ。
ハリウッド映画では「若き勇者たち」に敵将校が使っていたのが初お目見えだったように記憶しているが、映画「コブラ」の方では、スタローンが、ステージガン用のカスタムスコープ(映画ではレーザーサイト仕様)姿なるものを使っていた。
あれは明らかに1984年に大ヒットした第1作目「ターミネーター」に登場したシュワちゃん使用のハードボーラーに乗ッかてたレーザースコープをバリバリ意識してたよね。
 
でもカッコ良かった。

これはWA(ウエスタンアームズ社)が、ガスと電動のハイブリッドでBB弾を連射するエアーソフトガンを映画公開後しばらく経ってから発売したもの。
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エアーソフトガンとしては、当時フルオート射撃出来る機構自体が新鮮な時代だったからなかなかに刺激的だった。(パワーはしれたものだったが。)
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映画の設定にもなかった「サイレンサー」や「折りたたみ式スケルトン・ストック」までオプション装備出来る、素敵なトイホビーだった。
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スコープはホビーで「レーザーサイト」はまだ無理な時代だったから、1.5倍率くらいの光学サイトだったけれど・・・。
(※ずっと後年には、トイホビー用にも実物レプリカの「ビームサイト」が普通に市販されちゃいましたけどね。)

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ナイスな奴である。・・・今でも、「このSMGが、なんか好き」というマニアが、ごく一部にはいらっしゃるのではないかしら。
 
 
あらためて画像だけ見ても、とても魅力的。
銃としての個性やスタイルにキャラクターがあるからだね。
(※例によって、わかんない人には全然理解されないわけだが。)
 
実銃としての性能やら操作性やらのマニアック判断材料は、まぁ、私なんかにとっては二の次で、「映画ファン」の立場からの嗜好で言えば、小道具としての「銃器」も、なんと言うか「怪獣映画」の"怪獣"のスタイルにこだわる目線と同じで、『カッコいい』か『カッコ良くないか』のどちらかしかないのだ。
 
と言うか、それに尽きる。
 
私は収集家としては「トイホビーの銃器」からは卒業してしまったが、当時の思い出は几帳面だったコレクター癖から、ま、かろうじて「写真撮影」はマメにしてたので、その残滓が手元には色々と残っている。
 
今後も機会があれば他のモデルも話題にしてみたい。
 
好きな「アクション映画」とリンクしている要素が多いからだ。

ぶっちゃけ、トイホビーとしての銃器趣味から離れてしまったのは、2006年に本格化した「遊戯銃規制」とか、それ以前から諸所の問題もあって、メーカーの自主規制やら、また「業界そのものの衰退」とかで、破綻するメーカーが多かったし、いっきにジャンルとして「エアーソフトガン」も「モデルガン」も立ち消えになってしまったからである。
 
「法規制」で業界が元気を無くせばあっという間にジャンルは消える。
 
全然、畑も性格も違うものだから、他のホビーやカルチャーと並べて語れるものではないけど、「法規制」や「自主規制」で業界が衰退するとかってのはそういうことだ。
どんなジャンルでも、それは起き得る。
 
ま、法規制がめんどいので、さっさとコレクションを処分してしまった私も私だが。
「表現の自由」とはまた違うので、これは仕方がない。
 
でも、今でも(ほぼ某社の一人勝ち状態だが)"電動ガン"とか"エアーコッキング・ガン"で、BB弾遊びのサバイバルゲームとかはやっているんだよね。
パワー規制の範囲内である限りの順法精神の下においては。

M4のR.I.S、R.A.Sあたりまではまだついていっていたが、最近の新世代銃器(実銃)の方は、分からなくなってるなぁ、私。
 
新世代の銃器の姿がカッコいいか、どうかというのは、なんか判断できていない私です。
 
アサルトライフルで言えばM16系からM4系、ハンドガンとかだとコルトガバメントとナショナルマッチ系、SMGなら今でもUZIやMP5が好きなんです。
映画のダーティハリーや、アニメの次元大介などに代表されるリボルバーのキャラクター性にも魅力があるしね。
 
こちらは、「レーザサイト」というのが拳銃に乗るスコープ型で映画で登場した「ターミネーター」1作目のモデル。
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シュワちゃんのこのモデルが、先ほどの「スタローン・コブラ版のヤティチック」に、まんまインスパイアされたのだ。元祖はこちら。
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映画にこれが登場したときは印象的でしたよね。(今見ると、スコープがレーザーサイトとしてはデカすぎ(笑)。昔の光学(レンズ)サイトの大きさですよ。)
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それでも、このモデルがトイホビー化するまで、映画公開から20年くらい経ってましたかね。トイには敷居が高かった機構だったから。(版権問題もあったろうし。)
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「新日本模型」(旧MGC)さんの発売した『ターミネータータイプ・ハードポーラー』は、「なんちゃってビームスコープ風のコブレッティ・ヤティWA製」と違って、赤いビームが出るタイプの作りになってましたから。オモチャも経年の技術革新ぶりは凄かったわ。こいつは迫力のブローバック・ガスガンだったし。(それとても、いまや「思い出の中のもの」になってしまいましたが。)
 
ちなみに「銃器」と「萌え」を掛け合わせて、「うぽって」とか「さばげぶっ!」とかの漫画やアニメもあるから、今でもファン層はあるようだし、細々と需要はあるんでしょうかね?。 

アニメ「さばげぶっ!」の馬鹿さ(ほめ言葉)は楽しめました(笑)。
(とーとつな「仁義なき戦い」の悪ノリになるエピーソードは馬鹿過ぎてヒドイ(あくまでもほめ言葉)。)




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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2015-10-28 01:30 | モデルガン | Comments(0)

「フィギュアの魅力」ディフォルメとリアリティ♪

私はフィギュアが大好きだ。

ここで言う「フィギュア」とは、
→ figure ~「人形、人型の小さな造形物」 のことで、たぶん"和製英語"のようなものだ。
 
別に人形でなくても、何らかの「縮小造形物」、模型的なものは「フィギュア」と言えると思うのだけど、海外では「アクション・フィギュア(Action Figure)」と綴って成立するのだろうし、
たとえば鉄道模型は英語だと「model railroad」であり、ジオラマなどの情景再現の建造物は「ストラクチャー (structure)」と言う。
みんな呼び名はそれぞれあるが・・・。

日本においては今や「フィギュア」は『人形』のことでいい。
 
(「ドール」doll とはまた性格が違うし、棲み分けがあるような、ないような感じである。)
 
※フィギュアスケート(figure skating)も「figure(原義 : 形、図形)」だが、ここでは語らない。(てか、関係ない。)
 
で、「フィギュア」も色々なジャンルが国内においてありますが、猛威を振るっているのは「美少女フィギュア」でしょう。
国産の男性のヒーローキャラとかもなくはない。(チョコエッグやチョコQの動物ものもあったよねぇ。)
 
シェアを握るのが男性購買層・ファンが圧倒的なので「美少女キャラ」ものが多彩ということになる。
(一方で、「特撮もの・怪獣、怪人、宇宙人」のファン層もかなりな勢力なのだが、今回そっちには触れない。)
 
「ドール」の方は、女性のファン層が中心なのかな。
ビスクドール(海外)からの流れで、国内はボークス社において派生発展した「ドルフィー」っていうの。
・・・あれ、ドルフィーのアニメ・キャラ系では男性ファンも多いようだが、これも今回は触れない。
 
前置きが長い。
 
「フィギュア」の話と言っても、これだけ多種多様なのです。
 
でも、ざっくり言って、今いちばん元気な勢力が、
「美少女フィギュア」(アニメ、コミック、オリジナル系のキャラクター)、と、
「リアル・フィギュア」(ハリウッド映画系、リアル俳優のキャラクター)ということになってるんじゃないかと思う。

「美少女フィギュア」
※ほとんどが日本メーカー製の宣材写真をお借りしたもので「PVC完成品(or デコマス)」である。(但し、量産物としての工場はコストの関係でアジアに拠点があったりする。)
デフォルトな大きさは、1/8~1/6スケールサイズが中心。(例外もある。「1/12フィグマ」なんて最近は大した勢力だし、1/4とか1/2スケールサイズなんてのもある。)
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いずれも巣晴らしい。
デフォルメ系から、かなりリアルに寄せた感じのものまで、これはこれですべて"アート"だ。

「美少女フィギュア」と言っても、つい数年前までは「メーカー販売のガレージキット(パーツで揃えた未塗装、未完成)」を個人で組み立て製作して"完成品"にする仕様が基本だったが。
 
購買層にスキルを求めすぎて敷居が高かった。
 
これが、今や上の画像のような「出来上がった状態」で販売されるようになったのである。
(値段的にもガレージキット時代とそれほど変わらない。) 
  
そして、
「リアル・フィギュア」
※こちらは基本的にほとんどが海外ブランド、外国メーカーの意匠のもので、「香港」に拠点があったりする。米国拠点のものも、結局はアジアとのパートナーシップで成り立っている。
デフォルトな大きさは、1/6スケールサイズが中心。1/4スケールも増えてきた。(例外的に1/3スケールなんてのもあるが、1/1スケールに至ってはフィギュアではなく「実物レプリカ」となる。)

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基本的に、「実物(俳優)」そのまんまの造形だ。しかもサイズが1/6~1/4スケールで、この作り込みと再現度である。・・・唖然。バットモービルまで1/6で作っちゃうか。
しかし、画像を見ていてお気づきかもしれないが、「俳優系」は「女優さんもの」が少ない。少しは存在するが何か「男優」ほどには「女優」フィギュアの再現度が高くなくて、苦手っぽい。(今後、状況は変わるかもしれないが・・・。なぜだろう?)

 
キャラクターが映画の中の架空人物(キャラクター)というだけで、限りなく写実的で、「写実的」という意味では、もうかつてのローマ彫刻や歴史的な芸術家の「様式化」された彫刻作品とかを凌駕しちゃってる感さえある。そもそも「塗り」が凄い。「肌の質感」が半端ない。先述した「男優再現度>女優」になっちゃうのは、クセのある顔や、しわの多い顔の方が似せやすいのかも知れない。
 
こうして造形物の再現で見てみると、西洋人の顔立ちの"彫の深さ"ってのがとても際立つ。
 
加えて、ドールアイ的な「目の塗り」の工程は、正直、私が知りたいくらいだ。
ドールアイそのものも「手作業のレジンアイ」ってのも作り方はあるみたいで、個人のスキルでクリアコートするのと、マスプロ・メーカー製のとでは、どの辺に決定的な違いのあるのか正直よくわからない。
 
ただ、現状の日本の美少女キャラクター・フィギュアに使われている「アイプリント」とは流儀が全然違うし、アニメやコミックから立体化したデフォルメ・キャラにはドールアイは(いくら凄くても)馴染まない。
よほどリアルな方向にデザインを振ったキャラでないと、乖離(かいり)した感じになる。
二次元キャラは二次元的な意匠がマッチしていて、それは立体化する際でも、どこまでも「絵」的に破綻がないかどうかがテーマになるからだ。
ドルフィーにはドルフィーの魅力があるが、二次元キャラの立体化ということでは目指すところが違ってくる。(「なになにのキャラの」"コスプレをしているドルフィー"という感覚で見ると、たいそうそれが可愛らしい。「ドルフィーはドルフィーというキャラカテゴリーを確立している」ように私には感じられる。)
 
で、「ゆるキャラ」や「萌えキャラ」を本当に可愛く描ける人と、「リアルな人物画」を描ける人とは、イラストレーターにおいても、突き抜けたセンスとスキルで「両方とも一人で」やれるアーチストは稀である。
「やりたい、やりたくない」に関わらず「どちらかしか"やれない"」ものだ。
 
これは、どうも「立体物のアーチスト(スカルプター/造形師)」においても同じようで。
『デッサン力(りょく)』の流儀が違うので、得手不得手は各々のアーチストにもあるようだ。
 
さて、アニメやコミック・キャラの立体化と、劇映画キャラの(まんま俳優の)立体化とでは、購買層であるところのファン層も大きく変わってくるのか?。
 
じつは、リアルとデフォルメの両者は別々のファン層を持っているようで、「両方ともホビーとして、こよなく愛する」層だってある。
 
ジャンルを問わず、「優れたもの」なら「嬉しい」という価値観だ。
           
早い話が上に乗せた画像すべてのアイテムを所有することが出来たら、どんなにハッピーなことだろうか。
私なんかが、まさに「そういう人」だったりする。
 
「美少女系」と「リアル俳優系」、どちらが上か下かなんてあるハズがない。
どちらもこよなく素晴らしい!。

 
が、残念ながら、私は(上に紹介したような新しいものは)ほとんど持っていない(笑)。
 
財政的にも飾るスペース(所有するスペース)的にも、まぁ無理過ぎるので諦めるしかないが、世の中には「あ、それ全部持ってるわ♪。」なんて"御仁"がきっといたりなんかする。
うらやましい限りである。
(※お値段のことは今回はあまり触れずにおこう。ひとつ言えば、「リアルフィギュア系の縮小俳優さん達」に比べたら、「美少女さん達」の方がリーズナブルではある。「ホットトイズ」さんや「エンターベイ」さんのリアルフィギュアはお高い!。)
 
この手のアイテムは、古いものにも良いものはあるのだけれど・・・。
新しいものは技術的にも造形的にも、どんどん優れてきている。
 
(今回あまり触れなかったが、「figma」というアイテムには、またいずれ別記事で語ってみたい。)
 
ともあれ、まぁ、1体からでも、こういう"新しいアプローチによる素敵アイテム"が「欲しい」と思う人は少なくはないと思う。
 
そういう人は、高級な料理を堪能するためにそれなりのお店で使うお金より、あるいは「旅行」や「コンサート」に行くことより、1体の人形を手元に置くことに拘りたい人なわけだ。
 
逆に言えば、「そんな人形を"安くはないお金を出して"買うのが嬉しいのか?」と思う人には、さらさら理解されないホビーではある。 

なんとなく、購買層は男性が圧倒的なんだろうな。
ブログなんか拝見していても、女性ファンの記事や、「ホットトイズ」マニアの女の人、なんてのはあまり見かけないような気がする。
(ウェブで女性の発信した記事では、「ドルフィーのお迎え」の模様や「着替え写真」を愉しんでおられる方、あるいはバービー人形やリカちゃん人形の記事なら"ドール系の女性マニア"の声としてお見かけするが、この手のトイ、アイテム記事は、男性発信のものがやはり多い感じだ。)
 
なんで、こうも男は「オモチャ」や「模型」が好きなんだろうか。
 
「鉄子」(鉄道ファンの女子)が稀にいるように、「模子(もこ)」や「玩子(がんこ)」がいてもよさそうだが、すでに造語として、とりとめもなく字面がヘンなので"いない"ことに決定しているようだ。
『ガールズ&パンツァー』に出てくるような戦車系女子(とりわけ秋山 優花里(あきやま ゆかり)のようなキャラ)は、リアルではまずいない。(残念!)
        
なんにしても、ホビーは色々だし、それなりに高級な釣り道具や、ゴルフ、バイクや自動車、ブランドバッグに高級腕時計、果てはクルージングのためのヨットやボート、・・・小さな「人形」の対価など吹き飛ぶようなジャンルもあるわけで・・・。      
       
それは庶民と富裕層の差の問題だが。 
      
思えばその昔。
小学生の頃、友人にたいそうお金持ちのご子息がいた。
その子の家には大きな部屋いっぱいの「鉄道模型のジオラマ」があった。
 
レーシングカーのコースやら、ラジコン飛行機もあったりした。
 
その子自身のオモチャとして自由に遊んでいたし、少しは触らせてももらったが、そりゃ自由には触らせてはくれなかった。(リアル版「スネ夫」か(笑)。)

なんか、持てなかったものとしての憧憬は、大人になってからも引きずっているのかもしれないねぇ。
 
「玩具(オモチャ)」ってのは、それがアート性を持とうとも、歳を経て、手に入れられるかもしれない距離にきても尚、どこかしら「ほろ苦く」て「甘美」なままのものだね。
 
今回紹介したアイテムも、あるジャンルのものは高嶺の花のままだったりする。 
おまけに「肖像権」の問題、「著作権」の問題で限定販売(今や絶版)だったりしたものはプレミアムものだ。
 
こういうアイテムって、フィギュア化された"もとのアニメや映画"といった映像作品へのリスペクトや愛着が肝心でもある。
むしろ、そこがスタート地点か。
どれだけそうした映像作品が好きだったかで、このような縮小立体物への「欲しい度」も違う。
針の振れ方が「ちょっと触れたり」、「半端無いほど振り切れたり」色々である。 
 
私は最近、アニメ「ソードアート・オンライン」にハマったばかりなのでアスナのフィギュアくらいは欲しいかな。
・・・この程度だと、まだ「小並感」程度の渇望で済んでいるかな(笑)。
 
他には単純に「造形物として凄いから」欲しくなるものもありますね。
私なら(「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズには個人的にはさほど思いいれはないのだけれど)、リアル系のほうでは、ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)とか、アーノルド・シュワルツェネッガー(こっちは映画「T1」、「T2」に対するファン心理から)が凄ぇなと思う。

みなさんも、どれかひとつくらい「欲しい」と思えるものありますか?。
  
 
    
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ギャレス・エドワーズ 映画 『GODZILLA 2014』

ハリウッド映画『GODZILLA 2014』を見た。
遅れに遅れてDVDでようやく見ました。 

私はとても堪能いたしました。
面白かったですよ。
(※これはやはり、劇場のスクリーンで見るべき映画でしたな。)
 
ゴジラの迫力や、咆哮シーンのサウンドのビリビリ感は家庭のモニター環境でも、なかなかに凄まじかったです。
 
ゴールデンゲートブリッジで立ち往生しているスクールバスの窓枠越しに見るゴジラ。現実にこんな目にあったら乗客は阿鼻叫喚ですわ。
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そのゴールデンゲートブリッジ上では米軍のエイブラムス戦車(実物)が奮戦しているが、ブリッジの下には米海軍も展開していて、この辺りの(艦船とかは実物とCGがないまぜになってるのだろうが)たぶん米軍が実車両で全面的に協力しているであろうシーンは贅沢すぎる描写だ。
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キャプチャーし忘れたが、ことにコジラの背びれ、背中、巨大な尾と競演していた米軍艦船とのシーンは、私のような軍艦船、AFV車両のファンから見てると胸の高鳴るシーンだった。あんなシーンや合成は日本では無理すぎる・・・。
日本の怪獣物でも自衛隊の協力は得たりしてても、ハリウッドがやってるような1000分の1の真似も出来ない。公共道路やゴールデンゲートブリッジなどでの撮影も仕上げはCG合成でも、こんな大規模なロケーションも実際にやられているわけで、これは市の協力、行政の理解や協力が、「主要産業として地位を得ているハリウッド映画」だからこそ出来ることだ。
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今回、映画公開までほとんど情報がリークされなかったムートー / M.U.T.O.→ Massive Unidentified Terrestrial Organism(未確認巨大陸生生命体)の略~の姿、動作は、日本の平成ガメラシリーズのギャオスやレギオンを足したような形態であった。
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ムートーは雌雄がいてメスが圧倒的にでかかった。(羽蟻みたいに飛べるのは体の小さなオスだけである。)
これがコジラ(及び人類にとって)の敵役怪獣である。
怪獣の格好良さとしては好みの分かれる形態であろう。
ただし演出の巧さで、四肢に高下駄を履かせたような動きのせいもあり、上から人間を見下ろして目線を合わせる演技までさせるから怖い。(アメリカはアイアンマンとかといい、こういう感情を読ませない「目」の描写を怪人や怪物にするのが好きだよね、ホント。しかしムートーの感情面の描写、雌雄の仲むつまじさや我が子「卵」への執着や落胆、怒りの表現はとてもダイレクトに活写されていた。)
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さて、肝心要のゴジラの容姿に関してだが、いかつくてなかなかいい。
日本で言えば平成第一作目、1984年版のゴジラの頭部をうんと小さくして、体はうんとマッチョに、背びれはミレニアムゴジラタイプで、目は、ジュラシックパークのT-レックスの「頭部と目の比率くらい」に小さな眼孔で、所作に2005年版キングコングがそこここに入っている感じ。
イグアナ・ゴジラと較べたら、重戦車の主砲も、バトルシップの主砲も、追撃ミサイルも平気、イグアナ・ゴジラを沈めた戦闘機のミサイルも同様に基本的に平気だった。(鬱陶しがってる描写や少しは痛がってる描写はあったようにも思うが、基本、ほぼノーダメージ。)
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白眉は「放射能熱線」の第一撃と、追撃、追撃の描写である。
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ここはすごい。本当に凄いし感動的だ。
第一撃を吐く前の大きく胸部を膨らませて一気に吐き出すシーンは、これ結局、日本のゴジラではこだわれなくて描かれずじまいだったことだ。
悔しいのである。やられちゃったねぇ。

熱線吐きながら追撃の手を緩めない徹底ぶりも見事なものだ。
そして、それは、あの(全世界を含めての)怪獣映画最高の名シーンのひとつとなったクライマックスの「放射熱線ラストシューティング」の決め技につながる・・・。
両手ぶらりんのこのハリウッド・ゴジラの序盤の描写はまさにフェイクで、「お前、そんなに器用に前肢(まえあし)使えたんかいっ!」というツッコミと拍手喝采になる。
悔しいわ。あの描写はホント凄いわ。ウルトラ級の名シーンとなりましたわ。
(で、こんな凄い武器なら最初から刀を抜けというのは野暮そのもの。この熱線は、決してやり損じてはならないところでしか使えない「とっておき」なんだろう。使っちゃった後はライフゼロに近くなって昏倒してしまうほど消耗するのだろう。事実、ゴジラ、ラスト前には昏倒した。・・・まぁ、「ちょっと疲れたから昼寝」みたいなものだったが。昼寝よりは深刻な消耗だったのだろう。)
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この記事で前出のゴールデンゲートブリッジもあっさり中央部辺りで破壊しているから、「ゴジラによる都市破壊のカタルシスがほとんどない」とか言ってる人は、あそこだけでもどんだけの軍や民間人に死人が出ているか空恐ろしいと悟るべきです。
ゴジラ上陸の津波のシーンなどは、明らかに大きな自然災害レベルの犠牲者が出ているでしょうし、ほんとに恐ろしい。・・・ただ、映画ではあえてクローズアップせずに、そこら辺の詳しい描写を避けているだけだ。
だから、まぁ、都市壊滅の主犯はムートーだったにせよ、ゴジラは動くだけで大迷惑なのである。

そういうことを念頭に置いていれば、繁殖期だったムートーの子作り作業を阻止して、結果的に(一時的に)人類を助けた話にはなるが、ゴジラの去るこの↓シーンで(マスコミによる)「救世主だったのか?」扱いはおかしすぎる。
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人々はただ、呆然と立ち尽くすのみなのであった。
それが全てだ。
したがって、去っていくゴジラ、生きていたゴジラに万感の思いを馳せる芹沢博士役、渡辺謙さんの表情はとても印象的でしたが、終始、オブザーバーとして立会人の役目しか与えられなかったことは、いささか演技派俳優としては物足りなくはあった。
もっとも、この映画にクレジットされて渡辺謙さんが登場してくれていただけで嬉しく思えるほどの「たいそう立派な作品」でした。
怪獣の行動定義のストーリー・プロットは、どこか「平成ガメラ・シリーズのプロット」をいただいちゃってる感は臭うのだけれど、この辺はオマージュ、リスペクトと受け取りましょう。
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「雄たけび」というかゴジラの立ち去り際の「咆哮」。
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ここでコジラの体の回りに海鳥が羽ばたいてる対比にご注目あれ。
(※ちなみに、ここの全ての画像はクリックすると拡大します。)
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この映画は終始、予兆、予感的に怪獣の現れる前に「芸こま」な描写をふんだんに演出するのが心憎かった。
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合成があまりにも自然で、CGに出来ないことはもう何もないのでは、と思わせるくらい技術の凄い作品でした。そして、ただの技術驕りにならないのは、「演出」、「見せ方」のアートっぷり、職人気質やマニア魂、プロの気配りが一流だったので、爽快なのでした。
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ラストの暗転、ムービーキャストのクレジットシーンに至ったときには、あのサントラ音楽ではなく、もっとこう気分的に平成ガメラ一作目のラストシーン間際に流れたような感動的なスコアなら良かったんだけどね。
(閉幕直後にヘビメタやロック流されなかっただけ、怪獣映画としてはマシだったかな。) 


これでテーマ音楽にもっとこう重量感や印象に残る主旋律があればいっそう良かったのだけれど、音楽的にはサントラ盤を買いたいとまではいかなかったかな。
(それでも、あの旋律は今も頭の中に残っているけどね。ただ、「あれじゃない感」は私にはある。だからと言って、あのハリウッド映画で伊福部昭先生のゴジラのテーマをかけろと言うのは、それは「明らかに違う」とは、はっきり思う。平成ガメラシリーズで「昭和のガメラマーチ」をかけるべきとは思わないのと同じで、それぞれ別物なのだ。)

でも、「怪獣映画」としての雰囲気は良かったです。 

ゴジラの動かし方も、演出、カメラ割り、見せ方の巧さ、・・・これはもう、ちょっと日本でもまたゴジラ映画を某監督様方で再始動させることになったけど、製作予算の違いだけでなく勝てないのではないのかなぁ・・・。 

私は前回のハリウッド製マグロを食べていたゴジラの方も楽しめたのですよ。
でも、あれは巨大な突然変異生物のパニック映画であって「怪獣映画」ではなかったからね。 

今度のギャレス・ゴジラは「怪獣」でしたよ。

こうしたゴジラの演技はプログラマーがやるわけだが、ジュラシックパークの時にも、エンジニアたちには「生々しい恐竜の動かし方」など分からなかった。あの時その指導をしたのはかつてのストップモーション界の雄フィル・ティペット(元祖レイ・ハリーハウゼンの流れを継ぐ人)であり、やはり「匠の技」が無生物に命を与えるのである。
そうして今回は、アンディー・サーキスという人がゴジラのモーションキャプチャーを担当している。
日本で言えば着ぐるみ怪獣のスーツアクターみたいなもので、実はこの人、2005年版キングコングの3DCGにも演技付けしたご当人だ。
ああ、なるほど。だから、今度のゴジラの動作・演技にも"あのキングコングの所作が透けて見える"のは納得なのである。
 
ともあれ、 

ネガティブな感想を言う方もいらっしゃいますが。
まぁ、冒頭の「日本の描写がヘンすぎる」とか、ゴジラの敵方怪獣ムートーに「都市破壊のお株を取られて、なんとなくゴジラは行儀良かった(笑)」とか、いえ、画面ではあえて「そこをクローズアップして見せなかっただけで」、ゴジラの登場の仕方や動作で相当な被害、人死には出ています。とんでもない「大災害」映画なのです。

ただし「人間ドラマ」の描写の方は全体に空振りしてるっぽい感は否めなかったかな。

主演俳優として三人目にクレジットされている渡辺謙さんも、シナリオのせいだよね。影が薄かった。
主要キャストとして出ていてくれてるだけで嬉しいことだったけれど、主要キャストらしい見せ場やセリフはさほどなかったものな。
(劇中でチラリと触れられる「ヒロシマ」の件も、懐中時計の父の被爆証拠は、年齢設定的にギリギリ辻褄が合わなくもないからいいけど、・・・この映画「核爆弾」に関しての意味づけや、描写がヘンテコリンなんだよね。被爆国から見ると核を舐めすぎとしか言いようがない。『24 -TWENTY FOUR-』の核爆発描写でもそうたったけど、威力のある花火程度にしか描写できないのは核保有国としてのお家の事情なのかしら。)

これ、ドラマ的に人間同士の対立や、少々ステレオタイプになっても「こんな奴は怪獣に踏み潰されろ」くらいのバカもドラマ作りとしてはいてくれた方がいいんですよね。

そういうキャラクターがいなくて、みなさん中途半端にひたむきなだけで、またモブシーンも「愚かしいほどパニックになってる人の描写」はジャマになると判断したのか省略されてたし、どうにもその辺が煮え切らなかったよね。まぁ、そこを執拗に描くとあまりにも地獄になるから仕方がないか。

そういうのはやっぱりスピルバーグは巧いですけどね。「驚き」のほうに焦点をあてて演出に取り込むから彼の映画は感情移入はしやすい。 

それでも、こと「怪獣」の見せ方や演出はこのギャレス映画、巧かったですよ。

ゴジラの放射熱線の使わせ方や決め技としての演出は、日本人の作る着ぐるみ演出では思いもつかなかったやり方でしたよね。(たくさんの画像をのせつつ、未見の方のためにそこだけはバラしませんが。)
強力な尻尾の武器としての使い方ももっともな見せ方でした。

あと、ゴジラの演技付けに「見得を切る」ような演出がふんだんにあって、複数の敵方怪獣相手に苦闘しながら奮戦する様子や、まともにぶつかれば「じつは力の差は圧倒的」な感じの爽快さともどかしさの織り込み方は、ティラノザウルス相手に腕噛まれたり拳で奮戦していた2005年版キングコングの立ち回りを髣髴とさせて、ここらへん「怪獣プロレス」もハリウッド的でなかなかのもんでした。(監督はイギリス人ですが。)

勝ち誇りのゴジラの咆哮、決めポーズはは、まんま、キングコングの雄たけび+ドラミング(胸たたき)ですよね~。 

ギャレス・ゴジラは次作の製作も決定したようですが、キングギドラやラドンの登場も候補になっているのなら、それはもう楽しみですよ。
 
 
 
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2015-05-03 11:23 | 映画 | Comments(2)

なんだ・・・!、この「暑さ」はッッ!!

なんだ、なんだ、なんだ・・・!、この「暑さ」はッッ!!。


 
・・・暑いと言うより、外出すると「日差しが痛い」感じ・・・。

これは男も"日傘"が必要です。

帽子だけでは間に合いません。


 
これ、外で仕事や作業を何時間もする人や、屋内作業でも、エアコンのない環境下で作業をする人は、ヤバイな・・・。

映画『ゴジラ 2014』の日本公開が今日から始まったハズだけど、映画館の中は涼しくていいかもね。
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見に行きたいなぁ・・・。


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でも、個人的なモチベーションとしては、「映画館」まで行って帰ってくる気力もないな(笑)。

この酷暑の日和だと・・・(汗)。



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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2014-07-25 16:37 | ブログ | Comments(4)

名優、納谷 悟朗(なや ごろう)さん。「お疲れ様でした。」

俳優として、声優として大御所中の大御所たるお一人、納谷 悟朗さんの訃報を私は今朝知りました。

ご冥福をお祈りします。

アニメなどでのご活躍はもとより、洋画の吹き替えなどのお仕事の方が、私には印象強いものがあります。

森山周一郎さん、大塚周夫さん、家弓家正さん、若山弦蔵さん、滝口順平さん、富田耕生さん、内海賢二さん、小林清志さん、山田康雄野さん、野沢那智さん、田中信夫さん、中村正さん、そして納谷悟朗さんといった男性名優陣は(ぱっと思いついた方々の列挙なので、書き漏らしたマイフェバリット・スターもあるかと思いますが)、洋画にアニメにその声を聴けるだけで、「もう、わくわく」していました。
(※上に列挙させていただいたお名前の中にも、すでに鬼籍の方々も見受けられますよね・・・。)

私、女性キャラが好きなのはもちろんなのですが、お仕事ぶりのオーラというか、存在感の凄さは、こうした超ベテラン男優さん達にこそ強く感じていました。
なんと言っても「渋い!格好良い!」に尽きますもの。

最近、洋画もアニメもシリーズものとか、いったん完了している吹き替え・アテレコの作品群は、なにか新しいメディアになったりテレビでの再放送でも、新録音でメンバー交替が多いですけど、そういう新陳代謝も肯定的にとらえたい一方で、動かしがたい「名演」の作品に関しては、なんというか、しっかりライブラリー化して、管理保存、メディアで再販するとかという「文化の継承」も同時にやってもらいたいなぁ。

私は追悼で今夜この映画を見ることにします。『ベン・ハー』、勿論「日本語吹き替え版」で・・・。
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中学1年生の頃に何回目か分からないリバイバル上映があった時に『ベン・ハー』を見に行って、この戦車競争シーンでは金縛りにあってましたよ、私。~スクリーンの最前列近くにいたものだから迫力が凄かった。上映館では勿論「字幕」でしたが、テレビの吹き替え放送で、主役チャールトン・へストンの吹き替え"納谷悟朗"さんは本家以上にハマっていたような気さえしました。

映画やアニメといった作品の声優陣の名演技って、「みんなの思い出」だし、「やっぱりこうでなきゃ」という"色あせない輝きを放って"いますもの。


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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2013-03-12 15:16 | 声優 | Comments(4)