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「エルフェンリート」(Elfen Lied)その2、DVDで見る

アニメ「エルフェンリート」(Elfen Lied)の話題、続き。

ウエブ通販で店舗に発注していた「エルフェンリート」のDVDの全7巻が届いた。
 
1巻目だけが『初回版』仕様で、特典にサントラCDが付属していた。これが嬉しい。
 
なにせこのアニメの音楽をとみに高く評価している俺だから。(なぜだか、これだけの名曲なのに、CDのサントラ盤が市販品として単独で販売されなかったというか、存在していないらしい。「エルフェンリート」DVD初回版仕様、第1巻目を入手するしか、BGMや主題歌の音源は手に入らないようだ。)

DVDの内容自体も買って正解♪。
やはり、「16:9」のビスタ・サイズで見ると、先に見た地上波放送版やAT-X放送版の画面より左右に広いし、完全ノーカット、規制無し。
テレビ放送版の自主規制が全て取り払われて、製作者の意図したままの映像で見られました。
 
それにしても、DVDを見ると、スカパーのAT-X版(有料放送)でも、まだ規制されているシーンがあったんだと驚く。(ほんの一部だけど。・・・ましてや「地上波放送版」と「DVD版」とでは比較にならない。もはや別物である。)
・・・なによりも「4:3」画面と「16:9」画面の差は、見比べるとなかなかに大きい。
 
以下に、(キャプションをつけて)DVD画面の一部をご紹介。
 
DVD版「エルフェンリート」
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こういうシーンから左右の幅の広さが堪能出来る。(前回紹介のAT-X版と比べると顕著。)
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でも、この「16:9」画面も、別に「4:3」の画面になっても問題ないようなレイアウトになっているね。
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さて、悲劇の如月(きさらぎ)さん。
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これでも「東大卒の才媛」という設定。しかし、室長付き秘書としてお茶汲みひとつ満足に出来ない人。
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お盆に載せてお茶を運ぶ単純作業で、なんでこんなに苦闘してるんだろうか?。
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「4:3画面」ではキャラが画面の外に切れてしまう。「16:9画面」の両サイドを目一杯使ったお茶運びシーンである。
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ほっ、
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零(こぼ)しませんでした。この辺は「16:9画面」をレイアウト的にも有効に使っている。
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そして、問題の『如月嬢の悲劇シーン』・・・。
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もちろんここに来るまでも問題シーンのつるべ打ちだっのですが。
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俺的に最大な悲劇(残虐ポイント)と感じるシーン。この作品は、音楽の秀逸さを前回にも褒めたが、BGMや効果音などの使い方もかなり上手い。
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ディクロニウス(新人類ルーシー)のヒップまでチラリとレイアウトに入ってくる。あ・・・、
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あぁ・・・、
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そして、ここから!
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もうダメ・・・
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やっちゃってます(惨)。
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AT-X版でさえ「光のエフェクト」でボカしていたシーン。
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DVD版では(一瞬の出来事ですが)首をねじ切る効果音も生々しく躊躇無くノーカットで完全描写。
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あんまりです。如月さん憐れすぎるっ。
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ゆっくりと生首も血しぶきも宙に回転。
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ドサリ。
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フラッシュ・マズル・ブレーキ付きのMP-5・SMG
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一斉射撃
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前回にも紹介したシーン
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首をねじ切った如月さんの体を使って弾よけをするルーシー。
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映画「俺たちに明日はない」のラストシーンでボニーとクライド(主人公達)が警官隊の銃撃で87発の集中砲火を浴び、既に絶命しているのに弾着の反動で、その体が射撃が止むまで踊り続けるように猛烈に跳ねる有名なシーンがある。あの映画以降、銃撃掃射を受ける人物の小躍り演出(死者の踊り)はリアルだという事で後発の作品で真似され続けた。(それまでの映画には、そんな演出はなかったのである。)
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このアニメではご覧のように、その演出が(ただの死体ではない状態のものをベクターでつり上げている設定によって)さらに冷徹な残虐描写に。如月さんの首のない体は(かなり長い間)踊り続けます。
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射撃が止む。もはや包囲網の弾切れ。包囲網なす術なし。ルーシーも不要になった如月嬢の体をポイ。無慈悲すぎます。
なのに
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なんで肉弾突撃するか。・・・ルーシーのベクターで胸をぶち抜かれる警備員。胸をぶち抜かれた警備員の心臓が脈動しながら背後の(しりもちをついて腰を抜かしている)警備員の腹の上にべったりと貼り付いて、すぐに転がり落ちる(アップになっている)動画もあるのだが、そのシーンはここに選出するのも憚(はばか)れた。
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ゆっくりと、ゆっくりとルーシー前進。
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蔵間(くらま)室長の横を一瞥もせずに通り抜けてゆく。
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ルーシーと蔵間室長には後にドラマの描写で明らかにされる因縁がある。その室長の背中にタッチ
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狙撃シーン。
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50口径パレット・ライフル。狙われている気配を感じて、振り向こうとしたルーシーの
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鉄仮面の側頭部にヒット!
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拘束具の鉄仮面粉砕。
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衝撃でぶっ飛ぶ
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「しまった!」
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「仕留めきれていないっ!」。16:9の画面のレイアウトだから優美な肢体がゆっくりと落ちていく
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夜の断崖から海へ
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場面は一変して翌日の昼下がりの浜辺
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もう一方の主人公達、コウタ(耕太)とユカ
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波打ち際近くで全裸の美少女背景の空間も左右が広いと奥行きがある。(主に背景の美術でこそ全編にわたり「16:9」の臨場感が効果的になる。)第1話では「殺戮者ルーシー」の素顔は、はっきりと描かれるシーンがなかった。
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この一瞬のルーシーの右の横顔から、左の横顔にカメラが振れるシーンで垣間見えるだけ。
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何も覚えていない
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わからない
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ここはどこだ?。わたしは・・・?。
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・・・・・・!?ところで蛇足な感想を書くと
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この「エルフェンリート」は、こういう絵柄だから(まぁ、大人達の絵柄は比較的リアルっぽいが)残虐な描写もショッキングな思いをしながらも見せられてしまう。
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この可愛い絵柄を劇画調や、やたらデッサンの達者なイラストっぽい大人びた絵柄にしてしまうと、その残虐描写は見られたものではなくなる。「エルフェンリート」は、この絵柄がいい。この愛らしさや(少しばかりの)未完成度が、かえってテーマを浮き彫りにする。隙のない冷たい印象にならない。
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さて
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ここからは選り抜き的にオマケ・シーン
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おしっこに行きたい『にゅう』(ルーシー)。会話が成立しなくなってしまっているので言語未発達な幼児状態。
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座り込んじゃって「はにゃ」とした顔。
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ぶるるっと震えて、もう時すでに遅し
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失禁しました。
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気持ちよく座りおしっこです。

 
ともあれ、テレビサイズとDVD版との、映像のレイアウトや広さの違いが、これで分かるでしょ。

前回に紹介したシーンと同じ絵もあるので、レイアウトの差を感じて欲しい。・・・左右を切っちゃダメですよ。やっぱり。(最近、戦略的に地上波放送を「4:3」にしてDVDや有料放送のみ「ビスタサイズ」で、というアニメが増えちゃいましたね。)
 
やっぱりビスタサイズのDVD版を見て、色々と納得しました。
 
嬉しかったのは、深い感銘も受け大好きになったテーマ曲『LILIUM』が、DVDのメニュートラック(チャプターやメニュー選択ページ)の挿入曲として、付属のサントラ盤CDにも録音されていないヴァージョンがフル・ヴァージョンで2種類聴ける事であった。
 
DVD版を買って良かったです♪。
       
Elfen Lied - Lilium
        
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2008-01-05 18:16 | Comments(0)

「エルフェンリート」(Elfen Lied)

ごく最近に「エルフェンリート」(Elfen Lied)というアニメを見た。
今まで知らなかった。
 
他の件でネット検索していたら、たまたま出会ったのである。
知る人ぞ知る有名な作品で、原作もアニメもヒットしたらしい。
既に数年前に話題になった作品だ。
原作の話題性で言えば、5年ほども遡ることになる。
 
俺はアニメ版でハマった。(実は原作漫画は、まだ拝読していない。すみません。)
ともあれ、オープニング・アニメのグスタフ・クリムトを模した絵と、その演出の秀逸なセンスに吃驚。
それになんと言っても決定的なのは『LILIUM』という主題曲の哀しいまでの荘厳さにノックアウトされたことだ。
 
第1話の冒頭10分あまりの演出は凄い。
 
色々なハリウッド映画作品のとある場面を、そこかしこに想起させる感覚に陥るが、これはジャパニメーションでなければ描けない絶対領域の世界観だろう。
ある意味、実写の劇映画さえ超えている。
 
実はこのアニメ版の作品は、以前から俺のウエブ日記やブログで紹介させていただいているアニメ・マニアな友人に、2年ほど前にディスクを借りていたのだが、それは地上波を録画したもので、なんとなく一部を垣間見たものの、さほど歓心が湧かずに、ちゃんと見切らずに見逃してしまっていた。なぜなら地上波放送のこのアニメは残酷な描写の自主規制から「わけのわからない画面のつるべ打ち」になってしまっていたからだ。
残虐シーンがカットしまくりでは、体を成さないのである。(にしても、なんでオープニング・アニメまでその時に琴線に触れなかったは謎である。多分、当時は早送りしてしまって、音楽をしっかりと聴いていなかったんだろうなぁ・・・。)
 
これを「AT-X」放送版の(ほぼ)規制のない画面で見ると、アニメや原作の持つテーマ性のショッキングさが浮き彫りになる作品だった。
そこをかいくぐらないと、この作品に関しては真価を問えなくなるのである。

「エルフェンリート」OPアニメ・シーン
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グスタフ・クリムトの絵画を模した絵。
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グスタフ・クリムトは20世紀初頭に活躍した画家である。
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なんともお洒落だ。どんなアニメが始まるのかと思ってしまう。
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素晴らしいのは声楽曲『LILIUM』の美しさ、もの悲しさ。
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この1枚などは完璧にグスタフ・クリムトの『接吻』である。
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耽美的でさえある。
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もう一度グスタフ・クリムトの『接吻』。
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とにかく美しい。赤毛のヒロインの側頭部にある猫ミミみたいなものは「角(つの)」である。
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ここからアニメ本編の紹介。(画面は4:3となる。OPアニメ・シーンのみ上下に黒帯があった。)
DVDでは全編16:9になっているのだろう。それが見たくて遅まきながらDVD版を全巻発注した。それが届く前にAT-X版の画面で紹介していく。
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画面は全て地上波放送版ではなくAT-X版(スカパーのアニメ専用チャンネル)である。
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冒頭「羊たちの沈黙」のレクター教授の拘束具のようなスタイルで拘束されていたヒロインが収容所を脱走するシーン。(脱走と言っても、彼女はひたすらゆっくりとした歩調で前進するだけだ。)
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なんの説明もなく凄惨な殺戮シーンが続く。
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全身拘束具で固められていたが、檻を脱出した時点でヒロインの拘束の名残は鉄仮面だけとなっている。(四肢を拘束していた囚人服?を脱いだヒロインは全裸である。)
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銃撃シーンのエフェクトなども音響とあいまって効果有り。
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地上波では、こういう残虐シーンは、全てエフェクトがかけられるか、完全に真っ黒な画面で音声のみとなっているので「わけのわかんないシーン」が延々と続くことになる。
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スカパーではその辺が(ほぼ)ノーカット放送された。(DVD版の方は、もっとモロ見せらしい。)
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獲物を相手に子供のようにしゃがみ込むヒロイン。
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恐ろしい。(このあと、鉄仮面のヒロインに画面は固定されたまま音声のみで、肉や骨のきしむ音と引きちぎれる様子、躊躇無く警備員を殺害している描写がされている。)
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ヒロインの絶対的殺傷武器はベクターと呼ばれる「目に見えない4本の手」である。その見えない触手の威力が及ぶ範囲に接近すると攻撃される。つまり、距離を置けば大丈夫な理屈なのだが、9ミリパラペラム程度の拳銃弾くらいはベクターが排除してしまって(飛び道具も)通用しない。
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あろうことか、このシーンに、事態の深刻さを知らないお茶くみをしていた女性職員が、つんのめってまろび出る。
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彼女はこの直前に同僚と給湯室で談笑する無邪気なシーンが挿入されていた。(そういう演出のせいもあり、アニメ全編を見終わっても尚、この如月という女性職員の悲劇が、俺には一番ショッキングだった。)・・・血糊のついたベクターの手が彼女の肩に触れる。
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直後のシーンでなんのためらいもなく女性職員の首は(見えない手によってあっさりと)ねじ切られる。さすがにこのシーンはAT-X版においてさえ、下部に光のエフェクトが入ってボカされる。推察するに話数の先のシーンで男性警備員の首が回転しながらゆっくりとねじ切られるシーンがあったので、ここも同様の動画になっていたのだろう。
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女性の首がゆっくりと中空に浮かぶ。
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出血の様子も生々しい。
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自分の身に何が起こったのかわからないままの女性職員の表情。
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ゆっくりと崩れ落ちる女性の首のない体。
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いったん床に横たわった女性の死体を次には銃弾よけに差し上げる冷徹な鉄仮面のヒロイン。床に転がっている女の子の首が非道い。
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さすがに、これだけの数のSMGによる一斉射撃は盾を使って防いでいるが。
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基本は223アーモリーくらいでもベクターで排除出来るふしがある。防御の省エネのようだ。(もっとも、画面で警備員の装備兵器を見る限り小型のリボルバーやSMGにMP5くらいしか出ていないので、全て拳銃弾という事になる。ベクター1本で盾を持ち、あとの3本のベクターによる高速移動やその振動波によってシールドを張っている理屈だろう。)
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ひとしきりの弾倉分が底を尽くと、またゆっくりと前進開始。
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警備員が肉弾突撃しても相手にならない。このシーン、実は胸を突き破られて警備員の心臓が背後の警備員の胸元まで飛んでいる。
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警備員、なす術無し。だったら全員逃げればいいのに。あまりのことにあっけにとられている。(警備員たちは相手がどんな化け物か詳しい知識がないまま戦わされている様子だ。)
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逃げる間も無く4人ほどが次々と犠牲に。
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室長のメガネの男性の背中にベクターでタッチ。『おまえは、まだ今は殺さない』というヒロインの無言のメッセージ。
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ついに施設の屋外までゆっくりと逃走したヒロインの後頭部を狙うターゲット・レティクル。
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スコープ照準の正体は対戦車ライフル。ターゲットの首を跳ね飛ばす算段らしい。ヒロインのベクターでも防御不可という判断。
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しかしトリガーを引いた瞬間、気配に感づいたヒロインが振り返ろうとして横を見た。
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その側頭部にヒット。
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鉄仮面を粉砕したが、これがクッションになってターゲットを仕留めきれていない。・・・ヒロインは夜の断崖から、海へと落下する。
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彼女が次に姿を現したのは(多分、翌日の)昼間の海岸だった。(舞台は鎌倉の由比ヶ浜あたり。)
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偶然に海岸に来ていた男女がヒロインを目撃。
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赤毛のヒロインは茫としてそこに立ちつくしている。
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何も覚えていない。
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自分が誰なのかも分からない。
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「はっ」と気づく彼女の目は前夜の殺戮者の表情ではない。側頭部の一対の角は「硬い猫ミミ」にしか見えませんが(笑)。
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記憶を失った彼女は人のいない方向に逃げ出そうとして砂浜で転ける。
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今はただのあどけない少女である。
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それどころか、じつは言語さえ失っている。(発声はするが、これ以降「にゅーにゅーとしか言わない。」)
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幼児のように泣き出す。
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海岸で出会ったのが運のつきで、カップルでいた男女が、とりあえず家に連れて帰る。
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冒頭の殺戮者の面影が微塵もない彼女、(精神分裂を起こし、別人格になってしまっている。表情や顔つきまで別人である。)
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桜の花びらが不思議な彼女。別人格になる前の彼女「にゅう(本体はルーシーと呼称される)」は8年間も鉄の扉と厳重な拘束具によって、身動きのとれないまま幽閉されていたのだ。

とにかく、第1話に関しては圧巻である。
 
とりわけ、『LILIUM』というテーマ曲の劇中における使われ方が凄い。
音楽が、作品のステージを2~3ランクくらいは押し上げている。(というよりは、『LILIUM』というテーマ曲がなければ、このアニメ作品は成立しないとさえ俺は思う。このアニメ全編にわたって全く別のテーマ曲を与えられていたら、それは別物の作品になっていただろう。)  
 
このアニメの原作は2002年~2005年に描かれ、アニメは2004年の製作公開だったらしい。(原作の完結前にアニメは製作され、原作とは違うシナリオになっているようだ。)
 
今の俺には描き手の立場として、あまりバイオレンス嗜好や残虐な描写に腐心するようなベクトルは薄れたが(求められれば描かなくもないが、自分から積極的に発信する勢いは薄れた。・・・だって、こういう作品って制作サイドは病みます。原作者、よくぞ漫画コミックス12巻分をラストまで描ききったと思う。この手の陰鬱なテーマの作品は、描き手も侵すきらいがある。短期間ならともかく、何年もの長期間の付き合いとなると、描けば描くほど描き手も陰鬱に摩耗していくのだ。経験済みである。描けば描くほどリフレッシュ出来るテーマを選ぶ方がよろしい。・・・それが分かっていて、何故、こういうスプラッター漫画やバイオレンスを描きたい欲求が俺や他の作家にあるのかというと、その理由ははっきりと把握している。テーマに関する事を作品ではなく言葉で記してしまう気はないので、ここでは明記しないが・・・。いずれにせよ難しいテーマではある。拒絶される人には完全に拒否反応を受けてしまうジャンルのものだし。そうしたハードルがあって尚、「エルフェンリート」は評価されていい作品だと思う。事実、評価されているらしい。が、当然、万人に推奨は出来ない。)
 
それでも、このエルフェンリートの場合は、アニメと漫画とに決定的な違いがある。
アニメには「音」があるのだ。
「音楽」。「声」。
書物と映画(当然、無声映画は枠外)の差である。
 
アニメ版「エルフェンリート」は、まるで宗教音楽のような、声楽曲の救いがあって、何かしら原作のテーマ性の行間を埋めて、さらに昇華させるような力を感じる。 
 
俺が10年~15年ほど前に描きたかったものはこういう作品だったのかもしれない。(「聖狼少女」まで遡ると20年前になる・・・。)
アニメ版と原作は微妙に違うようだが、俺が暫くの間、バイオレンスなジャンルの漫画を描くことに思い入れていた時代の1988年~1994年頃から、7~8年後にこういう作品が、格段に才能豊かな作家(岡本倫先生)の手によって世に出ていた事をちっとも知らなかった。
俺も、のどかである。
 
アニメの完成度に関しては、後半に行くほどいくつか思うところもあるが、(原作に関しては読ませていただいていないだけに、何も語ってはいけないが)・・・おおいにアニメ版に感心はした。
 
とにもかくにも、音楽『LILIUM』は至宝である。
 
Lilium
       
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11月21日

お誕生日おめでとう♪
 
俺。
 
何歳になったか書く気も起こらん。
つまり、そういう歳だ。



アニメ「R.O.D」TV版で、お気に入りのキャラがミシェールさんです。
(キャラとしては、アニタ、マギーを含めた三姉妹が魅力なんですが。)
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動画では巨乳(ちょいタレ気味な重量感が素敵)揺れまくりなミシェールさん。
 
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指にキズ、お料理苦手なミシェールさん。「だって、めんどうくさくって」
 
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「ですから気持ちばかりと・・・」と言い訳のミシェールさん。ねねね先生に蹴り入れられました。
 
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お台所でお食事の後かたづけをするミシェールさん。
 
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ねねね先生に蹴り出されるミシェールさん。(その下敷きになってるのはアニタちゃん。)
 
わははっ、こういう絵とコメントだけだとなんの事か、見た人でないとわからんだろうが。
面白いアニメです。
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R.O.D

歯医者に行ってきた。
 
何回か通っているが、まだ歯は痛い。
おおもとの1本は神経を抜いたが、同時多発中。
 
今、通っている歯医者で治療する前に、余所の歯科医で治療したものが時限爆弾のように治療の効果時間切れで、10年後の今、いっせいにあちこち痛みだしている感じです・・・。
(だから今の担当医には余所の治療の後かたづけなので、一からのやり直しみたいなもの。「当院の責任ではない」ので様子見でとりかかっていただいてる感じ。やや、まどろっころしい。でも歯科治療は急がせても得はない。治療間隔も一週間ずつくらい空けられる。こういうのが妥当なんだろうか。)
だから、治療が長引いて一辺には(痛みが消えて)楽になりません。

あぁ、歯科医を変えた理由は、10年前に通っていたのが、私「顎関節症」の気配が当時あったので、それの専門医(口腔外科)な歯科医だったのです。
でも、バスで20分、そのバスも1時間に2本という辺鄙な往復路で、それと治療時間とを合わせると歯科通いだけで2時間半は時間を潰されるのが大変でした。
 
それで、かれこれ3~4前からは歯科医を変えた。
顎関節症はもう大丈夫なので。
今、通っている所は徒歩でも通える近所なのね。
 
月曜日~土曜日まで、休まない歯医者です。(月~金の、午前・午後診両方あるのは分かるけど、木曜日に休まないどころか、土曜日も午前・午後診両方あるのは感心、スタッフは大変。)
盆休みもない。
日曜、祭日、正月だけ休む歯医者です。偉い!。
 


さて、必ずしも世に出た名作アニメを私も「大好き」と判断するかどうかは別問題ですが。(それが証拠に頑なに食わず嫌いしているアニメ・シリーズもある。××××系・・・、凄い人気のアニメで××芸人まで最近はいます。・・・いえ、私もシリーズの黎明期にはファンだったんですよ。当時、劇場版まで見に行きました。映画館の回りをぐるりと人が列を作って、2時間以上待って見たものなぁ・・・。あぁ、いい時代だった。女友達と見に行ったんだ。・・・だけど、この巨匠の作品群、私は割り切れない気持ちの方が途中から強くなってしまった。) 
 
話が脱線しすぎた。
 
え・・・と、ずいぶん前に世に出て、分かっている大多数のアニメ・ファンからは「また、何を今さら」と嘲笑されると思うのだけど・・・。
アニメ「R.O.D」
つい最近、OAV版とTV版を見た。
どちらもオープニングアニメが格好良すぎ♪。ここで一発にハマる。
 
面白かったです。

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『紙使い』が何なのか、とうとう私には分からず仕舞い。
・・・う~ん。(小説版でも読めば分かるのかな?)
ESPで、テレパスやサイコキネシス、透視、時間遡行というのはお馴染みなので理解以前のツーカーなのだが、「紙使い」、このイメージは面白い。
「風(空気)」とか「水」、「火」、「土」といった自然にあるエレメントを使う発想なら古典的なんだけど・・・。
「紙」を媒体にするとは・・・。
サイバーなものより斬新だぞ。
 
目から鱗です。
 
そういう、イマジネーションの膨らませ方を再認識。
(それとも『紙使い』の原点は既出のSF小説とか、ファンタジー、あるいは漫画にあったのでしょうか?。不勉強ですみません。私には思い浮かびません。だから「R.O.D」を高評価している。)

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私はとにかく、 アニメ「R.O.D」で、そのアイデアに初めて触れたし、このアニメ、シナリオの展開ぶりが「見始めたら止められません」というくらいに巧みです。
 
OAV版(上のカット)は終始凄い。その作画と動画と美術に演出力!。
ヒロインの読子・リードマン、可愛いし、ナンシー幕張、ぞっこんです。
 
TV版(下のカット)の方は、終盤前の肝心な話数で作画的にも演出的にも、失速した話数が何話かあったけれど・・・、最後にはちゃんと立て直している。(TV版の方、作画的にはスタート時の1~3話あたりと、まぁ前半の方がクォリティが高く、安定しているけど、後半に、どうやら外注スタジオの仕事に粗さが見え出すのです。・・・でも、キャラの作画が鈍っても、動画的にはしっかりしているし、脚本が基本的にいいから気にならない。)

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終わってみれば大変に後味の良い快作です。
三姉妹、好印象さ貫き通したし、菫川ねねね先生が男前。
(これらのキャラの関係、途中、どれほど不幸な展開になるのかと辛かったが・・・) 
・・・だけど、OAV版でマスコットガール的だったウエンディさんの役所や「絵」が、TV版で変わってしまって落差ありすぎ。
 
ウエンディさんの性格付け、もう少し幅が欲しかったなぁ。
ずいぶんイヤな女になっちゃってる。
重要な役所だから、もう少し好きになれる要素が欲しかった。
(1話限りのゲスト出演、考古学者のアリスさんの方が、キャラとして魅力的。・・・勿体ない。アリスさん・・・。)
 
ともあれ、私が見落としている名作、なんぼでもあるようです。
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2007-10-31 23:51 | Comments(0)

The Rose

今夜、テレビで3~4回目かの放映になるスタジオジプリの「おもひでぽろぽろ」をやっていた。
 
なんとなく見ていた。
タエ子(27歳)の描写は、あまり好みではないのだが(まぁ、このアニメ、大人の顔の頬線を無理矢理に描いていて変なのだが)、タエ子(小5時代~昭和41年頃)の描写の方は好きで、その背景も懐かしい。(タエ子~小5時代の人物のコロコロ動く表情の漫画的さは、一部、狼狽や感情的になる表情を大きく崩すシーンにおいて「じゃりン子チエ」を彷彿とさせる)
 
伝え聞く話によると、タエ子(小5時代)の「箱根の温泉に一泊二日の小旅行シーン」があるらしいのだが、このシーン、小5少女の「浴衣」、「入浴」、「オールヌード」が惜しげも無く展開されているので、テレビ放映ではきっちりカットされていて見たことがない。(1回目の初放送の時くらい、このシーンは放映されたんでしょうか?。・・・ノーカット収録されているのなら、そのシーン見たさにDVDに手が出そうです(笑)。)
 
で、録画するでもなく、いつもただ、テレビ放映されるタイミングで何度か見ていたこのアニメが、エンディングの歌曲で毎度やたらと感動的になる要因に気が付かないでいた。
「いい曲だな」という漠然とした感想。

ぼんやりな俺は、自分の知っている曲と「おもひでぽろぽろ」のエンディングテーマが繋がっていなかったのだ。
原因は都はるみサンが歌っていたから彼女の声質や節回しがフィルターになってしまって(失礼!)良いメロディだと感じていながら気が付いていなかったのだ。
 
今夜、ようやく繋がった。
 
「あ、ベット・ミドラーのローズだ!。」
 
「The Rose」
アマンダ・マクブルーム作詞・作曲の名曲である。
なんで、今まで気が付かなかったのだろう・・・。
申し訳ないけど、都はるみサンのせいである(笑)。
 
この「The Rose」という曲は、俺はたいそう好きで、その原曲の歌詞も素晴らしい。
ただ、俺にリアル・ニュアンスで英語が分かるわけはなく、訳詞のセンスに頼ることになる。
色々な日本語訳詞があるものの、直訳だと難解な歌詞なので、たいてい心に届かない訳詞になる。
 
「おもひでぽろぽろ」で高畑 勲さんが訳詞した意訳も、かなりの名訳だと思いますが、俺の中でのペストは昔にテレビでアメリカのポップス歌手(誰だか覚えていない、ちょっと年輩の白人女性であった)が歌っていたのを見たときの字幕の訳詞が素晴らしくて、心に焼き付いた。
 
例えば、原曲の英語歌詞は以下の通り。
 
原題/「THE ROSE」
作詞・作曲/AMANDA McBROOM (アマンダ・マクブルーム)
 

Some say love it is a river
That drowns the tender reed
Some say love it is a razor
That leaves your soul to bleed
Some say love it is a hunger
An endless aching need
I say love it is a flower
And you its only seed


It's the heart afraid of breaking
That never learns to dance
It's the dream afraid of waking
That never takes the chance
It's the one who won't be taken
Who cannot seem to give
And the sould afraid of dyin'
That never learns to live


When the night has been too lonely
And the road has been too long.......
And you think that love is only.......
For the lucky and the strong
Just remember in the winter
Far beneath the bitter snows
Lies the seed that with the sun's love
In the spring becomes the rose............
 

 
これを訳すと、
 
   
人は言う 愛は川だと
ひ弱な葦を押し流す
人は言う だからだよ 
心がいつまでも疼くのは
人は言う 愛は飢えだと
終わりのない痛みだと
でも…私には愛は花
あなたはただその種
 
 
心は壊れることを怖れ
踊りを覚えようともしない
夢は目覚めるのを恐れ
運を試そうともしない
人は縛られることを嫌い
与えようともしない
魂は死を恐れ
生き方を大切にしない
 
 
夜が寂しすぎた時
そして、道が遠すぎた時…
あたなは思う
愛はツキだと…
仕方がないものだと
でも会うの 冬の最中に
冷たい雪の下に
種は太陽の愛を待ち
春にはバラを咲かす……


となるのだが、 
「おもひでぽろぽろ」の日本語訳詞/高畑 勲さんだと、以下のようになる。
 
原題/「THE ROSE」
作詞・作曲/AMANDA McBROOM (アマンダ・マクブルーム)
編曲/星 勝
日本語訳詞/高畑 勲
歌/都 はるみ
 

  
やさしさを 押し流す 愛  それは川
魂を    切り裂く 愛  それはナイフ
とめどない 渇きが  愛だと いうけれど
愛は花 生命(いのち)の花  きみは その種子(たね)

挫けるのを 恐れて  躍らない きみのこころ
醒めるのを 恐れて  チャンス逃す きみの夢
奪われるのが 嫌さに 与えない こころ
死ぬのを 恐れて   生きることが 出来ない

長い夜 ただひとり
遠い道 ただひとり
愛なんて 来やしない そう おもうときには
思いだしてごらん 冬 雪に 埋もれていても

種子(たね)は春 おひさまの
愛で 花ひらく
 

 
・・・こちらの方が、スマートで詩的。かなりな名訳である。
(まぁ、最後の「ローズ」を「花」にしてしまっているので、原曲や、ジャニス・ジョプリンからは乖離した普遍的なラブソングになっている。ジャニス・ジョプリンを知らない人もいるのかな。伝説のロック歌手だよ。若くして亡くなった。恋とドラッグとロック、かなり無茶な人生を駆け抜けた女性。映画でこのジャニスの役をベット・ミドラーが演じた。「The Rose」はジャニスが最後の舞台で死ぬシーンを描いたあとに流れるテーマ曲である。ローズはジャニスの愛称でもあった。)
 
 
さて、ところが、俺が心に焼き付いて離れない大胆な訳詞(意訳)では、
 
『挫けるのを 恐れて  躍らない きみのこころ
醒めるのを 恐れて  チャンス逃す きみの夢
奪われるのが 嫌さに 与えない こころ
死ぬのを 恐れて   生きることが 出来ない』 

 
「きみ」の所が、原曲の詞には二人称にしなければならないくくりはないので、「わたし」と一人称に訳詞されていたのだ。

『挫けるのを 恐れて  躍らない 私のこころ
醒めるのを 恐れて  チャンス逃す 私の夢
奪われるのが 嫌さに 与えない こころ
死ぬのを 恐れて   生きることが 出来ない』
 

・・・そりゃ、この方が胸に迫る。
 
不特定多数の人に向けられたメッセージソングとして捉えるよりも、孤独な自分の魂を癒し慰める歌曲として感じた方が、俺には心に響く。
一人称の方がむしろ万人の思いに時として響く。
 
その時の歌手と字幕の訳詞の素晴らしさ。
ビデオに録画しなかったことを後悔している。(見ている間、鳥肌もので、そんな事する回路は働かなかった。)
 
今に至るまで、その時の歌手の名前も、訳詞の作者も分からないし、その訳詞に二度と遭遇することもない。
ただ、高畑 勲さんの「The Rose」の訳詞が、「きみ」を「私」にさえ替えれば雰囲気的に、俺の感動した訳詞に近かったのでこんな事を書きとめておく気になった。
 
「The Rose」のメロディラインの素晴らしさは、知らない人は検索して知るべき。 
どこかで、曲が聴けるはず。
せめて、ベット・ミドラーの歌声で聴いて下さい。
 
Betty Midler- The Rose
 
たくさんの歌手がカバーしていますが・・・。
意外と決定打がない。(男性歌手なら、今だと「Westlife」が、のびのびとした歌唱で綺麗でお薦め。・・・で、勝手に2箇所のリンクを貼ってみた。削除されるかどうか、ちょっと冒険♪。)
  
Westlife - The Rose
   
まだ俺は、俺が感動した、あの時テレビでたまたま見た女性歌手には辿り着けないままでいる。
 
・・・誰だったんだろうか?。
 


アニメ『大江戸ロケット』の第22話、惚れ薬のエピソードの、「恋」と「濃」の間違いで、おソラさんがミリタリーモデル(模型)の塗装方法を朗々と語るシーンは素敵です。
フランソワ・バーリンデン
ドライブラシ
ミゲル・ヒメネス
フィルター塗装
チッピング
ツインメリット・コーティング
エポパテとローラー
エッチングパーツ
ヨンパチの浸透・・・
 
何度見ても、ここは面白い。
こういう女性友達がいたら本当に素敵。
 
ちなみに、俺の歯はまだ痛い。
昔に神経を抜いた歯が、化膿してぼんやり痛んでいるのなら・・・
気のせいではなくて、ひょっとしたら、左の奥歯上下、全滅かもしれん(汗)。
どの歯が痛いのか特定出来ないのではなく、全部、同時に真性に悪くて痛いのかもしれん(大汗)。
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2007-10-19 23:21 | Comments(7)

苺ましまろ

阪神タイガース、この期に及んでまだ横浜にボロ負けするか。
 
なにしてんだか・・・。

巨人ファンのみなさま、リーグ優勝おめでとうございます。



ところで友人にアニメ「苺ましまろ」を見せてもらった。
例によって情報に疎い俺は、これが初見。
 
原作漫画とアニメ版は設定が若干違うらしい。
要は「おねえちゃん(伸恵)」の年齢設定が、漫画は16歳で、アニメでは20歳になっている、という事である。

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伸恵おねえちゃん、喫煙、飲酒、バイクと自動車の運転するからなぁ。
16歳のまんまじゃOKなのはバイクだけだ。
で、設定が変わったのだろう。
アニメの方がパブリックな意味で、漫画より気を遣うらしい。
 
アニメが初見なので16歳と20歳という設定の違いは、なんの違和感もなかった。でもアニメの冒頭、伸恵ねえちゃんの喫煙シーンから始まって「ごらんのとおり、ごくフツーの16歳です♪」と自己紹介しているナレーションには「お?」とは思った。「ウソです。こう見えてもハタチの短大生です。」という言い直しでホッとした。
してみると原作のままの設定の方が「伸恵ねえ」の軽いアウトサイダーぶりが際だって良いのかもしれないね。ただ、後に露見してくる『少女萌えする親父目線』ぶりはハタチの短大生設定の方がハマる。途中、完全に母性炸裂ママになってるし。

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まことに面白い、ストーリーらしきもののない不思議なアニメであった。
(アニメ「あずまんが大王」などは、終わってみると、かなり明確なストーリーもドラマもあった。)
でも、まぁ系譜は同じかな。
「苺ましまろ」は終わりのない日記的描写の繰り返しなんだけど、ゆったりゆったりと時間は流れている。
この、ゆったりさは、しかし、一瞬の煌めきだということも見終わると分かる。

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なんにせよ、絵がいい。

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見てる間、素敵な癒しの時間でした。
声優さんたち達者♪。
合っていないキャラなんてなくて、みんなハマっていた。
 


光学機器が好き。
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これはダットサイト。
とりわけ、M4A1系ライフルに載せると格好良い。
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2007-10-02 23:21 | Comments(4)

時をかける少女

先日、アニメ「時をかける少女」がテレビ放映されましたね。
 
今さらの話題ですが、HDDに録画していたのをようやく見た。
これが初見である。(本当に映画館に行かないし、リアルタイムで見ない奴・・・。)
 
予告などの映像で、かなり期待は持っていた。
ただ、今時のアニメなのに「なんで、キャラクターの色指定が各パーツ影塗り無しの1色?」とは思っていたが、見て感心。
よく動かしている。仕草が良い。
美術が劇映画作りのカメラワークと同義か、より以上に良い味を出しているので、濃いアニメのはったりにありがちな三段影とかの塗り分けのないキャラが、なんだか不思議な存在感で際だってくる。
逆説的に背景に埋もれないのだ。(浮いているのではなく、妙なリアリティがある。)
 
京アニ(京都アニメーション)さんなんかの「ストーリーも絵づくりも原作に限りなく忠実に」という方向性とは対局にあるスタンスだけれど、ストーリー的にも素晴らしいアレンジだった。
こういう作品こそ、原作に対するもうひとつのオマージュの極めつけと云へる。
 
おバカなヒロインのクライマックスの泣きシーン。(当然、校舎屋上の泣きシーンは伏線で、川縁沿いでの2回目の泣きシーンがツボなのである。)
あんなに可愛い泣き演技は、アニメで初めて見た。
これも逆説的に、アニメでなければ出来ない演技なんだけれど愛おしくて切ないくらいに「(感覚として訴えてくる)リアル」がある。


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意地になって背中を押す。
去ってしまった彼。
ふいに胸を塗りつぶした哀しみと後悔で振り返るヒロイン。
川縁の土手道、自転車を漕ぐ知らない人の後ろ姿しか見えない。
今しがたまで傍にいた、彼の姿は、もうそこにはない。
小さな子供のように泣くヒロイン。
失って、はじめてた気が付くこと。
とても大切なこと。
 
直球の演技と演出。
何度見返しても泣けるツボです。
ここのBGMの演出と旋律が、また凄くいい。
 
 
個人的には、当初、「主題歌」の映画音楽としての印象が希薄だった気がしていた。
テーマ曲も本編BGMの方も共に、観賞後にリフレインする旋律が強烈には残っていない。
が、実はここがミソ。
映像作品、映画やアニメは「音楽」要素も凄く重要だと俺は思っている。
そういう意味では、アニメ「時をかける少女」の全編に流れる音楽は正攻法でゆったりしていた。
それが素晴らしく好印象であった。(肝心のエンディングロールに流れる主題歌や、歌手の声質は、初見の時にはあまりピンと来なかった・・・。良い歌曲だけれど、なんか薄い、と思っていた。)
 
後日、その当初の印象は間違いだったと認識する。
主題歌「ガーネット」と「かわらないもの」は素晴らしい。・・・ボディーブローのようにあとから効いてきた。
これほどまでに青春をせつなく歌った佳曲・・・、じつに秀逸である。

BGMの方は第一印象から効果的でした。強烈なフレーズ、メインテーマがなくて、ゆるやかなゆるやかなサウンドがメインテーマだったけど、郷愁を誘うことこの上ない。
これこそ、最上質な映画音楽だ。
泣けます。
(主題歌も、管弦楽のオケだけで聴くとさらに素晴らしい旋律が印象付けられる。)
 
かつての原田知世の映画(大林宣彦監督)みたいに徹底的にヒロインを立てる構成(ラストの原田知世のミュージック・クリップみたいになる演出)はユニークだった。
あれはあれでステキだった。
しかし、アニメ版の方も映画音楽として「主題歌のサントラ欲しい」くらいの感じになってきた。
文句なしの五つ星映画だ。
 
まことに面白かった♪。

Kawara nai Mono
         


あ・・・。
阪神タイガース、ようやく勝てた。
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2007-09-28 23:21 | Comments(5)