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いつの間にか春♪


いつの間にか春♪
 
まぁ、近所の桜が咲いて、やがて雨に打たれて(「春の嵐」がありましたねぇ)散っていくのは見ていた。
 
そして、
唐突な体調不良。
と言っても寝込んでいるわけではなく、単に「目がとてもカユイ!」という症状に悩まされている。
 
つまり、世間は騒いでいるが「この、普段から体力低調な私にしては、意外と縁がなくて助かる・・・。」と思っていた『花粉症アレルギー』のようなものに突然、今年に祟られた。
目の充血が、普段使っている目薬程度では収まらないしカユイカユイ。
 
一応、眼科医には行ってきた。
 
こういうのは対処療法しかないようで、特効薬もないそうな。
そもそも「アレルギー性結膜炎」という診断をされただけで、原因は「特定できず」というのが基本らしいので。
昨年まで、これほどのことは無かったのだけどなぁ。
 
花粉症って、突然反応するようになったりするのかしらね・・・。
 
目は大事。
日常生活が、なにもかも苦痛になってくるから。
 
目薬で、なんとか"目のカユミ"はマシになった。
ただ、結膜炎の症状自体は継続中。
季節病であることを祈るばかりだ。(今年からの発症をキッカケに年がら年中これだとタマラナイ。)
 
そんな調子なのに、趣味ごとも「目を使うこと」ばかり。
 
PCのモニターが辛いのにね。
 
「けものフレンズ」のMMDモデルに、かなり"本家"に肉薄したモデルが配布された。
 
はやし式、かばんちゃん♪。
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cham式サーバルと並べると、もうテレビアニメ・イメージのまんまだよ♪。
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歩きや走りのモーションまで、ふたりのキャラに合わせたものが配布された。
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あと、のん式の「博士と助手」(アフリカオオコノハズク&ワシミミズク)が配布されたのも画期的。
劇中モデルに瓜二つの出来栄えのMMDモデルである。↓
 
素晴らしい!。
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既に自宅のPCモニターで踊ってくれている♪。
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・・・これは、なんか、もう。
けものフレンズたちひととおりが出てくれそうな勢いである。
 
他には、
ライオン
ヘラジカ
アミメキリン
コツメカワウソ
フェネック
アライグマ
トキ
コウテイペンギン
ハシビロコウ
ツチノコ
アルパカ
キタキツネ
ギンギツネ
ヒグマ
タイリクオオカミ
ジャガー
等々がMMDモデル化されている。
 
サーバルやかばんちゃんは数人のモデラーの作品があるし、
かぶりながら、モデルのすそ野は広がっていきそうだ。
 
MMDネタはいったん置いて、
(プログラミングしたりする作業が、目の調子がよろしくない今は粘りがない。)
 
それでも、PCのモニターとかは、テレビモニター以上に、(目が悪くても)やめられない。
 
ぼんやりと、今頃になって「ゆゆ式」を見ていた。
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食事シーンに目が留まるね。この手のアニメでは。
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ある意味の女子会。(場面上は、学校の先生と女子高生たちのふれあいなんだけど。)
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先生のお尻いいなぁ。
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なぜか、主人公たちに「おかーさん」と呼ばれている松本先生。(若いし独身なんだけど。)
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名前が岡さん先生とかなら、そう呼ばれるのも致し方なしだろうけど、かなりムリがある。

ちなみに、
エンディングテーマ『Affection』 / 歌 - Mayumi Morinaga
が、とてもいい♪。
 
ただ、このアニメ、正直言ってシリーズの前半くらいまで、見ていても「さっぱり?」な感じで、面白味という意味ではつかみどころがなさすぎ、に私は感じていた。
(これに比べたら、アニメ「あずまんが大王」とかは、最初っからよほど掴み易い。) 
・・・いや、「ゆゆ式」は最後まで実は掴めなかった(笑)。~途中のエピソードに「楽しいな」ってのはあったけれど。
 
それでも、昨今の私の「嗜好」は偏っている。
つまり、「乱暴な意味で刺激的であったり、猟奇的なシーン、感情的に逆なでが過ぎたり、鬱すぎるシーンが続くような作品」はからきし「嫌(いや)」になっている。
 
「刺激のきつい作品」、「絵やドラマの濃い作品」を見るよりは、まだ「ぼんやり」した作品を見ているほうがマシなのだ。
 
そうした軽いタッチの描写なのに(あるいは明るい描写なのに)、感動できるストーリーになっていたり、「笑い」があれば、尚いいかなぁ。
こういう嗜好は、自分の体調のせいもあるのかもね(笑)。
 
なんにせよ、「明るさ」、「鬱っぽさ」はともかく。
 
人生のタイミングを違(たが)えずに、名作、人気作品をものにしている作家さんは本当に見事だ。
それが「才能」ってものだろうな。 
 


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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2017-04-21 00:01 | ブログ | Comments(2)

アニメ「けものフレンズ」最終話♪ ~感動だよ~


アニメ「けものフレンズ」最終話♪ ~"第12話"を見ましたよ♪~
 
昨日の水曜日(火曜日深夜)AM1:35~放映でした。
待ち構えていて、リアルタイムでアニメ放送を見たのは久しぶりだなぁ。

番組欄からの抜粋でHDDに予約録画したものを、後日に"まとめて見る"ってのが昨今のスタイルになっていたからね。
 
わくわくしながら、番組放送を待つなんて感覚は本当に久しぶりだ。
 
それだけ、この作品には「期待値」がふくらんでいた。
ここまでのストーリー展開と演出が抜群だったからだ。
基軸の「可愛い」と「ユーモラス」を大切にしていたし。
  
毎話ごとのゲスト声優陣の演技と主役たちとの掛け合いが魅力だった。
「ショッキング」や「過激描写」を常態化しなかったからこそ、終幕直前の「暗転」が効いた。
 
前話の11話目が、衝撃的なラストショットが「引き」となって終わったが、とりあえず、サーバルは助けられていた。
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体調や記憶的にも問題はないサーバルのようだが、そうなると"かばんちゃん"がどうなったのか?が、大問題。自分の代わりに犠牲になったと知り、「(かばんちゃんを)早く助けなきゃ!」と。
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その時ラッキービーストの「ボス」がフレンズたちの行動に対応する。パークの緊急時(生態系の維持が原則)にはフレンズに対しての干渉も許されていたのだ。
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かばんちゃんとフレンズ達が立てた作戦の遂行のため、「ボス」が船番と操縦の担当に。そうして「サーバル、3人での旅、楽しかったよ。」とボスがサーバルの背中に言葉を贈る。・・・ただのプログラム・ロボットからこんな言葉が出てくるのか。これは視聴者に来る。
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巨大セルリアンに飲み込まれたかばんちゃんの救出。しかしその巨大さとパワーの前では、今ここにいる僅かなフレンズたちではどうにもならない。
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その時、空中から巨大セルリアンに新たな攻撃が!。足元でもがいているサーバルたちとは別のアタックだ。
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攻撃主は7話で登場した図書館の「博士たち」だった。(ここで、もう胸が熱い。)
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過去話に登場したフレンズ・キャラの再登場は、かばんたちの追撃組「アライグマとフェネック」絡みの追記的ショット描写以外ではストーリー上初めてのことだ。博士たちは彼女らの近くにいたラッキービーストからの緊急通信から、この異常事態を知り急行したのだ。(確かに11話でラッキービーストの目が虹色に光る描写がキッチリあった。)
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そうして、自分たち二人の加勢くらいではとてものことに足りないと悟るなり、パークの長(おさ)を自認している博士たちは用意していた言葉を放つ。
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「さぁ、とっとと野生解放するのです!」
「われわれの"群れ"としての強さを見せるのです!」

闇夜に次々と野生の目が光る。(・・・この瞬間に泣けてしまう気持ちになる自分がいた。)
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「緊急通信」は島中のラッキービーストたちからパーク中のフレンズたちに届いていた。
これまでの話数でサーバルとかばんちゃんに関わったフレンズたちが、今、ここに大集結していた!。
そうして、ここでタイトルとタイトル曲が入る。

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このストレートで王道な演出はハマりすぎて清々しい。
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アイドルユニットまで参戦!。
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攻撃力のある肉食獣はもちろん、そうではないフレンズたちも総攻撃。
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「知恵による攻撃」(セルリアンは海水に弱い)と言う情報にまで対応して、攻撃参加。海水をかけると溶岩化してしまう。(つまり噴火口から出ていた黒い浮遊物質が本来の姿になる感じだ。)・・・島のあちこちにあった溶岩の塊は、セルリアンのなれの果てなのか。
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「わるいね~、何往復も。」というライオンの言葉が鳥たちにあったから、居住地から港まで距離のあったフレンズ達をある程度の数、鳥たちが運んだようだ。(ぶっちゃけると、そんな高速移動のイメージは、この鳥さんフレンズにはないのだけど、まぁ、移動能力なら地上種よりも鳥フレンズに軍配は上がりそうである。)
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ヘラジカ「助けに来たぞ!かばん!」。
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ライオン「うちの子に、手ぇ出してんじゃねぇぞ!」。(後半ドスが効いた声で。)
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フレンズたちの怒涛の攻撃の中で、ヒグマの渾身の一撃が、巨大セルリアンの足を一本、付け根から断ち切る。その部分に飲み込まれて位置していた「かばんちゃん」が変わり果てた姿で救出される。(虹色の球体=エネルギー体になってしまっている。)
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足の1本折ったところで、まだ倒せていない巨大セルリアンの攻撃を逸らせるために、この時、火をつけた紙ヒコーキが・・・。
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走光性のセルリアン。この火のついた紙ヒコーキに注視して動きが鈍る。火の紙ヒコーキはそのまま港に待つ囮船の方向に向かって飛ぶ。巨大セルリアンもそちらを注視。
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火をつけた紙ヒコーキを飛ばしたのはサーバルだった。火を恐れていたのに。(かばんちゃんのしていたことをしっかり学んでいたのだ。)
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この隙に、転がっていた虹色の球体(元かばんちゃん)をフレンズ達が救い出して移動。必死に球体に呼びかけるサーバル。
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他のフレンズ達も一同、いったんこんな姿になってしまっては、もう、と諦めムードだったが・・・。
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球体が、すぅ、と、かばんちゃんの姿に。
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「かばんちゃんだよね」「わかる?」「いちばん最初に逢った時にした話、覚えてる?!」サーバルからこの問いかけに、
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「・・・食べないでください。」と答えるかばんちゃん。
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「食べないよ!!」、泣きながらかばんちゃんに抱き着くサーバル。
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救出は無事に成功した。
フレンズたち一同は、巨大セルリアンと港の様子を見守る。
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既に「誘い火」のために火が放たれて燃え上っている船(本来はパークの島の外への、今ある唯一の移動手段だった)に、巨大セルリアンは明かりに誘われるまま圧(の)し掛(か)かる。その重みに耐えかねて沖に移動しながら沈みゆく船。
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船とリンクして操縦を任されていたラッキービーストのボス。聞き取れないような何か一言を言いかけたまま、巨大セルリアンと船もろとも沈没。サーバルに先述した"別れの言葉"を贈ったボスの「覚悟の姿」だった。
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作戦の成功は巨大セルリアンが海水によって構造を変質されて「溶岩的なもくず」となった屍を海面にさらしたところで、そのまま夜明けの陽が上る。
闇夜のうちに完遂しなければならなかったこの作戦は、ぎりぎりのタイムリミットで成功したのだ。
 
夜明け後、ラッキービーストのボスが、なんとか助かっていないかと海岸線を探すフレンズ達だったが。
やがて、かばんちゃんが浜辺で見つけたのは、海から打ち上げられていた「ボス」の首にあったベルトとペンダントだった。
 
ところが、このペンダント状のものがラッキービーストのプログラミング本体(頭脳)だったらしく(あの小動物の姿は歩行移動用だけのもの?)、ペンダント部分単体で普通にボスが喋りだした。
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「うぁぁああああーーー!、しゃべったぁ~~~!!」第1話の終盤部分のままのサーバルのリアクション。
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持ってたペンダントを海の方に放り投げてしまった。

ま、防水機能があるから船から海岸に打ち上げられても機能したように、その後も無事に拾われたのであろう。
(本編後半で無事は確認できます♪)。
 
ところで、クライマックスのバトルシーンから平和なパークに場面が移り変わるときの挿入画面として、下のショットがあったのだが、この動物はなんだろうね?。人型のフレンズではなく、まんまの動物形態だ。
このドラマ中では各国動物園の関係者による「アニマル解説シーン」の挿入時も、絵的には「フレンズたち」が使われていて、元動物のショットはひとつもなかった。
本編中、唯一の「けものショット」である。
考察班は本編中の描写で「セルリアンにフレンズが食べられた瞬間」を示唆したのが第1話のゲート前だったから、「あの時のフレンズの動物復元化の姿」がこれ↓ということらしい。ブチハイエナっぽいね。
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巨大セルリアンを皆で倒してから、一ヶ月後の「遊園地」が舞台。
この遊園地は、パークに遊びに来た人たち用のものだったのかしらね。
 
この場所にずっと存在していたもので、なんか施設としては錆ついていますが、観覧車とか可動する様子があとで見られるのがスゴイ。
なんか、いろいろと落ち着くまで一ヶ月を要したようで。数日後のお祭りではないのがリアルなところ。
フレンズたちもここで遊ぶのが初めてというキャラが多い模様。
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ジャガーとカバ。割とキャラデザイン的に私のお気に入りのふたり。
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博士と助手。ここでもカレーライスをオーダーしていた様子。
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「JAPARI PARK」の名称を冠したステージ。ひょっとしたら、このステージに開園時出たことのあるフレンズも前世代にはいたのかも。
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あ、作家のタイリクオオカミさん。
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やっぱり文字(ネーム)なしのサイレント・コミックですね。
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かばんちゃんを追跡していた、アライグマの話がここでようやく解説される。
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ミライさんの帽子を草原で見つけたアライグマ。
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単純に遺失物として関心を持ったようだが、たまたまのサンドスターの山からの噴出によって、帽子内に残っていた、ミライさんの頭髪の1本と思(おぼ)しきものが、その髪の毛の遺伝子構造から「人型のフレンズ」として形成される瞬間に立ち会っている。(すぐに追跡できなかったのは、ここで驚きとのけぞりで足を踏み外して、アライグマだけ、なんか崖下か穴にでも落ちたようだ。)
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生物の成長とかではなく「フレンズ化」するというのは不思議な現象なんだね。
幼体でも老体でもなく、愛らしくて活動的な時期の年齢幅で女体化するという設定。
このパークを管理していた当時の人類が、意図的に選んだ術なのか?。
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この辺は謎だらけだ。
(いや、ご都合主義と言うより、おそらくこんな事にでも何らかの理屈や回答を与え得るスタッフのような気がする。皮肉とかではなく、全編見終わった感想はまさにそんな感じ。ウェプでのとある考察記事では、かばんちゃん「人間フレンズ」と例えばサーバル「動物フレンズ」の行動原理の違いを、至極理論的に記事にしていて、感心したものな。遊覧車=猫バスのハンドルを握る発想がないサーバル、パークの地図の入った箱の開け方が分からないサーバルの描写とか、一方でフレンズは握る「人型の指」は持っているのだから、ちゃんとかばんちゃんの説明や手本があれば、動物たちが6話の合戦で「棒」を木刀のように持って扱う描写に至るサマも描いているし。・・・うん。かばんちゃん以上の手練れな捌きにまで至っているのはもはや説明しづらいが(笑)。)
 
パークにはオスはいないし、また代替わりの事実はあるようだが、先代は老いて死ぬというのでもなさげ。
オスとメスの交配と言うのもないんだろうなぁ。
子は作れない?。
 
すると日常の最後にある「個体の死」というのはどんな感じで迎えるのか?、代変わりの経緯、瞬間はどんな感じなのか?。
「"ミライの帽子"の中からかばんちゃんが出現する描写」のように、唐突な感じなのか。
また、髪の毛にサンドスターが反応するのなら、すでに生体として生きているフレンズたちの体そのものや、抜け毛、老廃物にもサンドスターは反応しないのか?。
「体毛からフレンズ化した例か。」と、この話しを聞いていたツチノコが呟いている。
(こうなってくると、孫悟空の体毛から分身が大挙して現出する術がごとくキリがなくなるのだが。)
その辺は、また、ストッパーのかかる理屈もあるんだろうね。
 
考え始めると面白いアイデアであり、システムなんだよ。
そこはかとなく「怖さ」もあるし。
動物が「フレンズ」として人型化して、元の動物以上の知能や人的感情を持つとなると"人権派"がうるさそうだ。
 
「フレンズ」に「人権を」という騒ぎが起きかねない。
真逆に「フレンズ」の存在を脅威に感じてしまう一派もいたかも。
セルリアンは「フレンズ脅威論派」が投じた"フレンズ抹殺用の仕掛け"だったのかも?。
(サンドスターを利用した"フレンズ生成のシステム"の予定外な"副産物"として、自然発生したものかもしれないし。)
これは、純粋な「人間」にも脅威だよね。記憶操作しちゃうんだから。記憶を失ったり、ボケさせられたら人間職員も逃げるしかないわな。
 
閑話休題。
 
サーバルちゃん、猫耳だからこそ聞こえる耳打ちをフェネックから受けて、かばんちゃんを観覧車に誘う。
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どういうソースから情報を得たのか、「観覧車で回ると何かがある」ということで、実際にそこで起きたのは、また「ミライさんのメッセージ」をラッキービースト(腕時計のような姿になっちゃてたが)の再生機能を仲介してモニターすることだった。
 
ミライさんが、この島を発つ直前のラストの記録ポイントだったようだ。
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かばんちゃんがミライさんの髪からフレンズ化したのなら、外見的にもミライさんと瓜二つであるべきなんだけど、髪の色もヘアスタイルに顔だちも、基本、別人っぽいのはどういう理屈なんだろうか?。
原作ネタ的には「カコさん」と言う、名前的に「ミライさん」と対をなす様な命名の職員もいたようなのだが。(アニメ版ではカコさんの描写はなかったよね?。セリフとかにでもあったかしら?。)
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ともあれ、このモニターで、立ち去り際のミライさんが、その帽子を風に飛ばされてしまう映像まで映し出されていた。この大観覧車の上から飛んだのなら、わからなくなっちゃうようなところにまで飛ばされたから、帽子は置き去りにされたんだろう。
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少なくとも、ミライさんは元気な状態でパーク島を去った様子ではある。
 
これらが何年前の映像なのか、これまた謎のままなのだが、ドラマ的に明らかにされていないだけで、調べれば、図書館や港、施設も色々と残滓はあるのだからヒントはつかめそうな気もする。
 
どうも知識的に、ツチノコなんかが、ジャパリコイン通貨の存在まで知っているような博識さもあるしね。
料理に拘っていた博士や助手もいれば、写真や絵で「人が住む家」に着目して、それを再現して見せたビーバーもいるわけだし。
もっとも、かばんちゃんが絡まなければ、彼女たちの「興味」は結実することはなかったので、「人」がパークに絡むことはやはり重要な出会いではあったわけだ。
 
そんなかばんちゃんに、フレンズたちからプレゼント。
それは、「遊園地パーティ」を一か月後に開催した時間差の裏付けにもなるが、「人という仲間を求めていた」かばんちゃんに「パーク島」から出港するための手段を与えてくれたのだ。(船は巨大セルリアン退治に犠牲にしたことをフレンズたちは知っていたから。)
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それが「ねこバス型遊覧車」を海に浮かべて「船化」したものだった。
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ちゃんと動力と繋がっているらしい。(オールで漕ぐ筏ってわけではない。)
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ところで、こうしたシーンの前から視聴者が気になっていたのは、かばんちゃんの描写の中に、彼女の手が、指先からシーンごとに「黒く」なっていく範囲が増えている点だ。
これ、考察班やちゃんと見ている人には、彼女のストッキングの黒も、シーンが進むごとに黒化の範囲が増えていることに言及されている。
そういや、初登場から11話まで、かばんちゃんは黒ストッキングと黒手袋をつけていたよね。

これは、そうした着衣の復元も、上下の服から遅れて再現されて来ている途中描写だから「心配ない」とのことだ。
で、完全再現された「着衣類」は脱げるようにもなる理屈じゃないのかな?とのこと。
つまり、そうなると。
やはり、かばんちゃんは、母体から赤ちゃんで生まれて、成長して老いて死ぬ、普通の人間体とは違って、「フレンズ」なんだ、ということになる。
 
考え始めると、この辺は複雑である。
ミライさんは(おそらく純粋に)「人」であっても、かばんちゃんは、(自然な)人類だとは言い難くなる。
 
なんだか、かばんちゃんは「人のいる場所」、あるいは「人のいた場所」を求めるより、フレンズたちといた方が「本来の居場所」のような気がして来る。
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もっとも、それだって逆説的に「肯定的なシナリオ」を考えるのなら、いくらでもポシティブなストーリーだって思いつきますけどね。
 
この全12話のシリーズだって「鬱展開」ばかり途中から予想していた人は、こんなさわやかな幕引きのシナリオなんか書けないものね。
なんでも、作り手の資質や、その時の考え方や、方向性で、変わってしまうのが「物語」なのだから。
 
よくぞ本作「けものフレンズ」は一部のアニメーターや作家が陥りがちな暗黒面にハマることなく「清々しく楽しく(途中、ワザと小憎らしいほどハラハラさせながらも)」きれいにまとめあげてくれたと絶賛したい。
 
私にもそういう一面がおおいにあるのだが、「鬱」や「猟奇」に足をすくわれる作風の人の方が、製作畑には多いからね。
「怖いもの見たさ」に負けてしまうタイプ。
 
もちろん「怖さ」を介して、至高の域に達する名作をものにする作家もいるのだからなんとも言えないが。
 
少なくとも「けものフレンズ」は今回の終わり方が「拍手喝采」なのである。

ちゃんと旅の食料や飲料水の描写まであるし。(天候の変化だけが怖い。)
ボス(ラッキービースト)は今は腕時計タイプになってかばんちゃんと共にある。
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桟橋から見送るサーバルとフレンズ達。
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サーバルに一抹の寂しさを感じる。だって、親友との別れなんだから。
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とか、感傷に耽るいとまもなく、操縦席だけの「船」だったかばんちゃんの後を、いつの間にか作っていた「遊覧座席」の方の車体船で追いかけるサーバル(笑)。
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本編自体は、旅立っていくかばんちゃん船を遠景にしながら、右下に「おわり」の文字。
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そうして、感動のエンディングロール。
 
このエンディングも凝っていて、左のフレンズ達のシルエットを上から下に通過すると、モノクロだった「これまでの廃園風景の写真」が、次々と色づきカラー化していくというポジティブな感覚の終わり方。
 
声優スタッフには「ん?、マイルカなんかどこで?」と思うクレジットに続いて、ラッキービーストの声優欄がミライとなっているのが粋な限り。
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ほほぅ~、"ラッキービーストが再生したモニターの中のサーバル"は、原作ゲーム版(のサーバル役)の野中藍さんがやってたわけか。

感動のエンディングロールのあと、後付けのシーン(もしくはCパート)が素敵に追加。
そのころ、かばんちゃんの船では、フレンズ達が用意しただけあって「バッテリー切れ」というミスが(笑)。
充電設備のない海の上で動力源がなくなるとは?。悲惨すぎ。
本来なら、オールで漕ぐ手段でもない限り海に漂う羽目になるところだったが・・・。
 
そこに追いつくサーバルと別のラッキービースト。ミライさんの帽子もあるね。
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サーバル船が何を動力としているか分かりにくいが、船体の後尾には舵漕ぎ式の何かがついて動いている。
ドッキングすれば、かばんちゃん船がバッテリー切れでも、これで「ひとつの船となって動く」ことは叶うだろう。
 
離別を拒否した、恋しんぼうのサーバルのおかげで、かばんちゃんも救われたし。
かばんちゃんがサーバルに放ったセリフからは、サーバルだけではなく、他のフレンズ達も何人か余分に付いてきている模様。
(誰が同伴者になっているかは視聴者の想像に託されているというのも粋♪。)
 
個人的には、鳥類の子なんか(飛べて偵察役にもなるし)便利だと思うのだが、ロードムービーの本編推移に付き合っていたという点では、ナワバリから離れていたアライグマとフェネックが妥当な気はする♪。
 
そして、海上では、姿こそ描かれないが声だけの出演で、先ほどのエンドロールにあったマイルカさんが登場。
水先案内人になってくれそうなフレンズだ。
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こうして、新たなフレンズとの出会いで、オープニング曲の出だしと鐘の音で演奏され始める瞬間に「幕」となる。
 
最後まで、陽気に楽しめた♪楽しめた♪。

上のキャプチャー画では確認できないが、一番下のキャプチャー画面のほんの一瞬あとに、幕切れする直前、右下に小さく薄く「つづく」の文字がオーバーラップするのだとか。
見返してみるのも良いかもね。
 
こういうダークホース的な逸品があるから、テレビアニメの放送、及び、録画ってのは侮れないんですよね。 
 
とは言っても、その「録画行為」も、  
TV録画用にHDDを何個も用意するなどと言う「投資」するほどの熱意も近年の私にはなく。
 
なら手持ちのHDDの容量を常に空けておくために、「録画したものは円盤に移して掃除する」のが必要なんだけど、そうした作業までズボラになってしまった。
 
王道である、「新番組とりあえず全部録画して、気に入ったものだけを取捨選択する作業」ってのがね。
もうね。
なんかめんどくさいし、物理的にも無理になっていたのだ。
  
アニメを見る感性、楽しむ感性を失ったわけではない。
おそらく、漫画(コミック)を愛するように、人生のある限り「愛せる」コンテンツであることには自信がある。
 
ただ、単純に経年による"怠惰性"が出ちゃってるんだよね。
コレクションする「熱意」が、5年前、10年前よりは衰えているなぁ(泣)。
 
ともあれ、素敵な作品に出会えて良かったです。 



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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2017-03-30 13:31 | アニメ | Comments(0)

アニメ「けものフレンズ」チェック中♪ ~その2~

 
アニメ「けものフレンズ」チェック中♪ ~その2~

当初は「擬人化された動物キャラたち」が、ただ可愛く騒ぐだけの「にぎやかしアニメ」なのかな、と思っていたら(意図的にそういう一面も「華(はな)」として持ってはいるが)、ふたを開けてみると、縦ストーリー、伏線、謎解き、回収のある構成なのだった。
 
なかなかにメッセージ性の強い素地もあるし。

それを気重い構成や、硬い絵ではなく、あくまでも可愛くサラリと見せてくれている。

アニメ「けものフレンズ」第7話以降の展開。
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主人公チーム、"サーバルとかばんちゃん"たちが、ひとまず目指していた「図書館」に辿り着く。
アフリカオオコノハズク。その「図書館」の館長さんである。
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ワシミミズク。館長さんの助手だ。どちらも猛禽類の鳥綱フクロウ目フクロウ科です。
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知性派的な好奇心キャラで、なんとなくどこかから手に入る「ジャパリまん」ではなく、(けものフレンズたちがまだ口にしたことのない)「料理」というものに強い興味を持っていて、"知的試練の末"に図書館を訪れたかばんちゃん達に「料理」を作らせる。
 
かばんちゃんの読書能力とリードで、図書館にある料理本の中から選ばれたメニューが「カレーライス」だった。
(調子いいことに食材は「ジャパリまん」の製造施設がどこかにあるらしくて、そこの「畑」から失敬してきて準備されていた。)
 
けものフレンズたちがクッキング中の「火を恐れる」描写もちゃんとあった。
 
スプーンという道具も使い慣れず、初めて食べた「お料理のカレー」は、最初「辛いのです!」と大顰蹙(ひんしゅく)だったが。
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不評をたれつつ、どんどん博士たちは平らげてしまう(笑)。クセになる味だったようだ。要するに大満足する。

調理報酬として博士たちはかばんちゃんに教える。
 
(文字が読め、料理なんてものが作れて、そしてその外見の)かばんちゃんが「人である。」ということの確認。
そして、このパークには「もう人はいない。」「絶滅した。」「あるいは(フレンズたちの)知らないどこか別の場所に居るのか?。」などなどの不穏な話(事実と憶測の混合)を聞かされる。
 
ここで、"料理テスト合格"の副賞に「ぺぱぷ(アイドルユニット)チケット」と、のちに伏線回収となる「マッチ箱」がかばんちゃんに与えられる。このマッチ、画面に一瞬写されるだけで説明も何もない。
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ところが、のちに重要なアイテムとして伏線回収される。 

"人はもういない"と言う。
それでもなおかつ、かばんちゃんの仲間である「人がどこにいるのか、どこに行ったのか」を知るためにサーバルとかばんちゃんは再出発する。

この回の別れ際、主役二人を見送る博士と助手のセリフが「含蓄」があって良かった。
 
博士「美味しいものを食べてこその人生なのです。」
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助手「住処が分かったら必ずまた(ここに)来るのです。」「われわれは"おかわり"を待っているのですよ。」
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なんだか、博士たちのこのセリフはドラマ上の自然な流れでもあったのだが、妙に印象深かった。
 
視聴者にも語り掛けられたような感じがしたからだ。
 
「美味しいもの」「楽しいこと」「生きがい」
それは、エンタメやクリエイターたちだけに差し向けられた言葉ではなく、町のお店、会社勤めで何かのプロジェクトやサービス業に携わる人、提供する側、受け取る側、なんだか、世の中のすべての人たちに手向けられた言葉のようにも感じるのだ。
 
感謝され、期待されるということはとても大切なことだ。
 
こうした「さりげないメッセージ性」が「けものフレンズ」の随所にちりばめられている。
ま、頭をからっぽにして楽しんでいるだけでも一向にかまわないのだが。
 
その毎話ごとにある楽しみのひとつ。
フレンズ役の声優さんたちが、キャラごとの印象づけがユニークでね。
製作者サイドの意図なんだろうけど、種族別に「訛りで喋ったり」「独特のイントネーション」で演じてくれていて。
トキの「わ~た~し~は~♪」も、アルパカの「地方訛り」も面白かった。
  
そこだけ見ていても楽しいからね。
 
第8話。現地提供の「ジャパリまん」♪。
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マーゲイ。ネコ科みたいだけど、私は初耳の種族だった。画像検索で写真を見たらネコ科としてはピカイチくらいな可愛さだった。この話数の「アイドルおっかけキャラ」でした。
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そのフレンズたちのアイドルというのが、ペンギンたちで構成されるかわいいユニット、『ペパプ』だった。
ロイヤルペンギン。挙動でリーダー役かと思ったが、ユニットの企画発案者という位置づけ。
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イワトビペンギン。
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ジェンツーペンギン。
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フンボルトペンギン。
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コウテイペンギン。「皇帝」の名の通りに、リーダー役は緊張ですぐ固まるこの子(笑)。
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5人のアイドルユニットである。
いや、しかし、まぁ、もとのペンギンからして、実際にこんな風に(容姿的な)特徴づけがあるから大したものだ。さりげなく、ペンギンのアイドルユニットに「初代」「2代目」そしてこの「3代目」があったという時間軸にも触れられていたし。
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ただ、失礼を承知で欲を言えば、この『ペンギン・ステージ』の"歌とダンスシーン"が、"ハルヒの文化祭ステージ"、または"ラブライブ・シリーズ"並みのクォリティ(ダンス曲、カメラアングル 等)だったなら、もっと完璧だった(笑)。

この辺は、予算と時間の都合も響いてか、ほんのちょっぴり単調に収まってしまっていたかな。(フォーメーションの移動とかもなく、メンバーが同じ振り付けのまま立ち位置変わらずだったからね。)
 
そこまで突き抜けていたら、物語の中だけでなく、視聴者ファンにとっても「伝説のアイドル」に、そのままなっていたことだろう(笑)。
 
さて、

寒冷地帯ではギンギツネ。
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そしてキタキツネと出会う。
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カピバラ。なんか、寒冷地の温泉入浴役だけでの登場(笑)。
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ところで、この第9話ではフレンズ的な描写でエポックメーキングな種明かしがあった。
「人間」のかばんちゃんが着衣しているのは当然の成り行きだが。
 
なんと、
フレンズたちのコスチュームも「脱ぐことが出来るのだ」と言うのがこの回に発覚。

当然のように、そのまんまで温泉に浸かっているフレンズたちにかばんちゃんが指摘。
「これって、服のまま入っていいんですか?。」「服ってナニ?。」「・・・これですけど。」
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「え!?」「それって取れるの?、私のも?」
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で一同、皆、脱衣してあらためて入浴する。
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フレンズたちのコスチュームを「服」だと認識していたかばんちゃんもスゴイ。
暗黙の了解で視聴者も、フレンズたちの出で立ちは、毛皮や蛇のウロコみたいなもので取れないものだと見ていた人もいるかも。でも脱げる理解がないなら、パンツを履いているショットが写っていたサーバルはもとより、フレンズたちは、排せつ行為をどうしていたんだろ?、と言う下衆(げす)な疑問が湧いてしまう(汗)。
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(カバさんなんかどうなるの?と思いますよ。ヘビもフードごと脱げちゃうのだろうか?。)
耳が4つあるフレンズたちも多いわけだし。ベンギンのイヤーパッドは?、とか考え始めたらキリないね(笑)。
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パークの周りに「海」と言うのがあること、「人」であるかばんちゃんなら動かせるかも知れない「その海を走るそり=船」、「港」の情報を、8話の「ペンギン回」に続いてここでも得る。
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にしても、こんな温泉施設なら行ってみたいものです♪。(暖簾(のれん)まであるな・・・。)
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アリツカゲラ。宿泊施設を取り仕切っている鳥フレンズ。 
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タイリクオオカミ。作家らしい。この話数では「漫画」の下書きを描いていたが、絵が描けるならネームも?。動物は字が読み書きできなかったのでは?。サイレント・コミック限定なのかな。
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アミメキリン。元動物よりスケールダウンですね。首が微塵も長くない。
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ここから下は物語が急展開の第11話になる。
キンシコウ。元の動物の「孫悟空」との関連は肯定されたり否定されたり、よく分かんない。でも、フレンズでは如意棒みたいな形のエモノを武器にして登場した。
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ヒグマ。この話数でキンシコウやリカオンたちと共にパークを守護するために、フレンズたちの敵である「セルリアン」相手に戦っていた。
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リカオン。元が群れ体制で行動する動物だよね。
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彼女たちは何と戦っているのか?。

それは「巨大セルリアン」↓。
この物語の暗転役だ。正体や存在の意味が分からない。

まるで、プログラムのバグかウィルスが具現化したような存在で。
・・・だったら、この「セルリアン」に脅かされるフレンズたちはプログラムかデータの要素でもあるのだろうか?。

「ジャパリ・パーク」ってのはなんだろうね?。
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生態的にガン細胞や病気に脅かされる私たちも、まぁ、そういう意味では「生体プログラム」の要素は孕んでいるわけだが。
 
現実の私たち人間界にだって、パソコンの中のことだけではない、バグやウィルスのようなものは存在している。
  
「巨大セルリアン」の発生が、「パークの危機、異常事態」であることを「ボス」と名付けられていた"ラッキービースト"なるパークの案内役が警告する。(人間である、かばんちゃんにだけ反応して対話もする。フレンズたちとは口を利かなかったらしい。)
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そして、この個体の"ラッキービースト"は、何話も前から度重なり「映像や音声」で、自分に記録されているメッセージを各分岐点、ポイントに来ると再生して見せた。生物に何かがプログラミングされていると言うよりは、完全なロボットみたいな感じ。
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この"ラッキービースト"が何度も記録映像として再生して見せるのが、「ミライ」と言う名前の少女。
かばんちゃんがかぶっている帽子の元の持ち主のようでもある。
と言うか、「かばんちゃん=ミライ」なんだろうか?。あくまでも「遠い過去の人」なのか?。(過去の人ならミライという名が皮肉過ぎて・・・。)
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再生される記録映像の中では、サーバルまでが登場していた。このサーバルと今のサーバルは繋がっているの?。・・・この映像を見て、何かを思い出しかけるようにサーバルちゃんが落涙していたよね(汗)。
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映像のサーバルと、今、かばんちゃんと行動しているサーバルとは同一キャラなのか?。代替わりで、記憶の引き継ぎが潜在意識的にあるのか?。
 
再生映像では「ジャパリパーク」「けものフレンズ」の危機を警告し、対セルリアンとの攻防に言及しているような描写があったが、最終話になるらしい第12話前の第11話時点では線が結び付きそうで、まだ結びつかない。 
 
そして第1話から、ず~っと、かばんちゃんの追跡者として行動し続けている下のアライグマ。
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再生映像のミライなる少女がかぶっていた帽子の、もう一方の飾り羽を持っていたりしたが。
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アライグマとコンビで行動をしていたこちらのフェネックともども、第11話時点でまだ「かばんちゃんを追っていた理由」とか、詳(つまび)らかにされていない。
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"ラッキービースト"が案内役兼監視役なのがなんとなく分かるけれど(「パークガイド・ロボット」だと名乗るシーンもあった)、依然として謎の多いままクライマックスへ。
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暴走し始めている「巨大セルリアン」。走光性がある性質は何を意味するのか。
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バス運転席での誘導失敗で、かばんちゃんとボスを庇って二人を放り投げるサーバル。
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かつて「飛び橋」でバスの運転席0.5トンを抱えてジャンプしたパワーがあるなら一緒に飛べたろうに、あえて囮役になったのか?。
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振り回してくるハンマーのようなセルリアンの腕に飲み込まれて、その体内に吸収されてしまうサーバル。
 
セルリアンに飲み込まれたフレンズは、死んじゃうとか記憶がどうにかされるとか。
いったん、サーバルに庇われたかばんちゃんだったが、決死の覚悟と準備をして(ロープが出てくる。)
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吊り橋回の時にでも用意されていてリュックの中にあったのだろうか、巨大セルリアンに自ら飛び込む。そしてサーバルを救出。
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この辺のシーンは涙もの。見せてくれる。(木登り修練の回収と「うみゃみゃみゃ!」の叫び声。)
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倒れたままのサーバルを庇うために。
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松明(たいまつ)のようなものを燃やして、今度はかばんちゃんが囮役になる。(マッチ=火の件はここで回収されている。)
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港にある「船」まで誘導して船の明かりで沖に誘い、船ごと巨大セルリアンを沈めるのが本来の計画だった。
船での明かり誘導はヒグマに託している。
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そちら側への方向の誘導だけで覚悟を決めてしまったのか、かばんちゃん。
これまで、自分が何者か分からないような存在だったのに、それを受け入れてくれ、共に行動し続けてくれたサーバルに感謝しながら、かばんちゃん。
 
ここで、巨大セルリアンの一撃に飲み込まれてしまう。
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第11話、衝撃のラストカットのまま、いつものエンディングになってしまった。
 
いや、そのエンディングまで、何か様子がヘンだ。

エンディングの途中で、どことなく「帽子をかぶったミライ」のシルエットをイメージさせるキャラクターの影絵がオーバーラップしているショットがあったのだが、
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その「シルエット」が今回のエンディングでは消えていた。
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この「廃園風景」の他のショットにもフレンズたちのシルエットが(ものすごく分かりにくいが)写っていたのだが、同様にみな消えている。

「ジャパリパーク」ってなんだろう?。
 
「萌えキャラアニメだから」と言う言い訳は横に置いても、雌(メス)と言うか女性体しかいないわけだし、代替わりに言及したり「生まれる」と言う表現があるのに、幼体も老体もいないから、まさしく徹頭徹尾に人為的な管理がある場所ではあったハズだ。

かばんちゃんが山の上で地図を見ていた時、周りの全部が海だと言う「ジャパリパーク」の向こうにうっすらと見えた別の大陸か半島の影はなんだったのか?。
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それに気づいたかばんちゃんの脳裏に去来していたものは?。

ドラマが不安と謎と興味深さに盛り上がったところで、次週最終話へと・・・。
 
もっとも、「けものフレンズ」をレビューした、このブログが木曜日上げと土曜日上げになったので、火曜日の深夜、水曜日の午前に放送となる「最終話」まで、3日と間もないわけで。
 
じきに結末が分かるのだけれど。

この「けものフレンズ」関連の、その他の企画プロジェクトみたいな(ソシャゲ版が気付かれず大きな話題にもならないまま終了しちゃった)感じからは外れて、
アニメ「けものフレンズ」は視聴者が良い意味での
『感動と共に幕締め』となってくれることを願うばかりだ。

 
アニメ版が最後まで成功すれば、少なくとも、「アニメ版けもフレ」関連のフィギュアは、アニメイメージのまま出してくれたら全種、ヒットすること請け合いだと思う。
本編BDだって、冊子(図鑑)仕様が凄いので売れるだろうし。
ロイヤリティで潤うこと間違いないと思いますが(笑)。

「美味しい料理」(「面白い作品」)には、
「われわれは"おかわり"を要求」し続けるのだから。

 
 


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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2017-03-25 02:51 | アニメ | Comments(0)

アニメ「けものフレンズ」チェック中♪ ~その1~

 
アニメ「けものフレンズ」チェック中♪ ~その1~
      
このアニメ、私的にダークホースで、現在最終話に向けて放送中なのだけど、すっかり本放送のテレビ録画をし損なってしまった作品だ。
 
大変に勿体ないことをした。
・・・つまり、なかなかに面白い作品だということだ。
(現時点の視聴している所までの感触においては、という注釈付きではあるけれど。)
 
ニコニコの有料チャンネルとか、ウェブで断片を拾って後追いをしている。
(いずれ、ちゃんと見直さないといけない。)

アニメ「けものフレンズ」
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メインヒロインの一人、サーバルちゃん。食肉目ネコ科。
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本作アニメでは「狩りごっこ」は大好きだが、"ジャパリまん"なる饅頭みたいなものを食べたりする以外は、「ナマで肉食している様子」は描かれることはない。ヤンチャな猫キャラだ。
 
そして、なぜここに自分がいるのかわからないキャラ↓、自分の名前も分からないので「かばんちゃん(大きなリュックを背負って登場したので)」とサーバルに名付けられた彼女(下の図左)とが、チームとなって、このフレンズ・パークを旅することになる。
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さて、「けものフレンズ」は、
 
アニメとしてはジャパニメーションの由緒正しい「リミテッドアニメ」の系譜、つまり、手描き作品群とは違って、"かなりの変化球的な手法"で作られている。
言わば「3DCGアニメのリミテッド版」みたいな佇まいの作品なのだ。
(キャラが3DCGで背景が手描きという基本であるらしい。)
  
ディズニーなんかの"3DCGフルアニメ"を、かみ砕いたような作風なのだが(当然、予算や時間の都合もあるだろうし)、かなり手描き風味にはキャラクターは寄せてある。

しかも、「けものフレンズ」自体は"かなり、あれこれメディアを欲張ったゲーム・プロジェクト"として発進しながら、企画としては「広げた風呂敷ながら、いつしか、ゲームもサービス終了しちゃった頓挫企画」な模様なんだとか。

いちばんあとから来た"アニメ放送"をもってして、「ひっそりと風呂敷を畳む感じ」になっていたのだが。
 
なんと。

ここに来て、なぜかしら「アニメ版」からファンの間で人気が弾けつつある。てか、もう弾けちゃってる・・・!、という皮肉な流れになっているのだ。
 
そう。"エンタメの世界"はなにが起きるのかがわからないんだよ。
 
もともと、
ジャパニメーションの絵柄、日本のコミック感性のキャラデザインが、"萌えキャラ好き"、"可愛いものが好き"というファンには心地よいのが事実でして。        
パークの動物たちを、本来の対象動物に拘って擬人化している、という方向性ではなく、「愛らしい女の子キャラたちが、等身大のまま軽妙にコスプレしちゃって、その動物の名前を名乗っているだけ」みたいな風味のデザインが、いっそ清々しいほどだ。
 
今回の「レポート、その1」では、登場キャラがこんな感じ♪
ということだけを、まず「絵」を並べて紹介しておきます。
 
カバ。基本的に「髪型」で元動物のシルエット感、雰囲気を演出している。でも、もとのカバからは程遠い妖艶さ。        

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下はオセロット。ネコ科の動物の擬人化は可愛い方向になるのが納得だが、上のカバさんの艶やかさは反則的である(笑)。
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マレーバク。口にしているパンのようなものは「ジャパリまん」というパークの動物たちに共通の食べ物らしい。(「ジャパリまん」には動物別に差異はあるようだが、見ていると多種族用のも平気でキャラたちは口にしていた。)
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フォッサ。マングース科なのだとか。
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インドゾウ。これこそコスプレのいでたちである。(笑)
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いちおう、おねーさんキャラで、擬人化による等身大なりに、背は高い。
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アクシスジカ。詳しい人でないとピンと来ない種族だね。
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キングコブラ。ヘビ科はフードをかぶっている仕様なんだとか。
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ミナミコアリクイ。・・・オオアリクイだとどういうデザインになるのかしら。
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クジャク。割と質素な分量の尾羽。(尾羽の豪華なのはオスだからね。)
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タスマニアデビル。これも擬人化と言うより、ほどんどコスプレ。
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エリマキトカゲ。この回、こちら上下の10~11種類ほどのフレンズたちは、まとめて紹介されただけだった。
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オカピ。首の短いキリン科です。
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コツメカワウソ。この子は雰囲気出ている。
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そして、衣装的にミニスカっぽい出で立ちの子もデザイン的には多いのだけど、総じて「ヒップライン」が皆さん色っぽかった。(嬉)
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ジャガー。ネコ科ヒョウ属にしては、水を怖がらず「泳ぎが得意」とのこと。
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このパークでは皆さん「ジャパリまん」が主食みたいで、弱肉強食という生存競争とも無縁みたい。
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パーク内ご用達の、かつての遊覧バスらしい。
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バス席と操縦席が川を挟んで離れて発見された。
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かばんちゃんの人間的な知恵出しで、橋の流された川に、臨時の「飛び石橋」をしつらえて、
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まぁ、力業なことに、0.5トンはあるハズの操縦席を、ジャンプ力の凄いサーバルが、
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「飛び石渡り」。
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遊覧バスが無事に復元される。(ただし動力のバッテリー切れで、次の話数で「充電」のエピソードが用意されていた。)
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バッテリー充電のエピソードは山頂の太陽電池設備とかあるらしい山小屋に上ることに。
トキ。そのエピソードに登場。人ひとりくらいかかえて飛ぶパワーを持っていて手伝ってくれる。
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アルパカ・スリ。なじみのない動物。山頂小屋にいたりした。「スリ」は毛の種類のことらしい。アルパカには「ワカイヤ」と「スリ」の2種類があるとか。
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ショウジョウトキ。山頂小屋エピソードに登場した。
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ここで、出自の謎な主人公の女の子=かばんちゃん(人間)の後を追尾している二人組を紹介。左がアライグマで右かフェネック。何か鍵の一端を握っていそうな伏線キャラ。(かばんちゃんとサーバルの追跡で、後日に上述の「山の上のカフェ小屋」にも立ち寄ってくつろぐ二人。)
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スナネコ。遊覧バスが無事に動いて差し掛かった"砂漠地帯"で出会ったフレンズ。
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その砂漠地帯の遺跡のような場所に、伝説の生物ツチノコまでもが登場する。
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アメリカビーバー。このエピソードはほっこりしましたね。
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オグロプレーリードッグ。ビーバーの回に同時出演。「プレーリー式あいさつ」の"口づけ"が結構でした。(笑)
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オーロックス & アラビアオリックス。オリックスは球団名で知っているが、オーロックスは初めて知った。そりゃあまり聞かなかったハズだ。検索してみたら、1627年に最後の1頭が死んで絶滅したとか。遺伝子操作みたいなことで現在「種の復元」を試みているらしい。
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ライオン。王者のけもの来た。登場は下の図の通り(萌え絵要素あるんだけど)威厳たっぷりだった。・・・後刻すぐに(いい意味で)態度が豹変したけれど。(笑)
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オオアルマジロ。女の子で擬人化はしにくかった動物だね。コスプレっぽい被り物になっちゃってる。
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ヘラジカ。なかなか良いリーダー・キャラクターでした。絵的にも大きな角がカッコ良い♪。
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アフリカタテガミヤマアラシ & シロサイ(左端は明記がこの画面ではされてないけど、カメレオンです。)
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ハシビロコウ。この鳥、元のモデルって"大きな嘴とキツイ顔立ちの鳥"でスゴイ印象的なヤツ。漫画やイラスト・ネタになってよく取り上げられている。「ものすごく目ヂカラが強い」鳥でねぇ。「フレンズ」の下の絵みたいに可愛い顔じゃないよ。元の鳥はもっと凄い顔している。知らない人は検索してみるとよろしい。(笑)
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ニホンツキノワグマ。ドラマ中はアップ絵がなくて、ヤラレ役だし、扱いが可哀そうでした。(笑)
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オーロックスから始まるその下、ここまでのキャラは、すべて第7話のエピソードで「二陣に別れて合戦」していました。面白いエピソードだったね。
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毎回、基本的には「ほのぼのと楽しめる」アニメなんだけれど、そもそもこのアトラクション・パークが何なのか?。
なぜ、動物たちを本能や種族性を生かしたまま擬人化しているのか?。
けものフレンズたちに「セルリアン」と呼ばれる、デジタルで無機質な感じのバケモノが何なのか?。
一切の説明がなく始まっているアニメで、途中でも「何かを匂わす様な(どちらかと言うと不安材料的な)」描写がチョコチョコ挟まれはするのだが・・・。

実のところ、終盤近くなって一気に「"あそこまで"深刻な鬱展開」になるとは予想していなかった。

そして、視聴者的にはもう、かばんちゃんは「人間」だということはすぐに分かるのだが、素性は最終話前の11話になっても「謎」なのだ。 
 
ドラマ的にも、ストーリーの出だしの描写が「生ぬるく」始まるので、そういう感じを良しとするか、"いまいち"と思って切ってしまうような視聴者もいたかもしれない。そんな滑り出しだったのに。
 
キャラが3DCGで動かされているのも、どこか「イラストキャラ」に慣れている視聴者からは異質感はあるところだ。
 
だが、しかし。
3DCGと言っても、バタくさい洋物とは違って、日本のキャラ風味の手癖感はちゃんと出ている「絵柄」だし、見ているうちには「かわいい」と思える中毒性や、動画的に丁寧に作られている雰囲気にも好感が増していく。
 
なんぼでも土壌的に「金や時間をかければ」さらにクォリティアップする余地はあるものの、「これがいいんじゃないか」という納得論まで湧き上がる。
 
キャラデザインも声優さんたちの命の吹込みも、結局は視聴者に「愛される」だけのパワーは持っている感触なのだ。
それはシナリオの進行も、「ぬるいままなだけじゃない」予感があったりもした。
  
と、同時にそれは「不安と期待」が同居している予感なのであったが・・・。
 
あとから、どんどんファンたちの間で「アニメ・けもフレ」人気が盛り上がってきた。 

それがよもや、11話で一気に暗転するとは。
(いや、それまでにも伏線は張られ続けていましたけどね。)
 
では、この続きは~その2~で触れましょう。
 
 

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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2017-03-23 14:23 | Comments(2)

アニメ『小林さんちのメイドラゴン』を見た♪ ~その3~

 
アニメ『小林さんちのメイドラゴン』を見た♪ ~その3~

である。
 
第9話のレポート。
 
あくまでも私見だが、このシリーズにおける「神回」来たりという感じだった。
カンナの存在と、このキャラをレギュラーに置いた意味がひときわ輝いたシナリオである。

「家族」ってのを、あらためて見つめる回だったのだ。
 
小学校の「運動会」というのは、何か特別だったような気がする。
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でも、カンナには人間界の「運動会」ってのが初体験。
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才川の滔々たる「運動会の説明」の中でも、「お父さんやお母さんも見に来るのよ。一緒にお弁当を食べるの!。」というフレーズは魅力的だった。
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いつものタイトル。
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ちなみにこの"OPタイトル"の中で、ドラゴンたちが音楽に合わせて「タモリ倶楽部」みたいにお尻を振っているシーンが好き♪
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小林さんに「ねぇ、小林~~、来るのォ~~。」と運動会観戦をねだるカンナ。
だが、お仕事の連日の多忙さでグロッキーな小林さんには無理っぽい。運動会日が納期と重なっているもよう。
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トールがなだめるが、来てくれる気力のない小林の反応にすっかりショゲるカンナ。
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言い訳をする小林に「・・・もう、いい!」と言い放ってヘソを曲げてしまう。
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カンナの失意っぷりには、大人たちも戸惑う。
運動会くらいに親が来ることが重要な感覚のなかった小林さん。
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いったんは思いっきり落胆していたカンナだったが、ふと思い立って、トールに「認識阻害の魔法」をかけてもらって、会社での小林さんの仕事っぷりを覗き見てみる。
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(肩凝りとか疲弊しながらも)必死で働いている小林さん。
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カンナはそれを暫し見つめて帰っていった。
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そうして、その夜小林さんに「運動会は友達みんなと頑張るから、小林は来なくても大丈夫。」と自らを辛抱させてそう告げる。
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こういう子供の態度は、逆に親役の立場には馬力をかけさせてしまう。
 
以前に、カンナの「トールさまはお姉さんっぽい」「小林はお母さんっぽい」(だから、学校のほかの友達の親たちが来てくれるように小林たちにも来て欲しい)と言っていたセリフが脳裏にひっかかり続けていたし。
 
カンナの本当の親でもなければ、まだそんな年齢でもないと思っている小林さんだったが、トールから、「今日カンナ、小林さんの会社に行って、こっそり様子を見て来たみたいなんです。」なんてことも聞かされて、その上での今のカンナの挙動には
、あらためて罪悪感を感じてしまう。
考え込んでしまった。
でも、小林さんの考え込むのはほんの寸時のこと。
トールに「明日からもっと帰り遅くなる。」と宣言する。
 

小林さんは連日の残業強行軍を決意して、これまで以上に仕事を頑張った。
さりげなく助っ人してくれる同僚の滝谷君。
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そして、やがて運動会の一日前に「明日、行くよ♪」と、カンナに報告する小林さん。
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「小林ダイスキ!」と抱き着くカンナ。
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小学校の運動会当日。
・・・思えば、その昔、私の家族も運動会には手弁当携えて来てくれたなぁ。
中学以降の体育会はもはや家族の来るのなんて恥ずかしかったから来なくて当然だったし、「小学校の運動会」だけが、まぁ、特別なステージにあったわけだ。
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小学校低学年を子に持つ保護者の立場から言っても、我が子を観戦するのが楽しいことだったとは思う。
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子供の方だって家族の視線を意識している。
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ひとしきりプログラムをこなした後の「昼食のお弁当」は格別だ。
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ある意味、普段の家庭料理とは違うメニューが並んでいたものだ。冷めていても格別に美味しいのだ。
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さらにまた、ひとしきり競技プログラムは進み、各学年はクラス対抗で獲得順位の合計点数が掲示板に重ねられていった。
こうした競技の勝ち負けも当時は重要だったかなぁ。
今時の風潮では、子供の競技に勝敗や順位をつけるなみたいな意見があって、
実際そんな意見に学校側が配慮しちゃってるのが滑稽なんだが。
 
チームワークや対抗リレーなんて、ちゃんと何かしら育んでいるのではないかなぁ。
 
進級や進学、就職、業務の成績、競争や待遇格差のない社会なんてないわけだし。
 
勝つ子もいれば負ける子もいるってのは残酷なんだけど、自然でもあるんだよね。
 
で、3年生たちのクライマックス競技。
選抜4人チームでの(運動会前の途中の描写で、このリレー選手にカンナは立候補していたような描写があった)、クラス対抗リレー。
 
ここで、第3走者の才川リコちゃんが2位から1位に上がろうとしていた場面で「失敗」してしまう。
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バトンを落としてしまった。
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第4走者、アンカーのカンナが待っているのに。
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この大失態は絶望的だ。
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「My Love カンナ」の才川には、チームやクラスの皆への申し訳なさと、自分の失敗の許せなさの中で、それでも競技に戻って懸命に走る。
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追いつけなくても追いすがる。少しでも差を縮めようと最下位から必死。
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競技を捨てなかった才川。バトンタッチは最後尾になってしまったが。
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「ごめんなさい!」と涙いっぱいでカンナに謝る中継の才川に、
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「・・・まかせて!」とカンナが言い切る。
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カンナは失敗しても競技を捨てなかった才川の"走り"をじっと見つめ続けていた。
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ヘトヘトになった才川リコ。
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立っていられなくて涙ぐみながらトラックにへたり込むが・・・。
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競技の行方を実況する先生のアナウンスに導かれるように目線を上げると。
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カンナの猛追と追い抜きのサマをまざまざと見せられてしまう。
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カンナすごい。才川の粘りにその身で、全身で応え続けている。
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4クラスのうち、二人を振り切り、残るトップランナーに追いつこうとしている。それはおそらく、魔法でもドラゴンの力でもなく、人型として等身大の脚力で駆けた上での敢闘であったろう。
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才川、茫然。釘付け。
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一心不乱のカンナ。
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ついには僅差でトップだったチームまで振り切ってゴールイン!。
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チームやクラスの皆が「優勝」に大喜びする中で、才川は同じように喜びたかったがうしろめたかった。
そんな才川に、カンナの方から歩み寄ってベロチュー(キスではなく甞め上げていた)。

「才川があそこまで差を詰めてくれたから勝てた。ありがとう、才川。」

才川リコの失敗なんか関係なく、そのあとの懸命な彼女の頑張りの方を無条件にカンナは褒めたたえた。
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これには、才川も照れくささや反省以上に「悦び」の方が勝る。
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真っ直ぐなカンナの言葉を全身で受け止めて感謝する。
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「優勝した」ということより、このチームの友情と敢闘精神にこそ、観戦する保護者達も拍手を送る。
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才川のお父さんかお祖父さんか知らないけど、そりゃ泣きますわ。(え、なに?、やっぱりこのお髭がお父さん?。若く見える美人なお母さんと不釣り合い過ぎてるな(笑)。)
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翔太君の画像を私は全然拾ってないが、(ひとつ前のレポート「水着回」の画像で、ルコアさんの隣にいたのが写ってはいる)じつは小林さんの会社の専務がルコアさんを住まわせている家庭の保護者である。ルコアさんの前に居るのが専務夫妻で翔太君の両親ね。・・・ルコアはどうゆう扱いになってるのかね?、専務宅では。とにかく、皆さんが拍手。
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運動会が無事に終わる。
 
公園で自動販売機のジュースで打ち上げ♪。
(下の絵だと分かりにくいが、カンナの胸には首から下げられた「優勝メダル」が。) 
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カンナが「家族ふたり」に来てくれたお礼を言い、「どういたしまして。」と返すふたり。
 
「(ドラゴンのチカラを出し切って)思いっきり出来なかったから、なんだか不完全燃焼ですねぇ。」と言うトールのセリフを受けて、カンナは「・・・それでもいい。・・・みんなと一緒がいい。」と言い切る。
(実際のところ、本来のドラゴンパワー全開なら、徒競走のトラックなんざ閃光の一瞬で駆け抜けていたのかもしれないが(笑)。それをやっちゃうと異質すぎることを幼い(?)なりに、すでに了解している風情はある。そもそも、最初の転入時に才川に喧嘩を売られたときに「ウソ泣き」でスルーしてみせた娘だからw ) 

そのあとは、唐突にルコアさんも混じって、なんかいつものドタバタ予感で今回のドラマは閉幕するが。

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小林さんが、
「運動会に保護者で参加か。・・・変わったな、私の生活。いつの間にか、変わったのかな、私・・・。」
としみじみとモノローグするところが印象深い。
 
うむ。
そんな保護者の気持ちがある人、あった人は、大切にしていただきたい。
そういう「思い入れ」をする機会のない人も、まぁ、近頃は少子化や不婚で地味に増えてきているわけだから。 

エンタメのアニメがそれを疑似体験させてくれるのも、感慨深いやら罪深いやら(笑)。
 
これは、アニメ視聴内のことだけにとどまらず、地域社会や、あるいは仕事上でも、そんな立場に関われるチャンスや機会があるなら、関わるべし、という示唆にもとれますね。
 

ある意味、このエンタメ(アニメ)を作ったスタッフたちは、こういう作品を作って世に送り出すことで、そんな責務のひとつを「愉しめるカタチ」で果たしているのだな、と言えるわけだ。
        
娯楽プログラムも、そう思えばこれまた感慨深い。  

ところで、 
 
原作のクール教信者先生の作風は、(別の漫画で)私もそれなりには存じ上げていたが、じつは恥ずかしながら「~メイドラゴン」をアニメで見るまではこっちは知らなかった。
そして、本作のアニメ化を「京アニ」がやっていることや、その原作が
クール教信者先生だと言うことを"始まってしまってから"あと追いで知ったクチでして・・・。

だから、「
クール教信者先生の独特な画風タッチを京アニがやるとこうなるんだ・・・。」という感覚で見ていた
 
原作へのリスペクトと、アニメならではの絶妙なハンドリング感があるイメージだ。
と同時に第9話は「アニメ版オリジナル脚本」みたいな噂も聞く。
だとしても、今回ばかりは「俗に言うアニメ化における尺稼ぎの"水増し"」などではなく、原作にもある「要素」と先述したリスペクトがあればこその良い意味での"翻案回"であったように思う。
 
その辺は京アニさんの「らき☆すた」や「けいおん!」とかに通じるものがあるように感じる。 

今回の第9話のような脚本と、「優しさや視聴者の見たいものを」じっくり描写した内容には「きっと第2期もあるんだよね?」という期待が今から既に持ち上がっている。
・・・だってワンクールならもうすぐ終わってしまうから。
 
(後追い知識として検索で知った、原作の)イルルってキャラが出ていないのと、エルマの登場が遅かった分、彼女の活躍が少なかったとか、「けいおん!」みたいに、さほど間を置かずに「アニメ第2期」が出来るのかどうかが早くも気になっている(笑)。


まだまだ見ていたいからだ。
 
原作のストック的にどうなのでしょうね?、その辺りは・・・。
   
 
  


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アニメ『小林さんちのメイドラゴン』を見た♪ ~その2~


アニメ『小林さんちのメイドラゴン』を見た♪ ~その2~
である。
 
面白い。
とにかく、愉快なエンタメだ。
 
今回は
2回目のレポートとなるわけだが。
第7話をレビューする。
 
(そのうち、自らのこのクセを修正しようとは思っているが・・・)
どうも、キャプチャー画面が1回のレビューで大量すぎて、私ごときのサイトを閲覧してくれる視聴者にも呆(あき)れられているのではないかと自覚しているのだが、なんか「手癖」「語り癖」みたいになっているので急転直下には直らない。
 
このアニメの近々放送分まで(第7話~9話、もしくは10話まで)のレポートも、今回にまとめてしまうつもりだったけど、分けることにする。 
 
第7話は「海水浴ネタ」と「コミケネタ」であった。
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その前に第6話の前半部分にも、ちらりと触れておく。
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なんかもう、いつの間にかすっかり「カンナ My Love」になってしまっている才川リコちゃん。
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自宅に招いてのゲーム遊び「ツィスター」(まだ定番ゲームとして存在しているんだね)をやったりしている時もドキドキの才川リコ。その様子のダメさがむしろ可愛い。リコかわいい。
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で、実はリコちゃんには「メイド・マニア」な実姉が居て、メイド時の通称が才川ジョージー(下の図の右から二人目)と言う。~本名が才川苗であるとか、中学3年生であるということまではアニメの中では詳(つまび)らかにはされていない。(本作の公式サイトにでも行かないと分からない。物腰の落ち着きようから、私はジョージーさんって高校生くらいかと思っていた。)
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そして、担当声優さんの声を聴いているだけでアニメファンなら分かることなのだが、準キャラの下の小学校の女性教諭とか、上のジョージーさんとか、(あるいはその他のモブキャラ役にまで)後藤邑子(ごとうゆうこ)さんが『小林さんちのメイドラゴン』では掛け持ちで果敢に声優出演しているのが嬉しい。(ご存知、ハルヒの朝比奈ミクル役とかで有名な人気声優さん。)
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後藤邑子さんはご本人の体調問題などで、暫しファンも気がかりなところだったのだが、こうして活躍されているのは大歓迎な限りである。
 
いろいろな役どころを演じ分けられるハズだから、声質を意図的にコントロールされていたら、ファンでも気づけないのが声優さんの凄いところなのだが、あえて、ミクルと同質のトーンで演じてくれているサマは一発で「後藤邑子さんだ!」と分かってしまう(笑)。
 
それはそうと、近年(てか、かなり前から)声優さんのアテレコだけではない、ご本人のヴィジュアル・マネージメントの増えた昨今、「声」だけではない各声優さんたちのリアルご出演もよく見かける。
 
私はそうしたプログラムや舞台をチェックするのは消極的な方なのだが、たまたま見る機会があれば、面白がって見たりもする。
 
メイドラゴンのメイン・キャラのスタッフたちが、これまた元気な女性陣で、まぁ若い。
キャピキャピしているカルテット(トール、カンナ、エルマ、ルコア)は、なるほどと言う感じだが、それ以上にイメージを裏切らなかった、と言うか、なんか上塗りしてくれるくらいのクォリティだったのが、こうしたバラエティ放送に飛び入りしてきた、小林さん役の田村睦心(たむら むつみ)さんだった。
こちらが、もう、まんま"リアル小林さん"と言うか、さらに男前な感じでドンピシャリのイメージとヴィジュアルだったのが見事だ。
メインカルテット陣より実年齢的にもやや先輩格で、ショートヘアーでね、そのスレンダーなスタイルも立ち居振る舞いまでもがカッコイイくらいでした。
 
アニメのキャラクター性が、ここまで抜け出して来たような人材にはほとほと感心した(笑)。
 
レポートが脱線したが、第7話である。
 
「テコ入れ」とサブタイトル化するまでもない水着回。
もちろん、「テコ入れ」なんて表現は野暮で、ここまでの『小林さんちのメイドラゴン』は毎回が楽しめる内容で、外しも失速も微塵もない。
 
第1ヒロイン、トールのヴォリューム感のあるスタイルの良さは、メイド服を着ていても伝わってきていたのだが、まぁ、あえて言えば、ひょろっとした小さなトカゲ的な表現ではない、たっぷり感のドラゴンの尻尾が、人型時の彼女のお尻からどんな風に生えているのかが皆目想像がつかないくらい。
普段はロングスカートに(もしくは与えられた短めの私服スカートで)覆われているのでミッシング領域だし、水着回でどうなるのかと思っていたら、便利なことに(ズルイことに)臨機応変に尻尾は隠してしまえる仕様だった。
 
だから単純に、(小林さん曰く)中身の羨ましいサイズのナイスバディなおねーさんである。
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一方、小林さんのツーピース水着はひたすら平坦で、ルコアさんの水着は海岸指導員に連行されてしまうほど凶悪な露出度と超絶ヴォリュームだった。
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カンナは上体は幼女らしいのだが、太ももから足先までの表現が"(ショートサイズなのに)むっちり"なんだよね♪。(作画陣おそるべし)
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係員に注意されたルコアさんの水着は「元がウロコ」なので自前でデザイン変更が自在なんだとか。・・・つまり、私見を述べれば、そういうのはもう「魔法的に」なのだし、トールのドラゴンの尻尾も解剖学的に人体の皮膚や筋肉とこう繋がってなんて具体性なんかないのである。人型と竜がオーバーラップする感じで、同居してるんじゃなかろうか。
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にしても、けしからんボディですね。

ちなみに私的な嗜好で言えば、ルコアさんのボディはもはや私にはギャグ範疇で、トールさんくらいまでが「いい意味での豊満さ」の限界なんですよね。
原作では、イルルというドラゴンが追加登場していて、イルルは幼女カンナの容貌に近いくせにバストだけルコア並みの凶悪さというバランスらしい。(人間的な年齢設定はトールのような20歳前後くらいなんだとか。)
 
ただ、そこまでいくと、男性視線から見ても「お色気」と言うより、ネタかギャグでしかないわけだが。
 
ま、この話しは、真性のグラビア・アイドル的扱いでコミック・ヒロインの人気を狙うカテゴリーの作品ではないので、なんか切り口や入り方からしてみんなネタなんだよねぇ。そんな切り口なのに、どこか淡々としている。

水着回の中で、小林さんの印象深いセリフがある。
 
海水浴場、浜辺の遊びから「お昼の食事」後、一呼吸おいて、小林さんはトールにねだって沖に出る。
(ここはむしろ、トールを夏の海で解放するための提案でもあったのだろう。)
ドラゴン化したトールの背中に乗って(下の画像にはないが小林さん関連の参加メンバー全員が人の姿でトールの上で)寛(くつろ)いでいる。
 
トールとの語り合いがたまたま「大人になること、大人になったということ」について触れられる。
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小林さん曰く「(大人になるってことが、どういうことか私にも分かんないよ、だってね)たいていの人って大人になろうとしたんじゃなくて、子供でいられなくなったってだけなんだから。
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なんか、このセリフは妙に胸に来た。

語り口が独特なんだよなぁ。
 
「熱血」、「猟奇」、「エロス」、「萌え」、「蘊蓄(うんちく)」、というそれぞれのカテゴリーに浸かりまくっている、作品色の打ち出しがポイントになるものと違って、本当に距離感が独特だ。
その独特さが「好ましく」思えてしまえるのが、まぁ強味なんだね。 

そして、7話の後半が「夏のコミックマーケット」のレポートとなる。
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トールたちには勿論未知の領域。数日間で百万人を超えるイベントなんだとしても、視聴者的にも噂やネット越しでしか知らない空間ではある。
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かく言う私も未体験者だ。神戸の地方イベントのコミケを覗いてみたくらいしか知らないので、「聖地」の迫力はなんにも分かっていない。
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それを出店側の様子から、逐一、かなり忠実な感じで、この話数ではレポートしていた。
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小林さんの同僚、滝谷君が「うすい本」や「同人ゲーム」の出展者としてホームグランドなのだ。それを友人として助っ人する小林さんに、トールも巻き込まれている。(ちなみに滝谷君、「壁サークル」なのがさらりと描かれている。「島サークル」より人気と実績があるってことだ。)
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会場の描写はそのままだろう。(ちなみによく写真で見る、象徴的な逆三角形の建造物は、あれも展示会場ではあるが、コミケのメイン会場は第1~第6ホールとなる、もっと広い空間だ。東京ビッグサイトのほぼ、ほとんどの施設を使って取り行われるのだとか。)
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展示会場の準備が進む。(一般入場者はまだ。)
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いよいよ開幕。小林さんは売り子で、不慣れなトールは列整理役。
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人波の怒涛がいっきに押し寄せる。ここは同好と趣味という名の戦場になる。
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うん、凄いわ。こういう現場の空気感、充足感も好きな人にはアリアリなんだろうけれど、単純に体力的にも根性的にも私には無理です(笑)。
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建物の外までこんな有様。天候が荒れたらどうなるんだろうね。逆に天気に恵まれても夏の炎天下は厳しい。(コミケ情景の美術・背景描写、人の再現度が忠実ですさまじい。)
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「頒布」という名で、商取引の実態はあっても、なんやかんやでオブラートにくるまれた独自の現場だ。「お客さま」というものはなく、皆が「催しを盛り上げるための参加者」だという空間。
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行列のマナーの良さ、自然な喧騒の中にあって尚、整然としたサマ。
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総合病院や、何かのセールスで2時間でも何時間でも順番待ちをしているような、ああした空間はさすがに違うなとは思えるが、さらに別種のオーラのある場所なんだろうか。
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少しばかりの年齢幅はあっても、少なくとも病院のような高齢者は列の中にはいない。小さな子供もいない。「趣味」「夢」「(年齢幅はあろうとも)青春」の空間なんだろう。(年齢制限されていないのだけど、なんとなく暗黙の安全装置が働いている。)
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統率がとられているのも驚嘆である。(私は春や秋にこれをしてもらっても現場で体調を崩して倒れる自信がある。立って並んで待つのが無理。神戸の震災経験者だが、自宅倒壊しなかったので、籠城派であり、結局ライフラインの復活を待つために県外脱出した一派だったからなぁ。帰宅してからの整理が大変ではあったが。)
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あ、そうだ、これこれ。コスプレイヤーの存在♪。
これは「華」だよね。
あくまでも「お祭り」だ。人々が好んで集う癒しの空間なのだ。
(トールは中途半端なドラゴン姿を勘違いされただけなんですが(笑)。)
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「お祭り」「催し」の終了時には参加者の皆さんが「拍手」をする。
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なに、この清々しさは・・・。(実情、こういうイベントごとはトラブルも付きものだろうけど、ネタ的にそこをクローズアップするのは、またそういう視点の作品でやればいいことだしね。)
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もっとも、参加者全員が祭りの終わるころにはヘトヘトになってることは請け合い。(でも、徹頭徹尾のぼっち参加者でもない限り、仲間のいる人たちは、このあと「打ち上げ」「二次会」と言う名の、親睦を深め、労わり合い、喜び讃え、反省会までするような「飲み会」「食事会」のイベントが待っているのだ。)
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「こんな青春」の機会。現場の頑張りはスゴイ。
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リアルな参加者も、噂を伝え聞くだけの立場の人も、一切関知も関心もない人たちも、邪魔はすることなく、見守ってあげるのが良識中の良識なんではなかろうか。
 
個人的には、コミケの方ではなく、造形の方の「JAF-CON(ジャフコン)」時代に知り合いが出来て、造形物のデザイン参加やパッケージ描きをしたことはある。
(今は「キャラホビ」に名称や形態も変わっているのだったかな。)
 
だからコミケは知らなくても、ほんのちょっぴり、こうしたイベントに費やすエネルギー、行動する人の苦心は理解できる。
 
その時の造形クリエイターさんは、あくまでも「ホビー」として造形をエンジョイしていた同好の士だったので、本業は堅気で、その後は家庭持ちとなりお子様もふたり成している。至極まともだ。
 
アニメの世界観も俯瞰して見ていると、とても穏やかですそ野は広いものなのである。 
 
いや、趣味的にかなり尖ったり偏った認識で時を過ごしたとしても、それはそれでいいのじゃなかろうか。
 
その時に、その空間や時間や、たとえ現場に参加できなくても、関わろうとした経験のある人なら、なにかしら「思い出」のひとつでも得ているのが、コミケやホビー、エンタメの加護というものなのだろう。
  
アニメ、コミック、ホビー、エンタメってのはいいものだ。
 
 

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アニメ『小林さんちのメイドラゴン』を見た♪ ~その1~


アニメ『小林さんちのメイドラゴン』を見た♪、の
~その1~、
ということで。
 
現時点で、まだ放送は完了していない。
あと1~2話くらいTV放送が残っていると思う。
(近年のワンクール・アニメは12~13話だったり、10話で終わったり、スパンがよく分からないので。)
 
だから、途中までの感想レポートを。

とにかく、本作品、まことに面白い。
 
基調がコメディなんだけれど、変化球なホームドラマにもなっている。
 
アバンの"つかみ"がスゴイ。 
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(人間側の)ヒロイン宅に、いきなりの巨大なドラゴンの訪問だ。
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二日酔い明けの出社時に、マンション最上階宅への覗み込みは堪える。
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ところが、竜の鼻づら先に「魔法陣」が現れたと思いきや、巨竜の体は、
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その魔法陣を通過して、等身大の女の子の姿になる。
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しかも、いでたちが『メイドさん』♪。
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ここでオープニング・タイトルロールが入る。
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ノリのいい軽妙な主題歌で、キャラたちのユラユラ踊ってる姿が、
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そのまんま、本作の雰囲気まで醸し出している。
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なぜ、中世西洋の伝説に出てくるドラゴンが?
メイド姿の女の子になって?
現代の日本に、そして主人公(ちょっと言動の男っぽい女性)の前に現れたか。
 
仔細は省く(笑)。
(実際、ドラマ中の"それらしき回想"においても、厳密な説明は投げ出してる感じ。)
 
なんか、酔っぱらった夜の帰り道、夢の中でどこかの山に迷い込んで、そのまま夢見心地の中で「竜」と出会った覚えはある。
あくまでも出鱈目な夢の中の出来事として。
ケガをしていた「竜」とお話をした。
 
その「竜」が、
『わたし、行き場がないんです・・・。』
『じゃ、うち来る?。』

みたいなノリで・・・。
 
出鱈目な成り行きのまま、居直って、押しかけの「メイド+ドラゴン=メイドラゴン」を受け入れるハメに。
 
メイドラゴンの名前は「トール」。
 
一人暮らしの(人間側)彼女に、突然(魔物な)専属メイドが出来て、
メイドを名乗っているくせに、人間界(そして現代)の事情もよく分かってなくて、奉仕の"いろは"さえ手探りな状態からすべてが始まる。
 
ただ、「(仕えようとする小林さんのみを除いて)愚かな人間どもよ。」と、言う目線で挙動する割りには、このドラゴン、外面も(本人の無意識化の内面的にも)フレンドリーな奴で、行きつけになる商店街でもたちまち人気の馴染み客になっている。
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「きゃあ!、ひったくりー!」の悲鳴が商店街内で上がると、同伴の小林さん(主=あるじ)に許可を得るなり、
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メイドラゴン、マッハで犯人を追跡。
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瞬間移動に近いような動きで肉薄するなり、
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大回転の激烈な一撃の拳(こぶし)。
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殲滅。
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いくらコメディ舞台の世界観のことであれ、これだけのことを民衆の面前でやるのは「やりすぎ」。
排斥対象として認知されるべき瞬間だったが、
「メイドさん凄いねぇ!」
で受け入れられてしまう。
(ただ、一瞬、危なげな空気を予感的には描いていた。)
 
この作品、ハチャメチャさと現実論とが奇妙なバランスで混在しているドラマなのだ。
 
決して、暴走だけでハンドリングしないで、冷静な視点や常識も介在させて「間を取り」物語が進むので、それが視聴者に妙な納得と共感を与えてくれる。
そして、ちゃんと「笑い」どころも押さえているのが清涼でさえある。
 
あと、第一話ラストの引きから、第二話で本格的にレギュラーになるこの子。
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メイドラゴン「トール」さんの関係者で、やはり本性は「ドラゴン」が人間化した幼女。名前を「かんな(カンナカムイ)」。
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この幼女キャラが、これまた「萌え」の的中キャラみたいな愛らしさで、単なる添え味ではなく、本作の隠れた支柱になっているくらいの扱いだ。
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かわいい!、とにかく可愛いのだけれど、
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その「幼さ」の描写と、幼きを護る立場の周りの大人たちの認識、立ち位置をけっこう劇中では真摯に描かれる。
 
それが本作の幅にやさしさ、生真面目さ、あざとさも含めた奥行を持たせているし、
キャラ付けの明快な登場人物(or魔物)が多い中、
その配置、相関関係までが絶妙にコントロールされている。
 
これは見ていて心地よい。
 
こんなテーマの話は倒錯して、訳のわからない「うるさい」だけのガチャついた内容になりがちなのだが、原作漫画、クール教信者先生の作風自体が独特なものだし、またアニメ化において、京都アニメーションの作画陣、脚本家陣の「お手並の凄さ」というものもある。
 
監督監修、脚本作劇が(音楽も含めて)抜群なバランスなのだ。
 
楽しくて心地よい作品というのは、これ、エンタメの使命を最大限に果たしていると言える。
(ほっこり、ホロリとさせてくれる要素まであるのだから素晴らしい。)
未見の方には、ぜひお薦めしたいタイトル作品だ。
 
アニメ話数の第5話において、具体的な言葉としての解説がなされるが、そうした解説抜きの画面表現だけでも、例えば「認識阻害」のフレーズは第一話の冒頭から盛んに使われていた。

そもそも「なんで人型からあっさり巨竜に変身しちゃうようなシーン」を人間界の街中で描写しながらも、一切何の騒ぎにもならないのか?、そのことをヴィジュアルだけで暗喩させているのが、これまた芸細(げいこま)なのである。
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流し見せられていた、こうした描写は再視聴すると感心させられる。
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存在を「認識阻害」させるバリアを自分に掛けるワザ。(これはエレベータの中)
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ドラゴンの本性を晒しても、ヴィジュアル的に緑のベールに覆われているシーンでは、彼女たちは透明人間(魔物)なのだ。
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この技は背中に乗せた者や第三者にまでかけることが出来る魔法。
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こうしたバリアの表現も動画の中でサラリと見せて、バリアのかき消える様子までが一瞬の描写である。
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コメディ展開の中で、少しも「理屈」を疎かにしていないし、説明もしていない。
見せるだけで納得させている成熟感は好ましい。
 
ドラゴン'sってか、トールの知り合いドラゴンのキャラ陣もユニークだ。
 
ファフニール(北欧神話に登場する怪物。ワーグナーの戯曲『ニーベルングの指輪』に登場するドラゴン。)
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これが人間化すると下の左側のようになる。(小林さんの会社の同僚、右の滝谷真(たきや まこと)氏と、なんとなくのちにウマが合う。)ただ、本来、変身前や変身後ともに凶悪な感じに見えているが、危ない竜ではあるとは感じさせる。
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ケツァルコアトル。見た目は妖艶な美女だが、性格サバサバ、愛称が「ルコア」ってのが巧すぎる。(本来の名前の中央を取っているわけ。)
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ヒップラインも、
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お胸も、超絶的に第一級品だ。
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エルマ。一角ドラゴンということらしいが海竜的なしっぽを持っているので、アニメだけでは由縁的な「元ネタ」のいまいち分からない竜である。トールとはライバル関係。
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エルマ自体は人間に対して懐柔的な感じはある。(トールが例外的に「小林さんLOVE」な行動に出ているだけで、トールは神や人間とは本来敵対的な種族なのであるとか。)
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で、このエルマだが、あほキャラっぽい一面(可愛いという意味で)がある。
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上は空腹時に、「初めて人間界でクリームパンを食しての図」である。のちに成り行きで(魔法力で経歴など仮構築して)、小林さんと同じ会社の社員となって人間界に暮すことになる。(しかし、ドラゴン勢の女性陣は皆、お胸がでかい。)相反して小林さんがペタンコなわけだが。
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冒頭、一人暮らしのマンション住まいだった小林さんが、
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居候とも言えるメイドラゴンたちの同居で手狭になってしまった住居を、
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不動産屋との交渉まで描写される「引っ越しイベント」が第3話で語られている。
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こういう常識的な手続きの描写が丁寧だ。
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去る部屋の後片付け。
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荷造り作業。
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そして引っ越し業者におまかせ。
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主たちは別途タクシー移動で新居へ。
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新居は3LDKマンション。
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仕事部屋と寝部屋に小林さんがふた部屋取って、ひと部屋をトールとカンナに与える気遣いとやさしさ。
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これは(床にザコ寝していた)居候には厚遇だ。
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つまり、小林さんにとっても、トールたちは単なる同居人である以上に、もはや「家族」の認識があるのだろう。
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あと、さらに「幼い家族」に対して(たぶん人間界における経歴詐称的にはトールの魔法でなんとか出来るのだうが)、第4話で、マンションのベランダから人間の子供たちの登校光景を羨まし気に眺めていたカムイのために、小学校に通わす手筈まで整えてみせた。
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登校のための学材準備やら、ランドセルの買い物とか(小学3年生相当にカンナは転入することがストーリー後述で判明する)、
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経済負担の描写も具体的である。(今時の新品ランドセルの相場38,000円とかはスタート価格に近いらしい。6万円、10万円のランドセルもあるとのこと・・・。)
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ただ、本来ひとり身だった小林さんとしては、こうした出費は厳しい。無邪気にアクセサリーにまで手を伸ばしていたカンナが機敏にそれを察する。
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そして、小林さんに遠慮して、
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気に入ったアクセサリーをそっと棚に戻す仕草がいじらしい(泣)。それに気が付いていた小林さん。
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アクセサリーの件はお預けにして、登校準備ができた♪。(こういう子供の様子を見ていると、保護者的な年齢立場の視聴者だと、ホント、出来ることはこの子の笑顔のために何でもしてあげたくなっちゃうね。)
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そして、編入した小学3年生の教室では、見た目、外国人のカンナは、勉強もスポーツも出来る子として、その愛らしさもあってたちまちクラスの人気者に。
こういうのが面白くないのがクラスメートの中には必ず出てくる(笑)。
ここでは、下の子、才川リコ(さいかわ リコ)がそうなる。(おデコちゃん)
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ただし、カンナに泣かれて、
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あっという間に撃沈。慌てる。
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本音は「抱きしめたくなるくらい可愛い」から、カンナにゾッコンだったのだ。(このゾッコンぶりは後々、熱愛ぶりにスピンアップしていく。)
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カンナの小学校登校の一日目も無事に終わり、その夜の小林家の団欒(だんらん)。
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ここで「入学祝だよ♪」と、小林さんが差し出す包み。
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一度カンナがあきらめた、あの動物キャラのアクセサリーであった。
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嬉しさと悦びのカンナのこういう表情が、なんとも、いやはや。
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才川ちゃんのセリフじゃないけど、抱きしめたくなるよね。(クールな照れ屋の小林さんは、そういうリアクションはしないで、せいぜい「頭をそっと撫でてあげる」とか「手をつないで歩く」くらいが、本作品上で確認できたスキンシップなのだが。)

本作『小林さんちのメイドラゴン』は、このように、豊満な肉体の美少女・美女たちの描写が抜け目ない一方で、「幼女萌え」というカテゴリーだけにとどまらない、「子供社会」、「子供世界」の描写まで、そこそこ丹念にすることで、演出的な幅広さ奥行き感が増している。
 
そういう語り口が、ギャグやコメディものの舞台の中にあって、キラリと輝くような温かみがあるのだ。

もちろん「トールさん」や会社の同僚(数少ない友人)との友情までも、穏やかに(時には過激に)拾われている。
小林さんの悪癖のひとつが「酔うと酒癖が悪い」ってことだ。
 
口汚くなって、セクハラとか同性に対して躊躇なき模様。
 
第一話目で、トールいきなり(たぶん、靴や靴下以外)、酒場の席で素っ裸にされていたし(笑)。
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読者サービス、視聴者サービスってこともあるのだろうが(笑)。
 
のちにはっきり言及しているが、小林さん、自分の肉体の平坦さにはコンプレックスがあることは自覚しているようだ。
だって、なんか会社でパソコンのキーボードを打ち続けている姿や仕事柄、男っぽい風貌で行動しているものの(スカート姿はなく、私生活まで含め、スラックス、ズボン派だったと思う)感じとは裏腹に、「女性的な衣装」にも憧憬は持っているようだ。
 
引っ越しの際、小林さんの昔の持ち物としての「メイド衣装」が発見されている。
これ、原作由来によると、高校時代にバイトまでして「着てみたくて」買ったコスプレなんだそうだ。
 
フェミニンなものにも憧れがあるのだ。
てか、きっぱり「メイドおたく」であるとのことだ。 
 
もっとも、このメイド衣装に関しては、自ら着てみて「あまりの似合わなさに絶望して(当時、周囲からもダメだし指摘された模様)」二度と着ることはなかったとか。 

さて、アニメのシリーズ後半の話、レポートは「~その2~」で触れましょう。
感動的な神回がありましたなぁ。
 


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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2017-03-16 20:16 | アニメ | Comments(0)

アニメ『planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜』を見た♪


アニメ『planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜』を見た♪
 
原作は2004年にリリースされたコンピュータゲームで、この時代のタイミングとしては『AIR』(エアー)とかに始まって(2000年~2001年)辺りから、「泣かせる」由来のストーリーが連綿と受け継がれていた時代だった。
 
「泣きゲー」と言う、揶揄とも称賛ともしがたいジャンルくくりの俗称はあるが、こうした作品群に、根強い支持者とファンがいることも間違いなく、佳作・名作が少なくないのも事実だと思う。

『planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜』
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本作アニメ版は、WEBアニメとして2016年に「planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜」全5話が配信され、同年の秋に5話をまとめたものを「劇場版アニメ」として公開された。
アニメ化されたのがかなり遅かった名作だ。
 
その分、最初のリリース当時に受けたであろう感想より、アニメ作品として今見せられると、とても「静かな、淡々とした」ドラマに見える。
 
昨今のアニメの脚本や構成は、手数が多くて、キャラクターの相関図も複雑だったり、伏線に凝っていたり、本来シンプルなものにまで変化球的な描き方をするものが多い。
そうした流れの中で、本作を見ると、少しばかり作品世界の時間の流れ方に異質な感触を受ける。

少女型ロボットの視点から本作は始まる。 
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上の視点画面と下の視点画面とでは、彼女(少女型ロボット)と対面したチームのメンバーそれぞれが加齢していて、年月の経っているのが分かる。(「彼女」を作った者たちということではないらしい。)
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(プラネタリウム館の)メンバーは、「少女ロボット」に別れを告げて涙していた。
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単に「少しばかり長くなる旅に出るから」的な言い方で、少女ロボットを置いていくチームの実情は、施設の放棄だった。
外の世界は"世界規模の大戦"で、都市ごと荒廃してしまう未来しかなかった。そんな世界観が本作の舞台。(大気汚染もあるのか背後の人物は毒ガスマスクなどつけている。)
 
我々の近未来か、並行世界で起きているかもしれないようなストーリーだ。
 
オープニングが、少女ロポットの視点と認識から始まっている映像画面であったことを覚えておいていただきたい。
・・・それはとりもなおさず、現実の私たちの日常ともリンクしている。
 
私たちの「生きている」という日常生活の認識も、ロボットのようなターゲットスコープこそ視界には出ないものの、自分の視点から世界と繋がって生活しているわけである。
 
少女ロボット「ほしのゆめみ」もまた、その視界の中から得られる情報や、音声認識の中で、命ある人とは別の活動体として「感じ」「考え」行動する個体なのである。そう。彼女は生きているのである。
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待機室で待つ「ほしのゆめみ」。動力源はまだ落ちていない。スタッフと別れ、取り残されてからどれほどの時間が経過しているのか。この辺りは謎のまま。
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「封印都市」となった瓦解した町は、ロボット兵器に支配されていた。
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ロボット兵器と逃走する人との関係は、ドラマの中では何も説明されていない。簡単明瞭なのが「都市の中において敵対関係である」ことだけは分かる。
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「ほしのゆめみ」が待機チェアからいない。・・・つまり、彼女にとっての「活動時間」になって行動を開始しているのである。
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施設を放棄したスタッフの何らかの思惑か、誤動作なのか、「ほしのゆめみ」は、まだ日常のスケジュールをこなしていた。彼女はこの「プラネタリウム施設」の「案内嬢ロボット」としての仕事を、誰も来ることのない荒廃した町の中で、客を待ち続けていたのだ。
(もっとも、このあたりの真の事情はアニメを見ただけではわからず、検索による後付け知識だと、"『1年間のうちの1週間だけ稼動し、残りの51週は充電のために眠りに就く』というサイクルを無人になってから30年間ほど繰り返している"ということなのだそうだ。)
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そこへ、ある日、ひとりの客が来た。対人兵器から逃れてきた「彼」が、この施設に迷い込んだのだ。
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この施設は、「人との敵対の構図・関係」からは隔絶された放棄施設だった。そこにあるのは大きなプラネタリウム。その機体を少女は「イエナさんです!」と紹介。
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そうして、案内役の少女ロボット「ほしのゆめみ」。
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じつは、「ゆめみ」本人も自覚していることだが、彼女は少し「壊れている」。
 
外界の世界大戦や都市の荒廃、人のいなくなった理由なども知らず、関知もせず、メンテナンスの行われない、取り残された施設の現状の中では、ルーティーンな活動時間に添った行動は出来ても、経年や機械的な故障、そこかしこの祖語に対応できていない。
 
施設そのものも、肝心のプラネタリウムまで故障していて動かないのだから案内嬢としても意味がない。
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ただ、外を警ら徘徊する対人ロボット兵器群のせいで、このタイミングでは出るに出られない「彼」は、酔狂なことながら、(籠城している間)なんか故障している施設のプラネタリウムを直す流れとなる。簡単な機械いじりの知識スキルは持っていたのだ。(上の画は、プラネタリウムの故障が直ってから行われた、投影会の星座の一幕である。)

蛇足ながら、私も神戸の西端に住んでいる関係から、「明石の天文科学館」はごく近くにあるので、中学生時代は毎週のようにプラネタリウム上映会に通っていた時期がある。
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明石市立天文科学館のプラネタリウム投影機(カール・ツァイス・イエナUPP23/3)。本当に「イエナ」さんなのである。
 
「ほしのゆめみ」のプラネタリウム・アナウンスはそのまま現実のプラネタリウムの司会役の語るシナリオと同じで、・・・そう。体感したことのある人なら分かるかと思うが、小一時間ほどの星の上映会が終わると、何割かのお客は気持ちよくなっていて「眠ってしまったり」していたものだ(笑)。
 
司会者には申し訳ないが、それもプラネタリウムの良い思い出である。(入館料にプラネタリウム鑑賞料金も含まれている。一日4~5回の上映だ。)

ちなみに「彼」は通称「屑屋(くずや)」である。
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細菌兵器による汚染と大戦荒廃で人が住めなくなり、放棄された封印都市の中から、対人ロボット兵器とは無縁な、まだ人の役に立つ物資を拾い集めて搬出している屑屋(廃品回収屋)だったのだ。
 
プログラムやシステムとしては(封印都市内においては)対立関係にあるロボットと人。
この都市が大戦時の細菌兵器のせいで、かなり短期間に強制的に放棄された特異な事情から、「重要な建造物や機材、その他の物資」までもが置き去り状態なのである。「もの」としては勿体ないものがあるので、封印されたあとも侵入者が使える物資を狙ってやってくるのだ。
ターミネーターの世界のような、「すべての機械vs人類」という構図の設定ではない。
「死んだ都市からの物の持ち出しは危険物もあるだろうから」、なんらかの機関が「侵入者排除の警備ロボット」を「封印都市」内に限定して放っているのである。

まぁ、外の世界もきっと荒廃しているのだろうが、どちらかと言うと、「封印都市」に侵入する人間の方がヤバイ。
(そうしなければならないほど、封印都市の外だって物がなくて住みにくいのだろう。) 
  
そうしたなかで、少女ロボット「ほしのゆめみ」のキャラクターは、大戦の事情とも、物資警備とも無縁な成り行きから、人全般に対して(侵入者も含む)敵対的なものは微塵もなく、ただ、道具たる機械群と人の間に立って、その仲介役として、「ひたすら人の役に立ちたい」という使命意識だけがあり、フレンドリーな性格付けの淑女であった。

ロボットの話す言葉であろうと、彼女との会話に「彼」はいつしか癒されていた。(ドラマ中では「酔っていた」というような言い方をしていたけれど。)
 
ちなみに「彼」はドラマ中、一切名乗らなかったので名前も分からないし、少女ロボットも「お客様」としか呼ばない。 
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やがて携帯食も底を尽き、今すぐ外に出る(封印都市から脱出する)ことしかなくなった「彼」は、施設に置いていても、常設してある動力源が切れたら、二度と訪(おとな)う人もない施設で朽ちていくだけだ。「彼女をどうすればいい?」と悩む。
 
そして、そんな逡巡をしている彼(もともと少しケガもしていれば疲れてもいる様子)を観察していた少女ロボットは、それもまた業務の一環として半径3キロメートルほどなら、「具合の悪い方を放ってはおけませんから、お見送りします」と「彼」のいう所の、脱出するための車のあるところまで同伴すると言い出す。
 
「彼」は思っていた。
 
もうじきバッテリーの切れる彼女を外に連れ出せれば、エネルギーを補充する手段もあるだろう。
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彼女が生粋の「星(プラネタリウム)屋」なら、小さな投影機を作ってやって、プラネタリウム・ショーを望んでくれるような子供たちのいるような居住区をまわって、自分も「星(プラネタリウム)屋」をする。

・・・そんな稼業に鞍替えするのはどうだ?、と。
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「(馬鹿な・・・)」と心の中で皮肉に笑って見せる「彼」だったが、案外、本気に考えていたことかもしれない。
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あるところまで、戸外に出ると「対人自動砲台シオマネキ」が見張り役として通せんぼをしていた。
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隠れた場所からの奇襲を試みたが失敗して、その自動砲台に見つかり戦闘を余儀なくされる。
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凄烈なシオマネキの砲火。(脱出路の確保まで、少女ロボットには後方で待機しているように厳命していた「彼」だったが。)
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手持ちのロケットランチャーだけでは(ミスファイヤ「不発」もあり)抗しきれず、逆に砲火の瓦礫に片足を傷つけられたり埋められたりしそうになる。絶体絶命のピンチ。
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その時。自動砲台シオマネキの真正面から「ほしのゆめみ」が真っすぐ歩み寄っていった。
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(「あれほど、待っていろと言ってあったのに」と、愕然とする「彼」。)

じつは、ここ、「ほしのゆめみ」は受諾されるハズもない「攻撃中止の要請」を発信し続けながらシオマネキに歩み寄っていたのだ。
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自動砲台から、何の躊躇もない集中砲火。
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これが時間稼ぎになり、この彼女の後方で、倒れこんでいた「彼」は体勢を立て直してロケットランチャーの最後の1発を放った。

しかし、すでにシオマネキの砲撃で「ほしのゆめみ」の体は炸裂していた。
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と同時に、シオマネキの頭頂からも、「彼」の放ったランチャーの砲弾が命中、爆破。
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自動砲台シオマネキは沈黙した。

「なぜ、こんなバカなことをしたッ」彼女に駆け寄り「彼」は叫んだ。
「お客様、ご無事でしたか・・・。おかえりなさい・・・。」
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機械的にも致命的な破断だった。
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そして間もなく、もう彼女の緊急バッテリーも切れて、機能停止になることを告げる。(破壊されたが故に"終わり"が早まってしまった。)
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もうどうしようもないと思った「彼」は、ひとしきりの彼女のプラネタリウムの職場での思い出や、人への思い入れ、「うれしかったこと」を聞いた後に、
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思いっきり、人間ならではの「嘘」を彼女につく。
「本当のことを言うとな。俺はお前を迎えに来たんだ。」
「あの壁の向こうには、お前の新しい職場がある。」
「お前の相棒の投影機も、お前の同僚も、皆そこで待っている。」
「客も満員で、お前を待っている。お前の解説をみんなで楽しみにしている。」
「・・・お前は今日から、そこで働くんだ。いつまでも。お前の好きなだけ働くことが出来るんだ。」
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「・・・それはまるで、天国のようですね。」
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最後のお願いを彼女は「彼」にしていた。
「私のイヤーレシーバーの後ろのスロットにメモリーカードが挿入されています。」
「私の記憶はすべてそれに記録されています。全部が素晴らしい思い出ばかりです。」
「それを新しい職場に届けていただけますか?」
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「新しい筐体を用意していただければ、私はその日から業務を始められます。」
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(そうやって復活できる望みがあるのだから)
「・・・ですから、本当のことを申しますと、私には天国は必要ないんです。」
「ですが、もしも、どうしても私を天国に召されるのでしたら、神様、どうかお願いです。」
「天国をふたつに分けないで下さい。」
「ロボットと人間のふたつに分けないでください。」
「私はいつまでも、いつまでも人間の皆様の・・・。」

このことは、この最後のシーンの前にすでに遡った本編中でも彼女は『お願い事』として言及している。
「天国の門は、人間とロボットに別れていたら、私はとても困ってしまいます。」
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降りしきる雨が彼女の顔を伝い、泣く機能のない彼女の「涙」になっていた。
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「プラネタリウムはいかがでしょう?。・・・どんな、時も。決して消える・・ことの・・な・・・い、美しい・・・・・」
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彼女の声は途切れ、「ゆめみ」の瞳の光彩がそのまま色褪せる・・・。
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柔らかく微笑んだまま、彼女は機能を停止した。
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「彼」は、
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そっと、「ゆめみ」の瞼を閉じさせた。
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彼女の願い通りに、スロットからメモリーカードを抜く。
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これが、彼女の記憶と思い出のすべて。「EB」とある単位は「エクサバイト」のことか。(テラバイト→ペタバイト→エクサバイト、となる。)
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安らかな永遠の眠りについた「ほしのゆめみ」。(手を組ませてやっていますね。)
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すべては人の感傷かもしれないが、機能停止前の彼女の言葉や思い、そして冒頭の「彼女視点のヴィジュアル」を見ても分かるように、彼女は"生きていた"。
だから、安らかな「死」も迎えた。
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封印都市の外へと去っていく「彼」。そしてエンドロール。
 
エンディングの歌曲は宮沢賢治の「星めぐりの歌」が、あまりにも美しくて切ない。
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取材協力に「明石市立天文科学館」のクレジット。プラネタリウムのイエナさんの姿は、明石天文科学館に常設のあの機体まんまだったものなぁ。
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もう、(比較的、近隣に住んでいるくせに)20年くらい行っていないが、また行ってみたくなる。
 
エンドロールのあと、もう一幕。
おそらく、封印都市を脱出しての外の荒れ地にて。
倒れている「彼」に同業者のクズ屋が声をかける。生きているかどうかも怪しい相手だから及び腰である。
「生きてるか?。おい、お前もクズ屋か?。」
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「彼」は答えた。
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いや、「俺は」
「星屋(ほしや)だ。

 
それは、「ゆめみ」の意思を継ぐ決意の言葉であったのだろう。

ドラマはこうして幕を閉じる。
 
儚いほどの微かな希望を持てるような終わり方でもあり、
到底、そんな荒廃した時代になってしまっている世界では、元の彼女の再現、「新しい筐体の用意」なんて絶望的とも思える。
 
それなりの技術屋が見つけ出せるなら、少女ロボットの体は無理でも、「ほしのゆめみ」を人と会話できるような装置として「意識の復活」くらいはさせてあげれば、投影機と共に(少女の姿でなくても)コンパニオン役は出来るのじゃなかろうか。
 
少女姿の見てくれに拘らなければ回路的な復活、別の筐体での再起動は容易そうなのだが・・・。
 
ところが、私は全5話の配信版アニメの方だけを見たから、その感触から、自由な"その後の展開の妄想"も出来るわけだが、どうやらこのシリーズを1本にまとめた「劇場版」では、私の個人的な思い入れとは違う、ひとつの回答を出しちゃってるみたいな噂を聞く。
 
そっちはまだ見ていないのでなんとも言い難いのだが、
・・・つまり、
「ゆめみの願い事~天国をふたつに分けないでください」の方を成就させた形で終わっているという、そんな噂。
 
う~ん。
そういうのは、受け手側に大いなる妄想ができる余韻を与えたままの方が、個人的には感銘できるのだけどねぇ。
(どうなんだろう。)
 
「楽しい、楽しい」方向性で突っ走るアニメと違って、「深いテーマ性」の作品は、扱いが難しいね。
 
そもそも、
 
ロボットと言っても、疑似生命体扱いとかではなく、「人」の在り方を見つめるためのフィルターみたいなものである。
「物語」を通して私たちは得るものがあり、考えるキッカケをもらえる。
この物語では、
「ほしのゆめみ」はあの描写だからこそ、という感覚がある。

ただ、

人は軽いものを楽しめるコンディションや、
重いものを真摯に受け止められるコンディション。
逆に笑いも真面目も敬遠したくなるときとか、
気ままで、わがままなコンディションの時もあるからねぇ。
 
でも、客や受け取り手が「一緒に作るべきもの」があったりする。
 
「ほしのゆめみ」のようなコンパニオンがいたとしたら、彼女を困らせないような客や、世界でありたいものだ。



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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2017-03-09 12:52 | アニメ | Comments(0)

色々な過去放送アニメをチェック中♪


寒い冬は続いている。
でも、もうじき3月になるし・・・。
 
見ていなかった、見そびれたままだったTVアニメなどを見ながら、インドア派で過ごしている。

放送当事には看過してしまっていたけど、遅ればせながら見直してみて、癒されているアニメとかもある。
 
「笑ってしまう」内容ってのも癒しの効能は大きい。
そのひとつが下のアニメ。
 
『この素晴らしい世界に祝福を!』
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昨年2016年の1月~3月に放送されていた。そう、ちょうど今のような季節。
"尻フェチ"な私には、こういうショットは眼福。
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でも、登場キャラたちの「性格付け」や、「演出」の方がよりいっそうツボな作品だった。
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これを最近まで見逃していたとは、なんたる勿体なさ。

んで、現在は続編の『この素晴らしい世界に祝福を! 2』が進行形で放送中なのだが、・・・なんたる不覚。
1作目を未チェックだったことから、「シリーズ2」がせっかく始まっていたのに、録画スルーしてしまっていたのだ。
こんなに面白い作品なのに・・・。
(レポートや感想は、また後日にあらためて「うp」する予定。)
 
他にも、比較的に近年の過去放送分で、HDDの中にあるのにモニターもしていないアニメ作品とか色々とある。
一部をいまチェック中なのだ。
 
いや、近頃の私はテレビを見る習慣も、番組欄チェックもしなくなっていて・・・。
(アニメ番組を見るということにおいても)世間の流行から外れちゃっているのですよね。
 
てか、HDDの整理をまったくしていない昨今の私なので、「あ、もうHDDいっぱいだし、新番組って、なんだかよく分からないし、もういいわ。」とか、ただの怠惰になっている。
 
面白い作品を見れば、感銘受けるし、楽しめるタチなのに、マメにモニターもしていないから、こうしたシリーズものの続編とかあるヤツは、取りこぼしたりして「とても後悔」している最中でもある。

番組内容的に分からなくても、マメだった時代には、とりあえず新番組は全部チェックしてみて、録画もして、「自分の感性には合わないかな」と思うものは外していけばいい、という王道スタイルを守っていたのだが。
いま玉石混合すぎて、番組も多すぎるよね。

それでも、目下、見るチャンスを得た作品からでもボチボチとまたレポートしたいな、と思っている今日この頃です。
いま、(モニターを)楽しんでいる最中です。
 


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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2017-02-21 11:22 | アニメ | Comments(4)

映画『KNOCKIN' ON HEAVEN'S DOOR』を見て♪


映画『KNOCKIN' ON HEAVEN'S DOOR』
 
これは、1997年公開のドイツ映画である。
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ボブ・ディランの同名タイトル曲「
Knockin' on heaven's door」=ノッキン・オン・ヘヴンズ・ドアがあったよね。

じつは、あの名曲から着想を得たと言うか、オマージュにしたというような主旨のことを、監督自身が公言している。
 
さらに言うなら、ボブ・ディランの曲のことは私も知ってはいるが、このドイツ映画のことを、私は、つい先日まで知らなかった。
映画ファンなら知っているべき、見ておくべき「名作」なそうなのだが、知らなかったのよ。
 
とあるキッカケがあって、こちらの映画の存在を知り、見たくなってDVDを買って見た。
(どうやら、知る人ぞ知る名作なのに、日本国内においては旧版のDVDは絶版になり、吹き替えなし版でようやく復活したもののBD版が存在しない程度の、セールス的には不遇な扱いだったようだ。)
本国ドイツや海外ではカルト的な人気がある作品らしい。
 
もちろん日本でも、知ってる人は知っている名作であるから、なんか日本で2009年にリメイク・ムービーが作られたとか。
主役の男性ふたりを、男女にキャストを変えて作っちゃったとか。
そっちは私は見ていないので、コメントは差し控えます。
 
とにかく、原作の
映画『KNOCKIN' ON HEAVEN'S DOOR』は名作だった。
※映画用のオリジナル脚本だ。
 
ストーリーは、とある日の病気の検査で「末期癌」を告知された二人の男性が、たまたま病棟の同室になって知り合うというもの。
(赤の他人で、同じ日に同じ病院で検査、それぞれの担当医から告知を受けていた。)
 
唐突な間近な死の予告である。
 
日頃、健康に問題なく暮らしているつもりの人にでも、まぁ、誰にでも起こりうることだ。
 
劇中の彼らもまさしくそうだった。
 
ふたりの男性のキャラクターは正反対。
ステレオタイプ的な言い方をすれば、常識人の真面目人間「ルディ」と、
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「マーチン」は、ちょい悪(わる)風なキャラ。まぁ、ふたりとも死ぬには早すぎる若さ。
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そして、ドイツ映画という舞台が、「らしいシチュエーションのふたりにとっての最後の希望、目的」を設定する。
「一度、海が見たい。」という。
内陸にあるドイツには海が無いから、同様に内陸部に住む人って、彼らに限らず"海に縁の無いまま人生を過ごす"人は多いかもしれない。
 
何かの伝承や逸話が原典にあるエピソードなのかどうかは知らないが、ここで「死を間近に突きつけられた彼らが話題にした話」が「天国」のこと。
 
その「天国」では今、なにが流行っているか知っているか?、という奇妙な寓話。
 
「天国では、海の話をするんだ。」
 
でも、人生でこれまで一度も"海を見たことがない"と言うルディに対して、「まさか、冗談だろ?」と応じるマーチン。
シチュエーションの成り行きで、こんなことを「病棟内のキッチンでテキーラを飲みながら酔っ払って、語り合っていた二人」は、そのまま駐車場の他人の自動車(ベンツ)を盗んで、酔っ払った勢いのまま、病院を脱出してしまう。
 
この盗んだベンツが、マフィアのものだった。
 
ここからは、いわゆるロードムービーになる。
 
「海を見に行こう」という目的のためだけに、成り行きの旅をする二人は、マフィアの車をそうとは知らずに盗んでしまった経緯から、同車内で拳銃と100万ドイツ・マルク(ユーロに変わる前だったから)を見つける。
 
これをまもなく死ぬ身の怖いもの知らずと、儚いなりの死の前に「やっておきたいこと」をやっちゃおうとする妙なバイタリティが凄い。
根底はシリアスなのだが、映画の流れはアクション・コメディになっているからだ。
100万マルクの件も、拳銃の件も「ラッキーな車を手に入れた」という認識だけで、使いたいように利用してしまうのである。(ルディの方には当初、逡巡があったが、無鉄砲なマーチンのキャラに流されてしまう。)
 
とても軽快に洒脱に、笑いながら90分ほどで見られる映画だが、笑いながら「泣いてしまう」のだ。
 
いくつかの映画のシーンを下にキャプチャーしておいたが、思い返すと、そういう無節操さの「笑い」と、まさしく刹那的な「せつなさ」がよみがえる名シーンばかりだ。
 
超高級なホテルのVIPルームに泊まって、死ぬ前にやりたいことを語り合う。時間が無いので、お互いにまず「ひとつ」に的を絞る。
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ただ、最後の旅の共通の目的は「見たことのない海をみること」。
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これは移動中の街角で見つけた「海の写真パネル」。
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この「海を見たい」というキーワードは、映画を鑑賞する立場からの誰の胸の中にも、何かと「置き換えることが出来る」キーワードだ。
 
普通、人は「間近な死の宣告」などされたら、ショックで無気力になって"なにも手につかなくなって"、ただ、呆然と無為に、その残された時間さえ過ぎるままに過ごして終わってしまうケースが多いことだろう。
 
それでも、今しばらくでも、ほんの少しでも時間があるなら、叶うことなら許されるのなら、その体が動きさえすれば、やっておきたいことのひとつや、経験したいこと、見ておきたいもののひとつは誰にだってある。
 
やりたいことがいっぱいありすぎて選べなくても、煎じ詰めればおのずとそれは見えてくる。
 
この映画でさえ、死ぬときは「ひとり」で逝ってしまうことに変わりはない。
誰が傍にいてくれようとも、いなくても変わりはない。
でも、そこに至るまでに、かけがえのないパートナーと出会えたことや、その瞬間までに過ごしてきた時間こそが既に得たもの「海に溶け込む太陽の輝き」そのものだったと言えるのだ。
 
それは、少し妙な言い方になるが、「ちょっぴり羨望さえ感じてしまう」切なさだ。
 
死ぬことは、若すぎるとか十分に生きたとかは別にして、簡単に納得出来ることでも歓迎できるものでもないが、より良く死ぬことは、より良く生きたことだ。
そう願って、望むとおりの死に方なんてのは、そうそう誰にでも出来るものでもない。
 

冒険とは真反対の行き方に『鉄道員』(ぽっぽや)がある。
『鉄道員』(ぽっぽや)の佐藤乙松の人生の思い出や、職場での死に方は、あまりにも切ないが、美学があると感じてしまうのは、何も日本人的な感性だからというだけのものではないだろう。


しかし、だ。
 
映画『KNOCKIN' ON HEAVEN'S DOOR』の二人が、その人生に例え心残りや後悔があっても、現状の生活を肯定できれば"冒険"はなかった。

黒澤明監督の『生きる』も、「じつは生きていたとは言えない」職場と生活の日常から、主人公がはじめて「前向きな生き方」を選んでこそ、「生きた」ことになる。 

今までやっていなかったことをしようとするのも「アリ」だし、
今までやっていたことに誇りがあるからこそ、何も変えずに職場で戦死しようとするのも「アリ」だ。
 
自宅で過ごすことが日常なら、冒険なしで、自宅での日常を全うするのだって「アリ」なのだ。(「何も手に付かないから呆然と自宅で過ごす」、という意味ではなく、自宅の日常生活の流れにこそ「あたりまえの癒しがある」という意味において「アリ」だと思える。)
 
でも、一歩新たに行動できるのなら「命短し、恋せよ乙女」♪ ・・・なのである。
 
よく生きること、よく死ぬことは、国境や国籍を越えた人の共感があるように思える。
 
劇中のマーチンの発作のシーンはヤバイ。ルディよりも病状の進行が深刻だからだ。本作品で、よく俯瞰も真上から遠景に地上の様子を見下ろしたアングルが要所要所に出てくるが、これ、私には下界を俯瞰した「神様(天国)から視線」のようにも思えた。
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ルディの友を思う決意の、このシーンもヤバイ。
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「地上はいったい何をやっているんだか・・・」という一種ドタバタのアクションシーン。神様からの俯瞰の目線。ルディとマーチンたちと、マフィア、警官隊との三つ巴の追跡劇。銃弾戦。カーチェイス。
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そうして、カメオ出演的な、あの名優ルトガー・ハウアーの出演シーン。マフィアの大ボス。
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そのルトガー・ハウアーのセリフが、まんま「ブレードランナー」のレプリカント役「ロイ・バッティ」の最後のセリフ、あの詩的なほどに美しくて切ないセリフに酷似している。・・・これは、彼の出演を切望した監督の意図通りの(
ロイ・バッティのセリフを想起させる)ように思えてならない。
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ラストシーン直前。ルディとマーチンの眼前に「海」が見えてくる。
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その海の色は、空の色は、ぬけるような「青色と白」の描写ではなく、「夕間暮れの赤い色」でもなく、ひたすらに「灰色」なのだ。
 
この海の色、波の色の描写、空の描写は、私には少し意外だった。
青と白の目覚めるような色の描写なら、分かりやすいと言えば分かりやすいが、海は広く広く雄大で荘厳ではあったし、ふたりの目は釘付けになってはいたが、どこまでも灰色、ダークグレーの描写だった。
 
美しいだけの描写ではないことが、余韻を与える。
おそらく、彼らの心の中にこそ「鮮やかな青と白」の描写があるのだろう。
 
やがて静かにエンディング。
 
強く印象に残る、いい映画だった。
 
私が知らなさ過ぎただけで、このブログを読まれている方は「今頃お知りになりましたか」と思われてる人も多かろう。

でも、もし未見の方がいらしたら、ぜひ原典ドイツ版の
映画『KNOCKIN' ON HEAVEN'S DOOR』をご覧になっていただきたい。
 
さて、
 
最初の方に書いた、この映画を私が知る"とあるキッカケ"というのが、ニコニコ動画のMMDによる二次創作なのである。
タイトルを【東方MMD】 Knockin On Toho's Door 第6話 【映画オマージュ】と云う。
作者は、Curvemirrorman さん
 
【ニコニコ動画】【東方MMD】 Knockin On Toho's Door 第1話 【映画オマージュ】

MMDで、「東方Project」キャラなので、出てくるのはみんな女の子キャラに翻案されている。
女子化が、安直な萌え迎合や、拙アレンジと見るのは時と場合による。
これが、ひと目でそのストーリー性にこそ惹きこまれたのだ。(原典が素晴らしいのだから当然かもしれないが。)
 
だけど、二次創作者のMMDキャラの動かし方、演出、間合い、セリフの翻案やオリジナルシーン。
そうしたものが、真に巧い演出家、作者(アーチスト)がアレンジしないと、どんな名作もボロボロに成り得る。
 
ところが、この二次創作の動画作品によって、「あ、これはぜひ元の映画も見てみたい」と思わせるほどの(良作な)出来栄えだったのだ。
ある意味、それは「すごいこと」だ。

マーチン役を比那名居天子(ひなないてんし)。
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ルディ役を魂魄妖夢(こんぱくようむ)。
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『Knockin on Toho's door』
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テキーラを酌み交わす病院のキッチンシーンの再現が「静」の表現で見事だった。
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女性の言葉に置き換えられた名シーンのセリフが、印象的だった。
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妖夢「でも私、海を見たことないんだ」
 
この、妖夢
(
ルディ役)のセリフに対しての、天子(マーチン役)のセリフ回しが、映画の日本語訳の字幕より気の利いた言い回しになっていて良かったくらい・・・。
映画同様、このシーンに流れるメインテーマのBGM(サントラ)がいい。
 
天子「・・・冗談でしょ?」
「今までずっと生きてきて」
「それも もうすぐ終わるっていうのに、一度も海を見たことがないの?」
 
「天国では何が流行っているか知ってる?」
「天国では海の話をするのよ」
「夕暮れ時」
「太陽が真っ赤に染まりながら 海に溶けていくの」
「鮮やかな光が じんわり広がっていって」
「深い海の色と ゆっくり混ざり合いながら・・・」
 
「でも

「貴方はその話に混ざれない」
「かわいそうに」
「海を見たことがないんだから」
「天国ではきっと仲間はずれにされるんでしょうね」
 
天子のこの例え話に、妖夢はしばらく考えて訊ねる。
 
「どうにかならないかな?」
 
そして、病院を脱け出しての"ロードムービー"につながっていく。

とある街角での描写。二人はとある広告看板(かポスター)の前で立ち止まる。
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映画にもあったシーンの再現。二人が見たのは「大きな海の写真」。「やっぱり、(本物の)海がみたい。」
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神様の目から俯瞰しているようなシーンも再現。
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MMDドラマで秀逸だったのが「ピンクキャデラック」の描写。マーチンの願い、"プリスリー・ファンのママのために、エルビスが実生活で母親にしたようにピンクキャデラックをプレゼントしようとする"シーン。(実話では
1955年製のピンクキャデラックだったが)MMDでは、「キャデラック・エルドラド 1959年式」だった。
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この
エルドラド・モデルが素晴らしい。キャラクターが搭乗している様子も、「MMDって、ここまで出来るの?」と感心した。
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映画にもあったシーンが、背景、自動車、ライトの明滅、雨降りの描写まで含めて再現されていた。「MMDすげぇ~。この作者の構成力、動画編集すげぇ~。」と驚嘆した。
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映画の重要なシーンを12~13分ずつの動画に分割して、シリーズで6話まで、これまで作られていて、次回、7話が最終回らしい。

MMDerの動画は、まだ完結前なのだが、期待して楽しみに待っているところだ。
この「MMDer動画」のおかげで原典映画を知ることになったので、良い二次創作は立派にアートなのである。
 
こちらの「MMDer動画」のBGMの使い方も、今年の流行語大賞に因(ちな)めば、映画とは違う独自のアプローチがあって「神ってる」演出だった。
 
そうしたBGMとは関連が無いが、「生きる」ことや「人生」の描写的に、この「動画」や「映画」を見ていて、私が奇しくも想起したのは、
日本のミュージシャン"野狐禅(やこぜん)"の「カモメ」だった。
 
野狐禅 LIVE カモメ
 
人生って、何かしらしようとしても、何かをしていたつもりでも、ふと思い直してみると「違う場所に来ていた」ということは、ままある。 

それを戒めるのも慰めるのも、考え方ひとつのような気もします。 
開き直るのも、真摯な気持ちになるのも、どちらもあるがままを肯定するのは、ひとつの勇気や祈りなのではないでしょうか。
 
私はこれらの映画や動画や音楽を見て聴いていると、無性に泣けてくるのです。 

       

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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2016-12-03 03:52 | 映画 | Comments(0)