アニメ「けものフレンズ」チェック中♪ ~その2~

 
アニメ「けものフレンズ」チェック中♪ ~その2~

当初は「擬人化された動物キャラたち」が、ただ可愛く騒ぐだけの「にぎやかしアニメ」なのかな、と思っていたら(意図的にそういう一面も「華(はな)」として持ってはいるが)、ふたを開けてみると、縦ストーリー、伏線、謎解き、回収のある構成なのだった。
 
なかなかにメッセージ性の強い素地もあるし。

それを気重い構成や、硬い絵ではなく、あくまでも可愛くサラリと見せてくれている。

アニメ「けものフレンズ」第7話以降の展開。
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主人公チーム、"サーバルとかばんちゃん"たちが、ひとまず目指していた「図書館」に辿り着く。
アフリカオオコノハズク。その「図書館」の館長さんである。
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ワシミミズク。館長さんの助手だ。どちらも猛禽類の鳥綱フクロウ目フクロウ科です。
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知性派的な好奇心キャラで、なんとなくどこかから手に入る「ジャパリまん」ではなく、(けものフレンズたちがまだ口にしたことのない)「料理」というものに強い興味を持っていて、"知的試練の末"に図書館を訪れたかばんちゃん達に「料理」を作らせる。
 
かばんちゃんの読書能力とリードで、図書館にある料理本の中から選ばれたメニューが「カレーライス」だった。
(調子いいことに食材は「ジャパリまん」の製造施設がどこかにあるらしくて、そこの「畑」から失敬してきて準備されていた。)
 
けものフレンズたちがクッキング中の「火を恐れる」描写もちゃんとあった。
 
スプーンという道具も使い慣れず、初めて食べた「お料理のカレー」は、最初「辛いのです!」と大顰蹙(ひんしゅく)だったが。
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不評をたれつつ、どんどん博士たちは平らげてしまう(笑)。クセになる味だったようだ。要するに大満足する。

調理報酬として博士たちはかばんちゃんに教える。
 
(文字が読め、料理なんてものが作れて、そしてその外見の)かばんちゃんが「人である。」ということの確認。
そして、このパークには「もう人はいない。」「絶滅した。」「あるいは(フレンズたちの)知らないどこか別の場所に居るのか?。」などなどの不穏な話(事実と憶測の混合)を聞かされる。
 
ここで、"料理テスト合格"の副賞に「ぺぱぷ(アイドルユニット)チケット」と、のちに伏線回収となる「マッチ箱」がかばんちゃんに与えられる。このマッチ、画面に一瞬写されるだけで説明も何もない。
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ところが、のちに重要なアイテムとして伏線回収される。 

"人はもういない"と言う。
それでもなおかつ、かばんちゃんの仲間である「人がどこにいるのか、どこに行ったのか」を知るためにサーバルとかばんちゃんは再出発する。

この回の別れ際、主役二人を見送る博士と助手のセリフが「含蓄」があって良かった。
 
博士「美味しいものを食べてこその人生なのです。」
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助手「住処が分かったら必ずまた(ここに)来るのです。」「われわれは"おかわり"を待っているのですよ。」
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なんだか、博士たちのこのセリフはドラマ上の自然な流れでもあったのだが、妙に印象深かった。
 
視聴者にも語り掛けられたような感じがしたからだ。
 
「美味しいもの」「楽しいこと」「生きがい」
それは、エンタメやクリエイターたちだけに差し向けられた言葉ではなく、町のお店、会社勤めで何かのプロジェクトやサービス業に携わる人、提供する側、受け取る側、なんだか、世の中のすべての人たちに手向けられた言葉のようにも感じるのだ。
 
感謝され、期待されるということはとても大切なことだ。
 
こうした「さりげないメッセージ性」が「けものフレンズ」の随所にちりばめられている。
ま、頭をからっぽにして楽しんでいるだけでも一向にかまわないのだが。
 
その毎話ごとにある楽しみのひとつ。
フレンズ役の声優さんたちが、キャラごとの印象づけがユニークでね。
製作者サイドの意図なんだろうけど、種族別に「訛りで喋ったり」「独特のイントネーション」で演じてくれていて。
トキの「わ~た~し~は~♪」も、アルパカの「地方訛り」も面白かった。
  
そこだけ見ていても楽しいからね。
 
第8話。現地提供の「ジャパリまん」♪。
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マーゲイ。ネコ科みたいだけど、私は初耳の種族だった。画像検索で写真を見たらネコ科としてはピカイチくらいな可愛さだった。この話数の「アイドルおっかけキャラ」でした。
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そのフレンズたちのアイドルというのが、ペンギンたちで構成されるかわいいユニット、『ペパプ』だった。
ロイヤルペンギン。挙動でリーダー役かと思ったが、ユニットの企画発案者という位置づけ。
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イワトビペンギン。
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ジェンツーペンギン。
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フンボルトペンギン。
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コウテイペンギン。「皇帝」の名の通りに、リーダー役は緊張ですぐ固まるこの子(笑)。
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5人のアイドルユニットである。
いや、しかし、まぁ、もとのペンギンからして、実際にこんな風に(容姿的な)特徴づけがあるから大したものだ。さりげなく、ペンギンのアイドルユニットに「初代」「2代目」そしてこの「3代目」があったという時間軸にも触れられていたし。
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ただ、失礼を承知で欲を言えば、この『ペンギン・ステージ』の"歌とダンスシーン"が、"ハルヒの文化祭ステージ"、または"ラブライブ・シリーズ"並みのクォリティ(ダンス曲、カメラアングル 等)だったなら、もっと完璧だった(笑)。

この辺は、予算と時間の都合も響いてか、ほんのちょっぴり単調に収まってしまっていたかな。(フォーメーションの移動とかもなく、メンバーが同じ振り付けのまま立ち位置変わらずだったからね。)
 
そこまで突き抜けていたら、物語の中だけでなく、視聴者ファンにとっても「伝説のアイドル」に、そのままなっていたことだろう(笑)。
 
さて、

寒冷地帯ではギンギツネ。
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そしてキタキツネと出会う。
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カピバラ。なんか、寒冷地の温泉入浴役だけでの登場(笑)。
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ところで、この第9話ではフレンズ的な描写でエポックメーキングな種明かしがあった。
「人間」のかばんちゃんが着衣しているのは当然の成り行きだが。
 
なんと、
フレンズたちのコスチュームも「脱ぐことが出来るのだ」と言うのがこの回に発覚。

当然のように、そのまんまで温泉に浸かっているフレンズたちにかばんちゃんが指摘。
「これって、服のまま入っていいんですか?。」「服ってナニ?。」「・・・これですけど。」
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「え!?」「それって取れるの?、私のも?」
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で一同、皆、脱衣してあらためて入浴する。
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フレンズたちのコスチュームを「服」だと認識していたかばんちゃんもスゴイ。
暗黙の了解で視聴者も、フレンズたちの出で立ちは、毛皮や蛇のウロコみたいなもので取れないものだと見ていた人もいるかも。でも脱げる理解がないなら、パンツを履いているショットが写っていたサーバルはもとより、フレンズたちは、排せつ行為をどうしていたんだろ?、と言う下衆(げす)な疑問が湧いてしまう(汗)。
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(カバさんなんかどうなるの?と思いますよ。ヘビもフードごと脱げちゃうのだろうか?。)
耳が4つあるフレンズたちも多いわけだし。ベンギンのイヤーパッドは?、とか考え始めたらキリないね(笑)。
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パークの周りに「海」と言うのがあること、「人」であるかばんちゃんなら動かせるかも知れない「その海を走るそり=船」、「港」の情報を、8話の「ペンギン回」に続いてここでも得る。
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にしても、こんな温泉施設なら行ってみたいものです♪。(暖簾(のれん)まであるな・・・。)
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アリツカゲラ。宿泊施設を取り仕切っている鳥フレンズ。 
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タイリクオオカミ。作家らしい。この話数では「漫画」の下書きを描いていたが、絵が描けるならネームも?。動物は字が読み書きできなかったのでは?。サイレント・コミック限定なのかな。
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アミメキリン。元動物よりスケールダウンですね。首が微塵も長くない。
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ここから下は物語が急展開の第11話になる。
キンシコウ。元の動物の「孫悟空」との関連は肯定されたり否定されたり、よく分かんない。でも、フレンズでは如意棒みたいな形のエモノを武器にして登場した。
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ヒグマ。この話数でキンシコウやリカオンたちと共にパークを守護するために、フレンズたちの敵である「セルリアン」相手に戦っていた。
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リカオン。元が群れ体制で行動する動物だよね。
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彼女たちは何と戦っているのか?。

それは「巨大セルリアン」↓。
この物語の暗転役だ。正体や存在の意味が分からない。

まるで、プログラムのバグかウィルスが具現化したような存在で。
・・・だったら、この「セルリアン」に脅かされるフレンズたちはプログラムかデータの要素でもあるのだろうか?。

「ジャパリ・パーク」ってのはなんだろうね?。
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生態的にガン細胞や病気に脅かされる私たちも、まぁ、そういう意味では「生体プログラム」の要素は孕んでいるわけだが。
 
現実の私たち人間界にだって、パソコンの中のことだけではない、バグやウィルスのようなものは存在している。
  
「巨大セルリアン」の発生が、「パークの危機、異常事態」であることを「ボス」と名付けられていた"ラッキービースト"なるパークの案内役が警告する。(人間である、かばんちゃんにだけ反応して対話もする。フレンズたちとは口を利かなかったらしい。)
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そして、この個体の"ラッキービースト"は、何話も前から度重なり「映像や音声」で、自分に記録されているメッセージを各分岐点、ポイントに来ると再生して見せた。生物に何かがプログラミングされていると言うよりは、完全なロボットみたいな感じ。
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この"ラッキービースト"が何度も記録映像として再生して見せるのが、「ミライ」と言う名前の少女。
かばんちゃんがかぶっている帽子の元の持ち主のようでもある。
と言うか、「かばんちゃん=ミライ」なんだろうか?。あくまでも「遠い過去の人」なのか?。(過去の人ならミライという名が皮肉過ぎて・・・。)
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再生される記録映像の中では、サーバルまでが登場していた。このサーバルと今のサーバルは繋がっているの?。・・・この映像を見て、何かを思い出しかけるようにサーバルちゃんが落涙していたよね(汗)。
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映像のサーバルと、今、かばんちゃんと行動しているサーバルとは同一キャラなのか?。代替わりで、記憶の引き継ぎが潜在意識的にあるのか?。
 
再生映像では「ジャパリパーク」「けものフレンズ」の危機を警告し、対セルリアンとの攻防に言及しているような描写があったが、最終話になるらしい第12話前の第11話時点では線が結び付きそうで、まだ結びつかない。 
 
そして第1話から、ず~っと、かばんちゃんの追跡者として行動し続けている下のアライグマ。
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再生映像のミライなる少女がかぶっていた帽子の、もう一方の飾り羽を持っていたりしたが。
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アライグマとコンビで行動をしていたこちらのフェネックともども、第11話時点でまだ「かばんちゃんを追っていた理由」とか、詳(つまび)らかにされていない。
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"ラッキービースト"が案内役兼監視役なのがなんとなく分かるけれど(「パークガイド・ロボット」だと名乗るシーンもあった)、依然として謎の多いままクライマックスへ。
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暴走し始めている「巨大セルリアン」。走光性がある性質は何を意味するのか。
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バス運転席での誘導失敗で、かばんちゃんとボスを庇って二人を放り投げるサーバル。
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かつて「飛び橋」でバスの運転席0.5トンを抱えてジャンプしたパワーがあるなら一緒に飛べたろうに、あえて囮役になったのか?。
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振り回してくるハンマーのようなセルリアンの腕に飲み込まれて、その体内に吸収されてしまうサーバル。
 
セルリアンに飲み込まれたフレンズは、死んじゃうとか記憶がどうにかされるとか。
いったん、サーバルに庇われたかばんちゃんだったが、決死の覚悟と準備をして(ロープが出てくる。)
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吊り橋回の時にでも用意されていてリュックの中にあったのだろうか、巨大セルリアンに自ら飛び込む。そしてサーバルを救出。
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この辺のシーンは涙もの。見せてくれる。(木登り修練の回収と「うみゃみゃみゃ!」の叫び声。)
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倒れたままのサーバルを庇うために。
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松明(たいまつ)のようなものを燃やして、今度はかばんちゃんが囮役になる。(マッチ=火の件はここで回収されている。)
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港にある「船」まで誘導して船の明かりで沖に誘い、船ごと巨大セルリアンを沈めるのが本来の計画だった。
船での明かり誘導はヒグマに託している。
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そちら側への方向の誘導だけで覚悟を決めてしまったのか、かばんちゃん。
これまで、自分が何者か分からないような存在だったのに、それを受け入れてくれ、共に行動し続けてくれたサーバルに感謝しながら、かばんちゃん。
 
ここで、巨大セルリアンの一撃に飲み込まれてしまう。
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第11話、衝撃のラストカットのまま、いつものエンディングになってしまった。
 
いや、そのエンディングまで、何か様子がヘンだ。

エンディングの途中で、どことなく「帽子をかぶったミライ」のシルエットをイメージさせるキャラクターの影絵がオーバーラップしているショットがあったのだが、
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その「シルエット」が今回のエンディングでは消えていた。
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この「廃園風景」の他のショットにもフレンズたちのシルエットが(ものすごく分かりにくいが)写っていたのだが、同様にみな消えている。

「ジャパリパーク」ってなんだろう?。
 
「萌えキャラアニメだから」と言う言い訳は横に置いても、雌(メス)と言うか女性体しかいないわけだし、代替わりに言及したり「生まれる」と言う表現があるのに、幼体も老体もいないから、まさしく徹頭徹尾に人為的な管理がある場所ではあったハズだ。

かばんちゃんが山の上で地図を見ていた時、周りの全部が海だと言う「ジャパリパーク」の向こうにうっすらと見えた別の大陸か半島の影はなんだったのか?。
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それに気づいたかばんちゃんの脳裏に去来していたものは?。

ドラマが不安と謎と興味深さに盛り上がったところで、次週最終話へと・・・。
 
もっとも、「けものフレンズ」をレビューした、このブログが木曜日上げと土曜日上げになったので、火曜日の深夜、水曜日の午前に放送となる「最終話」まで、3日と間もないわけで。
 
じきに結末が分かるのだけれど。

この「けものフレンズ」関連の、その他の企画プロジェクトみたいな(ソシャゲ版が気付かれず大きな話題にもならないまま終了しちゃった)感じからは外れて、
アニメ「けものフレンズ」は視聴者が良い意味での
『感動と共に幕締め』となってくれることを願うばかりだ。

 
アニメ版が最後まで成功すれば、少なくとも、「アニメ版けもフレ」関連のフィギュアは、アニメイメージのまま出してくれたら全種、ヒットすること請け合いだと思う。
本編BDだって、冊子(図鑑)仕様が凄いので売れるだろうし。
ロイヤリティで潤うこと間違いないと思いますが(笑)。

「美味しい料理」(「面白い作品」)には、
「われわれは"おかわり"を要求」し続けるのだから。

 
 


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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by PINKNUT_INC | 2017-03-25 02:51 | アニメ | Comments(0)

アニメ「けものフレンズ」チェック中♪ ~その1~

 
アニメ「けものフレンズ」チェック中♪ ~その1~
      
このアニメ、私的にダークホースで、現在最終話に向けて放送中なのだけど、すっかり本放送のテレビ録画をし損なってしまった作品だ。
 
大変に勿体ないことをした。
・・・つまり、なかなかに面白い作品だということだ。
(現時点の視聴している所までの感触においては、という注釈付きではあるけれど。)
 
ニコニコの有料チャンネルとか、ウェブで断片を拾って後追いをしている。
(いずれ、ちゃんと見直さないといけない。)

アニメ「けものフレンズ」
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メインヒロインの一人、サーバルちゃん。食肉目ネコ科。
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本作アニメでは「狩りごっこ」は大好きだが、"ジャパリまん"なる饅頭みたいなものを食べたりする以外は、「ナマで肉食している様子」は描かれることはない。ヤンチャな猫キャラだ。
 
そして、なぜここに自分がいるのかわからないキャラ↓、自分の名前も分からないので「かばんちゃん(大きなリュックを背負って登場したので)」とサーバルに名付けられた彼女(下の図左)とが、チームとなって、このフレンズ・パークを旅することになる。
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さて、「けものフレンズ」は、
 
アニメとしてはジャパニメーションの由緒正しい「リミテッドアニメ」の系譜、つまり、手描き作品群とは違って、"かなりの変化球的な手法"で作られている。
言わば「3DCGアニメのリミテッド版」みたいな佇まいの作品なのだ。
(キャラが3DCGで背景が手描きという基本であるらしい。)
  
ディズニーなんかの"3DCGフルアニメ"を、かみ砕いたような作風なのだが(当然、予算や時間の都合もあるだろうし)、かなり手描き風味にはキャラクターは寄せてある。

しかも、「けものフレンズ」自体は"かなり、あれこれメディアを欲張ったゲーム・プロジェクト"として発進しながら、企画としては「広げた風呂敷ながら、いつしか、ゲームもサービス終了しちゃった頓挫企画」な模様なんだとか。

いちばんあとから来た"アニメ放送"をもってして、「ひっそりと風呂敷を畳む感じ」になっていたのだが。
 
なんと。

ここに来て、なぜかしら「アニメ版」からファンの間で人気が弾けつつある。てか、もう弾けちゃってる・・・!、という皮肉な流れになっているのだ。
 
そう。"エンタメの世界"はなにが起きるのかがわからないんだよ。
 
もともと、
ジャパニメーションの絵柄、日本のコミック感性のキャラデザインが、"萌えキャラ好き"、"可愛いものが好き"というファンには心地よいのが事実でして。        
パークの動物たちを、本来の対象動物に拘って擬人化している、という方向性ではなく、「愛らしい女の子キャラたちが、等身大のまま軽妙にコスプレしちゃって、その動物の名前を名乗っているだけ」みたいな風味のデザインが、いっそ清々しいほどだ。
 
今回の「レポート、その1」では、登場キャラがこんな感じ♪
ということだけを、まず「絵」を並べて紹介しておきます。
 
カバ。基本的に「髪型」で元動物のシルエット感、雰囲気を演出している。でも、もとのカバからは程遠い妖艶さ。        

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下はオセロット。ネコ科の動物の擬人化は可愛い方向になるのが納得だが、上のカバさんの艶やかさは反則的である(笑)。
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マレーバク。口にしているパンのようなものは「ジャパリまん」というパークの動物たちに共通の食べ物らしい。(「ジャパリまん」には動物別に差異はあるようだが、見ていると多種族用のも平気でキャラたちは口にしていた。)
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フォッサ。マングース科なのだとか。
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インドゾウ。これこそコスプレのいでたちである。(笑)
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いちおう、おねーさんキャラで、擬人化による等身大なりに、背は高い。
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アクシスジカ。詳しい人でないとピンと来ない種族だね。
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キングコブラ。ヘビ科はフードをかぶっている仕様なんだとか。
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ミナミコアリクイ。・・・オオアリクイだとどういうデザインになるのかしら。
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クジャク。割と質素な分量の尾羽。(尾羽の豪華なのはオスだからね。)
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タスマニアデビル。これも擬人化と言うより、ほどんどコスプレ。
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エリマキトカゲ。この回、こちら上下の10~11種類ほどのフレンズたちは、まとめて紹介されただけだった。
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オカピ。首の短いキリン科です。
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コツメカワウソ。この子は雰囲気出ている。
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そして、衣装的にミニスカっぽい出で立ちの子もデザイン的には多いのだけど、総じて「ヒップライン」が皆さん色っぽかった。(嬉)
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ジャガー。ネコ科ヒョウ属にしては、水を怖がらず「泳ぎが得意」とのこと。
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このパークでは皆さん「ジャパリまん」が主食みたいで、弱肉強食という生存競争とも無縁みたい。
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パーク内ご用達の、かつての遊覧バスらしい。
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バス席と操縦席が川を挟んで離れて発見された。
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かばんちゃんの人間的な知恵出しで、橋の流された川に、臨時の「飛び石橋」をしつらえて、
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まぁ、力業なことに、0.5トンはあるハズの操縦席を、ジャンプ力の凄いサーバルが、
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「飛び石渡り」。
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遊覧バスが無事に復元される。(ただし動力のバッテリー切れで、次の話数で「充電」のエピソードが用意されていた。)
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バッテリー充電のエピソードは山頂の太陽電池設備とかあるらしい山小屋に上ることに。
トキ。そのエピソードに登場。人ひとりくらいかかえて飛ぶパワーを持っていて手伝ってくれる。
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アルパカ・スリ。なじみのない動物。山頂小屋にいたりした。「スリ」は毛の種類のことらしい。アルパカには「ワカイヤ」と「スリ」の2種類があるとか。
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ショウジョウトキ。山頂小屋エピソードに登場した。
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ここで、出自の謎な主人公の女の子=かばんちゃん(人間)の後を追尾している二人組を紹介。左がアライグマで右かフェネック。何か鍵の一端を握っていそうな伏線キャラ。(かばんちゃんとサーバルの追跡で、後日に上述の「山の上のカフェ小屋」にも立ち寄ってくつろぐ二人。)
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スナネコ。遊覧バスが無事に動いて差し掛かった"砂漠地帯"で出会ったフレンズ。
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その砂漠地帯の遺跡のような場所に、伝説の生物ツチノコまでもが登場する。
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アメリカビーバー。このエピソードはほっこりしましたね。
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オグロプレーリードッグ。ビーバーの回に同時出演。「プレーリー式あいさつ」の"口づけ"が結構でした。(笑)
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オーロックス & アラビアオリックス。オリックスは球団名で知っているが、オーロックスは初めて知った。そりゃあまり聞かなかったハズだ。検索してみたら、1627年に最後の1頭が死んで絶滅したとか。遺伝子操作みたいなことで現在「種の復元」を試みているらしい。
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ライオン。王者のけもの来た。登場は下の図の通り(萌え絵要素あるんだけど)威厳たっぷりだった。・・・後刻すぐに(いい意味で)態度が豹変したけれど。(笑)
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オオアルマジロ。女の子で擬人化はしにくかった動物だね。コスプレっぽい被り物になっちゃってる。
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ヘラジカ。なかなか良いリーダー・キャラクターでした。絵的にも大きな角がカッコ良い♪。
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アフリカタテガミヤマアラシ & シロサイ(左端は明記がこの画面ではされてないけど、カメレオンです。)
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ハシビロコウ。この鳥、元のモデルって"大きな嘴とキツイ顔立ちの鳥"でスゴイ印象的なヤツ。漫画やイラスト・ネタになってよく取り上げられている。「ものすごく目ヂカラが強い」鳥でねぇ。「フレンズ」の下の絵みたいに可愛い顔じゃないよ。元の鳥はもっと凄い顔している。知らない人は検索してみるとよろしい。(笑)
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ニホンツキノワグマ。ドラマ中はアップ絵がなくて、ヤラレ役だし、扱いが可哀そうでした。(笑)
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オーロックスから始まるその下、ここまでのキャラは、すべて第7話のエピソードで「二陣に別れて合戦」していました。面白いエピソードだったね。
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毎回、基本的には「ほのぼのと楽しめる」アニメなんだけれど、そもそもこのアトラクション・パークが何なのか?。
なぜ、動物たちを本能や種族性を生かしたまま擬人化しているのか?。
けものフレンズたちに「セルリアン」と呼ばれる、デジタルで無機質な感じのバケモノが何なのか?。
一切の説明がなく始まっているアニメで、途中でも「何かを匂わす様な(どちらかと言うと不安材料的な)」描写がチョコチョコ挟まれはするのだが・・・。

実のところ、終盤近くなって一気に「"あそこまで"深刻な鬱展開」になるとは予想していなかった。

そして、視聴者的にはもう、かばんちゃんは「人間」だということはすぐに分かるのだが、素性は最終話前の11話になっても「謎」なのだ。 
 
ドラマ的にも、ストーリーの出だしの描写が「生ぬるく」始まるので、そういう感じを良しとするか、"いまいち"と思って切ってしまうような視聴者もいたかもしれない。そんな滑り出しだったのに。
 
キャラが3DCGで動かされているのも、どこか「イラストキャラ」に慣れている視聴者からは異質感はあるところだ。
 
だが、しかし。
3DCGと言っても、バタくさい洋物とは違って、日本のキャラ風味の手癖感はちゃんと出ている「絵柄」だし、見ているうちには「かわいい」と思える中毒性や、動画的に丁寧に作られている雰囲気にも好感が増していく。
 
なんぼでも土壌的に「金や時間をかければ」さらにクォリティアップする余地はあるものの、「これがいいんじゃないか」という納得論まで湧き上がる。
 
キャラデザインも声優さんたちの命の吹込みも、結局は視聴者に「愛される」だけのパワーは持っている感触なのだ。
それはシナリオの進行も、「ぬるいままなだけじゃない」予感があったりもした。
  
と、同時にそれは「不安と期待」が同居している予感なのであったが・・・。
 
あとから、どんどんファンたちの間で「アニメ・けもフレ」人気が盛り上がってきた。 

それがよもや、11話で一気に暗転するとは。
(いや、それまでにも伏線は張られ続けていましたけどね。)
 
では、この続きは~その2~で触れましょう。
 
 

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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by PINKNUT_INC | 2017-03-23 14:23 | Comments(2)