アニメ『けものフレンズ』から、なんかいろいろと飛び火スタート♪


アニメ『けものフレンズ』の話題の盛り上がりが、活気づいて来ている。 

マックスファクトリーさんの、figma(フィグマ)化の一報は、当方blogでも取り上げたが、ほぼ同じタイミングで、グッドスマイル・カンパニーさんの「ねんどろいど」化が発表になっている。
 
「ねんどろいど」もやはり、サーバルちゃんから♪
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当然、一般に市販されるのだろう。原型の製作検討中ってことなんでしょうね。
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秋ごろまで待たされるのかな。
 
フィギュアの製作、パッケージ、流通ってのは時間が必要だからねぇ。
ともあれ、
きっと他のフィギュアメーカーさんも参戦しそうだし、「ロードムービー」的な作劇のアニメだっただけに、印象的な登場キャラも多い。
それらすべてをフォローしていっても良いくらいのテンションはある。
 
主役クラスの2~3人が目立っていただけの作品ではなかったからね。 
 
"ちょびるめぷちフィギュア"(こういうのも、とりあえず「3種」ほど出ていたみたい。)
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ねんどろいどぷち(大きさは約6.5cm)ぐらいの大きさらしい。

え?、"ちょびるめぷちフィギュア"ってのは、クレーンゲームもののパッケージ商品なの?。
(てことは、継続的に店頭に並ぶ性格のものではなく、景品として回転の早い商品なんだよね・・・。)
私にはよく分からないのだが、短期間出て「おしまい」になっていたのが、アニメ放送の人気に刺激されて「再販決定(ゲーム景品再開)」になったとか。
 
アニメ人気を予想して作られたものではないから、「ソシャゲ」用のデザイン的、と言うか、いわゆる当初の原作企画寄りの「絵」をモチーフにした立体物だね。
目と目の合間とか、顔だちの感覚がアニメver.とは違う。

キャラクター・アクセサリーものも販売になっている。
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こちらも、「原作絵」の"キャラ一覧図鑑"に設定されている絵師による絵柄デザインだ。アニメver.とは違う。

そう。
『けものフレンズ』は、もともと「ソシャゲ」辺りをメインに据えて、その衛星軌道上に、アクセサリー、カード、その他の商品化展開が、ある程度はすでにあったように聞き及んでいる。
 
テレビ放送のアニメ自体、放送時にリアルタイムで追いかけていなくて、遅れて「評判」を知ったくらいの私だから、それ以前の「ソシャゲ」のことなんて知っていたハズもないし、そもそも「ガラケー」しか持っていない私には、ムーバーで遊ぶ発想なんかこれっぽっちもない。
 
そして、これらの企画はハッキリ言って、スポンサーの期待する成果、盛り上がりには繋がらずに「アニメ放送」はいちばん遅れて、(言い過ぎかもしれないが)"敗戦処理投手的な立ち位置"でスタートした感じに受け取られていたらしい。
 
言い訳ではないけど、私の意見ではなくて、そんな環境下のアニメ放送だったと(嘘かホントか知らないが)ネットの記事からは聞かされている。 

それが、アニメ版でクリーンヒットどころか、「伝説のはじまり」になりそうな熱狂を視聴者にもたらしたようなのだ。
となると、ある意味申し訳ないのだが、「アニメ放送」からファンになった者たちにとっては、アニメver.の「絵」が"スタートライン"であり、"馴染み"になってしまうのだ。
 
これからは、アニメ版に忠実な二次作品、商品化をメーカーは考えるべきだろう。
 
いや、もう、いったん火がついてしまえば、アニメイメージ限定でなくても、「けもフレ・キャラ」ものなら、なんでも受け入れられそうな気もするけど。
 
とはいえ、
先述したように、原作絵(?)と、アニメ絵では、微妙にキャラの「目の配置、顔だち」とかにズレがある。
あくまでも個人的には「アニメver.」絵推しの私なので、そっちの方で今後の商品展開は期待したい。
 
figma(フィグマ)の立体物試作の写真がまだ見られないので感想は保留だけど、「ねんどろいど」の試作品はすでに私には微妙なのだ。
メーカーの矜持もあるのだろうが、意図的に「ねんどろいど絵」なデザインがされているから、アニメ版のサーバルとズレを感じる。
 
アニメが3DCGで、「デフォルメ」ものとしても、立体物プランはもう出来ているのだから、あのアニメの頭部デザインに、ねんどろいど等身用のボディを付けたら素直に完成でいいような気がする。 
 
試作品を見ていると、「ちょっとアニメ顔のあのイメージと違うかな?」という気はしている。
 
何はともあれ、プロ・メーカーさんにも、イベント出展のアマチュアさんにも、「けものフレンズ」各キャラの立体化に期待したい。
全キャラが最終的に並んでも、ちっとも出しすぎにはならないと思う。
全キャラに人気が出そうだからだ。
 
タミヤさんパッケージのような「架空模型」が、ネットでは「うp」されていた。
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投稿した人の「ジョーク絵」らしいが、ちっともジョークではない。

これって、最終決定稿のような出来栄えである。
素晴らしい。
 
本当に、どこかの模型メーカーさんから、こんなイメージで出して欲しい。
買いますよ♪、私♪。
 
私が遊ばせてもらっているMMD(MikuMikuDance)にも、「けもフレ」モデルが登場し始めている。
 
サーバル、ハシビロコウかばんちゃん
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人のモデルと並べて比較しても、「けもフレ」は、よりディフォルメ感は強い。(等身的にやや小柄になる感じ。ま、右端のTda式ハクさんは長身な設定だから、余計に差が出ますが。)
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「けもフレ」だけに関して言っても、同じ作家さんがモデルを作るわけではないので、等身とか、背丈のバランスには統一感はない。
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それにしても、このサーバルMMDモデルは、アニメ版イメージで
格別に素晴らしい♪
 
配布版は、そのままだと意図的に「テレビアニメのあのイメージ」になるように↓右側のように「顔と首の陰影toon」を外しているが、PMDエディタでモデルを読み込んで、顔にもボディと同じtoonを選択してやれば、左モデルのような表示になるこの辺の調整は「お好みで」という感じだ。

MMDやってる人なら、
PMDエディタも扱えるハズ。
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ええと、思わずスカートの中身も覗きましたが・・・。抜群な脚線美でした(笑)。ちなみに、ボディ側のtoonを外して、顔の感じに統一するのも手である。

 
作者さんの違う「けもフレ」モデルを並べた時の統一感、背丈のバランスは、 
その辺は、モデルをお借りしたユーザー側で、複数のモデルを同一ステージで一緒にダンスさせたい時、PMDエディタなんかで背丈調整→モデル全体の「×1.2倍」とか「×0.9倍」とか、破たんのない範囲でいじらなければいけないかもしれない。
 
「けもフレ」MMDモデルは、まだスタートしたばかりで
出展側にも"手探り感"が若干あるので、これからの展開が楽しみだ。
 
トキさんもMMDモデル化、顔、目の感じがバッチリ、アニメそのもの♪
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あの金朋さんの個性的なアテレコとは、また別次元の音楽を充てられて、
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びっくりするほどスタイリッシュに踊らされていた♪(それはそれで、素敵♪)

  
ぜひ、どんどん他のフレンズたちもMMDモデル化を期待したい(笑)。
キャラが揃うと、ダンスムービーだけでなく、MMDでドラマも作れるからね。
 

ジャパリバスもMMD化されていた。

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ちゃんと、MMDキャラクターが乗せられるようなサイズでデータが作り起こされていた。
 
感心、感動ものであります。
(MMDではなく、模型物として立体化したジャパリバスをTwitter投稿で画像紹介しているモデラーさんもいらっしゃった。)
本当に作品のヒットというものは分からない。
でも、いったん火が付くと強い。
 
メーカー、スポンサーさんは「では、ファンは何に惹かれたのか」を見誤らないで、せっかくの「ドル箱素材」を大切に育ててほしい。
終わっていたつもりのものが、遅まきに皆に気づかれてリスタートしてしまったのだし、今やファンになった人たちが期待しているのだから、新たな「作り手の責任」が出来てしまったわけでもある。
 
「艦これ」とかとはブームの起き方が違っているが、「魅力的なコンテンツ」と言う意味では、企画者の周回遅れで受け取り手に認められたのだ。
 
頑張れ、製作現場♪。
 
終わっていないよ。
これからなんですよ。
 


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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by PINKNUT_INC | 2017-04-03 00:07 | ブログ | Comments(2)

アニメ「けものフレンズ」最終話♪ ~感動だよ~


アニメ「けものフレンズ」最終話♪ ~"第12話"を見ましたよ♪~
 
昨日の水曜日(火曜日深夜)AM1:35~放映でした。
待ち構えていて、リアルタイムでアニメ放送を見たのは久しぶりだなぁ。

番組欄からの抜粋でHDDに予約録画したものを、後日に"まとめて見る"ってのが昨今のスタイルになっていたからね。
 
わくわくしながら、番組放送を待つなんて感覚は本当に久しぶりだ。
 
それだけ、この作品には「期待値」がふくらんでいた。
ここまでのストーリー展開と演出が抜群だったからだ。
基軸の「可愛い」と「ユーモラス」を大切にしていたし。
  
毎話ごとのゲスト声優陣の演技と主役たちとの掛け合いが魅力だった。
「ショッキング」や「過激描写」を常態化しなかったからこそ、終幕直前の「暗転」が効いた。
 
前話の11話目が、衝撃的なラストショットが「引き」となって終わったが、とりあえず、サーバルは助けられていた。
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体調や記憶的にも問題はないサーバルのようだが、そうなると"かばんちゃん"がどうなったのか?が、大問題。自分の代わりに犠牲になったと知り、「(かばんちゃんを)早く助けなきゃ!」と。
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その時ラッキービーストの「ボス」がフレンズたちの行動に対応する。パークの緊急時(生態系の維持が原則)にはフレンズに対しての干渉も許されていたのだ。
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かばんちゃんとフレンズ達が立てた作戦の遂行のため、「ボス」が船番と操縦の担当に。そうして「サーバル、3人での旅、楽しかったよ。」とボスがサーバルの背中に言葉を贈る。・・・ただのプログラム・ロボットからこんな言葉が出てくるのか。これは視聴者に来る。
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巨大セルリアンに飲み込まれたかばんちゃんの救出。しかしその巨大さとパワーの前では、今ここにいる僅かなフレンズたちではどうにもならない。
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その時、空中から巨大セルリアンに新たな攻撃が!。足元でもがいているサーバルたちとは別のアタックだ。
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攻撃主は7話で登場した図書館の「博士たち」だった。(ここで、もう胸が熱い。)
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過去話に登場したフレンズ・キャラの再登場は、かばんたちの追撃組「アライグマとフェネック」絡みの追記的ショット描写以外ではストーリー上初めてのことだ。博士たちは彼女らの近くにいたラッキービーストからの緊急通信から、この異常事態を知り急行したのだ。(確かに11話でラッキービーストの目が虹色に光る描写がキッチリあった。)
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そうして、自分たち二人の加勢くらいではとてものことに足りないと悟るなり、パークの長(おさ)を自認している博士たちは用意していた言葉を放つ。
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「さぁ、とっとと野生解放するのです!」
「われわれの"群れ"としての強さを見せるのです!」

闇夜に次々と野生の目が光る。(・・・この瞬間に泣けてしまう気持ちになる自分がいた。)
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「緊急通信」は島中のラッキービーストたちからパーク中のフレンズたちに届いていた。
これまでの話数でサーバルとかばんちゃんに関わったフレンズたちが、今、ここに大集結していた!。
そうして、ここでタイトルとタイトル曲が入る。

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このストレートで王道な演出はハマりすぎて清々しい。
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アイドルユニットまで参戦!。
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攻撃力のある肉食獣はもちろん、そうではないフレンズたちも総攻撃。
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「知恵による攻撃」(セルリアンは海水に弱い)と言う情報にまで対応して、攻撃参加。海水をかけると溶岩化してしまう。(つまり噴火口から出ていた黒い浮遊物質が本来の姿になる感じだ。)・・・島のあちこちにあった溶岩の塊は、セルリアンのなれの果てなのか。
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「わるいね~、何往復も。」というライオンの言葉が鳥たちにあったから、居住地から港まで距離のあったフレンズ達をある程度の数、鳥たちが運んだようだ。(ぶっちゃけると、そんな高速移動のイメージは、この鳥さんフレンズにはないのだけど、まぁ、移動能力なら地上種よりも鳥フレンズに軍配は上がりそうである。)
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ヘラジカ「助けに来たぞ!かばん!」。
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ライオン「うちの子に、手ぇ出してんじゃねぇぞ!」。(後半ドスが効いた声で。)
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フレンズたちの怒涛の攻撃の中で、ヒグマの渾身の一撃が、巨大セルリアンの足を一本、付け根から断ち切る。その部分に飲み込まれて位置していた「かばんちゃん」が変わり果てた姿で救出される。(虹色の球体=エネルギー体になってしまっている。)
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足の1本折ったところで、まだ倒せていない巨大セルリアンの攻撃を逸らせるために、この時、火をつけた紙ヒコーキが・・・。
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走光性のセルリアン。この火のついた紙ヒコーキに注視して動きが鈍る。火の紙ヒコーキはそのまま港に待つ囮船の方向に向かって飛ぶ。巨大セルリアンもそちらを注視。
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火をつけた紙ヒコーキを飛ばしたのはサーバルだった。火を恐れていたのに。(かばんちゃんのしていたことをしっかり学んでいたのだ。)
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この隙に、転がっていた虹色の球体(元かばんちゃん)をフレンズ達が救い出して移動。必死に球体に呼びかけるサーバル。
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他のフレンズ達も一同、いったんこんな姿になってしまっては、もう、と諦めムードだったが・・・。
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球体が、すぅ、と、かばんちゃんの姿に。
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「かばんちゃんだよね」「わかる?」「いちばん最初に逢った時にした話、覚えてる?!」サーバルからこの問いかけに、
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「・・・食べないでください。」と答えるかばんちゃん。
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「食べないよ!!」、泣きながらかばんちゃんに抱き着くサーバル。
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救出は無事に成功した。
フレンズたち一同は、巨大セルリアンと港の様子を見守る。
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既に「誘い火」のために火が放たれて燃え上っている船(本来はパークの島の外への、今ある唯一の移動手段だった)に、巨大セルリアンは明かりに誘われるまま圧(の)し掛(か)かる。その重みに耐えかねて沖に移動しながら沈みゆく船。
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船とリンクして操縦を任されていたラッキービーストのボス。聞き取れないような何か一言を言いかけたまま、巨大セルリアンと船もろとも沈没。サーバルに先述した"別れの言葉"を贈ったボスの「覚悟の姿」だった。
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作戦の成功は巨大セルリアンが海水によって構造を変質されて「溶岩的なもくず」となった屍を海面にさらしたところで、そのまま夜明けの陽が上る。
闇夜のうちに完遂しなければならなかったこの作戦は、ぎりぎりのタイムリミットで成功したのだ。
 
夜明け後、ラッキービーストのボスが、なんとか助かっていないかと海岸線を探すフレンズ達だったが。
やがて、かばんちゃんが浜辺で見つけたのは、海から打ち上げられていた「ボス」の首にあったベルトとペンダントだった。
 
ところが、このペンダント状のものがラッキービーストのプログラミング本体(頭脳)だったらしく(あの小動物の姿は歩行移動用だけのもの?)、ペンダント部分単体で普通にボスが喋りだした。
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「うぁぁああああーーー!、しゃべったぁ~~~!!」第1話の終盤部分のままのサーバルのリアクション。
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持ってたペンダントを海の方に放り投げてしまった。

ま、防水機能があるから船から海岸に打ち上げられても機能したように、その後も無事に拾われたのであろう。
(本編後半で無事は確認できます♪)。
 
ところで、クライマックスのバトルシーンから平和なパークに場面が移り変わるときの挿入画面として、下のショットがあったのだが、この動物はなんだろうね?。人型のフレンズではなく、まんまの動物形態だ。
このドラマ中では各国動物園の関係者による「アニマル解説シーン」の挿入時も、絵的には「フレンズたち」が使われていて、元動物のショットはひとつもなかった。
本編中、唯一の「けものショット」である。
考察班は本編中の描写で「セルリアンにフレンズが食べられた瞬間」を示唆したのが第1話のゲート前だったから、「あの時のフレンズの動物復元化の姿」がこれ↓ということらしい。ブチハイエナっぽいね。
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巨大セルリアンを皆で倒してから、一ヶ月後の「遊園地」が舞台。
この遊園地は、パークに遊びに来た人たち用のものだったのかしらね。
 
この場所にずっと存在していたもので、なんか施設としては錆ついていますが、観覧車とか可動する様子があとで見られるのがスゴイ。
なんか、いろいろと落ち着くまで一ヶ月を要したようで。数日後のお祭りではないのがリアルなところ。
フレンズたちもここで遊ぶのが初めてというキャラが多い模様。
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ジャガーとカバ。割とキャラデザイン的に私のお気に入りのふたり。
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博士と助手。ここでもカレーライスをオーダーしていた様子。
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「JAPARI PARK」の名称を冠したステージ。ひょっとしたら、このステージに開園時出たことのあるフレンズも前世代にはいたのかも。
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あ、作家のタイリクオオカミさん。
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やっぱり文字(ネーム)なしのサイレント・コミックですね。
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かばんちゃんを追跡していた、アライグマの話がここでようやく解説される。
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ミライさんの帽子を草原で見つけたアライグマ。
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単純に遺失物として関心を持ったようだが、たまたまのサンドスターの山からの噴出によって、帽子内に残っていた、ミライさんの頭髪の1本と思(おぼ)しきものが、その髪の毛の遺伝子構造から「人型のフレンズ」として形成される瞬間に立ち会っている。(すぐに追跡できなかったのは、ここで驚きとのけぞりで足を踏み外して、アライグマだけ、なんか崖下か穴にでも落ちたようだ。)
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生物の成長とかではなく「フレンズ化」するというのは不思議な現象なんだね。
幼体でも老体でもなく、愛らしくて活動的な時期の年齢幅で女体化するという設定。
このパークを管理していた当時の人類が、意図的に選んだ術なのか?。
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この辺は謎だらけだ。
(いや、ご都合主義と言うより、おそらくこんな事にでも何らかの理屈や回答を与え得るスタッフのような気がする。皮肉とかではなく、全編見終わった感想はまさにそんな感じ。ウェプでのとある考察記事では、かばんちゃん「人間フレンズ」と例えばサーバル「動物フレンズ」の行動原理の違いを、至極理論的に記事にしていて、感心したものな。遊覧車=猫バスのハンドルを握る発想がないサーバル、パークの地図の入った箱の開け方が分からないサーバルの描写とか、一方でフレンズは握る「人型の指」は持っているのだから、ちゃんとかばんちゃんの説明や手本があれば、動物たちが6話の合戦で「棒」を木刀のように持って扱う描写に至るサマも描いているし。・・・うん。かばんちゃん以上の手練れな捌きにまで至っているのはもはや説明しづらいが(笑)。)
 
パークにはオスはいないし、また代替わりの事実はあるようだが、先代は老いて死ぬというのでもなさげ。
オスとメスの交配と言うのもないんだろうなぁ。
子は作れない?。
 
すると日常の最後にある「個体の死」というのはどんな感じで迎えるのか?、代変わりの経緯、瞬間はどんな感じなのか?。
「"ミライの帽子"の中からかばんちゃんが出現する描写」のように、唐突な感じなのか。
また、髪の毛にサンドスターが反応するのなら、すでに生体として生きているフレンズたちの体そのものや、抜け毛、老廃物にもサンドスターは反応しないのか?。
「体毛からフレンズ化した例か。」と、この話しを聞いていたツチノコが呟いている。
(こうなってくると、孫悟空の体毛から分身が大挙して現出する術がごとくキリがなくなるのだが。)
その辺は、また、ストッパーのかかる理屈もあるんだろうね。
 
考え始めると面白いアイデアであり、システムなんだよ。
そこはかとなく「怖さ」もあるし。
動物が「フレンズ」として人型化して、元の動物以上の知能や人的感情を持つとなると"人権派"がうるさそうだ。
 
「フレンズ」に「人権を」という騒ぎが起きかねない。
真逆に「フレンズ」の存在を脅威に感じてしまう一派もいたかも。
セルリアンは「フレンズ脅威論派」が投じた"フレンズ抹殺用の仕掛け"だったのかも?。
(サンドスターを利用した"フレンズ生成のシステム"の予定外な"副産物"として、自然発生したものかもしれないし。)
これは、純粋な「人間」にも脅威だよね。記憶操作しちゃうんだから。記憶を失ったり、ボケさせられたら人間職員も逃げるしかないわな。
 
閑話休題。
 
サーバルちゃん、猫耳だからこそ聞こえる耳打ちをフェネックから受けて、かばんちゃんを観覧車に誘う。
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どういうソースから情報を得たのか、「観覧車で回ると何かがある」ということで、実際にそこで起きたのは、また「ミライさんのメッセージ」をラッキービースト(腕時計のような姿になっちゃてたが)の再生機能を仲介してモニターすることだった。
 
ミライさんが、この島を発つ直前のラストの記録ポイントだったようだ。
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かばんちゃんがミライさんの髪からフレンズ化したのなら、外見的にもミライさんと瓜二つであるべきなんだけど、髪の色もヘアスタイルに顔だちも、基本、別人っぽいのはどういう理屈なんだろうか?。
原作ネタ的には「カコさん」と言う、名前的に「ミライさん」と対をなす様な命名の職員もいたようなのだが。(アニメ版ではカコさんの描写はなかったよね?。セリフとかにでもあったかしら?。)
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ともあれ、このモニターで、立ち去り際のミライさんが、その帽子を風に飛ばされてしまう映像まで映し出されていた。この大観覧車の上から飛んだのなら、わからなくなっちゃうようなところにまで飛ばされたから、帽子は置き去りにされたんだろう。
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少なくとも、ミライさんは元気な状態でパーク島を去った様子ではある。
 
これらが何年前の映像なのか、これまた謎のままなのだが、ドラマ的に明らかにされていないだけで、調べれば、図書館や港、施設も色々と残滓はあるのだからヒントはつかめそうな気もする。
 
どうも知識的に、ツチノコなんかが、ジャパリコイン通貨の存在まで知っているような博識さもあるしね。
料理に拘っていた博士や助手もいれば、写真や絵で「人が住む家」に着目して、それを再現して見せたビーバーもいるわけだし。
もっとも、かばんちゃんが絡まなければ、彼女たちの「興味」は結実することはなかったので、「人」がパークに絡むことはやはり重要な出会いではあったわけだ。
 
そんなかばんちゃんに、フレンズたちからプレゼント。
それは、「遊園地パーティ」を一か月後に開催した時間差の裏付けにもなるが、「人という仲間を求めていた」かばんちゃんに「パーク島」から出港するための手段を与えてくれたのだ。(船は巨大セルリアン退治に犠牲にしたことをフレンズたちは知っていたから。)
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それが「ねこバス型遊覧車」を海に浮かべて「船化」したものだった。
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ちゃんと動力と繋がっているらしい。(オールで漕ぐ筏ってわけではない。)
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ところで、こうしたシーンの前から視聴者が気になっていたのは、かばんちゃんの描写の中に、彼女の手が、指先からシーンごとに「黒く」なっていく範囲が増えている点だ。
これ、考察班やちゃんと見ている人には、彼女のストッキングの黒も、シーンが進むごとに黒化の範囲が増えていることに言及されている。
そういや、初登場から11話まで、かばんちゃんは黒ストッキングと黒手袋をつけていたよね。

これは、そうした着衣の復元も、上下の服から遅れて再現されて来ている途中描写だから「心配ない」とのことだ。
で、完全再現された「着衣類」は脱げるようにもなる理屈じゃないのかな?とのこと。
つまり、そうなると。
やはり、かばんちゃんは、母体から赤ちゃんで生まれて、成長して老いて死ぬ、普通の人間体とは違って、「フレンズ」なんだ、ということになる。
 
考え始めると、この辺は複雑である。
ミライさんは(おそらく純粋に)「人」であっても、かばんちゃんは、(自然な)人類だとは言い難くなる。
 
なんだか、かばんちゃんは「人のいる場所」、あるいは「人のいた場所」を求めるより、フレンズたちといた方が「本来の居場所」のような気がして来る。
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もっとも、それだって逆説的に「肯定的なシナリオ」を考えるのなら、いくらでもポシティブなストーリーだって思いつきますけどね。
 
この全12話のシリーズだって「鬱展開」ばかり途中から予想していた人は、こんなさわやかな幕引きのシナリオなんか書けないものね。
なんでも、作り手の資質や、その時の考え方や、方向性で、変わってしまうのが「物語」なのだから。
 
よくぞ本作「けものフレンズ」は一部のアニメーターや作家が陥りがちな暗黒面にハマることなく「清々しく楽しく(途中、ワザと小憎らしいほどハラハラさせながらも)」きれいにまとめあげてくれたと絶賛したい。
 
私にもそういう一面がおおいにあるのだが、「鬱」や「猟奇」に足をすくわれる作風の人の方が、製作畑には多いからね。
「怖いもの見たさ」に負けてしまうタイプ。
 
もちろん「怖さ」を介して、至高の域に達する名作をものにする作家もいるのだからなんとも言えないが。
 
少なくとも「けものフレンズ」は今回の終わり方が「拍手喝采」なのである。

ちゃんと旅の食料や飲料水の描写まであるし。(天候の変化だけが怖い。)
ボス(ラッキービースト)は今は腕時計タイプになってかばんちゃんと共にある。
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桟橋から見送るサーバルとフレンズ達。
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サーバルに一抹の寂しさを感じる。だって、親友との別れなんだから。
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とか、感傷に耽るいとまもなく、操縦席だけの「船」だったかばんちゃんの後を、いつの間にか作っていた「遊覧座席」の方の車体船で追いかけるサーバル(笑)。
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本編自体は、旅立っていくかばんちゃん船を遠景にしながら、右下に「おわり」の文字。
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そうして、感動のエンディングロール。
 
このエンディングも凝っていて、左のフレンズ達のシルエットを上から下に通過すると、モノクロだった「これまでの廃園風景の写真」が、次々と色づきカラー化していくというポジティブな感覚の終わり方。
 
声優スタッフには「ん?、マイルカなんかどこで?」と思うクレジットに続いて、ラッキービーストの声優欄がミライとなっているのが粋な限り。
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ほほぅ~、"ラッキービーストが再生したモニターの中のサーバル"は、原作ゲーム版(のサーバル役)の野中藍さんがやってたわけか。

感動のエンディングロールのあと、後付けのシーン(もしくはCパート)が素敵に追加。
そのころ、かばんちゃんの船では、フレンズ達が用意しただけあって「バッテリー切れ」というミスが(笑)。
充電設備のない海の上で動力源がなくなるとは?。悲惨すぎ。
本来なら、オールで漕ぐ手段でもない限り海に漂う羽目になるところだったが・・・。
 
そこに追いつくサーバルと別のラッキービースト。ミライさんの帽子もあるね。
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サーバル船が何を動力としているか分かりにくいが、船体の後尾には舵漕ぎ式の何かがついて動いている。
ドッキングすれば、かばんちゃん船がバッテリー切れでも、これで「ひとつの船となって動く」ことは叶うだろう。
 
離別を拒否した、恋しんぼうのサーバルのおかげで、かばんちゃんも救われたし。
かばんちゃんがサーバルに放ったセリフからは、サーバルだけではなく、他のフレンズ達も何人か余分に付いてきている模様。
(誰が同伴者になっているかは視聴者の想像に託されているというのも粋♪。)
 
個人的には、鳥類の子なんか(飛べて偵察役にもなるし)便利だと思うのだが、ロードムービーの本編推移に付き合っていたという点では、ナワバリから離れていたアライグマとフェネックが妥当な気はする♪。
 
そして、海上では、姿こそ描かれないが声だけの出演で、先ほどのエンドロールにあったマイルカさんが登場。
水先案内人になってくれそうなフレンズだ。
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こうして、新たなフレンズとの出会いで、オープニング曲の出だしと鐘の音で演奏され始める瞬間に「幕」となる。
 
最後まで、陽気に楽しめた♪楽しめた♪。

上のキャプチャー画では確認できないが、一番下のキャプチャー画面のほんの一瞬あとに、幕切れする直前、右下に小さく薄く「つづく」の文字がオーバーラップするのだとか。
見返してみるのも良いかもね。
 
こういうダークホース的な逸品があるから、テレビアニメの放送、及び、録画ってのは侮れないんですよね。 
 
とは言っても、その「録画行為」も、  
TV録画用にHDDを何個も用意するなどと言う「投資」するほどの熱意も近年の私にはなく。
 
なら手持ちのHDDの容量を常に空けておくために、「録画したものは円盤に移して掃除する」のが必要なんだけど、そうした作業までズボラになってしまった。
 
王道である、「新番組とりあえず全部録画して、気に入ったものだけを取捨選択する作業」ってのがね。
もうね。
なんかめんどくさいし、物理的にも無理になっていたのだ。
  
アニメを見る感性、楽しむ感性を失ったわけではない。
おそらく、漫画(コミック)を愛するように、人生のある限り「愛せる」コンテンツであることには自信がある。
 
ただ、単純に経年による"怠惰性"が出ちゃってるんだよね。
コレクションする「熱意」が、5年前、10年前よりは衰えているなぁ(泣)。
 
ともあれ、素敵な作品に出会えて良かったです。 



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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by PINKNUT_INC | 2017-03-30 13:31 | アニメ | Comments(0)