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『ガールズ&パンツァー』(GIRLS und PANZER)って・・・。

『ガールズ&パンツァー』(GIRLS und PANZER)のアニメ、機会があってようやくテレビ放送分を見ることが出来ましたよ。
※なんとま~、これまで未見でした。

これは、素晴らしい・・・・・。

そのうち個人的なメモとしても(ドラマ中盤~後半のことも)レビューしなくては・・・。

とりあえず、「AFV模型」のもとからのファンだった私ですが、田宮模型とかの長年のファンでもありました私、『ガルパン』のせいで、海外版模型まで含めてまた戦車模型熱がムクムクと・・・。
(ストックしていた「ドラゴンワゴン」や、それこそ「Ⅳ号戦車」とかの1/35スケールキットを引っぱり出してきて作り始めてる・・・。)

戦車砲塔に据え付けられている風のカメラ目線からドラマは始まる。
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で、走行しだした戦車のエンジン音と、回転している砲塔の動きに合わせて、カメラがアングルを変えると、味方チームの戦車が見える。
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カメラが俯瞰から主人公達の乗っている「Ⅳ号戦車D型」をお披露目する。
(ここ、けっこうなスピードで走りながら回転砲塔が進行方向に砲座を向けてゆく。~正しく言うと、360°回塔してみせている。)
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戦車の走行音がリアルなら、その走行のスピード感や振動の描写も丁寧なので
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悪路面の振動で搭乗者たちが上下にガクンと揺さぶられるシーンが、なにげに凄い。
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3DCG動画で動かされている戦車のセルワーク的な配色と、原画段階では手書き動画で書き起こされているキャラクター達の合成が実にスムーズである。
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それにしても、主役級の「戦車」にチョイスされた機種の渋さが半端無い(笑)。
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ここまでの疾走感や、カメラアングルの良さ、さりげない描写に詰め込まれたリアリティと、出てくる戦車の異常な彩色(笑)。
このミスマッチの凄さと、動画の安定感はたちまちにして見る者を引き込む。
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登場人物が多いアニメである。(5台の戦車に分乗している主役校キャラだけでも20人くらいいる。)
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戦車のチーム対校戦をやっているという設定から、1台の車輌に搭乗しているチームキャラごとにカラー(性格付け)があるのだが(相手チームも含めて)、これが後日の話数を見ていけば納得なのだが、シナリオの良さもあって、全てのキャラが「魅力的」なのである。相手校までも含めてさえ誰が誰なのか分からない、なんてことが無いのが凄い。けっこうキャラが皆、立っている。
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自称、田宮模型オタクな私にとって、↓ このチャーチル歩兵戦車 Mk.VIIなんて(この時の対戦相手校の指揮官搭乗戦車である)、デザイン的に好きな戦車モデルでもなかったのだけど、動画や演出の良さで「こんなに存在感を放つ」のかと驚いた。
この他の対戦相手も各校の主力戦車は、かつてのWWⅡ時のイギリス、米国、ロシアなどの国別モデルに統一されて描かれるのだが、それぞれが颯爽たるものである。(各校のテーマBGMがこれまた素晴らしい。)
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砲撃をかいくぐる猛スピードの戦車の描写が心地よい。
・・・実写映像で重くてとろそうな戦車ってものが、実は「かなりなスピードで疾走する」という知識はあったが、このアニメの中の戦車の動きっぷりは爽快感において素晴らしいものがある。
(それ故に、人が徒競走で逃げてもあっさりとひき殺されてしまうぞ、という恐怖感が戦車てものにあるのも間違いないのだが・・・。)
エンターテイメントとしての本編では、物語全体としてのクライマックスシーンに至るまで、それぞれの舞台設定におけるこの「戦車走行シーン」の演出力の冴えや動画の見事さで本当に飽きさせないワクワクの作品を作ってくれた。
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そんでもって、キャラクターがいい♪
(逆に、こういう萌えキャラ系が好きでもない人には、「偏見を捨てて本編見てみなさいよ。」と言ってみたい。「物語」は設定もぶっとんでいて、そのぶっとび方と「リアルさ」の摺り合わせのバランスが巧みすぎて、これは「どうこう言っても、面白く出来ているモノは面白いのだ。」と思ってしまうわけで・・・(笑)。)
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戦車というダークサイドなイメージも纏っていたハズの歴史的存在の産物であるものを、「萌え文化」が制圧しちゃった作品です。
(※まぁ、設定的には今、私たちが生きている世界とは別の時間軸を進んで成った、「パラレルワールド的な世界」の話なのですが・・・。)
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「萌え」という言葉や表現に、違和感や拒否反応を感じる人も、そろそろ「愛らしく描くことの正義」は、「リアルに写実的に、濃密に描くことの真摯さ」と対等なステージにあるパワーを持っていると認識した方がいい。

好きな人は、別になんの努力をしなくても直感的に受け容れているわけだけど。

世の中、両方あって、両方どころか「色々なものがあって」こそ面白いのだから。

「萌え」方向に針が振られている一方で、だからこそ、今度は「進撃の巨人」のようなアクの強いモノが脚光を浴び、支持も得られるわけで。
あれやこれやがイマジネーションとして存在しているからこそ、創作現場は面白いのだ。

「大河ドラマ」風なのもいいし、
「4コマ・ストーリー漫画」の形式もいいよね。

かく言う私も、いわゆる「食わず嫌い」のジャンルが、漫画やアニメ作品にはあったのだが、なんか意図的に避けていた「バトル漫画」ってのが、(ものによりますが)「これは面白い・・・。」と最近、見るようになっています。

けっこう、感動するね、あれ。

つまり、何が言いたいのかと言うと、

「萌だけが全て」なのも可笑しいし、「萌え」っぽいものはとりあえず拒否もおかしい。
「オタクしか相手にしない商売」も可笑しいし、「オタクは相手にしない」というもおかしい。
「写実的なこと」が圧倒的だし凄い事は分かるけど、「記号的なことは全否定」も馴染まない。(これに関しては『法規制』には断固反対の立場です。ルポライター・竹中労氏の『馬の糞でも表現の自由』という至言に私も一票。)
そして「エロ」も「残酷さ」もスパイスだし、それらのさじ加減は描く側のモチベーションと読み手が決めることですよね。(検閲機関に判断されるのは真っ平だ。)
また、もうひとつはマナーの問題だけれど、ファンにありがちな「これを褒めるために"他方を貶す"」ってのはやってはいけないことだよね。
(そういうのは、「私はこっちの方が好きだな」という感想を言うのなら、それだけでいいのですよ。)

要は、さまざまなありようがある、あれもこれもの「エンターテイメント」を楽しもう、ということに尽きます。

陰と陽も。
リアリティとナンセンスさも。

そのどちらも楽しめる感覚を持った視聴者のセンスの豊穣さ、許容力の大きさこそが、これまた胸を張れることなんじゃないだろうか。


 
 
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2013-06-28 19:05 | アニメ | Comments(8)