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アニメ『そらのおとしもの』~第13話/空の女王(オトシモノ)

アニメ『そらのおとしもの』~第13話/空の女王(オトシモノ)のレビューです。
 
前話までの風呂敷の広げ方や、ギャグとシリアスのバランスが「ビミョー?」と思えるような作劇だったりしていたし、そもそも原作のスタンスに首を傾げる部分もあったので、いくばくかの危惧は持っていたのだが・・・。
 
テレビシリーズの今期の最終話としては、まぁ、なんだか呆気にとられるくらい綺麗にまとまってました。

とても後味の良い終わり方だった。
 
なによりであります。
(細部のセリフに突っ込みどころはありましたが・・・。)
 
今まで、この作品に付き合ってこられた人は、この第13話は、ぜひ、しっかりと見ましょう。
 
では、キャプチャー画面の紹介。
 


要撃用エンジェロイドタイプ、γ(ガンマ)・ハーピー二人(ということらしい。)
いかにも性格が悪そうなキャラです。
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↓真ん中はニンフね。ガンマたちにイカロスを誘い出すように甘言を囁かれています。
・・・で、ガンマは、個体の名前がそれぞれあるのかないのか、よく分からないんです。
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シナプス(天上界)のマスターは、どこまでも下卑で下劣なサディストとして描かれています。
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取り巻きも含め、皆さん品位ゼロなので(というよりマイナス面しかないので)、これは、もう、こういう演出なんだなと思うしかないようですね。(悪玉が分かり易いというシンプルさ。)
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(二人まとめて)ガンマは、必殺兵器を持っている模様ですが、正面勝負でイカロスに火力勝ちする自信はないようなので、騙し討ちを謀ります。
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かたや、イカロスは智樹に『私は(マスターの嫌いな)兵器です』とも打ち明けられず、
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黙ったまま去っていくことを選びます。
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そして、いなくなっていたニンフを見つけ、話し合いをするつもりで地上に。
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その刹那、ニンフのステルス・モードによって姿を隠していたガンマたちから砲撃。
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ニンフの目の前で砲撃爆発。天上界に素直に戻れば攻撃はしないという約束だったのに、イカロスを説得するいとまも与えられなかったニンフ。
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絶望と嘆き。
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そしてガンマたちに報復の攻撃。(ニンフのはホントに口撃である。)
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倒れていたイカロスの側に歩み寄っていたガンマたちに向けたニンフの攻撃だけど、ちょいと拡散するので、冷静に考えると(既に倒されたとはいえ)イカロスも巻き込みそう。
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でも実際には、少しは手傷を負ったようですが、ガンマたちは仕留められず。
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逆にニンフがピンチに。
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足蹴にされて、地べたに押しつけられたまま制裁。
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虹色の光子翼みたいな羽根をむしり取られる。
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そこへ遅ればせながら、何の攻撃力もない「友情団結」だけの智樹や先輩達が登場。
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作戦もなく正面対峙の友樹たち。イカロスは砲撃時に大地ごとえぐり取られたクレーターの中にい。片翼を失っても無事のようで、既にガンマたちと対峙中。
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皆にニンフの哀れな姿が目に入る。
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普段着だったイカロスは、戦闘モードに姿をチェンジ。(この際、片翼も復元する。)
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光輪まで頭上に。・・・智樹たちの目の前で変身してしまった戦闘用エンジェロイド・アルファ。
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イカロスの変身を見届けた皆さん。(ニンフは「ダメ」と止めたけど。)
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智樹はイカロスの事を「分かってたさ。」とこともなげに言ってのけた。
~イカロスが兵器でも、イカロスの「心」の在り方を信じていた。
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それどころか、かえって今は、
「おまえが兵器で良かったなって。おかげで友達を助けられる。」
「~頼む、ニンフを助けてくれ!イカロス!行け~~ッッ!。」みたいな流れに。
 
・・・ここら辺、少しセリフに(原作がそうだったにせよ)配慮は欲しかった。
 
『兵器で良かった』というのはイカロスが自虐的に、しかし誇りをもって「私、友達を助けるために今、その能力(ちから)を使えるから。」と言ってのけるのなら逆説的な感動もあるけれど、智樹が発していいセリフではない。・・・せめて、「おまえに特別な力があって、今なら良かったって思う。その力でニンフを助けてくれ。」というくらいのセリフにとどめてくれないと。・・・「兵器」って言ってのけちゃうのは。
 
まぁ、むずかしい所かな。
 
「最終兵器彼女」みたいに後付けで兵器になったわけでもなく。
「兵器としての存在が、まず在りき」でイカロスは生みだされたようだし。
 
レプリカントとか、生体であって兵器の能力も持つ生命というのなら、「生命体」として受け入れやすいのだが、エンジェロイドの定義が曖昧なので、アンドロイド(メカ)なのか、遺伝子レベルでは人間と同じか、近いような『強化生命体』なのかが分からない。
平成ガメラのギャオスみたいに、繁殖することも出来るのならエンジェロイドってのは面白いが、これまでの劇中描写は、なんか錆びたりするみたいだし『未確認生物』というフレーズの割には、ずいぶんとメカっぽい描写が多いんだよね。
 
SF考証的なこだわり派としては、立ち位置をブレさせないほど、読める行間の想像力が狭まってしまう。
もっと、色々な興味も抱きたいので曖昧なのは、曖昧でもいいのだけど・・・今のところエンジェロイドはメカっぽい。

でも、『イヴの時間』『電脳コイル』の中に登場するキャラのように、有機生命体ではなく、明確に機械や電脳が「個性のある存在」として立っている作品もありますね。
・・・そういうのは、そこに「心」や切なさ、アイロニーを感じて、たいそう愛おしく感じてしまう私の嗜好があります。
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ともあれ、
 
イカロス、もう迷いはなく、勇気百万倍パワー。
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ガンマたちがたじろいで、回避モードに入った時にはもう遅い。
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いったん攻撃に転じたイカロスのパワーは、待ち伏せ程度の策略しかない相手を圧倒していた。
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バトルの展開は(ちょっち、エロチックだし)速い速い。
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直接戦闘でも、空中戦でも果敢なもの。
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2対1の戦闘でもガンマたちは押されっ放し。
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そうして、「ウラヌスシステム」というのが発動。
虚空にリンクした、イカロスの両翼が、なんにもなかった空に・・・、
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膨大な物量の攻撃兵器を現出させる。
(後述もしているが、『Fate/stay night』(フェイト/ステイナイト)のギルガメッシュの無数の英雄剣が虚空から姿を現すみたいな感じ。あえて言えば、なんか、それの対宇宙戦規模のスケール。・・・まぁ、こういうのは『天地無用!』で既出の感もあるが、中枢の司令塔がイカロスなので別な趣向きがある。)
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ガンマたち敗走に次ぐ、敗走。
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初代マクロス的な無数の爆発フレア。
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一方、地上では「自爆モード」がラスト・カウントダウンに入っているニンフを救おうと、
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智樹やそはら、
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英四郎や美香子までもが、根拠もない予測判断だけで無謀な救出劇の佳境。
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イカロス=ウラヌス・クイーンの本領。
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最終兵器アポロン以上の、なんかもっと最終兵器っぽい超絶パワーの発動。
(こうなると、なんぼほど最終兵器があるのかと言いたくなる(笑)。)
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ガンマたち絶体絶命。
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一方、地上の「ニンフ救出班」は、英四郎先輩のサバイバル生活の必携アイテム『斧』が、智樹に託される。
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ハイテクの鎖、爆発するとか、不測の事態が起きるかもしれないというのはこの際、なんにも考えていない。ただひたすら、困っている友達を皆で助けようという結束力。
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その力が、因果の鎖を断ち切る。
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空では、イカロスの絶大な威力の攻撃炸裂。但し、これは威嚇射撃。(ガンマたちと言えど女性の姿。ここで、彼女たちを蒸発させたりするのは後味が悪い。)
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地球の成層圏を突き破り、宇宙空間のどこまでのびたのか分からないようなエネルギーが放射された。
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ニンフは解き放たれた。今、エンジェロイドだって心から笑える。
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すごすごと引き下がるしかないガンマたち。
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敵性脅威は去ったことを認識。
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イカロスはウラヌスシステムを閉じていく。
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攻撃モードから平常時の穏やかな顔つきに戻ったイカロス。彼女が地上を見ると、
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智樹たちがニンフを鎖から解放した歓喜の様子が。
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そうして、エンディング。
最終話です。

 
今回は、第1話の「そらのおとしもの」オリジナル主題歌『そばにいられるだけで』がフィーチャー。
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コメントやキャプチャー画面では触れませんでしたが、今回の背景はクリスマス・イベントの話でした。
いつしか、空からは雪がちらほら舞い始める。
クリスマスの雪を眺めながら智樹たちと、その中心にイカロスの姿。
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智樹たちの笑顔がイカロスを受け止める。
イカロスは、最終話まで「自然な笑顔」を見せることはとうとうありませんでした。
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まだ笑顔を見せないイカロス。
その心は、満たされていく予感を力強く感じているのでしょうが、仲間みんなの笑顔を貰いながら、イカロスがその翼を大きく拡げて、みんなを包み込む演出は、まことに綺麗な情景でありました。
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タイトルのなかった今回、ラストに『タイトル・ロゴ』が華麗に現れて幕。
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良い最終回です。
 
イカロスは、いずれ必ず自然な笑顔を見せてくれることでしょう。

『完』でございます。 
 
イカロスの戦闘シーンは、本当になかなかのものだった。
 
虚空から武器の現出シーンは、先述もしたが、『Fate/stay night』(フェイト/ステイナイト)のギルガメッシュみたいな迫力があった。CGが威力を発揮するシーンでもあるが、こういうのはお話しの盛り上げ方が巧くて、一層の効果を上げる。
 
とうとう「笑って見せなかったイカロス」の演出が、ここではいい。
 
・・・なんか、第2期がありそうな感触ですね。
(噂のDVD用のプラス1話は、本編の最終回がこうだと、ストーリーの本筋とは関係のない、オマケやお祭りイベント的な内容になるのかな?。・・・まぁ、しかしそれを言うなら「そらおと」のほとんどのエピソードが、毎回、特典話数みたいな内容だったのですが・・・(笑)。)
 
綺麗に終わって良かった♪。良かった♪。
     
スタッフの皆様、ご苦労様。
       
そらのおとしもの 第13話ED
            
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2009-12-31 08:38 | Comments(10)

うにゃあぁ~~~~~・・・・・・。

風邪をひいたっぽい。
 
うにゃあぁ~~~~~・・・・・・。
 
鼻水がダラダラ。
喉も、ちと、いがらっぽい・・・。
 
発熱はないけれど、しばらく様子をみないとわからにゃい。
 
「あたしゃ、こんな所に来とうはなかった!。」

いや、年の瀬の買い物のことです。
・・・人混みで、行き帰りは寒いし、荷物が増えると非力な私には重いし・・・。

あたしゃ、正月も年始もなんもしないでいいと思っているタチなんですが、なんとなくねぇ~~。
 
それなりの「買い物はしなければ」という、身内との付き合いとか、なんやかんやで・・・。
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買い出し疲れです。
 
寒いのイヤ。
 
大晦日は寝てよ。
        
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2009-12-30 09:18 | Comments(12)

新しいスキャナ

今まで使っていた私のパソコン・スキャナは、歴戦の勇士であった。

windowsパソコンを最初に買った2000年当時に購入した、その時に、スキャナってものを初めて導入した。
(PC98シリーズの時なんか、私はスキャナを持っていなかった。)
 
で、パソコン本体はwindows機だけでも何台も買い換えたが、スキャナはず~っと初代機のままで頑張っていた。
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キャノンのスキャナー。↑
薄型のあった時代から、こういう少し「大きな筐体」が存在感があって好きだったりした。
(かと言って、業務用ユースみたいな、テーブルくらいの大きさがあるスキャナとか持っている同業者もいらっしゃるが、購入でもリースでも、あそこまでのものを置くスペースは、うちにはない(笑)。)
  
でも、もう、ここ1~2年はかなり動作に問題があった。
いや、基本的には電源アダプターの接触不良気味という問題だけで、ちゃんと現役だった。
 
そもそも電源アダプターさえ替えれば、まだまだいけるのではないか?と思っていた。(「スキャニング動作が遅い」という問題以外、性能にはそんなに不満は感じていなかったから。)

ところが、ついに先日、ウンともスンとも言わなくなった。
   
・・・これは、もう電源アダプターを取り替えるより、9年間も頑張ってくれたのだから、「パソコン周辺機器としては引退時期か・・・。」と思って、新品スキャナを導入した。

やっぱり、キャノン製を選択した。
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薄くて軽い。
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これからは、私の「絵」のパソコンにおける「読みとり手」となる。
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軽さが頼りなかったが、
この撮影のあと、本体と接続して動作確認。
~動作は9年も前の機種より「明らかに快適に感じる速さ」だった。
(※そもそも、電源アダプターが要らない。USB2.0の接続だけで、電源供給もOKだ。)
  
ちなみに、私にとって、パソコンの機器と言えども、スキャナとかタブレットペンとかは、(絵を描いて、それを操作するツールとしては、)「高級な文房具」みたいな意識があって、・・・新しい文房具というのは絵描きにとって嬉しいものなのである。
 
鉛筆、面相筆、新しいペン軸、ペン先、インクの箱買い、羽根箒、そして原稿用紙。
大事に使い込んでいるものも手放せませんが(ほとんどが、消耗品だったりする道具だから)、新しいものを買うと、なんとなくテンションが上がって嬉しいのです。
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勇退する前機種のスキャナとの比較。
広角レンズで撮影した関係で、奥にある旧機種のでかさがピンと来ないかもしれないが、「薄さ」で差があるのは一目瞭然だ。
  
スキャナを自分に買った年末。
 
ささやかな嬉しさがあったりします。
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2009-12-28 06:26 | Comments(14)

アニメ『そらのおとしもの』~第12話/逃るること叶わぬ螺旋回廊(クサリ)

アニメ『そらのおとしもの』~第12話/逃るること叶わぬ螺旋回廊(クサリ)のレビューです。
 
今回は、まずこのエンディング曲の選択の良さに尽きる。 
 
赤い鳥(往年の名フォークグループ)の「赤い花、白い花」のカバーだったのだ。

本編でもニンフが、これまでのキャラ性からは違ってきているような内容だったし。
ラストシーン、ついには、ただ、ニンフがしおらしく儚げに去っていく場面に、この佳曲が、ふわりと優しく優しくかぶさってきた時には・・・、なんかもの凄く「やられた」感がした。
(これが普遍的なほどに美しい、メロディラインの「破壊力」ってもんです。)
歌がイカロス(声 : 早見沙織さん)で、その声質がこれまた暖かくて優しいの。

そらのおとしもの 第12話EDほろり、と来ました。
 
今回はCパート要らなかった。
 
エンディング曲のところで終わっていた方が、なんぼか素敵な雰囲気のまま終わっていたと思います。
 
本編の一部を紹介。
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無表情だったイカロスが、天使の微笑みで、天使おむすびを♪。
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智樹も赤面。
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わーっ、イカロスって!
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乳でけぇッッ!!(ホントにでかい。) ・・・じゃ、なくて♪。
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さらに微笑みのまま身をすり寄せてきて、
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おっぱいムニョ~~ンッ!!(って、も、どういう場面か分からない人は、本編を見てね。)
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お話しは「三人でデート♪」イベントに突入。(「イカロス・アピール」があったのに、ツーショットにはならない。)
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ニンフを(その気持ちの部分を)救ってやらねばいけない流れだから。
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でも、そんな様子にイカロスが感じる『(彼女の)動力炉』の痛み。
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デートの締めに、ニンフから智樹にキスのおねだり。
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(無意指揮下のジェラシーで)見ていられないイカロスは逃げ出す。
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・・・据え膳食わぬわ、で、逃げたイカロスのことは置いておいて、智樹もその気に。(男って・・・。)
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でも、キスはニンフの寸止めで未遂に終わる。
 
ニンフ、「思い出作りの一環」だけのノリで求めたキスだったので、いざとなった時に自らも驚くほどの『智樹を意識している自分の心』に動揺したのだ。
 
ニンフ、イカロスに「悪いことしちゃった。」と思う。
 
ニンフの中で、保身本能と、智樹たちへの思いは、なんとなく自己完結した。
このあと彼女は今回のエピソード(ムリっぽいドタバタシーン)の一騒ぎのあと、そっと去っていく事を決意。
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いつの間にかニンフはいなくなった。

で、そんなニンフの事も気にしながら、智樹は戻ってきたイカロスといい雰囲気に。
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手なんか引いて。(まだ積極的に手のひら同士を繋いだり、指をからめたりはしないのね。)
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天上界のマスターの命(めい)に背いて、智樹とイカロスたちの側から離れる決心をしたニンフ。なにげにしおらしい。
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そんなニンフを見送るように一羽の小鳥が。
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この小鳥は・・・、第7話で飼育小屋からニンフが逃がした小鳥?。
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お前は自由になれたんだ・・・。
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(良かったね・・・。)
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眼下、はるか下に手を繋いで歩いている二人が見える。
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さよならアルファ。・・・さよなら智樹。
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自爆コマンドをマスターに入れられてしまっている事を熟知しているニンフは、誰に真実を伝えることもなく、一人っきりで身を引く。
その引き際、去り際は可憐でさえある。
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そして、今回は「珠玉のエンディング」が来た。
 
なんと、名曲、赤い鳥の『赤い花、白い花』だ。
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淡い水彩タッチの静止画を、ゆっくりとパンしながらクレジットされていくエンディング。
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歌は声優(イカロス役)早見沙織さん。
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こよなく美しく、儚げに・・・。
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ラストのこのイラストなんて、私が『過剰演出!。なんか作劇的に幼い!。』と評してしまった、「第10話」のペット殺しのシークェンスを切り離して、「いい絵」として見れてしまえるエモーションを持っている。
 
・・・小鳥を飼ったことがないとか、飼っても懐くほど可愛がった事が無い人には伝わりにくいかもしれないが、雛から差し餌(さしえ)して小鳥を育てると、驚くくらい小鳥はベタベタに人に懐きます。
それはもう、絶対的な信頼感と愛情表現を人に向けてきますよ、小鳥って。
 
だから、このラストの一枚の「ニンフと小鳥」のイラストは、とても切ない。

※しかも、このエンディングの彩色イラストが『4枚だけで構成』されているのも凄い。
枚数以上の奥行き感や、視聴者に「行間を読ませるメッセージ性」と言うか、センチメンタリズムが(良い意味で)豊穣に感じられる。・・・この簡潔さと明瞭さが、かえって視聴者の想像力を刺激するのだ。
 
さて、

話題が逸れるが、私の田舎の親戚で、家畜ではなく、ペットとしてニワトリを飼っていた身内の様子を垣間見たことがあった。

夜店のヒヨコを飼っている内に、なんかどんどん育って、立派な鶏冠の雄鳥になったのだ。

・・・これが人に懐いていて、犬や猫みたいに家の中で飼われていた。

~近くで見るとねぇー、成鳥になったニワトリの雄鳥ってでかくで迫力だよ。怖い!。
あの嘴も、鳥足も、蹴爪も、とんでもない破壊力がありそうで、すんごく怖い。
歩き方とか首の振り方とか独特だもんね。ニワトリって。
なにを考えているのか分かんないところが、客の立場からすると不気味なんである。
・・・が、そのニワトリの「ピーチ」は人には逆らわなかった。
 
鳥の本能として、興味を示したなにかを突こうとしているのを「ダメよ」と叱ると割と人の言うことを聞き分けるし、それでもたまに、悪戯心の方が勝ってやめようとしない時は、「こらこら」と人間が立って行って、胴体を両手で捕まえようとしてやると、ロッキーのニワトリ特訓のように逃げ回ったりはしない。
シュ~っとその場に小さくなって抱き上げられるのを待ってしゃがみ込むのだ。
 
(人間の大人に対しては無抵抗であった。~人間の「子供」は、彼の鳥の天敵であった。~ほら、子供って騒ぐし、うるさいし、ペットを乱暴に扱う場合が多いでしょ。子供からの扱いには苦手意識があったようだが、人間の大人には従順な奴だった。) 

で、抱き上げて「そっちで遊んでなさい」と別の場所に運んでやると、また勝手に散策しながら遊んでいる。
当初、でかさにビビっていた私でも「誰にでも触らせるよ。平気だよ。」と飼い主に言われて、優しく声をかけながら捕まえに行ってやると、簡単に私にでも抱けた。・・・ニワトリでさえ人に懐いたらこうである。
 
脱線したが、「そらおと」の今回のエンディングは、選曲の良さで、その秀逸さに一層貢献したと思います。 
 
久々に、良い回でした。     
                       
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2009-12-27 05:28 | Comments(12)

アニメ『そらのおとしもの』~第11話/いざ征かん!我が銭湯領域(パラダイス)

アニメ『そらのおとしもの』~第11話/いざ征かん!我が銭湯領域(パラダイス)、のレビューです。

今回は「煩悩炸裂シチュエーション」で、いっそ清々しい内容でした(笑)。
 
こういうのは、かえって安心して楽しめます。
 
では、キャプチャー画面を紹介。
 


『そらのおとしもの』~第11話/いざ征かん!我が銭湯領域(パラダイス)

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なんだか、ニンフも智樹の家に普通にいるのね。ある日のこと。「えーっっ?」と驚く。
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智樹が女の子に変身してご帰宅。『量子変換』とかなんとか。イカロスのカードを使った。
・・・でも、ニンフも「誰?」ではなく、すぐに「元・智樹」と分かるのか不思議。
(にしても、智樹→智子になる最初のシーンが省かれているのは納得いかなかった(笑)。)
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女の子になったのなら、男の持ち物では間に合わない。身支度が必要。
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ということで、まずはランジェリー類からショッピング。
「智子(智樹)」ちゃん、つるぺたではなくナイスバディ。
女体に興味のある年頃の男子なら、この「変身」だけで、もう十分なんじゃない?。
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「どう?この乙女ティッ~ク!」
「・・・凄く、可愛い・・です。・・・マスター。」なんで目線をそらせて言い澱む?イカロス。
一方、ニンフはなんか興味を示しちゃった。
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(「智樹が嬉しいのなら」)という感じで、ニンフも自分用の下着をチョイス。
「どう?智樹。可愛い?。」と、男子にナマの下着姿を見せる女の子をどう思いますか?。
一歩引いているようで、『デレ』すぎますよね、ニンフちゃん。
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女の子になっても、顔を赤らめる智子ちゃん。(ちなみにイカロスは、機材でマスター智子のメタモルフォーゼのコンディションを常にチェック中。)
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さて、こんなハウツー(マニュアル)本を読んでいる智子の目的は?。
『せっかく女子になったんだし、学校でモテモテになってやる!。』
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どこかで見たシチュエーションの再現。
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そしてわざと男子学生に衝突。(女子転校生がやるべきイベントらしい(笑)。)
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わざとパンちら。
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そんでもって家庭科の授業には狙い澄ましたいでたちで。(コスプレ喫茶か、イメクラです。)
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「わたし~、転校したぱっかりだからこれしか持っていなくて。・・・似合ってるかニャ~♪。」
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「か~わ~い~い~!!」と絶賛する男子生徒たち。
ホントにリアルで、こういう事やられたら、私なら引くけどね・・・。
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「マスターの理想の女性像なんでしょうか。」by イカロス
「・・・こんな感じ?。」by ニンフ
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「にゃあ」by イカロス
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体育の授業前の女子更衣室。
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この聖域にも智子は女性の立場で堂々と進入。
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実際の女子高生や女子中学の更衣室ってどんな感じなの?。
(「幻想持つなよ」とは、よく女性側から突っ込まれそうなネタなんですが。)
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そはらちゃん、めっけ♪。
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そはらちゃんのナマ着替え。・・・絶滅危惧種の「赤ブルマー」♪。
私の学校時代の女子はみんな、この赤ブルマーでムチムチでした。
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「はみパン」をなおす仕草が萌え。
女子学生同士の運動部などでも、後輩からコートで活躍中の先輩に送るエールが自然なアドバイス「センパ~イ、ハミで~す♪。」、で、先輩女子はブルマの「はみパン」に気が付いてなおし、後輩にウインクするのだとか。
これは私が以前に、女の子から聞いた運動部の話。
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智子でなくても赤面して、にやける♪。・・・素っ裸と違う趣で萌える「着衣シチュ」てのは確実にあります!。
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そして、女湯の光景。ここは銭湯。
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あえて、前説なしで、ここまでキャプションしてきたが、全ては智樹が『女湯に入りてぇ~~~♪』という、ひと言の願望から始まっている今回の話。
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そのために女性にメタモルフォーゼして、怪しまれない特訓まで経て、ここに辿り着いた。
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「会長さ~ん、あのぉ、よかったら、お背中流しましょうかぁ?。」
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で、タオルもスポンジも使わず、ボディソープを両手に直接つけて・・・、
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ダイレクトに直揉みしだき!。・・・さすがにテレビでは霞がかかっている。(たぶん、DVDではクリアに見せるのではなかろ~か?。健康H系のアニメは、そういうDVDタイトルが多い。)
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が、もう、こんなことやった日にゃ、智子の理性のたがが弾け飛ぶ。
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何か別のものに変態中。(目からビーム。)
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女湯に居合わせた女子たちを勝手に揉み洗い。
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智子、暴走中。(しかし、女性は巨乳ばかりだなぁ。・・・こうなると、貧乳、微乳をデッサンすると、かえって妙にリアルで、その方がやらしいのかも。)
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「修羅場よねぇ~~~♪」会長さんは、こういう状況でも楽しそう。
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これ、会長さんの巨乳、横からのアングル。(私は、ホント言うと、この会長さんほどの~正面から見た~巨乳の感じは、萌えません。横の感じは萌えますが、正面絵の巨乳デッサンは崩れていると思います。)
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「貴女、どうしてこんなところに蛇口が付いてるの?。」と、キュキュと捻る。
(ここの描写は抽象的で「?」、なんですが・・・。)
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このキュキュで、智子の変身が解除、智樹に戻ります。
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「じゃ、そうゆーことで・・・。」
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「あ、あ、あ。そはらさん?、バスタオル、落ちちゃってますけど・・・。」
「・・・裸を見られて恥ずかしいとか、そんなの今はどうでもいいの。・・・ただ、智ちゃんを殺したいッ!。私ッ!。」
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智樹、そはらの殺人チョップで昇天。
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「引き際も肝心だぞ。智樹。」by 英四郎先輩
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バカ智樹に天誅が下されたあとは、なんとなく入浴を遠慮していたエンジェロイドたちも入浴。気持ちよさげ。
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話はたまたまの話題で、こんな展開に。
イカロス「ウソは、ダメですか?。」
そはら「うん。ウソはいけないことだもの。」
この指切りが、自分が兵器であることを自覚している今、イカロスが、それをマスターに隠している事実にカセとなる。

ただ、このあと、天上界なる新大陸の話が智樹と英四郎先輩との間で交わされ、「エンジェロイドたち」の存在をいびつなものにしている奴らを「ぶん殴ってやりたい。」という智樹の言葉に繋がる。
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さて、お待ちかね?、「そらおと名物」のエンディング。
 
今回はアリスの「チャンピオン」でした。
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女の子らしく見せるための英四郎先輩指導による特訓が、智子に課せられる。
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その回想シーンが背景動画なんだが・・・。
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女の子の腹筋。出来ない女子もいるが、鍛えている子は男より凄いのもざらにいる。
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誤解を恐れずに言えば、私が綺麗と思えるのは、女子アスリートの筋肉まで。
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女性ボディビルダーとか、・・・ちょっと、引くかな?。
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はい。ちゃんと、エンディング主題歌はアリスの『チャンピオン』とクレジット。
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智子・・・、元・バカ智樹と思わずに、中身を知らずに、ルックスだけなら「好み」かも。
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そんな自分が許せない(笑)。 


このレビューをご覧の方の中には、もしかして「銭湯に行ったことがない。」という人もおられるかもしれない。
 
別にパラダイスじゃありません。
(例え、女湯に男が潜り込めても「若い女性が揃っている光景」なんざ、まずない。~逆も同じで、色男が裸体で揃っている男湯なんてのもない。)
  
これは温泉でも同様で、こういうアニメの仮想空間です。
 
(ま、海水浴とかプールサイドになら、パラダイス空間はあるかもしれない。)
・・・あ、そうだ。
修学旅行の学生が入る旅館の浴場は、女子学生、男子学生、どちらもピチピチの裸身が揃う空間はございました。
 
(あくまでも友人、もしくは知人に聞いた話、と言うことにしておきますが)とある旅館で隣り合った大浴場で、男湯、女湯があったとして、同じ時間帯に修学旅行の男子学生、女子学生を(学校側も旅館側も、何の危惧も抱かずに)入浴させていました。
 
・・・すると、なんと、男子学生が「男湯から、女湯を覗ける隙間を見つけた!。」と、(密かに、あっという間に)騒ぎになりました。
 
確かに見えたのだそうです。
(岩風呂と板塀の隙間だったようです。)
今のようにインターネットの裏サイトで危ない画像も見放題という時代ではありません。
(そもそも「覗き見」はナマだし。)
            
みんな替わり代わりに必死で覗いていたそうですが、途中で見えにくくなりました。
 
実は、途中から、向こう側からも覗いていたらしくて、男女学生、お互いに目があったそうです。
 
ところが、この騒ぎは教師に漏れることもなく、誰も咎め立てを受けずに男女学生ともお互い、うやむやに済ませたそうです。
 
女子の方も「見られた!」という被害者意識より、チャレンジャーが男湯を覗こうとしていたらしいのです。
(結局、実際に「見れた」のは最初にトライした7~8人くらいまでで、周りの者は戦果話を聞いて妄想するばかりでした。)
    
若いって、バカで、いい(笑)。
                  
そらのおとしもの 第11話ED 
   
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2009-12-19 05:36 | Comments(12)

アニメ『とある科学の超電磁砲(レールガン)』、ちょいレビュー その2

アニメ『とある科学の超電磁砲(レールガン)』
 
途中レビュー、その2です。
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ヒロインたちは学生で(高校生くらいの発育に見えるのだけれど、ドラマの中心になっているのは、みんな中学生だそうです)、基本、可愛い子ばかりなんだけれど。・・・仲がいいというか、百合っぽいというのか(笑)。
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そんな中で、大人な木山春生(きやま はるみ)というキャラクターが、なかなかに印象的です。
                     ↓
目つきがかなり悪いです。
目の下のクマがデフォルト状態になっている妙齢の美女というのも珍しい。
(いや、はっきり言って既に美人ではないし。・・・でも素地は美形なんだけどな。)
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そんな彼女が「脱ぐ」描写が何回かある。(なんで、こんな目クマの人がセクシー要員?(笑)。)
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自室でもない出先とか、喫茶店で、女性の羞恥を持ち合わせていないかのような脱ぎっぷりの挙動の数々。
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これには学生たちの方が面食らって怒ってしまう。
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「いや、起伏にとぼしい私の身体を見ても、(べつに)劣情を催す男性がいるとは・・・。」という彼女の意見は、なんの言い訳にもならない。
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それに、「絵的」には十分にエロく描かれているので、説得力もない。
 
話題は急展開しますが、私は御坂美琴(みさか みこと)ちゃんが気に入っている。
こういう、柄にないキャラも作ってみせる役者っぷりもあるし(笑)、
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黒子という、ヘンな「おねーさま萌え」している百合キャラも、自虐的で面白い。
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御坂美琴に関しては「御坂妹(みさかいもうと)~シスターズ」のエピソードで改めて機会を設けて触れるとして、「とある科学の~」では、アクション・シーンもなかなかのものだ。
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黒子って、そんなに男性目線から思い入れの出来る女子ではないのだけれど、いい役廻しで、アクションしながらテレポートするという能力を巧く使いこなしている。
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悪党と対峙するときの、獣的なこういう姿勢とアングルの描写は好きだ。
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女の子が四つん這いに前傾姿勢を取りながら、間合いを計って横移動、次のアクションを起こすというのはエキセントリック。
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今回、主にキャプチャーしているのは第8話のものだが、黒子大活躍の回だった。
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ちなみに、学園都市で起きている犯罪も、治安維持の印象が徹底していないことも、あの場所自体が色々な事が起きるのを想定しているような「巨大な実験場の様相」なのです。

「学園都市」の成り立ちが、そもそも、かなり非人道的な見地で出来ているようなのだ。

学生達が無邪気にはしゃいでいるのが描写の目線になっているのは、たぶんに作為的で、意図的でもあって、視聴者の目くらましになっている。
 
それは、実社会の私たちも、現在進行形で起きている世の中の闇社会に潜む悪意や、表社会でさえ不条理に生じているお隣さんの事件を知らずに、あるいは知ろうともしないで、概ね安穏と暮らしていることに重なっているのでしょう。
                
でも、だからこそ、このアニメの馴染みやすさというか、エンタメ性の株が上がっている感じがする。
 
こうした不条理を大上段に構えると、それはそれで(巧く演出できれば)面白い作品になるが、仰々しいのはしんどい(笑)。
                
仰々しいというのとはニュアンスが違うが、命の使い捨てっぷりが、凄かったのが、同じシリーズの前作「とある魔術の禁書目録」の『妹たち~シスターズ』のエピソードや、他作品では『ダーカー・ザン・ブラック』というアニメの命の使い捨てっぷりは半端ではない。しかも、(「ダーカー・ザン~」の方は)シナリオの進行の中で、追いつめられて煮詰められてという流れではなく、実にあっさりと、有無を言わさぬ力業なのだ。
            
アニメ、ぼんやり見ていると、テーマを見誤るものが増えています。   
 
「とある科学の~」は、これまでのところ楽しく見られていたが、♯11「木山せんせい」からターニング。ポイントを迎えている。   
     
お話が一段落したところで、いずれまた、レビューしたいと思っています。

                                                                                        
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2009-12-14 05:12 | アニメ | Comments(18)

アニメ『とある科学の超電磁砲(レールガン)』、ちょいレビュー

アニメ『とある科学の超電磁砲(レールガン)』
 
途中レビュー、その1です。
 
今期に放送中のテレビアニメシリーズでは、トップグループに入る(というか個人的にはトップクラス)のアニメではないでしょうか。
 
私、本作に関しては、アニメに惹かれて、原作コミックスまで購読しています。
(~こんな事は、珍しいことなのである。)
 
元の原作はライトノベルです。
(※ラノベ『とある魔術の禁書目録』(とあるまじゅつのインデックス)シリーズということになる。)

『とある科学の超電磁砲(とあるかがくのレールガン)』は、そのスピンオフ作品として、位置づけられています。

御坂美琴(みさか みこと)がメイン・ヒロインのストーリーであるが、青春群像劇(こう書くと、いささかオーバーに聞こえるが?)の要素もある。
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今回は、ユニークな描写の方をご紹介。
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いいですねー、スナックパック・タイプのかき氷も♪。私は皿盛り派ですが(笑)。
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この馴染み深い「かき氷屋のれん」と風鈴は、無敵の涼やかさです。
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イチゴ味というより、まんまイチゴが入っている豪華版ですね。
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本作の見所のひとつ、「女子の(百合的な)可愛らしさ(笑)」にポイントをあててレビュー。
(ちなみに本作は、キャラクターのデザインや動きが良ければ、美術もバッチリです。)
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「はい、あ~ん」の食べ比べ。こういう、女の子同士か、熱々カップルにしか出来にゃい。
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その様子にショックを受けている白井黒子(しらい くろこ)ちゃん。
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この二人は、御坂 美琴(みさか みこと【右】)と佐天 涙子(さてん るいこ【左】)ね。
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白井黒子は歪んだ情欲を同性に抱く女子です(笑)。
(※声/新井里美さんが、「コードギアス」のメイド咲世子さんと同じだとは思えない・・・。)
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「では、わたくしも・・・♪♪。」美琴を百合的に慕う黒子は『間接キス』を試みるが・・・。
「いや、あんた私と同じの頼んだじゃん」で一蹴。
美琴と佐天はイチゴ味とレモン味だったから食べ比べしていたのだ。
おねーさま追従の黒子は「おねーさまと同じものを(イチゴ)♪」と頼んでしまっていた。
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黒子、悶絶して自分の頭を大地ガイアにたたき付ける。何度も何度も(笑)。
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自らの不明を悔やむ愚かな女、それが黒子。
 
・・・最初、黒子の声優さんの声質なら、ああいう言い回しやトーンにしなくても(凄く粘着すぎる・・・)と感じていたが、今では馴れて、しっくりきています(笑)。

閑話休題(笑)。

ちょうど今、テレビのシリーズがクライマックスに突入していて、原作を知っている者にとっては(知っているのはコミックス版だけですが)、アニメ版のまとめ方に興味津々だ。
 
アニメの、♯11 「木山せんせい」は、かなり巧みなシナリオになっていた。
 
木山春生(きやま はるみ)というキャラクターが、相当にいい役所を演っている。      

もちろん、『とある魔術の~』の上条当麻(かみじょう とうま)もチョイ役で出てくる。
 
シナリオの深いところ、「きつい設定」は扇情的になるきらいはあるが(そうした、神経逆撫でにされる感じは『とある魔術の~』の方が、もっと顕著)、整合性はあって、ちゃんと感動出来るところにお話しが着地してくるのが見事だ。
 
巧い。
 
『とある科学の~』レビューは、その2につづく予定です♪。
                  
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2009-12-13 05:01 | アニメ | Comments(6)

アニメ『そらのおとしもの』~第10話/天使の旋律(ことば)の向かう先

アニメ『そらのおとしもの』~第10話/天使の旋律(ことば)の向かう先、のレビューです。
 
今回は、比較的簡単にご紹介。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
というか、いよいよ首を傾げたくなった話数で・・・。
 
サブタイトルがいつものように「あて字」が入る。
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文化祭イベントの回。
学園ものでは必ず入ってくる題材だけど、もっと面白くなったハズの「話」なのに・・・。
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というのも、エンジェロイド・ニンフと、「天上界」の主たちとの回想シーンが、これ、困った。
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・・・今回は、もう、詳しく具体的な内容の言及はしないでおきます。
 
単純に生理的にイヤな描写で、これは「作品テーマの重さ」でもないし「必要なシーン」でもなかったです。(いや、必要なんだろうけど、作劇としての発想や語り口が「幼い」としか言いようがない。)

でも、・・・原作にちゃんと存在する描写らしいのです。
 
誠に失礼ながら、アニメ・スタッフさんは、毎回の粋なエンディングで楽しませてくれているのだから、「原作改変を良しとしない」大原則にあっても、ここは「大胆にアニメ版ならではの演出のしどころではなかったのかな?」と思えてしまうシークェンスでした。

なんだか、テーマを小学生や幼児に質問された気分ですもの。 

命の与奪権に関しては、宗教的な解釈や論議にまで発展するテーマだけれど、エンターテイメントというフィールドにおいては、鑑賞者に「巧さ」を感じさせてくれなきゃ困ります(汗)。

『人は誰もみな、中2という翼を持っている。』
というのは、「そらおと」制作者の公式な惹句らしいのですが。
・・・これ、シナリオの内容が「中2病」状態でございますよ。

大切なテーマを「比喩の不味いエピソード」で問いかけられても、ただ、こちらは気まずいばかりでして・・・。
 
そんなわけで、ニンフが泣くシーンもエモーションが震えない。
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スベった感じ。
  
ニンフ絡みの妙なシーンの挿入があったばかりに、文化祭のステージ、主人公たちの「バンド演奏」も、良いエモーションにならない。
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ひとつ大きくコケると、ラストまでひきずっちゃった回でした。

エンディングは、エンディング用の主題歌のチョイスが、私のまるっきり分からない「歌」だったので、残念でした。申し訳ありません。(来生たかおさん&来生えつこさんの姉弟のお名前くらいは、よく存じ上げていますが、今回の「歌」は知らなかったのです。誠にすみません。)
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そうした歌のチョイスと、今回の本編とは、ほぼ関係なく(?)、エンディング・アニメが実写映画をパロディする『NG集』になっていたのはユニークでした。
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今回のシナリオではなかったら、それなりに受けたアイデアでしたが、なにせイヤな感触が、ずっ~と引きずったままで、修正が効かなかった回でございました。
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イカロスと智樹が手を重ねています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
原作のエピソードを途中で切って、まとめる感じになるのかな?。     
2クール目には突入しないでしょ?、どうなのかな?。

オープニング・アニメに出てきているこの女の子が、まだ登場していないのだけど・・・。
   
この子、誰ですか?。
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(キャラ・デザインはかなり好みなんです♪。)            
                  
う~ん。きつく記述しすぎたかな(汗笑)。
言えた立場でもないのですが・・・。 
                                           
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2009-12-11 10:03 | アニメ | Comments(14)

『コードギアス 反逆のルルーシュ』レビュー、まとめてみた。

『コードギアス 反逆のルルーシュ』のレビューをまとめてみました。
 
面白いアニメです!。
 
ストーリー展開がダイナミックにして、仕掛けが粋!。
ご覧になってみて下さいッ。
 
こんな艶々なシーンも楽しめますッ。
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あやなす人間ドラマ!、アクション!、感動のクライマックスとラストシーン。
 
是非楽しんでくださいませ。
(※私、なんか間違ってます?。)(≧∇≦)/

・・・前回、前々回と、とんでもなく膨大な情報量のレビューになって(主にキャプチャー画面のせい)、アクセス時間や、画面のスクロールが大変になっている・・・。
 
私のブログは、最新記事5件分が同一画面に表示される仕様になっています。
 
スマートな記事を早く5件分くらい更新しないと、ご訪問者や、私自身にも使い勝手が悪いかな?という感じなので(笑)。
 
次は「そらおと」最新話や、他のアニメとかをスマートにレビュー予定(笑)。
              
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2009-12-10 07:16 | Comments(4)

アニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ R2』を見た。

アニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ R2』も見た。
(※アニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』を見た。参照。)

「ジェノサイド・アニメ」。

この理解は全く間違っていない。

1話も漏らさずに全話を見終わっても、紛う方なきジェノサイド・アニメであった。
この事実は浄化のしようがない。
浄化しようのない言動をやらかしたキャラクターばかりだ。
  
にもかかわらず、こういうアニメが当時、けっこう話題や人気になっているらしいことが、なんとなく容認しがたい私だった。
 
だが、それはちゃんと対峙してみると、感想は塗り替えられた。
 
例えば、「デスノート」という作品。

あちらも大ヒットした。

あの作品で、きっぱり原作者自らが「"デスノート"はエンターテイメントです。」と言い切っている。
~つまり、あくまでも娯楽作品であり、哲学や正義や悪の論理の本質や形而上学的な問題を突き詰めて考えるような物語ではない~、というような主旨のことを明確に語っている。

(いや、こういう作品を契機に、そう言うことを色々と考えるのは、勿論アリである。が、そこに作品テーマが帰結すべきものではない。と原作者は言っているのだ。) 
 
コードギアスもその視点で楽しむのが、いちばんスッキリする。



アニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ R2』

ルルーシュが『ゼロ』としての記憶を失って普通に学園生活を送っている。オープニングに吃驚。
しかもドラマのトーンが学園ラブコメ風で明るい。
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加えて、あの(帝国軍の)ヴィレッタさんが、学園の体育教師をやっているというスタート。
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第2期メインタイトル。
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ルルーシュは記憶を失っていても、少し不遜なキャラ性は相変わらず(笑・・・但し、偏狭なブリタニア人の思考になっている。)。
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その後、学生服のまま、学生の身で社交場(賭博会場)に出入りしてみせるのが、いやはやなんとも。・・・と、「あ!」バニーガールが粗相を。
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ルルーシュの後ろで行動を共にしているのは弟のロロ。(ルルーシュに弟がいたとは初耳だ。)
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にしても、かしずいているバニーガールっていいよね♪。彼女はイレヴンだ。(おや、この顔は・・・。)
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カレンである。なぜ、ブリタニア人貴族なんかにもいたぶられながらも、卑屈にバニーガールをやっているのか疑問はさておいて、しばらく、カレンのバニーガール・スタイルをご賞味ください♪。
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とは言っても、また猫かぶりでした。
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ほどなく、会場でテロリスト(反体制勢力)の一騒動が始まると、カレン・バニーは豹変。
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しかも、もの凄いスマッシュ・カットで(ここキャプチャー画面を抽出するのに苦労しました。)飛び上がって後方回転。
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そして空中でそのまま身体を捻って回し蹴りを決める!。
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テロリストというのはレジスタンスの一派。カレンも当然のように一味で合流。彼女は第1期から搭乗している「紅蓮」というナイトメアを駆る。
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この搭乗スタイルが、女性限定で、ちょいエロい。(男性が乗るナイトメアは、普通に座席に座っていたハズだ。)
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騎上乗りというか、オートバイのライディングスタイルというか、やっぱエロい♪。しかもバニー♪。
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しかし、結果的にこの戦闘はまさしくテロリズム。レジスタンスのやっている事は、高慢ちきブリタニア人や軍族の社交場と言っても、そこで下働きしているイレヴンの女の子達(バニー)もいっぱいいたのに、同胞もろとも「皆殺し状態の惨状」は容赦なし。
この辺、きつい。しかし、帝国のやった事も、レジスタンスのやったことも描いてしまうのがこの作品だ。
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ロロ・ランペルージ。ルルーシュの弟。(ルルーシュに、たった一人の妹はいたが、弟なんていなかったハズ。)
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彼の存在の謎と真相が解き明かされていく過程に、また悲劇の予感がある。
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ルルーシュの失われていた記憶がやがて蘇る時、新たな幕が開く。
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シャルル・ジ・ブリタニア(帝国の王であり、ルルーシュが憎悪する父親)と、V.V.(ヴイツー)と呼ばれる少年。
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ルルーシュの(本来の)妹、ナナリーも驚愕の肩書きを得て、再登場する。
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アーニャという「少女ナイト(ナイトメアの騎士)」も登場。
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ユフィの姉、皇女コーネリアも少しヘアースタイルをリニューアルして再登場。
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私的にはルルーシュのランペルージ家に仕えるメイド("くのいち"みたいな人)咲世子(さよこ)さんがお気に入り。
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出番は少ないのだが、9割方、メイドさんとして働いているだけだが、強化人間でもないのに、とんでもないポテンシャルを秘めている闘女だ。
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いいアングル!。ガターベルトのストッキングに忍者の武器"くない"収納ケースを標準装備してるんだもんな。
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かたや、ドラマの合間に入る学園生活部分を描写する尺は、これもまた狙ったように楽しい。
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ヴィレッタ先生の艶姿をご堪能ください。
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私は、だから女体の「尻フェチ」です。(キッパリ。)♪♪♪
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私はおっぱい星人でもありますが、こういう女性の曲線描写には癒されまくります!。
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なんて素敵な眺めなのでしょう♪♪♪。
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ヴィレッタ先生は、~帝国軍人であったり、一時期、記憶喪失でレジスタンス幹部の愛人的立場になったり、
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今期はルルーシュの監視役やってたり、後にゼロの脅迫に屈して二重スパイまでやる始末。
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学祭イベントでは、シャーリーたち水泳部カフェの有志による、水着サービスに強制参加のヴィレッタ先生♪。
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真ん中のこの子がシャーリー。・・・第1期から、あからさまにルルーシュを好いている立ち位置でした。
(悲劇にも巻き込まれつつ、彼女も記憶を失ったり、それでもルルーシュを愛しつづけている。)
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学祭イベントでは、C.C.(シーツー)までイタイ子になっています。(特製ピザに固執。)
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シャーリー、ツインテールも自然に似合っています。
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イタイ子、C.C.(シーツー)の図、その2。(ジャンボピザを作るトッピングのトマト?トレーラーの中に、ルルーシュに突き落とされた。)
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C.C.(シーツー)が潰れたトマトまみれのトレーラーの上では、なんでだか、ルルーシュ、シャーリー、着ぐるみが揉み合い中。
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着ぐるみの中身はカレンでした。手前は超ビキニパンツのヴィレッタ先生のケツ。
(水着でも黒のストッキングでは、水着がランジェリーにしか見えない・・・(笑)。)
~そんな「楽しいイベント」に針が振り切っていたかと思うと、数話先で物語が暗転するのが、コードギアス。
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アスの能力や記憶を取り戻して、またゼロとして復活したルルーシュに、運命の過酷な巡り合わせは、狂おしいほど残虐な刃を突き立ててくる。
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ルルーシュとの辛い記憶を取り戻して尚、ルルーシュの力になろうとしていたシャーリーが、そこに倒れている。
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誰がシャーリーをこんな目に遭わせたか。
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ルルーシュの「ダメだ、死ぬな!シャーリー!」というギアスも、こんな場面では無意味。
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人は死ぬ。死んだものは生き返らない。
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そして、弟と称していた「まがいもの」の絆も、お互いの軋轢と、儚い思慕の中で、傷付き合い、砕けていく。
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それでも、偽りの弟ロロ・ランペルージの犯した贖えない深き罪と、それを贖罪するかのような悲痛な展開。
ここは、「シャーリーの死」で時計の止まっていたいた人も見届けなければならない。
(決して贖罪なんて出来ないのだが・・・。ロロというキャラクターに、ルルーシュ同様の憎悪を重ねて見ていた視聴者も、憐れみを禁じ得ない場面ではなかろうか?。)
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皇女コーネリアも、私の目線から見れば、彼女の性格がある意味「単純明快すぎて」かえって立ち位置が「不鮮明になってしまう」という、どうにも複雑な気分にさせられるキャラクターだった。
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そこのところを第2期では、だんだんと、しかし、やがて帝国ブリタニアの領主的な立場で、一手に反体制と対峙する「顔」となるのが、帝国第2皇子で宰相たるシュナイゼル・エル・ブリタニアだ。
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言及しておかなければいけないのが、科学者たち。(この画面の中以外にも、主要な科学者が色々と登場するが)彼らは、「歩兵兵器ロボット」のようなものから「大量殺戮兵器」まで生み出す。
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中でも、いちばん若年である、ニーナ・アインシュタイン(なんという名前!)が、開発した『フレイヤ』という新型核兵器は、真の意味でのホロコーストを顕在化させてしまう。(何千万単位で一瞬にして民衆を殺してしまった。都市ごとの完全消失。そこまで描写される。)
人型兵器やロボット、あるいは超人のようなものが、神となって世界を滅ぼすという構図より、極めて「世界滅亡のカタチ」として、『フレイヤ』の現出はリアル。
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ラクシャータという女性も、ゼロや黒の騎士団側にずっとついていた科学者だが、感性が常人離れしていた。(便利屋的な役所ではあったが・・・)
総じて、本作品に出てくる科学者たちは、これもまた罪深い。「発明に善悪はなく、それの是非は使う者の心次第」という詭弁はさておくべき。
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怒濤のような展開の「コードギアス」第2期。
しかし、主軸は人のドラマだ。
カレンとルルーシュも、お互いに特別な存在であったろうし・・・。
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第1期で記憶を失ってしまっていたヴィレッタと、扇 要(おうぎ かなめ=黒の騎士団のリーダー格)との出会い。
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男と女としてのふたり。
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野心や差別意識、しがらみや立場から解放された、穏やかな生活の中に何かの「答え」がある。
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第2期で、扇という日本人との同棲生活の記憶を否定しようとしたヴィレッタだったが・・・・・。
その構えた銃口からは「答え」なんて出ない。
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ちなみに、私は意図的に言及してこなかったが(興味対象の差と認識嗜好の問題である。・・・メカの曲線より、女性の曲線美の方が好きだからだ♪)、ロボット・アニメとしての作画&動画レベルは常にクォリティが高かった。動く動く。圧倒的なアクションは終始爽快です。
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そして、ルルーシュの妹ナナリーも今回は「大きな大きな大きな罪を背負った」。
(はっきり言って、それは愚かだ。利用されているだけなのに。)
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ルルーシュとナナリー、世界でいちばんお互いが大切だったハズなのに、この対立構図はどうしたことか?!。
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さすがの私も、この物語の究極的なクライマックスシーンには一切、言及しませんし、「画面」もお見せしません。
  

私が、ここに掲げる2枚のキャプチャー画面の意味は、本編をご覧になって確かめてください。
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これほどのジェノサイド・アニメが、本で云う「読了感の良いもの」に昇華するのです。
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数多くの登場人物達のエピローグまでしっかりと描かれて、全話完了となります。
 
私は十二分に、全48話(1期、2期)の物語を堪能しました。
ラストまで見られて、良かったです。
(再度、友人アニメマスターに感謝♪。)
 


そう、コードギアスはエンターテイメントとして面白いのです。
 
(各話の演出家の責任か、総監督の責任に帰結するのか、話数途中のあちこちや、総論としても拭えない違和感を感じる部分は多々あった。しかし、尚、)
これほどエネルギーのある作品は稀だ。
 
結果的に全48話という、近年のアニメ・サイクルにおいては尺も立派なものになった。
 
毎回の趣向をこらしたシナリオの引き方も、当時、リアルタイムに毎週を楽しみにして見ていたファンには堪らなかったろう。色々な意味で(笑)。

全話をまとめて一気に見た私とは、また違う、視聴後の脱力感など、(当時視聴者の方が)半端ではなかったかもしれない。

もとより、こういう「ピカレスク・ロマン」カテゴリー(と言ってしまってもいいのかな?)がお好きな人は勿論、以前の私のように、ちょい見や先入観念で「食わず嫌い」をしていた人にこそ、あらためてご覧になられることを推してみたい。
 
ちなみに、この作品の「負」のエネルギーの部分を曲解した、後追いの他作品で「視聴者は人の死ぬシーンや、残酷なことが(じつは)大好きなんだ。(あるいは興味があるのだ。)よし、どんどん、そういうものを描写してやろう。」というような解釈で、整合性のないジェノサイド作品や残酷ドラマをいくつか露出してしまっている「バカ作品」がアニメに増えた気がする。

だが、視聴者は案外と成熟しているので、「稚拙な作品」はことごとく失敗しているようだ。
 
そういう、見識の低い真似作品は、遠く「コードギアスのエンターテイメント性」からは乖離している。
 
そのことを、分析したりしないで直感で見る視聴者にこそ、「あざとさ」や「下手くそな作り方」を見抜かれているからだ。
 
とはいえ、
私にも、「コードギアス」の中に『???』なところはある。
無条件に完全心酔しているわけではない。
 
それでも、あえて「面白かった!」と言えてしまえる作品だった。

突っ込みどころも含めて、それさえも話のタネにしながら、楽しんで良い問題作だと思う。
なぜならば比較論になるが、こういうジャンルにおいて、この作品に追いついてくるポテンシャルの作品や、シナリオ、作画力、動画力の作品が他にはなかなかないからだ。
~勿論、そうは言いながらも、「これぱ秀作」と言えるような作品も、(同様なジャンルで)コードギアス以外にもちゃんとある。
 
そうした作品は、
 
同時に、エンターテイメントとして楽しみながら、「断じて受け入れてはいけない」ものが数々、露わに描写されている点を、しっかりと踏まえるべきだ。

おそらく、それが、作り手のメッセージを汲んだことにもなるかと思う。
         
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