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アニメ『さよなら絶望先生』レビューのつづき

アニメ『さよなら絶望先生』レビューのつづきだ。
 
何せ、ストーリーものではなく、「ツッコミ人間図鑑」の様相を呈している内容なので、特徴的なキャラが多い。
 
糸色 望(いとしき のぞむ)という教師が主役ではある。
ちなみに、この名前、このように横書きにして、よく眺めると「ぜつぼう(絶望)」とも読める。
で、『絶望先生』となる。
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こういう出だしながら(笑)、じつはこんな前フリは重要ではない展開になる。 
ポジティブ少女、風浦可符香は人物図鑑の一人にすぎない。
 
さて、キャラ紹介をしていく。
このキャラ紹介の画像の多さだけでどこかからクレームが来そうだ。(だって、仕方がない。こういう論法でレビューするのがいちばん分かり易いんだもん(汗)。)
~権利者からクレームがついたら「全削除させていただきます」(泣笑)ということで、とりあえず、ご紹介。 
 
ひきこもり少女、小森霧(こもり きり→こもりっきり)
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潔癖ロジック少女、木津千里(きつ ちり→きっちり)
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ストーカー少女、常月まとい(つねつき まとい→常に付きまとい)
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帰国子女で性格がバイリンガル、木村カエレ(和風性格になると「木村楓」)
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絶望先生と木村カエレが早速トラブル。(投身自殺を結果的に止めたのだが)
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不可抗力のパンチラ(チラではなく全開です)
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「告訴しま~す!。」「これは完全なるセクハラで~す!。」
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被DV疑惑少女、小節あびる(こぶし あびる)。この子の名前の由来が私には不明。
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不法入国少女(?)、関内・マリア・太郎(せきうつ マリア たろう)
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腐女子、 藤吉晴美(ふじよし はるみ)
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メール依存少女、音無芽留(おとなし める)~「メールでは毒舌」系。
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めるちゃんと木村カエレのバトル。
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さっそくパンツ見せキャラ本領発揮。
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この場合、カエレさんの方が気の毒っぽい(笑)。
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新井智恵先生(つかみどころのない性格)。大人のショートヘアーが私の好み。
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智恵先生のパンチラ・サービスもあった。(あと何故か小森霧との行水シーンとか。)
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ことほどさように、個性豊かなキャラクターのオンパレード。(キャラが多くて紹介しきれない。三珠真夜(見たままよ)とか、日塔奈美(人並み)とか。)

 
そのキャラクターの設定そのものがステレオ・タイプだし、それ自体が時事ネタや批評論調、ツッコミ、ギャグになっている。
 
テレビアニメの第一期では、その個々のキャラクター紹介編に、エピソードの尺がしっかりとあてられていて、そういうアプローチや展開だけで、非情に面白い。(ドラマチックなストーリーなどはない。要はコメディだから。)
     
食わず嫌いをしている人ほど、意外とハマるかも、です。
   
スカート、ヒラヒラとか、軽い露出とか、脈絡のない刹那的なサービスシーンもけっこうある。
絵柄が上品なので本スジとは関係ないが、とてもエロチックだ。ツッコミだけだと殺伐とするから、エロチシズムも何となく緩和剤にもなっている。これは監督の趣味かも。
 
かなり、「毒」のある時事批評ネタが多いようで、突き刺さるようなイヤな感覚が突出するわけではなく、むしろ妙に、「うふふっ」と笑って発散してしまう清々しさはなんだろうか?。(清々しいと書いてしまっては語弊があるかもしれない。)
 
でも、なんとなく、美少女がてんこもりで、糸色先生はパッと見、様子の良い青年なので、いつの間にか女生徒たちのベクトルが糸色先生に向けられている感じもなきにしもあらず。
 
全編のBGMや、オープニング・テーマやエンディング・テーマの歌などもいい。
        
アニメ版の第一期は、私は傑作だと思います。     
(でも、やはり好みの別れる作風やテンションではあるのかな?。)
              
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2009-01-30 01:56 | Comments(4)

アニメ『さよなら絶望先生』

アニメ『さよなら絶望先生』という作品。
 
独特である。
 
タイトルもそうだが、劇中の主人公の所謂「決め台詞」~『絶望した!』と、魂の叫びを繰り返すフレーズは一時期に流行ったらしい。(私は当時には全く知らなかった。)

久米田康治先生の原作漫画は、(第31回)講談社漫画賞少年部門を受賞している。
 
えらい作品を私は見落としていたものだ。
遅ればせながら見てハマった。
 
面白い!!。
 
原作もアニメ版もとんでもない内容の作品である。テレビ放送当時のオープニングが何度か変化したが、メインタイトルになったオープニングが、なんともキッチュ(kitsch)。
 
こんな感じ。
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子供が見て分かる洒落や内容ではない(笑)。
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敗戦後の日本の大衆文化にあったカストリ雑誌調の画風が並ぶ。
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カストリ雑誌というのは、
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カストリ酒(粗悪な酒)にちなむ。~3合飲むと、そのキョーレツさに潰れてしまう酒。(3号くらいの刊行で潰れてしまう風俗雑誌が当時乱立した。)そういうものに揶揄されてカストリ誌と名付けられた説があるようだ。そういうエロスが、今どきのキャラ絵と合体させることで妙に新鮮味がある。そこまで古いとかえって新しい!という好例である。

昭和中期のエロチシズムが、アニメ版では異様にお洒落に見える。
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このオープニングのノリは、アニメ版「新房昭之監督」の、手法(スタイル)らしい。
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冷静に見ればかなりアブナイ。
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作品の中身は、クールな突き放しでシリアスになることを回避しているが、実は題材がアブナすぎ。(全部、ギャグにしてかわしているのが凄い。)

が、ハマると中毒になる妙なエモーションがある。
作品の中身は、エモーションというよりカオス(混沌)なのだが、

アニメ版では、BGMに美しい旋律がフィーチャーされていて、これがまたもの凄く印象的。
 
本編の内容に関しては、機会があれば後日に触れますが。
    
こういう世界観を許容出来る人には、お薦めの快作である。
(これだけ、個性の強烈な作品、原作漫画なら編集者、アニメ化においては、メディア側の企画者に卓越した目線、選ぶ目があればこそ、の結実でもあるような気がする。)
                                                      
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2009-01-28 02:06 | Comments(8)

アニメ『一騎当千 Great Guardians』

アニメ『一騎当千 Great Guardians』
 
「Great Guardians」は、シリーズ第3期だそうである。
実は私はあまり、このシリーズを知らなかった。

(フィギュア界の方では、やたらと「一騎当千」アイテムが出るので、ガレージキット収集趣味のある私は、そちらの方でキャラクターだけ知っていた。)
 
見て、「なるほど」と思った。
 
何を成る程と思ったのか、あまり多くは語らない(笑)。
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オープニングから、こういう感じ。
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なかなかアート。
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パンチラとか多いが、
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地上波放送では、全て「光のエフェクト」で
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パンツは消されていました。(私見としてはパンツくらい「いいのに」と思う。)
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こちらの画像は全部ノーカット版の方です。(まぁ~、それにしても・・・)
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ずっ~と見ていくと、ホントにサービス過剰(笑)。
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動きの中の一瞬だけれど、露出が多い。すぐに破ける胸元♪。
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果敢に攻めつつ(こういうカットは良いね♪)
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パイン!とサービス(動画では、10分の1秒くらいのシーン)
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アレとか
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コレとか
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パンチラとか、・・・もう、ね。ホントに過剰でございます(笑)。
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そもそも関羽雲長さん、なぜ、そんなに百合(ゆり)なの?。(挙動が可愛いけど)
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VC:生天目仁美さん。私の好きな声優さん。(『苺ましまろ』の伸恵姉がいい。)
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ストーリーの方は、なんだか、これは、縦スジを見るアニメというより、サービスを楽しむ作品ですね。
 
それが、どう歓迎されるのかは、もう、視聴者に下駄を預けちゃいましょ。 

アニメの「絵柄」は綺麗で整っています。
欲を言えば、動画的に、・・・なんというか、「そう動くか!」とか、止め絵でも「そういうアングルで見せるのか」というような『驚き』がいまひとつ少ない・・・そんな感じかな?。
そういう「驚き」がもっと欲しいかな。(本編パートの方ね。)
 
むしろ、原作(塩崎雄二先生)の「絵」の方が、紙媒体の「止め絵」なのに、流線や効果線を駆使した大胆なアングルやラインの巧みさで、『よほど動感的ダイナミズム』がある。
これは見事だ。

動画ならば、それを超えてもらわないと。
格闘アニメだし、求める要素となると、そういうことになります。
  
ちなみに、私としては、エンディング・アニメが最高に好き。
 
アニメーター、巨匠、梅津 泰臣(うめつ やすおみ)さん。(本編、原画には参加していない。)
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私には、こちらが「本編」でございます。
  
梅津 泰臣さんの「絵」が好き。
この憧憬は、20数年前から変わらない。
               
いい「絵」だなぁ♪。
なにを描いても「梅津 泰臣」画伯のクォリティになる。
     
(「女子高生 GIRL'S HIGH」というアニメがあったけれど、あれもエンディング・アニメに惚れ込んだ。・・・なんのことはない、よく調べたら、あちらも『梅津 泰臣』様の演出、絵コンテ、原画作品だったのだ。)   
     
巨匠のお仕事は、素晴らしい。      
  
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2009-01-25 07:36 | Comments(2)

アニメ『CLANNAD ~After Story~』坂の途中

アニメ『CLANNAD ~After Story~』
 
すでに今夜で14話目。
 
そう。
関西では、相変わらず関東圏より一週間以上は遅れて放送されている。
 
関東圏では15話目が放送されたはずだ。

2クールだとしても、そろそろシリーズ全体の佳境に入りはじめている予感。
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ヒロイン、渚のこの笑顔が、もう、たまらなく胸に来る。
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だってね。京アニの「Key作品シリーズ」は、オープニング・アニメ自体がドラマのダイジェストというか、予告になっているからだ。
 
しかも、よく聴けば、オープニング・テーマの歌詞が既に「意味深」というより、ドラマの内容をかなりストレートに語ってしまっている気がする。
 
♪君だけが過ぎ去った坂の途中は

♪暖かな日だまりが いくつもできてた

♪僕一人がここで優しい暖かさを思い返してる

 
これだけを聴いても、もうね。涙だよ。私は。

「坂」は「人生」だし、「君だけが」だなんて、誰が過ぎ去ってしまうというのだ・・・。
明らかじゃないか(泣)。

それにオープニングに一瞬出てくるこのショットはなんでしょうか。
第一期で菜の花畑を駆け抜けていた幼女と、右側の背中は髪型とリボンから、
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あの、人事不省なハズの「伊吹風子」ちゃんだと分かってしまう。
  
・・・もの凄い展開が待っていそう。
 
思い返せば、第二期の第1話は楽しいエピソードだった。
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食卓の風景。みそ汁の、なんてまぁ、美味しそうなリアルな描写。
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ヒロイン渚以外には、VC(声優):桑島法子さんのこの子、
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坂上 智代(さかがみ ともよ)さんが好き。
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この回は活躍しているようで、お茶目だった(笑)。
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
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あぁ、渚ちゃん。こういう笑顔の描写をされるほど、私は辛い。
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そんでもって今夜、関西で放送されたばかりの第14話「新しい家族」。
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広報と言うよりイジワルで、地上波放送には先週からアナログの文字が右肩に入るようになった。地上波のエアチェック派には邪魔だ。「イジワル」でしかない(泣笑)。
※そういうイジワルは加工で消す。
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「私と朋也君は夫婦ですから、その、Hなことも、しちゃってます!!!。」
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そうして、毎回のエンディングのこの元気な女の子がたぶん、
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朋也と渚の子供、『汐』(「なぎさ」と書いて「うしお」)ちゃんだということくらいは、どんなに情報をオミットしようとしても入ってきてしまう。
   
でも、肝心要の詳細は知らないままで視聴を続けています。
   
う~~~~~ん。
 
これだけ丁寧な仕事。
やっぱり、これは凄い作品になりそうだ。
     
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2009-01-23 03:07 | Comments(6)

『魔娘』ティケ(Tyche)・フィギュア

『魔娘』ティケ(Tyche)・フィギュア             
    
これは、造型師「蒼龍」氏が作ってくれた私の漫画のキャラのフィギュアだ。
 
拙作「ヘルマドンナ」(講談社刊)で最初にコミックス化された、第3巻に登場している魔物キャラである。
 
完成品だったのだが、なんか、バラバラになった状態で造型氏ご本人から届けられた。
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「妖精バラバラ事件」。
 
このフィギュア、ワンフェスやスーフェス、ジャフコンなどのイベントで個人ブースから販売された時は、雑誌の取材にもあっている。
 
※「メガストア」(電脳美少女ゲーム専門誌、3Dのレビューも積極的だった。)~「メガストア」さんはコミックも出していますね。
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↑ ガレージキットに興味のある人なら、こういうキットと同時期頃と言えば
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『魔娘ティケ・フィギュア』がイベントに登場していた時期が、なんとなく伝わるかも・・・。
 
どちらにしても、かなり以前のことである。
       
さて、蒼龍さんとの会話に話を戻す。
「実家で、知らないうちに落下して破損していました(汗)。」
「補修し直そうかとも思いましたが、多忙でそれも出来ません。」
「こんな状態ですが、原口さんご入り用でしょうか?。」
と連絡をくれたので、「私が補修します。頂戴♪。」と返事して譲っていただいた。

「蒼龍」氏はプロ造形師としてメーカーにフィギュアを提供していた時期もあったほどの腕前だが、彼には誠に堅実なエンジニアとしての本業があったので、「造形師として立つ!」なんて感じに自由業にはならなかった。(きわめて賢明です(笑)。)
 
造形は、あくまでも素敵な趣味の領域と心得ていた人だった。
 
今は妻子持ち。可愛いお子様もすくすくと成長なさっておられる。
堅実な会社員だ。(きっと今頃は重要なポジションにおられるのだろう。)

「蒼龍」氏は、もう今は造形には関わっておられないご様子。
「創作意欲があって、何かを創っては、イベントにも積極的に仲間と参加した若かりし頃」というのは、良い思い出となっていらっしゃるようだ。
 
どういうわけか、彼が「造形師魂真っ盛り」な頃に、私のコミックに興味を持っていただき、続けざまに3体ほど、私の漫画キャラの立体化をしてくれた。
本当に有り難うございました。
フィギュアが好きなので、嬉しかったです!。
 
それぞれのキャラのキット(イベントでも販売されたもの)が、今も私の手元に販売品とは別に10個ずつくらい譲っていただいて保管してある。

実は私は『魔娘ティケ・フィギュア』はキット状態のまま完成させていなかった。
妖精を彷彿とさせる4枚の羽根の取り付け方や、キットとして組立も塗装も「そこそこ技術の要る」中級者以上向きのキットだからである。
(このキャラ、「妖精羽根」があるからと言って、ティンカーベルみたいなマイクロ・キャラではなく、普通に身長156cmくらいはある、等身大の女の子キャラなのだ。)
 
「蒼龍」氏の塗装もいい味を出していて、顔なんか、1/8スケールの割には、鼻は昨今の萌えキャラにありがちな、「ちょっぴり隆起した尖った鼻(記号的な造形)」ではなく、なんとなく可愛い鼻の穴まで上品に感じられる、リアルな作りになっている。 
 
ただ、塗装は経年褪色しているし、基本、肌色や甲殻プロテクター辺りはグラデーションのない単色塗りでちょっと淡泊な感じ。それに肌色も白くなっていらっしゃる。(髪の塗装は凝っていて、バストの艶ありパール塗装は素敵だ。)
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なので、この際、「ティケ」の補修ついでに、もとの「塗り」を生かしながら、私の流儀でリペイントしてみよう。
 
オリジナルの塗装を完全にリセットしないで、「プラス」する感じなので、今の私の絵柄とも、少し違う。どちらかというと、あの頃を意識して塗る。
 
こんな感じ?。肌色の彩度をUPして、目は上下睫毛の輪郭の描き足しをして、
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髪にはパール塗装で「ツヤツヤ」てかる感じにする。
頬のマーキングの色もピンクに変更した。
口元も牙が分かるようにはっきりと塗装。
 
もとの造形が良いので、なかなかにサマになる。
 
ポージングの安直さは、当時に依頼されて描いた、私のフィギュア用のデザインが悪い。
アマチュアのディーラーさんに高度なものを要求しては酷だと思って、テーマ性のない簡単なデザインにしてしまった。
 
出来た造形を見た当時、これなら、もっと艶めかしい女性的なポージングを要求しても、蒼龍さんは応えてくれていたのではないかな?と、今さらながらに思っている。
 
~~~~~~       
 
新作は、新鮮で大胆なアプローチになることを良しとするが、どこかしら過去作品へのオマージュは繰り返し、なんらかの形で、そこかしこの要素に再生産されていたりするものだ。
 
コミックもフィギュアも同様です。        
    
私は造形氏「蒼龍」さんのファンでもありました。
で、自分のキャラだし、「私が、塗れば・・・」というアプローチも「あり」かと。
  
止まってしまうものなんて、クリエイターの世界にはありません。
               
作る気持があれば、いくらでも新鮮な命は吹き込められます。    
              
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2009-01-18 21:27 | Comments(8)

アニメ『ミチコとハッチン』

アニメ『ミチコとハッチン』、現在テレビで放送中である。
 
かなり尖っている内容だ。
 
マングローブ作品。(この制作グループは、こういう先鋭的なアニメを好んで作っている。)
『サムライチャンプルー』とか 『エルゴプラクシー』も同じ制作会社の作品。

・・・ 『エルゴプラクシー(Ergo Proxy)』に至っては、精緻なイラスト・クォリティの「絵」が、なめらかに動画しているので舌を巻いてしまう。(ヒロイン、リル・メイヤーのクールな格好良さなんか、超、私好み!。なんという画力!。ただし、ドラマの雰囲気、スタンス、その「とっつきにくさ」というか、孤高のグレードっぷりは尋常ではない。・・・これは視聴者を選びすぎる。)
 
『ミチコとハッチン』も、アニメのクォリティはテレビ作品としては凄い。
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しかも、『エルゴプラクシー』などに比べると、はるかにとっつきやすく感じられた。
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但し、当初に期待させられたハリウッド映画の「ロードムービー」的なノリからは、話数を重ねるごとに乖離していく。(というか、ノリが良さげに見えて、話の帰結するところがあまりにも陰鬱なのである。)
 
最初の(陰鬱さ)マックスは第4話のシナリオだった。
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それなりに景気の良さそうな酒場。
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ショーガールのペペが魅力的。(に、見えた。そういう話ではなかったのだが。)
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ミチコ(VC:真木よう子さん)
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その二人に突っ込むハッチン(VC:大後寿々花さん)【右端、これでも女の子】
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ペペ・リマとハッチンの会話の中に何かが展開しかけて、
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ここまでのノリは大変に楽しい内容だった。
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でも、ペペ・リマの情婦姿の二面性や
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実はミチコとの対比にされているらしい彼女の演出が「?」でして・・・。
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この二人の姉妹を殺す必要があったのか?、この話は。
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誠に、この話数が終わると非道い虚無感に襲われる。
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ラストが本当に非道い。
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これは、なんだろうか?。
(このラストに至る「ミチコ」の絡み方や挙動、心理、言い訳も、不可解でがっかり。)
率直に言って大鬱になる。
 
どなたかの(この話数の)ブログ感想で、同じように銃を構えても、前半で「ラテン系の能書きばかり並べて、ミチコを撃てない(撃つ気のない)、ギャング団の小狡い大人のボス」と、ラストで「無言(完全なるディスコミニュケーション)のまま、ぺぺをいきなり撃つギャング団の使い走り~ストリート・チルドレンたちのトリガーの軽さ」の対比が凄い、などと妙な演出の凝り方を褒めていたが、そこ(そういう演出の凝り方は)、褒める所と違うし・・・。
 
私が放送(シリーズ)の完了していない作品に触れて、少しネガティブな感想を書くのは珍しいケースだ。

・・・それは、技巧やセンスは群を抜いて素晴らしいのに、毎回のシナリオや演出に共感出来ないもどかしさが多々あるからだ。
 
でも、どこかで「ミチコ=絶対自由に生きるセクシー・ディーバ」と冠しているフレーズを堪能させてくれる展開に、いつかなるのだろうな、と期待しながら見ていこうとしているのだが。
         
その後の展開も、どんどんナーバスになっていく。
(キャラクターのやらかすことの深刻さに比べて、その酷薄さを演出するところの「声優陣」の仕事が・・・、いやはや、なんとも。・・・いわゆる、本職の声優さんたちではないし。)
       
・・・・・・・・・・・・・・私は悩んでいる。
   
イヤなら見なければいいのだが、見てしまうのだ、このアニメ(笑)。 
 
完全に興味のないジャンルのアニメ作品ならスルーで良いのだが、「いいのになぁ」と思えるファクターも多いから始末に悪い。
色々と勿体ないというか、なんというか。
      
なにせ凄いのである!。
動画センスや「絵」の魅力は!。
                    
どうにかエンディングまでに、私に謝らせて欲しい。 
        
「馬鹿な途中感想を述べてしまいました。」と。

Michiko to hatchin opening  
 


阪神大震災から今日で丸14年。

午前5時46分。 
 
黙祷。  
 
・・・15年目に入った。
 
あの時、
 
なにもかもが押し潰された。
 
延々と町が燃えました。
 
大地が割れていました。
 
見慣れた町並みが、異形な光景になっていた。

この目で見た。場所によってはイヤな臭いもあった。
 
水が出なかった。ガスは真っ先に止められた。
 
1ヶ月、2ヶ月。
 
冬空に空気が乾いて寒かった。

火災のなかった場所の空気は澄んでいるのに、何かが澱んでいた。
 
どーん!、という大きな余震が何日も何日も何十回も続いて・・・とても、怯えた。
 
あの時、1995年頃は、テレビアニメでは「新世紀エヴァンゲリオン」が放送された年だし、怪獣好きの私には、「平成ガメラ映画」の第一作目が公開されていた年である。
       
でも、当時は神戸市在住の私には全くそういうものが見られなかった。
というか知らなかった。
そんなものどころではなかった。       
    
数年あとで、それらの作品の面白さを知った。
 
後年、おおいに楽しんだ。(エヴァは終盤、明らかに「?」だったけれど。現在、ポジティブな方向で劇場版が仕切直されているようで、なによりである。)            
                                 
実は、娯楽、エンターテイメントというのは、本当の被災地や戦火の下にあるリアルタイムの住民の前では「無力」なのである。
 
見事なまでに「無力」なのです。
    
私がネガティブな作品を昔以上に嫌うのは、そういうことである。
  
(要素や問題として「ネガティブ」なものがあるのは一向に構わない。カタルシスだし、ドラマチックだし。・・・でも、受け皿やフォローが出来ていない作品。総論としてのエンディングまでに救いのない作品はダメです。)
                                                
                            
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2009-01-17 04:55 | Comments(6)

なんだ、なんだ、この寒さはっ

部屋の中にいても、
 
ゴミ出しに早朝、外に出ても、

日中や夜、

所用で外出しても、
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なんだ、これ、(こんな感じ ↑ )
 
という寒さが、一昨日から続きます。
 
神戸でも、
 
珍しく『雪』が降ったりしました。
 
あうう・・・。
 
ちゃむい。
            
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2009-01-14 05:50 | Comments(10)

アニメ『アイドルマスター/XENOGLOSSIA(ゼノグラシア)』

アニメ『アイドルマスター/XENOGLOSSIA(ゼノグラシア)』

サンライズのテレビアニメ、2007年度、全26話。

「アイドルマスター」というのは、そういうアイドル育成ゲームみたいな原作がある。
だから、そのアニメ化なんだと思っていた。
マスメディアと女の子たちの青春ものだと・・・。

だから、あのゲームの「アイドルマスター」?と思って騙されて見ていると、
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タレント・オーディションみたいな導入部があるからその気になるし。
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実際、地方の各地からオーディションに合格した女の子達が上京してくる。
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ところが、「アイドル」(!)という名称の"人型メカ"が登場して、
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女の子達は、そのロボ・メカに乗り込む「マスター」要員だと判明。
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視聴者もヒロイン同様に騙される(笑)。そこへ敵メカも登場。
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なしくずし的に、メカバトル・イベント炸裂である。
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しかしながら、メカバトル以外には、「着ぐるみ芸人娘」が登場したり、
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ルーティーンなサービスで、女の子達の水着イベントの話数もある。
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なんとなく、女子学園ものや、コミカルな要素も多くて貪欲すぎる内容。
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お決まりの『巨乳』VS『貧乳(もしくは普通の乳)』イベントもある。
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「おっぱい」ネタを美少女アニメは避けて通ってはいけないのである(笑)。
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この話数以外にも、女の子達の入浴シーンや着替えシーンは多かった。

そんな、「狙い要素」見え見えの展開から、ずいぶんと脳天気なシナリオを予想するし、途中までのノリは当たらずとも遠からずな内容だったが・・・、ところが!、最終話に向けた後半の展開が、妙なテンションで盛り上がってくるのだ。
 
いつの間にか、かなり本格的な「熱血感動バトル・アニメ」に変質していって、あの名作(?)「トップをねらえ!」の最終話を彷彿とさせるようなクライマックス(感動編)になっていくのである。

最終話を見る前には、主要キャラの女の子たちが「わぁ、何人生き残ってくれるんだろうか・・・」というハラハラな展開になってくる。(敵キャラも含めて、最終話前には既に何人か死んじゃってるし・・・。)
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最終話のタイトルは意味深。
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劇中で登場人物たちによって語られる台詞に『最初のペンギン』というフレーズがある。それの意味する所を私は知らなかった。
「最初のペンギン( first penguin)」~ "不確実性の海へ"。
そういう、言葉があるそうなのである。
つまり「最初に(鳥なのに、空ではなく、よりリスクのある)海に飛び込んだペンギン」とは「勇気ある者」の例えという話。
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ヒロインたちは「最初のペンギン」だったのだ。
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最終話は、壮絶である。
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・・・・あ~、みんなが・・・。
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ネタばれになるから書けない。
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この娘のことも詳しくは語れない。
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
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ラストは、もう素直に泣ける人もいるかも。
(この感動の尺度は、見る人のコンディションや、テンションによって変化するから、さほど強引に「感動作品です」とは、私は言明はしません。)
 
ただ、好感は持った。
 
たまに、アニメの長尺のシリーズ作品によっては、エンディングを見た後「今までの私の視聴に浪費した時間を返して!」と言いたくなるような、とんでもない虚無感にとらわれる作品も稀に存在するのだが、本作品『アイドルマスター/XENOGLOSSIA(ゼノグラシア)』は、良い意味で、視聴者を何度も裏切ってくれる、妙な作品である。
 
ここに紹介した要素が、お好きな人なら、ご覧になられて損はないかと・・・。
(圧倒的に、熱烈な推奨をするわけでもないけれど、私は楽しみました♪。) 
            
アイドルマスター XENOGLOSSIA - OP1
    
↓ シリーズ後半、ストーリーの深刻な展開に合わせて、オープニング・アニメが変わる。         
アイドルマスター XENOGLOSSIA - OP2 

アイドルマスター XENOGLOSSIA - ED
                      
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2009-01-11 20:36 | Comments(6)

アニメ『キディ・グレイド』(Kiddy Grade)

アニメ『キディ・グレイド』(Kiddy Grade)を、ちょいとレビュー。
 
2002年~2003年度の作品。全24話。
 
アニメのみならず、ラジオやコミック、そして小説などにもメディアミックスな展開をしている作品らしいが、そういう複雑なリンク内容には触れない。

アニメ版のみの簡単な感想。
 
お洒落なタイトル。
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ヒロインのふたり。他にも美少女、美女キャラてんこ盛りアニメです。
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パンチラの多いアニメでした。お好きな人には楽しめます。
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エクレール(VC:永田亮子さん)。三石 琴乃(みついし ことの)さんと混同してた。
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リュミエール(VC:平野綾さん)。後年の"ハルヒ"や"こなた"とは思えないキャラ。
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リュミエール平野さんは、おしとやかです。小さなお尻がプリチー♪。
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ガン・アクションやメカ・アクションも炸裂なSFアニメ。
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コスプレなどのサービスも多いし、色々と意図的に狙ってます。
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私は、リュミエール平野さんがお気に入りでした。
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ところがです!、ストーリー後半に登場するこのキャラはなんでしょうか。
※クリックすると、この画像のみ拡大します。↓
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それのみか、エクレールやリュミエールが大量発生。
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仮面を付けていますが、間違いなくみんなエクレールさん。
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さて、リュミエールは、あの独特な髪型を解くとこんな感じ。雰囲気変わる。
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で、これは前世(?)のエクレールさんの姿。・・・なんか、永い時を生きています。
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こちらは前世(?)のリュミエールさん。いくつもの姿を変えて生きているようです。
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このように、最初、ライト感覚な美少女SFアクションなんだと楽しんでいたら、途中から複雑なストーリー展開になって、混乱すること請け合いです。

なんにしても、「涼宮ハルヒの憂鬱」や「らき☆すた」のイメージが強烈に印象付けられた、声優、平野綾さんの"ほぼ、デビュー当時に近い"声や演技が楽しめます。

その、声優さんの声質や演技の意外性(今から考えると)に触れるならば、本当に吃驚するのは、「永遠の17歳」こと井上喜久子さんが、とんでもなく性格の悪いキャラで登場していたのが驚き。・・・本当に『ほわん』としたキャラが定着している井上喜久子さんが声をあてているだなんて、気がつかないです。
【右のキャラ】 ↓ 低い声で、性根が最悪なキャラ。
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アールヴ(VC:井上喜久子さん)。本当に、性格の良い所が皆無なキャラです。
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そういう事も承知して見ると、別な意味で面白いアニメかもしれません。

エンディング・アニメは女性のバック・ビューな魅力に注目しましょう。
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わたしは言うほど、ロリ・キャラ党ではないのですが・・・。
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リュミエールのキャラクターには(こういうバックビューも含めて)色気を感じました。
 
絵的な意味合いも含めて。

・・・但し、この片方縦ロール髪型のデザインのリュミエールに限るのですが・・・。他の転生姿のリュミちゃんでは萌えません。
前半の姿が良いです。(髪を解いてもいけません。)
片縦ロール、あのデザインは、ちょっと独特で大好きです。
(これは、エクレールさんも同様に前半に刷り込まれたキャラ・デザインが圧倒的に印象が強くて好感が持てるので、後半のデザインは、正直、どうも・・・。~OPアニメだと、後半の姿も格好良く見えるのだけれど、ちよっと後半の本編の方は作画レベルが低下気味なので・・・残念。)
 
ご覧になったことがない方で、美少女、アクション、SFが好きという人なら、楽しめる娯楽作品であると思います。              

kiddy grade op (Eng Subs) 未来の記憶~シリーズ前半 OP

kiddy grade op 未来の記憶~シリーズ後半 OP

ちなみに、「KIDDY GRADE 2」や「劇場版三部作」とかもあるそうで、「劇場版」はテレビシリーズ全24話の再編集なんだろうけれど、「KIDDY GRADE 2」は見ていないし、正体も不明なので気になります(汗)。
  
パイロットDVDとして1作目のあと出たのが、仮称「キディ・グレイド2」ということになっているということらしいし、訳が分かりません。『ウィキペディア(Wikipedia)』参照)
  
ちゃんとしたシリーズではなかったのでしょうか?。
      
                                       
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アニメ『奥さまは魔法少女』

アニメ『奥さまは魔法少女』のレビュー。

タイトルとかシチュエーションとか、アイデアは美味しさ満載なプロットなんです♪。
 
全13話、2005年度に放送。
 
オープニング曲とタイトル・アニメが素敵。
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けっこう何度も繰り返し聴きたくなる曲。
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ヒロインの嬉子(うれしこ)さん。27歳という設定。
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妙齢な美女の豊満な胸やお尻やら意図的な演出。
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変身シーンがエロい。サービス過剰気味(笑)。・・・過剰すぎて、ちょっと引く(笑)。
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「魔法少女」時代のコスチュームが、成熟した肉体にはムリがある(笑)。
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で、魔法少女としては適正年齢の少女が、この子、クルージェ12歳。
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後継者争いで新旧の魔法少女の対決構図。
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本来の縦スジは、嬉子の下宿人の彼との『恋』の行方なのだが・・・。
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嬉子が既婚者で、その旦那さんと別居中。そこに下宿人の青年(22歳)が絡むという設定は、かなりドラマチックなハズ。
 
ただ、シリーズを見ている途中や、キャラクター同士の感情の絡みやシナリオに、なんだか(いい意味での「じらし」ではない)ストレスを感じてしまうのです。
 
あくまでも私見ですけれど・・・。
 
クルージェ12歳の成長過程や、感情の変化を丁寧に拾う方が、なんとなく本筋としては正しいような気がしてしまって、嬉子さんのスタンスに共感しきれないのが辛い。
 
というのが、舞台となる(どう見ても、我々が暮らしているのと同じ、あるべき自然な町並みの)世界が、「ワンダーランド」という妙な名称が与えられていて(住民たちは勿論、そんなことは知らない)、それが、"魔法世界リルム"に管理された作り物の世界、という設定が「?」なんですよ。
 
この設定に納得出来ない限り、「管理人」という立場の魔法少女たちにも、そこに住む人々の生活感にも感情移入が出来なくて舌触りの悪さがぬぐえない。
       
「褒めておこう」が基本の私のレビューで、この大きな「?」は珍しいです。
  
たとえば、「涼宮ハルヒの憂鬱」では、ヒロインが”世界を創造した女神様”というキーワードを巧みなフィルターに使っています。
「ハルヒ」では、結局は何もかも煙に巻いて、見事に普遍的な「自分探し」や「青春の命題」に話をおとしている小気味よさがあります。
それを可能にしているのが、ヒロイン・ハルヒに(自分が神様だという)自意識がないという設定。
この「逃がし」は巧い。
それは即ち、自意識のない神様は、「ただの人間」なわけで、私たちと同じなんです。
  
ほら、私たち自身だって、私も皆さんも「主観の宇宙」しか見られない存在なんだから、即ち、自分が世界の中心なんだし、世界の中心なのに"ままならない日々の暮らし"に悶絶しているわけでしょ。

そういう存在意識が「いとおしい」し、「せつない」し、「さもありなん」と思えるわけです。
      
ところが、「世界を管理する意識」とか、「世界を創造したり、消滅させる力、意識」を自覚しているキャラクターの意識野なんて、理解出来ないし、したくもありません。
           
「奥さまは魔法少女」の「魔法世界リルム」の人々(もはや、造物主である限りは人ではないのですが)は、その管理人を自覚していて、操作も出来るという設定は甚だ面白くない。(不快という意味で。)
 
何かの記号や洒落ならいいけれど、その辺の設定は大まじめなんだから。困る(笑)。
(わがまま、気ままな「オリンパスの神々」という神々しさがあれば、いっそ諦めがつくけれど、リルムの評議会の老人たちや、その指導で動く魔法少女たちは性格の悪い、ただの等身大の生臭い人間なので・・・。)

「魔法世界リルム」にさえひっかからなければ、大変に面白く見られるアニメです。
                           
そりゃ、もう、キャラクター・デザインとか、相関図的な設定は魅力たっぷりなので♪。
(というか、「27歳の魔法少女」というアイデアは面白いので、「リルムの評議会」とか「管理人」という設定をとっぱらってリメイクしたら、突き抜けた娯楽作品が出来そうなんだけれど。)                                                
           
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