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アニメ『とある科学の超電磁砲(レールガン)』、ちょいレビュー その2

アニメ『とある科学の超電磁砲(レールガン)』
 
途中レビュー、その2です。
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ヒロインたちは学生で(高校生くらいの発育に見えるのだけれど、ドラマの中心になっているのは、みんな中学生だそうです)、基本、可愛い子ばかりなんだけれど。・・・仲がいいというか、百合っぽいというのか(笑)。
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そんな中で、大人な木山春生(きやま はるみ)というキャラクターが、なかなかに印象的です。
                     ↓
目つきがかなり悪いです。
目の下のクマがデフォルト状態になっている妙齢の美女というのも珍しい。
(いや、はっきり言って既に美人ではないし。・・・でも素地は美形なんだけどな。)
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そんな彼女が「脱ぐ」描写が何回かある。(なんで、こんな目クマの人がセクシー要員?(笑)。)
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自室でもない出先とか、喫茶店で、女性の羞恥を持ち合わせていないかのような脱ぎっぷりの挙動の数々。
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これには学生たちの方が面食らって怒ってしまう。
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「いや、起伏にとぼしい私の身体を見ても、(べつに)劣情を催す男性がいるとは・・・。」という彼女の意見は、なんの言い訳にもならない。
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それに、「絵的」には十分にエロく描かれているので、説得力もない。
 
話題は急展開しますが、私は御坂美琴(みさか みこと)ちゃんが気に入っている。
こういう、柄にないキャラも作ってみせる役者っぷりもあるし(笑)、
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黒子という、ヘンな「おねーさま萌え」している百合キャラも、自虐的で面白い。
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御坂美琴に関しては「御坂妹(みさかいもうと)~シスターズ」のエピソードで改めて機会を設けて触れるとして、「とある科学の~」では、アクション・シーンもなかなかのものだ。
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黒子って、そんなに男性目線から思い入れの出来る女子ではないのだけれど、いい役廻しで、アクションしながらテレポートするという能力を巧く使いこなしている。
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悪党と対峙するときの、獣的なこういう姿勢とアングルの描写は好きだ。
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女の子が四つん這いに前傾姿勢を取りながら、間合いを計って横移動、次のアクションを起こすというのはエキセントリック。
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今回、主にキャプチャーしているのは第8話のものだが、黒子大活躍の回だった。
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ちなみに、学園都市で起きている犯罪も、治安維持の印象が徹底していないことも、あの場所自体が色々な事が起きるのを想定しているような「巨大な実験場の様相」なのです。

「学園都市」の成り立ちが、そもそも、かなり非人道的な見地で出来ているようなのだ。

学生達が無邪気にはしゃいでいるのが描写の目線になっているのは、たぶんに作為的で、意図的でもあって、視聴者の目くらましになっている。
 
それは、実社会の私たちも、現在進行形で起きている世の中の闇社会に潜む悪意や、表社会でさえ不条理に生じているお隣さんの事件を知らずに、あるいは知ろうともしないで、概ね安穏と暮らしていることに重なっているのでしょう。
                
でも、だからこそ、このアニメの馴染みやすさというか、エンタメ性の株が上がっている感じがする。
 
こうした不条理を大上段に構えると、それはそれで(巧く演出できれば)面白い作品になるが、仰々しいのはしんどい(笑)。
                
仰々しいというのとはニュアンスが違うが、命の使い捨てっぷりが、凄かったのが、同じシリーズの前作「とある魔術の禁書目録」の『妹たち~シスターズ』のエピソードや、他作品では『ダーカー・ザン・ブラック』というアニメの命の使い捨てっぷりは半端ではない。しかも、(「ダーカー・ザン~」の方は)シナリオの進行の中で、追いつめられて煮詰められてという流れではなく、実にあっさりと、有無を言わさぬ力業なのだ。
            
アニメ、ぼんやり見ていると、テーマを見誤るものが増えています。   
 
「とある科学の~」は、これまでのところ楽しく見られていたが、♯11「木山せんせい」からターニング。ポイントを迎えている。   
     
お話が一段落したところで、いずれまた、レビューしたいと思っています。

                                                                                        
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2009-12-14 05:12 | アニメ | Comments(18)

アニメ『とある科学の超電磁砲(レールガン)』、ちょいレビュー

アニメ『とある科学の超電磁砲(レールガン)』
 
途中レビュー、その1です。
 
今期に放送中のテレビアニメシリーズでは、トップグループに入る(というか個人的にはトップクラス)のアニメではないでしょうか。
 
私、本作に関しては、アニメに惹かれて、原作コミックスまで購読しています。
(~こんな事は、珍しいことなのである。)
 
元の原作はライトノベルです。
(※ラノベ『とある魔術の禁書目録』(とあるまじゅつのインデックス)シリーズということになる。)

『とある科学の超電磁砲(とあるかがくのレールガン)』は、そのスピンオフ作品として、位置づけられています。

御坂美琴(みさか みこと)がメイン・ヒロインのストーリーであるが、青春群像劇(こう書くと、いささかオーバーに聞こえるが?)の要素もある。
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今回は、ユニークな描写の方をご紹介。
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いいですねー、スナックパック・タイプのかき氷も♪。私は皿盛り派ですが(笑)。
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この馴染み深い「かき氷屋のれん」と風鈴は、無敵の涼やかさです。
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イチゴ味というより、まんまイチゴが入っている豪華版ですね。
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本作の見所のひとつ、「女子の(百合的な)可愛らしさ(笑)」にポイントをあててレビュー。
(ちなみに本作は、キャラクターのデザインや動きが良ければ、美術もバッチリです。)
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「はい、あ~ん」の食べ比べ。こういう、女の子同士か、熱々カップルにしか出来にゃい。
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その様子にショックを受けている白井黒子(しらい くろこ)ちゃん。
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この二人は、御坂 美琴(みさか みこと【右】)と佐天 涙子(さてん るいこ【左】)ね。
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白井黒子は歪んだ情欲を同性に抱く女子です(笑)。
(※声/新井里美さんが、「コードギアス」のメイド咲世子さんと同じだとは思えない・・・。)
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「では、わたくしも・・・♪♪。」美琴を百合的に慕う黒子は『間接キス』を試みるが・・・。
「いや、あんた私と同じの頼んだじゃん」で一蹴。
美琴と佐天はイチゴ味とレモン味だったから食べ比べしていたのだ。
おねーさま追従の黒子は「おねーさまと同じものを(イチゴ)♪」と頼んでしまっていた。
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黒子、悶絶して自分の頭を大地ガイアにたたき付ける。何度も何度も(笑)。
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自らの不明を悔やむ愚かな女、それが黒子。
 
・・・最初、黒子の声優さんの声質なら、ああいう言い回しやトーンにしなくても(凄く粘着すぎる・・・)と感じていたが、今では馴れて、しっくりきています(笑)。

閑話休題(笑)。

ちょうど今、テレビのシリーズがクライマックスに突入していて、原作を知っている者にとっては(知っているのはコミックス版だけですが)、アニメ版のまとめ方に興味津々だ。
 
アニメの、♯11 「木山せんせい」は、かなり巧みなシナリオになっていた。
 
木山春生(きやま はるみ)というキャラクターが、相当にいい役所を演っている。      

もちろん、『とある魔術の~』の上条当麻(かみじょう とうま)もチョイ役で出てくる。
 
シナリオの深いところ、「きつい設定」は扇情的になるきらいはあるが(そうした、神経逆撫でにされる感じは『とある魔術の~』の方が、もっと顕著)、整合性はあって、ちゃんと感動出来るところにお話しが着地してくるのが見事だ。
 
巧い。
 
『とある科学の~』レビューは、その2につづく予定です♪。
                  
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2009-12-13 05:01 | アニメ | Comments(6)

アニメ『そらのおとしもの』~第10話/天使の旋律(ことば)の向かう先

アニメ『そらのおとしもの』~第10話/天使の旋律(ことば)の向かう先、のレビューです。
 
今回は、比較的簡単にご紹介。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
というか、いよいよ首を傾げたくなった話数で・・・。
 
サブタイトルがいつものように「あて字」が入る。
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文化祭イベントの回。
学園ものでは必ず入ってくる題材だけど、もっと面白くなったハズの「話」なのに・・・。
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というのも、エンジェロイド・ニンフと、「天上界」の主たちとの回想シーンが、これ、困った。
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・・・今回は、もう、詳しく具体的な内容の言及はしないでおきます。
 
単純に生理的にイヤな描写で、これは「作品テーマの重さ」でもないし「必要なシーン」でもなかったです。(いや、必要なんだろうけど、作劇としての発想や語り口が「幼い」としか言いようがない。)

でも、・・・原作にちゃんと存在する描写らしいのです。
 
誠に失礼ながら、アニメ・スタッフさんは、毎回の粋なエンディングで楽しませてくれているのだから、「原作改変を良しとしない」大原則にあっても、ここは「大胆にアニメ版ならではの演出のしどころではなかったのかな?」と思えてしまうシークェンスでした。

なんだか、テーマを小学生や幼児に質問された気分ですもの。 

命の与奪権に関しては、宗教的な解釈や論議にまで発展するテーマだけれど、エンターテイメントというフィールドにおいては、鑑賞者に「巧さ」を感じさせてくれなきゃ困ります(汗)。

『人は誰もみな、中2という翼を持っている。』
というのは、「そらおと」制作者の公式な惹句らしいのですが。
・・・これ、シナリオの内容が「中2病」状態でございますよ。

大切なテーマを「比喩の不味いエピソード」で問いかけられても、ただ、こちらは気まずいばかりでして・・・。
 
そんなわけで、ニンフが泣くシーンもエモーションが震えない。
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スベった感じ。
  
ニンフ絡みの妙なシーンの挿入があったばかりに、文化祭のステージ、主人公たちの「バンド演奏」も、良いエモーションにならない。
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ひとつ大きくコケると、ラストまでひきずっちゃった回でした。

エンディングは、エンディング用の主題歌のチョイスが、私のまるっきり分からない「歌」だったので、残念でした。申し訳ありません。(来生たかおさん&来生えつこさんの姉弟のお名前くらいは、よく存じ上げていますが、今回の「歌」は知らなかったのです。誠にすみません。)
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そうした歌のチョイスと、今回の本編とは、ほぼ関係なく(?)、エンディング・アニメが実写映画をパロディする『NG集』になっていたのはユニークでした。
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今回のシナリオではなかったら、それなりに受けたアイデアでしたが、なにせイヤな感触が、ずっ~と引きずったままで、修正が効かなかった回でございました。
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イカロスと智樹が手を重ねています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
原作のエピソードを途中で切って、まとめる感じになるのかな?。     
2クール目には突入しないでしょ?、どうなのかな?。

オープニング・アニメに出てきているこの女の子が、まだ登場していないのだけど・・・。
   
この子、誰ですか?。
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(キャラ・デザインはかなり好みなんです♪。)            
                  
う~ん。きつく記述しすぎたかな(汗笑)。
言えた立場でもないのですが・・・。 
                                           
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2009-12-11 10:03 | アニメ | Comments(14)

アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」第二期 最新作(第15話)来た。

よし。アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」第二期 最新作(第15話)が、今夜また来るぞ。
(※さきほど届いた、今朝の朝刊の番組表で確認した。) 
 
『エンドレスエイト』の4話目(15,500回目)なのは分かっている。
今期は時系列順の放送だから、そこをシャッフルしたりはしないだろう。
 
深夜 0:40 からだな。
ビデオの録画予約しておこう。(前時間にプロ野球中継とかがないから時間延長の心配もない♪)
 
感想は、またあとで♪。
(今夜「エンドレスエイト」エピソードが解決しなかった場合の『卓袱台返し』の準備は出来ている(笑)。)
   
(ノ ゚Д゚)ノ ==== ┻━━┻
 
もし、私の感想が ↑ だけしか載せてなかったら、「エンドレスエイト」がまたループのままだったと思ってちょーだい。
みなさま(笑)。
           


おお、時間通りに始まった。
現在、視聴中。
今回のループ・オープニングは『既視感』が、なんかホントにこれまで以上に繰り返し感・・・。
しかしながら「(4回目の)エンドレスエイト」タイトル以降、いまいち印象的なレイアウトの変化とかに出くわさない。
なんか弱い。
 
今宵こそ解決編なんだろーな?。
・・・いや。あれ?。
Aパートが終わった時点で、・・・レイアウトや演出が、これまでの同一シナリオの中でいちばん冴えない・・・、そんな感じがより一層強くなってきた。
「絵コンテ」的にも、「動画的なレベルとしても」、4回目を見させられるだけの・・・魅力がない。(前回までは、繰り返しを了解したとしても「演出力の魅力」があった。新鮮なアングルや、「いい絵」、微妙な場面解釈のヴァリエーションがあったのに。・・・今回はダメだぞ、これは・・・。)

なんか、悪い予感が。
  
わ、今回は長門が「15513回目」と言った!。
 
前回の次なら、15話目は「15500回目」のハズが、とんだ!。
 
け、結論はまたあとで。
           


見終わった私の感想 ↓
 
(ノ ゚Д゚)ノ ==== ┻━━┻

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・でした。
 
     


やっちゃったよ、京アニ・・・(汗)。 
      
なんで、こんなにハードルを上げたの?。
 
・・・第一期「ライブアライブ」並の傑作を「エンドレスエイト」完結編に持ってこないと、寛容な私でも納得出来ませんぞ・・・(汗)。
 
というか、今回、第15話目の担当をしたスタッフが可哀相だ。(ホントにハードルが高い。)
 
「演出的な魅力の薄さ(と誤解されかねない内容)」が12話~14話に比べて、繰り返しのマイナス因子ばかりに目がいく。
(※但し、京アニ「ハルヒ」だから、という注釈はつく。アニメ作品としてのクォリティは実は高いレベルを保っているのだが、不幸なことに"けれん味"と言う点で、今回は12話~14話よりも見劣りするのだ。それではいけないのである。)
 
同じシナリオを与えられても、ループのあとの話数になるほど、他の(先出の)スタッフの『脚色力』を(けれん味という点で)超えていかなければDVDで見直す値打ちがない。
 
こんな構成を考えた人(言い出しっぺは監督とは限らないが・・・。スタッフ総意?。)、15話目のスタッフに大変に気の毒なことをしたぞ。
 
というか、15話目のスタッフ、なんで、もっと「繰り返しなりの凄いもの」を(分かり易く)見せてくれなかったのでしょうか。
滅多に辛口なコメントはしない私ですが、今回は「非力な(と誤解されかねない)演出」の回だったかな~と思うのでした。
 
■でも、あまりにも15話目担当スタッフが不憫なので、何か「繰り返しなりの魅力のあるショットがないのか」、あとでキャプチャー画面は載せるよう試みる予定(笑)。 
  
はっきり言うけれど、「長門有希の気分を、視聴者も万分の一でも味合え」という論法は無意味だからだ。
  
(そもそも、例えば漫画家が連載漫画でこんな手法を使ったら即刻打ち切られてしまう(笑)。テレビシリーズ・アニメとしても、このあとの・・・DVDセールスの事を考えると蛮勇だなぁ。・・・新エピソードで12話割増分の中で、もっとたっぷりと描いて欲しい「エピソード」が他にはないのかしら?。私は(未読で)知らないのだけど、原作読了派のみなさんはどう思いますか?。「エンドレスエイト」だけで5話以上も消費していいものなの?。5話構成にしたいエピソードは他にあると思うのだが・・・。)
    
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

で、キャプチャー画面を載せてみた。
(・・・すると、あれほど「ダメじゃん」と思っていた15話に、なかなかの情報量が実は鏤(ちりば)められていることに気が付く。)
キャプションも付けてみた。
※私が抽出した画像を並べて見るだけでも、意図的な「何か」が見えてくる感じがする。これは、「褒めるべき糸口を捜そうとして見ていないと見落としてしまうような」シーンばかりだ。
と、なると、ダメ演出と言うより、マニアックすぎる演出で不親切!という見方も出来る(笑)。
カットバックで一瞬だけ挿入されているシーンが多いから、尚更に不親切なのだ。
これでは「サブミナル効果」だ。

私のアニメ視聴スタイルはフラットな気分でいつも見始める。
 
リズム感の良い作品は素直に入っていけるし、そうでもない作品は、何かがひっかかって「おや」と思える所まではボンヤリと見てしまう。
 
今回の「ハルヒ」は(妙な表現になるが)全体に色調の暗い「積乱雲と青空」が頻繁にフィーチャーされていた。
そして、飛行機(なんとなくオモチャのグライダーのイメージ)が空に浮かぶ。

・・・これ、ボンヤリと見てしまうと「繰り返しシーン」のルーティン・イベントに目を見張る描写が少しもないので、本当に「つまらなく」見てしまう。
普通に眺めてしまうと「15話、つまんねー。ループはもう勘弁してください。」と(視聴者は)なってしまう。
 
ここに並べたキャプチャー画面は、注意して見直したからこその抽出シーンだ。

空と雲と飛行機のイメージが、キョンの中で繰り返し登場する。
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タイトル「エンドレスエイト」は枠を回るような読み方に。背景はやはり空。
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市民プールでのハルヒのワンショット。
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空には入道雲と、こちらは本物の旅客機が遥か上空に飛んでいるショット。
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皆さん(理由が)お分かりのプールサイドの「つまらなさそうな長門有希」。
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・・・これはつまらないという表現では形容出来ない状態ですね。
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長門の様子を見て、『既視感』に固まるキョン。
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そしてビーチボールを持つハルヒ。ビーチボールに映っている夏の空。
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キョンがハルヒを座り位置から見上げると、入道雲と空が背景に。
(夏の演出ではなく、今回、濃いコントラストの青空と積乱雲は、なんだか湧き上がるキョンたちの疑念と不安の象徴として使われているように思われる。)
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SOS団集会による茶店のシーン。
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第12話ではストローでズコッと飲み干していたサイダーを、もはや長門は、
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一口も飲んではいない様子にキョンもいぶかしむ。
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だから長門に(また)別れ際に呼び止めてまで声をかけてみたくなった。
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振り向いて返事をする長門の様子は、疲れ切っている風にしか見えない。
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キョンの背景に沸き立つ入道雲は膨らむ疑念と不安の比喩。
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盆踊りイベントで長門が選ぶお面は、どんどんシュールなデザインになってくる。
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そしてSOS団のメンバー達が、「ループする夏」に気が付いて夜の集会。
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ミクルちゃんのTシャツの背中のプリント絵が「飛行機と入道雲」だ。
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古泉たちが語るハルヒのイメージにも入道雲と濃い青空。もはや不気味。
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背景の雲にグライダーが横切る。(なに?、このグライダーが象徴するものは)
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長門が口にした『今回は15,513回目』という数字に視聴者も驚く。
前話の15,499回目からいきなり跳んだ。・・・これは視聴者を欺くことに製作サイドがS気質になってる感さえある(笑)。こうなると、「300,000回目」と言うのも有りかな、と思う(汗)。
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8/30日のSOS団、夏休みラストの集会。
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ハルヒとこのまま別れてしまっては何も変わらない。
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さぁ、第15話目は、ある意味、ここからの1分ほどのシーンに集約されていた。
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去ろうとするハルヒに再三今回出てきていた「あの空と雲のイメージ」が重なる。
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ここからのキャプチャーは苦労している。カットバックなんてものではないからだ。
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キョンの中でフラッシュバックするこれらの光景は秒間2~3枚のスピードで切り替わる。どれもこれも過去に不安を掻き立てていたシーンばかり。
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そんな数秒間のフラッシュバックの中に、大事な情報を詰め込むとは。
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気付けと言う方が無理がある(汗)。
こうして静止画にして並べてみると分かるけれど、普通の視聴時には分からない。
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映画鑑賞イベントで、あのハルヒがスクリーンに食いついていた(ように見える)。
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スクリーンは恋愛もののようである。
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恋人たちのシルエット。
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入道雲とグライダーが恣意的に挿入される。(これはキョンのイメージか。)
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そして映画館観客席に同席していたハルヒの姿が、このカットバックには無い。
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スクリーンの恋人たちの背景は、海辺でもステンドライトでもない、あの『雲』。
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恋人たちの女性はハルヒの姿になっている!(しかも目線はこちら)
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キョンはフラッシュバックする意識の中で思わずスクリーンのハルヒに・・・
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手を差しのべるが、届かない。茫洋とした夏空の積乱雲があるのみ。
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クラフト・プレーンがその雲の海を上昇していく。
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高く、高く、どんどん高く、手の届かないところにまで遥かに・・・。
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はい。↑ ここまでが、1分間のフラッシュバックシーンの描写。
(わかんねーよ!、普通に見てたらこんなのっ。)

8/31、夏休み最終日。宿題は白紙。
前日、ハルヒを引き止める何のアイデアもなかったキョン。
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無意識に白紙のノートに鉛筆で走り書きした投げやりなキョンの心情。
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ね。なかなかに恣意的なショットが実は多かった15話目です。
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この飛行機の落書きは何かの意味を今後に成すのか?。

全てがリセットされるのなら、この「空と飛行機」のイメージも無意味になるのだが、何かの意味を繋げるものになるのだろうか?。
 
謎のまま次回につづく、である
                   
これらのショットが、(例えあざとく見られようとも)もっと印象深く焼き付けられるような工夫が欲しかった。
ルーティーン・イベントの消化に視聴者はうんざりしているのだから、「あ、これは新しい切り口」という所を、もうちょい親切にね♪。見せて欲しいのですよ。
 
この回の演出家さん、「はったり」をかますのが嫌いな人のようだが、あまりにもマニアックすぎる。
            


そんなことより、今夜から関西で始まった新作アニメ
『大正野球娘』♪。
これが、導入部で笑った。

   
若い若い視聴者には分からんだーろが、おじさんは笑った。
    
♪♪ラメちゃんたら ギッチョンチョンデ パイのパイのパイ ♪♪パリコと バナナで フライ フライ フライ♪♪♪♪
      
こんな(チョー古い)歌が、萌え系アニメで聴けるとは思わなかった。
アニメ声の声優さんの歌唱は、それはそれはラブリーでした。
       
今回の「ハルヒ」を見たあとの不快さが、かなり癒されました(笑)。
 
さて、
「懺・さよなら絶望先生」
「化物語」
「うみものがたり」
「CANAAN」
「かなめも」
「宙のまにまに」
「狼と香辛料II」
「大正野球娘」
「NEEDLESS」
「プリンセスラバー!」
「うみねこのなく頃」(←これだけ、私の趣味じゃない。)
等々、
面白い新作アニメが今季は揃ったような気がする。
 
とりわけ、「かなめも」。(身寄りのなくなった)健気な労働(をするであろう)女子中学生の話がツボです。
美少女ばかりの新聞配達所なんてあったら、それだけで顧客がとれそーだが(笑)。 
 
実際、現実の新聞勧誘はおじさま達ばかりが回ってくる。
あれ、儚げな美少女勧誘員にしたら少しは同情客が獲れると思うのですが・・・。       
                      
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2009-07-11 07:01 | アニメ | Comments(4)