しにがみのバラッド

アニメ『しにがみのバラッド』を見たのは少し以前のはなし。
 
当初はタイトルの印象から(例によって予備知識がなかったので)、なにか陰鬱な要素とかがあって重いはなしなら見たくないなぁ。・・・と、知人に紹介されたときにはすぐには見なかった。
 
ちょっと、こちらのテンションが「何見ても平気。刺激的なモノも大丈夫。」という気分になったときに、ようやく見た記憶がある。
 
見てみたら、これが予想に反して、なんともリリカルでメランコリック、そしてセンチメンタルな愛おしい内容だった。

でも哀しい要素はある。「しにがみ」の話なので「死」がテーマのひとつだからだ。
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「しにがみ」の女の子、モモ(ライセンスを持っていて提示する)。
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「死」について語ることは「生きる」ことが真のテーマになっている。
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ハラハラさせる描写はあるが・・・
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でも、この作品には過剰にエキセントリックなシーンはない。
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白い服、赤い靴を履いた「しにがみ」の女の子モモも出しゃばらない。
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自殺というか(事故というか)死んじゃって?から後悔するする女子高生。

しにがみモモは、寡黙キャラの範疇だし、いささか消極的なお節介屋さんではあるが、ものがたりの強引な牽引役ではない。ドラマは各話の登場人物達のストーリーである。モモは介添人にすぎない。
アニメ版のエピソードは全6話というショート・シリーズ。
6話のエピソードがあり、毎回、エピソードによって登場するキャラが変わる。一話完結の構成。

モモは「しにがみ」というより、人の魂に寄り添う天使のような優しさがある。(「天使というのは、体(てい)の良い死神のこと」というフレーズは、私が8年前の自分の漫画~『シスターヴァイス』でとあるキャラクターに語らせたセリフだ。なんだか、それを逆パターンにして具現化してくれたようなキャラでいい雰囲気。)
 
つまり、しにがみモモはMC的な役所といった感じ。そして『泣き虫』なんである。
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自然体で「生」や「死」について語られて、後味が良いシリーズだ。
(強いて言えば、6話だけでは物足りない。)
 
ライトノベルが原作だそうで、原作はもっとシリーズ展開しているそうだから、アニメも同じスタッフで続編を期待です。
(その場合、スタッフ・レベルは下げちゃいけません。・・・というか、そういうのは景気不景気や予算の都合で、その時のスタッフの力量の反映ではなくて、企画運営の政治的な問題で抗えない所があるんだろうなぁ。・・・前回にレビューした「GUNSLINGER GIRL 2」とかの例ね。この時のスタッフも、予算とかスケジュールとか、潤沢なゆとりがあればもっと力量発揮出来たのかもしれないね。舞台裏の事は分からないけれど・・・。)
 
しにがみのバラッド~OP
   
 
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2008-06-28 01:26 | Comments(0)

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