アニメ『彩雲国物語』

アニメ『彩雲国物語』第一期を見た。

「彩雲国」というのはいちおう、想像上の国で、まぁ、でもそのまんま中国の王朝時代のような国が舞台設定である。
 
声優、桑島法子さんがヒロインを演じていて、たいそう清々しいドラマでありました。
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ドラマの導入部から~しばらくの間の展開は、あの「後宮小説」とかのファンタジー・ノベルを、ちょっと想起させる展開。貧乏性が染みついたヒロインが(貴族とはいえ、実際に貧乏。「後宮小説」のヒロインは庶民であったが)、仮の正妃として後宮に入る設定とか。
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表情豊かで快活な女性~というか女の子、紅秀麗(こう しゅうれい)でVC(ヴォイス・キャスト)の桑島法子さんはハマっている適役♪。
でも、これは原作が少女向けライトノベル、及び、少女漫画ということらしい。
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従って、王、紫 劉輝(し りゅうき)をはじめ、いい男(いわゆるイケメン)ばかりが数多く登場する。
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で、どの男性陣も嫌味がない。
ヒロインのボディーガード役というか侍従のようなこの男性(家族のような存在)茈 静蘭(し せいらん)とか、
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こちらのピンクの長髪男性、琳 千夜(りん せんや)にいたっては、仇役に近い存在なれど(ネタばれがあるので深くは書かないが)、声優の子安武人さんの声がやたらと良くて印象的。
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ともあれ、そのイケメン男性陣が、兄役や保護者役のような役回りでありつつも、基本的にここに紹介した以外のもっと多数の男性陣全てからヒロインは「深く」愛されているという、少女漫画的というか、女性から見た男性の理想型パターンが目白押しで並べられている内容だ。

それが男の私にも清々しく見られるのは、ヒロインが可愛いということと、わりとすんなり冒頭の「後宮モノ」っぽい展開が一段落したあとは(このアニメが放送された同NHKにおいて、韓国ドラマで、日本国内においても大変なブームになった)、あの『宮廷女官 チャングムの誓い』のような縦軸要素が入ってくるのだ。
彩雲国初めての女性官吏(かんり)をヒロインが目指すという話になるのである。(チャングムは医女になり、高等な官位まで授けられた。)
そうしたドラマ展開が興味も惹くし、受け入れやすかったのである。

なぜなら、『宮廷女官 チャングムの誓い』が好きで、あのドラマのDVDを全話、3~4回は見なおしている私には、アニメ『彩雲国物語』も同様な趣があって大変に面白かったのだ。
 
(絵柄は爽やかだが、そのクォリティや動画的に特筆すべきような演出は取り立ててない。手堅いというか、安定はしている。特筆すべきは、主題歌が素晴らしく、劇中BGMなども良いという事かしら。キャラ立てやストーリーの見せ方が上手い。・・・但し、登場人物の名前が全部中国史劇に出てくるような名前なので、「絵」で見れば見分けがつくが、セリフで名前だけを聴いていると混乱すること請け合い。似たような名前も多いから、本当に覚えきれない。・・・そのうち「なんとなく」馴れてくるが・・・。)
  
アニメ『彩雲国物語』~OP 
  
さて、ここでピックアップしておきたいのは、声優、桑島法子さんである。

アニメ『彩雲国物語』を見る以前に、桑島法子さんの名前は知っていた。
 
それは、私のマイ・フェバリット・アニメ~『NOIR(ノワール)』において、夕叢霧香(ゆうむら きりか)役をやっていたからだ。
(まぁ、どちらかというとミレイユ・ブーケが好きなんですけれど。)
でも、夕叢霧香というのは大変に重要なキャラで、重要キャラなんだけど、声優としてのこの役どころは「寡黙キャラ」であったのだ。
 
その「寡黙キャラ」の抑えた演技の印象的だった桑島法子さんが、私には強く刷り込まれていたので、『彩雲国物語』の紅秀麗は弾けていて驚いた。(じつは、『NOIR』以前の桑島法子さんを、あまり知らない。・・・機動戦艦ナデシコのミスマル・ユリカ役を見ていないのだ。 )
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夕叢霧香(ゆうむら きりか)ちゃん。むずかしい名前だ。ふりがながないと読めないよ。
小説の当て字に馴れた私でも、「叢」という字は「くさむら」と読んでしまう。「くさ」を取って名前として読めるのか・・・。ふぅむ。
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それで、なんで、「猫」の画像をはさんだかというと、霧香ちゃんがあまりにセリフがないので、このエピソードの「猫」の鳴き声まで桑島法子さんは演じたらしい。
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そして、桑島法子さんと言えば、「二面性キャラ」を演じられる達者さがある。
霧香ちゃんも「黒霧香」に化けた。
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さらに驚くのは、桑島法子さんが声をあてていたと知っても、夕叢霧香とも紅秀麗とも一致しないのが、この『あずまんが大王』の神楽(かぐら)さんである。
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『あずまんが大王』もマイ・フェバリット・アニメなのだが、視聴し直しても、神楽さんが桑島法子さんということが繋がらない。
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「二面性キャラ」で、「たおやかさ」と「ブラック」の両方を使い分けるアニメ『BAMBOO BLADE』(バンブーブレード)の宮崎 都(みやざき みやこ)役は、桑島法子さんの演技の幅広さを強く印象付けられる。
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いやはや、声優さんというのはたいしたものだ。
 
桑島法子さんは秀でているVC(ヴォイス・キャスト)の一人だが、日本のアニメ声優陣の芸達者さは、アニメ文化の両翼の一翼だと言っても過言ではないほど力量が凄い。(もう片翼と本体はいわずもがなである。「作画~動画力」と「シナリオ~演出力」の凄さだ。)
で、この雄々しき(あるいは優美な)鳥が飛ぶには、大気や大空が必要で、それが音楽や、様々なエフェクトなんだろうと思う。
でも、やはり「役者=声優」の演技力だよね。
 
洋画などの日本語吹き替えもしかり。
 
それ以上にアニメ文化は、声優陣に支えられている。
 
日本のアニメ、洋画吹き替えの声優陣の演技力というものは、特化している。
真のスペシャリストだ。
 
今回は、桑島法子さんに注目してみましたが、声優さんの人物名鑑をやりはじめると、私は書痙になってしまう。
他の声優さんについては、またいずれ・・・♪。
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Commented by アニメ・マスター(笑) at 2008-06-16 12:30 x
アニメは体壊さない程度にお楽しみ下さい。(寝る時間削っちゃダメですよ。)
なおさすがに「ナデシコ」までは古すぎて、フォローしきれませんのであしからず。
Commented at 2008-06-17 01:31
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2008-06-17 07:53
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by PINKNUT_INC at 2008-06-17 07:58
アニメ・マスター様、書き込みサンクス♪。
いやぁ、お恥ずかしい。
仰ること、ごもっとも。
でもね、ついつい見てしまうのですよ。
いつもいつも嬉しく思っています。感謝♪。
Commented by 間地出 外吉 at 2008-06-18 11:19 x
原口先生の中国古典物の作品も見てみたいですね。ヘルマドンナや魔物な彼女たちはカバラがキーワードで、しゃがらで仏教がキーワードでしたので、次は中国古典の怪奇物などいかがでしょうか。
Commented by PINKNUT_INC at 2008-06-19 06:37
間地出 外吉様
ちょっと簡単には「中国怪奇譚」みたいな書籍を収拾したことはあるんですけどね。
歴史劇そのものは意外と詳しくないのですよ。(甥っ子は「コーエイ」のゲームにハマっていましたが。ああいうゲームもいまいち興味がなかったなぁ。)
和洋中、歴史ドラマや大河ドラマとかは、見る立場でなら案外、好きなんですよ。

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