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「Build the Millennium Falcon」74号、75号♪

 
海外版「Build the Millennium Falcon」の74号、75号の製作動画の様子。
 
海外の「うp主」もノッてきているようである。
このシリーズ、全巻100号完成予定として、もう3/4工程まで来ているわけですからね。
 
(一方、日本では1/4工程の25号刊行が、この6月下旬ということで。思えば、「まだまだ」とも言えるし、「いや、あっ」という間の半年だったとも言える。)

「Build the Millennium Falcon」~74号、75号♪
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「え、いまさら?」というピンセットの用意。(使ってる人は、コクピットの組み立て辺りから必要だったでしょうに・・・。)
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それだけ、今回は細かなパーツの接着作業とかがあるわけだ。
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いいね。この嘴パーツは、その後のSFXビークルのフォルムに影響を与えたものな。・・・と言うより、逆か。船首を二股にしたら「ファルコン」臭くなってしまってパクリっぽくなるから迂闊にはマネが出来なかったかな。
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つまり、同時にこれはファルコンのベスト・オンリーワン・スタイルだとも言える。
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「スタートレック」のエンタープライズ級船体のナセル・フォルム(動力部が2基、左右の空間に突き出している姿)がエンプラ・シリーズならではのものであるのと同様に。 

"銀河系最速のガラクタ"というフレーズをミレニアムファルコンの売りにしているが。
 
少なくとも『ミレニアムファルコン・ファン』はファルコンの姿を見て、「ガラクタ」という形容詞は微塵も連想はしない。
ディテールの複雑な描写はむしろ当時"革新的"であったし、ファントムメナスの"ナブー・ロイヤル・スターシップ"などの鏡面・流線型の"美しさ"は、かえって"とてもレトロな"造形に見えてしまうのだ。
ロイヤル・スターシップは飾り物としても、さほど欲しくはないのである。
「スターデストロイヤー」がでかくてもツルンツルンの鏡面で凹凸がない、ただの"宇宙に浮かぶ巨大な楔(くさび)"なら、シュールではあるが魅力の欠片もないことだろう。
そもそも劇場第一作目「新たなる希望」の、あの感動のオープニングシーンは歴史から消えてしまう。
「スターテズトロイヤー」は、あの複雑さでこそ素敵なのであり、「ミレニアムファルコン」はその素敵さを円盤型に集約した魅力があるのである。
そういうことだ。

なんと言っても「穴」が4個、デザイン的にも美しく開いていて内部の機械構造が垣間見えているというのが、これをして「ガラクタ」と言うなら、"美しすぎるガラクタ"だと言える。アナログ時計の内部が面白いように「そういう眺めが少し見える」というのは男子は好きなのだ。

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はは~ん。ここでピンセットが活躍するのね。
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考えてみれば、二対、船体の嘴上下、左右で8箇所、こういうパーツを作らねばならんのか。
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ちなみにこのうp主のウェザリング塗装、いつも汚いくらいにやりすぎなんですよ(笑)。
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おさまったら「絵」になるんですけどね。(これにパイプライン配管が、あとで出入りすることになる。)
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メタルフレームへの樹脂パーツのスクリュー止めなど、本当に合理的に構成されているよね。
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さて、
 
ここで取り出されたパーツが、分冊のごく初期のころの「コクピット部分」だ。 ↓
なんで、今になってまたここにアプローチするかというと・・・。
 
サードパーティのプロトタイプ?ギミックのオプション紹介を動画では始めていた。
(デアゴスティーニのオリジナル・キットには同梱されないものだろう、当然ながら。)
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少し前の船体下部の「照明キット」に引き続き、別の「電飾キットの登場」だ。バッテリーボックスと配線が出来上がっていて、スイッチでオンオフ操作が可能。
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オレンジ、赤、緑、白の、色々なLEDが仕込まれているキット。
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これをコクピット・パネルの計器類ライティングとして接続すると。
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LEDに明滅ギミックも仕込まれているので、電飾が一気に華やかになる。画像では仮組みに「緑」の明滅だけチェックしていたが、これが4~5種類からの色分けで、ランダムに明滅する仕掛けの「LEDキット」になっている。全種の色を接続すれば「映画の中のファルコン操縦席っぽい」雰囲気になることは明らかだ。
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いいですなぁ。日本でも適価で入手できるようにならないかね。こういう"照明キット"。 

 
こういうの、分冊キットが刊行された当初から「スキルの高い工作マニア」なら、とっくに独自のアイデアでディテールアップしていた部分だが、「あ、難しそう・・・。」とすぐには手が出せなかったファンも、ボックス化、システム化した状態で「照明キット」を提示してもらえるなら、ずっと組みし易くなる。
 
あとから"3rdパーティ"が、アイデア・アイテムを出してくれても、追加で組み込むことが出来る"キット構成(分解したり組み立てたり)"なのがデアゴスティーニ・ミレニアムファルコンの有難いところ。
 
ま、但し、こういうオプションパーツは、値も張るし、入手も苦労するのだろうけどね。
 
情報網を持っていて、「それなりの、お金さえ出せば」デコレーションアップが充実していくってのは、「趣味の世界も金次第かぁ」とはなりますね(笑)。
 
それでも、『しょせんは模型』程度。
乗用車や大型高級バイクにお金をかけるよりは、かわいいものなんですけどね。

「自家用車に金をかけるのは分かるけど、玩具に金をかけるのは分からん。」などということなかれ。
 
広義には、趣味人にとっては、(遊べるもの、情熱を注げるものという意味での)価値観としては同等なんですよ。
 
  

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2016-06-13 20:55 | ミレニアムファルコン

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