「Build the Millennium Falcon」74号、75号♪
2016年 06月 13日
海外版「Build the Millennium Falcon」の74号、75号の製作動画の様子。
海外の「うp主」もノッてきているようである。
このシリーズ、全巻100号完成予定として、もう3/4工程まで来ているわけですからね。
(一方、日本では1/4工程の25号刊行が、この6月下旬ということで。思えば、「まだまだ」とも言えるし、「いや、あっ」という間の半年だったとも言える。)
「Build the Millennium Falcon」~74号、75号♪
"銀河系最速のガラクタ"というフレーズをミレニアムファルコンの売りにしているが。
少なくとも『ミレニアムファルコン・ファン』はファルコンの姿を見て、「ガラクタ」という形容詞は微塵も連想はしない。
ディテールの複雑な描写はむしろ当時"革新的"であったし、ファントムメナスの"ナブー・ロイヤル・スターシップ"などの鏡面・流線型の"美しさ"は、かえって"とてもレトロな"造形に見えてしまうのだ。
ロイヤル・スターシップは飾り物としても、さほど欲しくはないのである。
「スターデストロイヤー」がでかくてもツルンツルンの鏡面で凹凸がない、ただの"宇宙に浮かぶ巨大な楔(くさび)"なら、シュールではあるが魅力の欠片もないことだろう。
そもそも劇場第一作目「新たなる希望」の、あの感動のオープニングシーンは歴史から消えてしまう。
「スターテズトロイヤー」は、あの複雑さでこそ素敵なのであり、「ミレニアムファルコン」はその素敵さを円盤型に集約した魅力があるのである。
そういうことだ。
なんと言っても「穴」が4個、デザイン的にも美しく開いていて内部の機械構造が垣間見えているというのが、これをして「ガラクタ」と言うなら、"美しすぎるガラクタ"だと言える。アナログ時計の内部が面白いように「そういう眺めが少し見える」というのは男子は好きなのだ。
ここで取り出されたパーツが、分冊のごく初期のころの「コクピット部分」だ。 ↓
なんで、今になってまたここにアプローチするかというと・・・。
サードパーティのプロトタイプ?ギミックのオプション紹介を動画では始めていた。
(デアゴスティーニのオリジナル・キットには同梱されないものだろう、当然ながら。)
こういうの、分冊キットが刊行された当初から「スキルの高い工作マニア」なら、とっくに独自のアイデアでディテールアップしていた部分だが、「あ、難しそう・・・。」とすぐには手が出せなかったファンも、ボックス化、システム化した状態で「照明キット」を提示してもらえるなら、ずっと組みし易くなる。
あとから"3rdパーティ"が、アイデア・アイテムを出してくれても、追加で組み込むことが出来る"キット構成(分解したり組み立てたり)"なのがデアゴスティーニ・ミレニアムファルコンの有難いところ。
ま、但し、こういうオプションパーツは、値も張るし、入手も苦労するのだろうけどね。
情報網を持っていて、「それなりの、お金さえ出せば」デコレーションアップが充実していくってのは、「趣味の世界も金次第かぁ」とはなりますね(笑)。
それでも、『しょせんは模型』程度。
乗用車や大型高級バイクにお金をかけるよりは、かわいいものなんですけどね。
「自家用車に金をかけるのは分かるけど、玩具に金をかけるのは分からん。」などということなかれ。
広義には、趣味人にとっては、(遊べるもの、情熱を注げるものという意味での)価値観としては同等なんですよ。
by PINKNUT_INC | 2016-06-13 20:55 | ミレニアムファルコン