「Build the Millennium Falcon」の船倉&通路のディテールアップ♪
2016年 06月 10日
海外版「Build the Millennium Falcon」の製作動画の件で、話題が前後するのだが。
言わば、今、日本の「週刊ミレニアムファルコン」の刊行号数が、この辺りのパーツの配布に現在、さしかかっているところだから触れてみる。
だが、しかし。
これは「真似出来ない類」の"スキル"が必要になる改造だ。
サードパーティから別売りされている「エッチングパーツ」を入手するくらいは、カスタムの想定内。
お見事。
この「通路の照明」に関しては、こういうキットがあるわけではない。
ひょっとしたら、業者が真似して作ってくれたら面白いくらいのものだが、上に並べたキャプチャー画像(製作動画からのカット)は、海外のマニア・モデラーさんの「お手製スクラッチ」による"仕掛けの追加"なのである。
さすがのマスターレプリカ社のミレニアムファルコン・レプリカにも、こんな仕掛けはない。
そもそも、追加も出来ない。
あの「レブリカ作品」は塗装済み完成品として発売され、その姿で文字通り『大完成』しているものだから、いじりようがない。
(やれたとして、外装パネルの塗装のレタッチくらいのものだ。それ以上のギミック追加は「蛮勇」になる。)
その点、「デアゴスティーニ・ミレニアムファルコン」は初鼻(はな)から「キット」なのである。
キットに用意された構成だけでストレートに組み上げても、かなり嬉しい出来上がりにはなるが(まぁ、外装のパネルに塗装を追加するのとか、ウェザリング塗装するのは、ある程度必要にはなっているようだけど)、やる気のある人、"スキルのある人"は、なんぼでも「凝りようがある」素材でもある。
そりゃあ、ここまでやれたら「堪能しきった」と公言できるよね。マニアとしては。
もっとも、普通は、
こうした"名人芸"にビビったり、打ちのめされたりしないで、「ストレート組み」をおおいに楽しめばいいと思いますよ。
"船体塗装"にチョッピリ凝るだけでも、かなり奥の深い分冊キットではあるから。
(世の中の男子は、みな「模型少年」であった時期があるだろうけど、私も含めた、ほとんどの「模型少年」たちは永遠に初級だからなぁ(笑)。)
この手の記事はね、出来る出来ないにかかわらず、巧い人のを「見せてもらうだけでも好物」なんですよ♪
by PINKNUT_INC | 2016-06-10 09:23 | ミレニアムファルコン