「フィギュアの魅力」ディフォルメとリアリティ♪

私はフィギュアが大好きだ。

ここで言う「フィギュア」とは、
→ figure ~「人形、人型の小さな造形物」 のことで、たぶん"和製英語"のようなものだ。
 
別に人形でなくても、何らかの「縮小造形物」、模型的なものは「フィギュア」と言えると思うのだけど、海外では「アクション・フィギュア(Action Figure)」と綴って成立するのだろうし、
たとえば鉄道模型は英語だと「model railroad」であり、ジオラマなどの情景再現の建造物は「ストラクチャー (structure)」と言う。
みんな呼び名はそれぞれあるが・・・。

日本においては今や「フィギュア」は『人形』のことでいい。
 
(「ドール」doll とはまた性格が違うし、棲み分けがあるような、ないような感じである。)
 
※フィギュアスケート(figure skating)も「figure(原義 : 形、図形)」だが、ここでは語らない。(てか、関係ない。)
 
で、「フィギュア」も色々なジャンルが国内においてありますが、猛威を振るっているのは「美少女フィギュア」でしょう。
国産の男性のヒーローキャラとかもなくはない。(チョコエッグやチョコQの動物ものもあったよねぇ。)
 
シェアを握るのが男性購買層・ファンが圧倒的なので「美少女キャラ」ものが多彩ということになる。
(一方で、「特撮もの・怪獣、怪人、宇宙人」のファン層もかなりな勢力なのだが、今回そっちには触れない。)
 
「ドール」の方は、女性のファン層が中心なのかな。
ビスクドール(海外)からの流れで、国内はボークス社において派生発展した「ドルフィー」っていうの。
・・・あれ、ドルフィーのアニメ・キャラ系では男性ファンも多いようだが、これも今回は触れない。
 
前置きが長い。
 
「フィギュア」の話と言っても、これだけ多種多様なのです。
 
でも、ざっくり言って、今いちばん元気な勢力が、
「美少女フィギュア」(アニメ、コミック、オリジナル系のキャラクター)、と、
「リアル・フィギュア」(ハリウッド映画系、リアル俳優のキャラクター)ということになってるんじゃないかと思う。

「美少女フィギュア」
※ほとんどが日本メーカー製の宣材写真をお借りしたもので「PVC完成品(or デコマス)」である。(但し、量産物としての工場はコストの関係でアジアに拠点があったりする。)
デフォルトな大きさは、1/8~1/6スケールサイズが中心。(例外もある。「1/12フィグマ」なんて最近は大した勢力だし、1/4とか1/2スケールサイズなんてのもある。)
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いずれも巣晴らしい。
デフォルメ系から、かなりリアルに寄せた感じのものまで、これはこれですべて"アート"だ。

「美少女フィギュア」と言っても、つい数年前までは「メーカー販売のガレージキット(パーツで揃えた未塗装、未完成)」を個人で組み立て製作して"完成品"にする仕様が基本だったが。
 
購買層にスキルを求めすぎて敷居が高かった。
 
これが、今や上の画像のような「出来上がった状態」で販売されるようになったのである。
(値段的にもガレージキット時代とそれほど変わらない。) 
  
そして、
「リアル・フィギュア」
※こちらは基本的にほとんどが海外ブランド、外国メーカーの意匠のもので、「香港」に拠点があったりする。米国拠点のものも、結局はアジアとのパートナーシップで成り立っている。
デフォルトな大きさは、1/6スケールサイズが中心。1/4スケールも増えてきた。(例外的に1/3スケールなんてのもあるが、1/1スケールに至ってはフィギュアではなく「実物レプリカ」となる。)

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基本的に、「実物(俳優)」そのまんまの造形だ。しかもサイズが1/6~1/4スケールで、この作り込みと再現度である。・・・唖然。バットモービルまで1/6で作っちゃうか。
しかし、画像を見ていてお気づきかもしれないが、「俳優系」は「女優さんもの」が少ない。少しは存在するが何か「男優」ほどには「女優」フィギュアの再現度が高くなくて、苦手っぽい。(今後、状況は変わるかもしれないが・・・。なぜだろう?)

 
キャラクターが映画の中の架空人物(キャラクター)というだけで、限りなく写実的で、「写実的」という意味では、もうかつてのローマ彫刻や歴史的な芸術家の「様式化」された彫刻作品とかを凌駕しちゃってる感さえある。そもそも「塗り」が凄い。「肌の質感」が半端ない。先述した「男優再現度>女優」になっちゃうのは、クセのある顔や、しわの多い顔の方が似せやすいのかも知れない。
 
こうして造形物の再現で見てみると、西洋人の顔立ちの"彫の深さ"ってのがとても際立つ。
 
加えて、ドールアイ的な「目の塗り」の工程は、正直、私が知りたいくらいだ。
ドールアイそのものも「手作業のレジンアイ」ってのも作り方はあるみたいで、個人のスキルでクリアコートするのと、マスプロ・メーカー製のとでは、どの辺に決定的な違いのあるのか正直よくわからない。
 
ただ、現状の日本の美少女キャラクター・フィギュアに使われている「アイプリント」とは流儀が全然違うし、アニメやコミックから立体化したデフォルメ・キャラにはドールアイは(いくら凄くても)馴染まない。
よほどリアルな方向にデザインを振ったキャラでないと、乖離(かいり)した感じになる。
二次元キャラは二次元的な意匠がマッチしていて、それは立体化する際でも、どこまでも「絵」的に破綻がないかどうかがテーマになるからだ。
ドルフィーにはドルフィーの魅力があるが、二次元キャラの立体化ということでは目指すところが違ってくる。(「なになにのキャラの」"コスプレをしているドルフィー"という感覚で見ると、たいそうそれが可愛らしい。「ドルフィーはドルフィーというキャラカテゴリーを確立している」ように私には感じられる。)
 
で、「ゆるキャラ」や「萌えキャラ」を本当に可愛く描ける人と、「リアルな人物画」を描ける人とは、イラストレーターにおいても、突き抜けたセンスとスキルで「両方とも一人で」やれるアーチストは稀である。
「やりたい、やりたくない」に関わらず「どちらかしか"やれない"」ものだ。
 
これは、どうも「立体物のアーチスト(スカルプター/造形師)」においても同じようで。
『デッサン力(りょく)』の流儀が違うので、得手不得手は各々のアーチストにもあるようだ。
 
さて、アニメやコミック・キャラの立体化と、劇映画キャラの(まんま俳優の)立体化とでは、購買層であるところのファン層も大きく変わってくるのか?。
 
じつは、リアルとデフォルメの両者は別々のファン層を持っているようで、「両方ともホビーとして、こよなく愛する」層だってある。
 
ジャンルを問わず、「優れたもの」なら「嬉しい」という価値観だ。
           
早い話が上に乗せた画像すべてのアイテムを所有することが出来たら、どんなにハッピーなことだろうか。
私なんかが、まさに「そういう人」だったりする。
 
「美少女系」と「リアル俳優系」、どちらが上か下かなんてあるハズがない。
どちらもこよなく素晴らしい!。

 
が、残念ながら、私は(上に紹介したような新しいものは)ほとんど持っていない(笑)。
 
財政的にも飾るスペース(所有するスペース)的にも、まぁ無理過ぎるので諦めるしかないが、世の中には「あ、それ全部持ってるわ♪。」なんて"御仁"がきっといたりなんかする。
うらやましい限りである。
(※お値段のことは今回はあまり触れずにおこう。ひとつ言えば、「リアルフィギュア系の縮小俳優さん達」に比べたら、「美少女さん達」の方がリーズナブルではある。「ホットトイズ」さんや「エンターベイ」さんのリアルフィギュアはお高い!。)
 
この手のアイテムは、古いものにも良いものはあるのだけれど・・・。
新しいものは技術的にも造形的にも、どんどん優れてきている。
 
(今回あまり触れなかったが、「figma」というアイテムには、またいずれ別記事で語ってみたい。)
 
ともあれ、まぁ、1体からでも、こういう"新しいアプローチによる素敵アイテム"が「欲しい」と思う人は少なくはないと思う。
 
そういう人は、高級な料理を堪能するためにそれなりのお店で使うお金より、あるいは「旅行」や「コンサート」に行くことより、1体の人形を手元に置くことに拘りたい人なわけだ。
 
逆に言えば、「そんな人形を"安くはないお金を出して"買うのが嬉しいのか?」と思う人には、さらさら理解されないホビーではある。 

なんとなく、購買層は男性が圧倒的なんだろうな。
ブログなんか拝見していても、女性ファンの記事や、「ホットトイズ」マニアの女の人、なんてのはあまり見かけないような気がする。
(ウェブで女性の発信した記事では、「ドルフィーのお迎え」の模様や「着替え写真」を愉しんでおられる方、あるいはバービー人形やリカちゃん人形の記事なら"ドール系の女性マニア"の声としてお見かけするが、この手のトイ、アイテム記事は、男性発信のものがやはり多い感じだ。)
 
なんで、こうも男は「オモチャ」や「模型」が好きなんだろうか。
 
「鉄子」(鉄道ファンの女子)が稀にいるように、「模子(もこ)」や「玩子(がんこ)」がいてもよさそうだが、すでに造語として、とりとめもなく字面がヘンなので"いない"ことに決定しているようだ。
『ガールズ&パンツァー』に出てくるような戦車系女子(とりわけ秋山 優花里(あきやま ゆかり)のようなキャラ)は、リアルではまずいない。(残念!)
        
なんにしても、ホビーは色々だし、それなりに高級な釣り道具や、ゴルフ、バイクや自動車、ブランドバッグに高級腕時計、果てはクルージングのためのヨットやボート、・・・小さな「人形」の対価など吹き飛ぶようなジャンルもあるわけで・・・。      
       
それは庶民と富裕層の差の問題だが。 
      
思えばその昔。
小学生の頃、友人にたいそうお金持ちのご子息がいた。
その子の家には大きな部屋いっぱいの「鉄道模型のジオラマ」があった。
 
レーシングカーのコースやら、ラジコン飛行機もあったりした。
 
その子自身のオモチャとして自由に遊んでいたし、少しは触らせてももらったが、そりゃ自由には触らせてはくれなかった。(リアル版「スネ夫」か(笑)。)

なんか、持てなかったものとしての憧憬は、大人になってからも引きずっているのかもしれないねぇ。
 
「玩具(オモチャ)」ってのは、それがアート性を持とうとも、歳を経て、手に入れられるかもしれない距離にきても尚、どこかしら「ほろ苦く」て「甘美」なままのものだね。
 
今回紹介したアイテムも、あるジャンルのものは高嶺の花のままだったりする。 
おまけに「肖像権」の問題、「著作権」の問題で限定販売(今や絶版)だったりしたものはプレミアムものだ。
 
こういうアイテムって、フィギュア化された"もとのアニメや映画"といった映像作品へのリスペクトや愛着が肝心でもある。
むしろ、そこがスタート地点か。
どれだけそうした映像作品が好きだったかで、このような縮小立体物への「欲しい度」も違う。
針の振れ方が「ちょっと触れたり」、「半端無いほど振り切れたり」色々である。 
 
私は最近、アニメ「ソードアート・オンライン」にハマったばかりなのでアスナのフィギュアくらいは欲しいかな。
・・・この程度だと、まだ「小並感」程度の渇望で済んでいるかな(笑)。
 
他には単純に「造形物として凄いから」欲しくなるものもありますね。
私なら(「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズには個人的にはさほど思いいれはないのだけれど)、リアル系のほうでは、ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)とか、アーノルド・シュワルツェネッガー(こっちは映画「T1」、「T2」に対するファン心理から)が凄ぇなと思う。

みなさんも、どれかひとつくらい「欲しい」と思えるものありますか?。
  
 
    
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Commented by ざんぶろんぞ at 2015-08-03 07:32 x
前のコメントを書きながら「寝オチ」しておりましたzzz、おはようございます。
うちの子達は性別も傾向も偏っておりますので普通に公開が難しいです(笑)

うちでも最大で1/4クラスが限界ですが、普段は箱に収納しております、場所が無いんですよ(一応家族以外が見る可能性もあるので、普段は友人作の陶器怪獣たちを置いております)
Commented by PINKNUT_INC at 2015-08-03 20:52
ざんぶろんぞ 様
いらっしゃいませ
 
「コレクション」って楽しみ方は色々ですよ(笑)。

なんか、ネット記事で「ホットトイズ」アイテムを、IKEAのデトルフをズラッと並べて綺麗に飾ってる人の画像を見ると、それだけで「眼福」だったりします(笑)。
 
それに、ざんぶろんぞさんの言うような「飾れないアイテム」もあってもいいと思います。そういうのも「所有しているだけで潤い」だったりしますからね。
 
フィギュアは純然たるホビーであり「文化」です。
Commented at 2015-08-03 21:08 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by PINKNUT_INC at 2015-08-03 22:36
白狼 様
いらっしゃいませ
 
これはすごい!
「テディベア100体」は"壮観"でしょうね~。
(なぜに「テディベア」?とは一瞬思いましたが。うん。テディベアは国際的な評価のある格式高いホビーだし。)
 
ショーケースとしてデトルフを並べているってのがインテリアとしてもgood!です。
 
で、フィギュアは元パッケージ完備の薄紙保管ですか。
「所有していることが満足」な、ひとつの完成形ですよね。
 
収集の仕方も流儀も皆さんの一存だと思います。
 
それにしても、ホビーの"甘美な誘惑"と"悩ましい"ところは、「あれもこれも欲しい」というところなんですよね。
なんにしても羨ましい「お2階」であります♪

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