「ソードアート・オンライン 第2期」を見た~その2 ♪

Sword Art Online Ⅱ「ソードアート・オンライン 第2期」を見た♪

アニメ・シリーズ第2期のレビュー、その2である。

今回と次回は『マザーズ・ロザリオ編』のご紹介である。
 
※尚、キャプチャー画面の紹介やキャプション(説明コメント)により、そのままストーリーのネタばれになっていますので、未見の方はくれぐれもご注意願います。
 
はじめに吐露してしまうと、私はこの「マザーズ・ロザリオ編」のラスト間近のシーンで、もうリアルに涙を流しました。
クラナド~アフター・ストーリー~の「汐(うしお)」のストーリー「第18話」以来かな・・・。
 
「ALO(アルヴヘイム・オンライン~妖精の世界)」でのヒロインたちのお茶会。
c0137122_3353630.jpg
今回のストーリーは、「ALO」世界に『絶剣(ぜっけん)』と呼ばれるプレイヤーがいることが、まだその噂も実情も知らなかったアスナが聞かされるところから始まる。

アスナ、自らも「剣」の腕前には覚えがあるので、おおいに興味をそそられる。
c0137122_335439.jpg
「マザーズ・ロザリオ編」のOPタイトルは、そのタイトルアニメも、そして主題歌の『courade』も素晴らしい。
(このタイトルアニメや主題歌の歌詞の意味は、ストーリーが進むにつれて、どんどん「重み」とメッセージ性を増していくことになる。)
c0137122_3355157.jpg
場面は一転、現実世界の結城家の食卓。いかにもハイソサエティな感じながら、
c0137122_335579.jpg
なんとも寒々しい空間だ。
c0137122_336429.jpg
アスナの母が初登場。じつは某大学の経済学部教授。キャリア重視派。視聴者初見の印象では冷淡にさえ見える。(あとで声優さんが林原めぐみ閣下と知って納得。この人、陽も陰も演じられる。)
ただ、ここでは、アスナのリアル家庭でのディスコネクションぶり、コミュニケーションの冷え方が、この母との光景を通して垣間見せられていた。
c0137122_3361185.jpg
そしてまた一転、バーチャル世界でのアスナは・・・、噂の凄腕剣士『絶剣』とご対面。
c0137122_3361898.jpg
それが、こちらのVサイン娘。・・・こんなかわいい女の子とは聞いてなかった。しかも明らかに年下。
屈強の挑戦者たちを寄せ付けないという豪剣ぶりから(何かいわくはありそうだが、キリトさえ対戦して負けたというのだから)、アスナの中では偉丈夫な英雄剣士がイメージされていたからだ。
c0137122_3362428.jpg
心の準備も出来ていないままにデュエル開始。
c0137122_3363489.jpg
剣を交え始めたらたちまちヒートアップ。噂にたがわぬ辣腕。
c0137122_33642100.jpg
その腕前の見事さは、『絶剣』ユウキの評価からしてアスナの辣腕も気に入られてしまう。
c0137122_3365153.jpg
結局、ユウキの一連のデュエル・イベントの目的は凄腕の仲間探しだった。
c0137122_337129.jpg
ユウキがリーダーの「スリーピング・ナイツ」なるギルドにアスナは迎えられることになる。
c0137122_3371181.jpg
ところが、ここでバーチャルからの強制ログアウト。
c0137122_337248.jpg
アスナの母にコードを引っこ抜かれていた。
c0137122_3373369.jpg
(ここ、よく考えたらSAOサバイバーで2年間も昏睡状態だった経緯のあった娘への処置としては、いささか母、違う意味で横暴すぎる。娘がまた茅場事件みたいなのに巻き込まれていたらアウトだよ。とか視聴者として思った。)

なんにしても基本、リアル世界での母娘はコミュニケーション出来ていないのだ。
アスナもこの母とはぶつかりきれず冷戦状態にしていたし。
c0137122_3374227.jpg
でも、そんなアスナの意識を変えていったのは、いつも「明るくて大胆な」ユウキの天衣無縫な立居振る舞いだった。
c0137122_3375468.jpg
「アスナ。ぶつからなきゃ伝わらないことだってあるよ。たとえば、自分がどれくらい真剣なのか・・・、とかね♪。」
c0137122_338458.jpg
c0137122_3381213.jpg
ユウキの迷いのない突進振り。
c0137122_3382365.jpg
「スリーピング・ナイツ」のメンバーも、もとより覚悟している。
c0137122_3383793.jpg
今回はストーリー的にもアスナ主役回だったので、
c0137122_3384878.jpg
あくまでも補佐役だったが、キリトもいいところで助っ人に入ってくる。
c0137122_3385811.jpg
そして、ユウキたち「スリーピング・ナイツ」メンバーの悲願だった目的が達成される。
c0137122_339960.jpg
ワン・パーティーで階層のボス部屋をクリアすれば、ゲーム内記念碑にメンバー全員のプレイヤー名が刻み込まれるという名誉。
c0137122_3392116.jpg
c0137122_3393140.jpg
それが叶ったときのユウキの目じりには感極まる思いの涙が。
c0137122_3394429.jpg
記念撮影。(このカメラいいな。リアルで欲しいくらいだ。)
c0137122_3395874.jpg
「凄い冒険の記念碑」は、自分や友人たちの心に刻み込むためのセレモニーだった。

思い出は残るものだから。
c0137122_3401133.jpg
そのセレモニーを率直に一緒になって喜んでいたアスナの目の前で、何かの地雷を踏んでしまったのか(何度かユウキがアスナのことを『お姉ちゃん!』と呼んでいたことを何気なく指摘したら)、あのユウキがそれまで見せたこともない表情になる。悲しげにポロポロ泣いて、アスナの前から逃げるようにログアウトしてしまう。
c0137122_3402162.jpg
あの日、ユウキが「ALO世界」からログアウトしてから何日も、全く連絡がつかなくなってしまったので、現実世界のほうでアスナはユウキへの手掛かりを求める。
 
意外なことに、なぜだか、今回のユウキたちとの件とは距離をとっていたキリトからとある情報を得て、『医療用VRマシン・メディキュボイド』と言う聞きなれない研究に特化している病院施設の名前と場所を知らされ、現地に赴くことになる。
c0137122_3403082.jpg
そこで倉橋(くらはし)医師と面会。彼は現実世界のユウキの主治医とのこと。
c0137122_3413488.jpg
c0137122_3414772.jpg
つまり現実のユウキは病床の身だった。
しかも国家級の研究部署の扱いによる画期的な医療マシン『メディキュボイド』の被験者だったのだ。
c0137122_3415632.jpg
それは「ターミナル・ケア」(終末期医療)の最前線だった。
c0137122_342427.jpg
そこに、リアルなユウキが病床に横たわる姿があった。エアーコントロールされた無菌室。
c0137122_3421554.jpg
c0137122_3422957.jpg
医療用チューブだらけの、か細い体躯・・・。
c0137122_3424196.jpg
こうした架空の作品では「終末期医療」と言っても、病名などはぼかされた表現にされることが多いのだが、ここでははっきりとユウキは「後天性免疫不全症候群 AIDS」を発症した末期患者だと告げられる。バーチャルの世界ではアスナの前から姿を隠したものの、ユウキはアスナが自分のことを見つけてくれるのではないかという予感も持っていて、主治医に、もしアスナが(本当に)尋ねてきて、彼女がすべてを知ることを望むのなら話してくれていいと告げていたのだ。
c0137122_3425146.jpg
ユウキの母親の難産による帝王切開時の輸血製剤によるHIV感染。
倉橋医師から淡々と語られる、ユウキとその家族のこと。
ユウキには双子の姉がいることも。
「輸血後の感染症検査でHIV感染の事実」が判明したときは父親も含めた一家全員がキャリアとなってしまっていたこと。
じつは世間で考えられているほどHIV感染は恐ろしいものではなく、早期に適切な治療さえ行えていれば発症を長く抑えられること。
だが、薬剤耐性型のウィルス感染だったユウキたちには薬も長くは奏功せず、ユウキが小学4年生で発症してしまって・・・、入院。
以降、この『メディキュボイド』の環境下で3年間、バーチャル世界にダイブしたままであること。~これだけのキャプションを使っても説明しきれない情報量のことが(大切なことばかりが)ここでは語られた。
c0137122_343313.jpg
この様子を、『メディキュボイド』のこちら側からマシンのカメラレンズを通してユウキは聞いていた。
c0137122_3431340.jpg
c0137122_3432291.jpg
ここで、『メディキュボイド』の向こう側からユウキが思わずアスナに語りかける。
c0137122_3433161.jpg
そして、アスナも医療的面談のために倉橋医師が使っている"アミュスフィア(素性はゲーム機)"で「ALO世界」にログイン、二人が初対面した思い出の大樹の前で久しぶりに会う。
c0137122_3434062.jpg
この世界でのユウキは快活な姿のままだ。
c0137122_3434953.jpg
『メディキュボイド』によってリアルの肉体的苦痛をオフにされているユウキは、意思力のある限りはバーチャル内では自由だし、抱きしめ合うことも出来る。
c0137122_3435832.jpg
ただ、もう自分には「時間がない」ことを宣告されているし、じつを言うと彼女のギルド「スリーピング・ナイツ」のメンバーたちは全員が似たような境遇の「難病と戦う」人たちばかりなのだった。春には解散予定のギルド、それはメンバーに長くても三ヶ月と告知されたメンバーが二人いるから、解散する前に「記念になる冒険をしよう」と、あの勇者の記念碑に名前の残るような無茶なチャレンジをしたのだ。 

もう満足なんだよ。と言うユウキにアスナは「まだしてないこといっぱいあるでしょ?。だから満足なんて言わないでよ。まだあるでしょ?、行きたい場所、したいこと。」とたたみかける。 

そのときユウキがポツリと洩らしたのは「そうだねぇ。・・・ボクね、学校に行ってみたいな。」だった。
c0137122_344629.jpg
それは難題のように思えたが。
c0137122_3441497.jpg
ここでリアルのキリトこと和人の登場。
彼は単なる"ゲームおたく"ではなく、ゲームのみならず、バーチャル世界とリアルを繋げる様な技術的な研究を学びたい青年だった。
そのとっかかりのひとつとして、仮想世界の自我を持っているかのようなAIである娘「ユイ」をこちらの世界にも招くための装置を仲間たちと開発していた。
c0137122_345378.jpg
体の感覚ごと現実世界に持ってくる大きな移動装置は学生ワークでは不可能だが、「視界と音だけなら」オンラインで繋げられる。
c0137122_3451193.jpg
アスナの肩に乗っかるこんな装置(視聴覚双方向通信プローブ)を試作していたのだ。
c0137122_3451936.jpg
これがユウキを視界からの体験的に(音声対話も出来る)、和人と明日奈の通う学校に招く手段となる。
 
「マザーズ・ロザリオ編」"レビュー前半"でご案内するのはここまで。
 
ちなみ、補足しておくと、ユウキこと紺野木綿季(こんのゆうき)の一家はHIV感染後の発症以降、ユウキがアスナたちと「ALO」世界で出会う以前の既に2年前に、木綿季の両親が他界し、双子の木綿季の姉(アイコ)も1年前に死亡している。
最初9人のメンバーがいた「スリーピング・ナイツ」初代リーダーは姉(アイコ)だった。
ドラマ中、バトルに夢中になったり感極まると、2度ほどアスナのことをユウキは「お姉ちゃん」と呼んでしまっていた。
 
このドラマで「HIV感染」、「AIDS」という病名を具体的に設定として使ったことへの思い入れは、原作者の川原礫(かわはられき)氏のブログにも理由が語られている。
原作本の発刊時やアニメ化のシナリオにおいても、このユウキの設定に関して「病名をぼかそう」とか「変更しよう」という意見はスタッフからは出なかったとのこと。
 
さて、
 
「マザーズ・ロザリオ編」のレビューの後半~第2期完結は次回にて・・・。
 
それでは、またね。
 
 
[PR]

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2015-07-10 03:38 | アニメ | Comments(0)

<< 「ソードアート・オンライン 第... 「ソードアート・オンライン 第... >>