『アナと雪の女王』~Frozen ♪

「アナと雪の女王」、DVDで今さらながらに、ようやくちゃんと見ました。
 
これまで「Let it Go」(レリゴー♪) のPVの方だけ見ていて、本編は見ていませんでしたからねぇ。
で、見終わった感想は爽やかでしたね~。
 
「日本語吹き替え」も良かったし、エンディングのMay J.さんの「Let it Go」も良かったじゃない。
(劇中歌唱の松たか子さんの「Let it Go」が激賞される分、May J.ver.が割食っていた感じに聞き及んでいたけど、ドラマの終わり方と同じで、May J.の唄がサラリとしていて良かったんじゃないかな。もともとポップ調にアレンジされてるのは字幕英語版と同様の趣向だもんね。)
 
ひたすら「爽やか」で、ストーリーもテーマ性も深刻な描かれ方はせず、万事が劇中完結していたからね。
 
何か特別なものが見た後に残るような方向の映画ではなかったし、ファミリームービーの王、ディズニーらしいスタンスでした。(子供たちにはこういう映画は宝物になるんじゃないのかな。)

本来のカイ(男の子)とゲルダ(女の子)が主役になる、ソ連(旧ロシア)製作の「雪の女王」のアニメも、リバイバル上映のを昔に劇場で私は見ています。・・・あっちの雪の女王は、昔のフルアニメーション時代の動かし方のせいもあり貫禄が凄かったな(笑)。

ディズニー初のダブルヒロインであるとか。
・・・私はアナより(ヴィジュアル的に)右のエルサ派(笑)。ただ、正直に書いてしまうと、ダブルヒロイン共に眉の演技や口の動かし方は冷静に見るといかにも西洋人くささが全開で個人的には可憐だとは思えなかった。往年のディズニーアニメの不思議の国のアリスなんて(お転婆でありながらも)可憐だったんだけどね。
でもドラマの中での演技付けとしてはミュージカルの楽しさがあって、漫画的な描写もジス・イズ・カートゥーンてな感じで笑えたし満足でした。
c0137122_8374623.jpg
主題歌「Let it Go」歌ってる名シーンです。・・・でも、これ、歌詞の汎用的な意味合いと違って、この映画のこのシーンでは、「私、人間やめます」的な場面なんだよね。
c0137122_838094.jpg
それでも、ここは圧巻の「雪と氷の城」の現出シーン。オーケストラ音楽のダイナミズムな盛り上げ方も見事。
c0137122_8381427.jpg
エルサの衣装デザインと色合いがいいね。
c0137122_8382957.jpg
クライマックスシーンのエルサ、刺客の男たちとの魔法での立ち回りシーン。
c0137122_839043.jpg
この辺のエルサのポージングは決まっている♪。カッコイイ♪。
c0137122_8391170.jpg
一連のエルサの所作がワクワクする。
c0137122_840972.jpg
戦いたくはないから最初気弱げに逃げていてからの反抗。
c0137122_8402196.jpg
終始好戦的なだけの女性を描くより萌えます(笑)。いい目しとる。
c0137122_8403121.jpg
マスコットキャラというか、「人間界との決別」を決意したはずのエルサの、妹アナとの思い出=絆(きずな)の象徴として登場する雪だるまのオラフは何気に人気が高いね。(私の個人的な主観では、「見た目は」ちっともかわいいとは思えないのだけど)性格の陽気さ善良さ、そして人懐っこさは、これもまた「あたたかい夏に憧れる」オラフの描写からも、エルサのもうひとつの「心」だったのかもしれないね。
c0137122_8404266.jpg

ともあれ、
相変わらずの3DCGのツールとしての進化っぷりは磨きがかかっていて、壮麗さも見事だし、空気感も伝わってきていてたいしたものです。
 
一方、日本のアニメの方は、ディズニーのミュージカルとはスタンスが違うのだし、シナリオの流儀や作法も違うのだから、こちらはこちらのやり方でいいんですよ。
「ヘンに3DCG化」はしないでくれー、日本のアニメ、とだけは言っておきましょう。
 
少なくともツールとして要所、使い勝手のいいところの3DCGl利用は大いに「アリ」なんだけれど、こと「キャラクター」、「人物」の描写に関しては、どこまでも手書きの2Dがよろしいです。
 
ジャパニメーションは2Dキャラのデザインやクリエイティブ性にこそ圧倒的なアドバンテージがあるし、こよなく魅力的なのですから。
         
ただ、あえて言えば、
私が気に入っているMMD(MikuMikuDance)という、ニコニコ動画で盛んなツールも、キャラクターは3Dなんだけど、見た感じ、2D絵の雰囲気や、パステルカラー調の色合いが出せているような表現のほうが「すごい!」と感嘆するものがあります。
 
MMDは、むしろ、絵は描けないけど、「シナリオやストーリーは作れるから、動画や紙芝居を作ってみたい」というような人にこそ便利なツールなのじゃないかな。 
      
↓ ※ディズニー、ピクサーのものすごい情報量の3DCGと比べたら、次元的にはるかに(数十段ぐらいの差よりもっと?)ローテク、ローポリゴンのMMDファン、マニアの作品なのに、造形力のセンスやテクスチャー(色付けみたいなものの)センスだけで、こういうの作れるのだから侮れない。しかも個人作業なのよ、これ。
 
【第14回MMD杯本選】 ふあふわメルフィさん 【MMDドラマ】


動画サイトへの単なる投稿だが、このキャラクターモデルを作った人と、演技付けや5分間ほどのシナリオを作って動かした人は別人である。
モデラー(かにひら氏)も凄いけど、動かした人(うさな氏・・・女性らしい)も凄いわ。

皆さん「MMD界隈を盛り上よう」という仲間意識だけから、ツールやモデルを閲覧者にタダで配布して、作った作品をひたすら「見てもらえたら幸せ」というモチベーションだけでやっている野性のアーチストたちだ。
こんな有能な市井(しせい)のアーチストをある程度集めて億単位のお金で3Dアニメ作らせたら、キャラクターは2D主義の私だけれど、日本ならではの2Dの良さ、日本的コミック&イラスト表現の良さを3Dアニメでも本気で作れるのじゃないのかな。
(先日から劇場公開している「3DCG ドラえもん」の方向は好きにはなれないけどね。・・・なんかちがう・・・。) 
まぁ、「ふあふわメルフィさん」の動画作者さんくらいになるとただの素人さんとも思えないのですが・・・。メルフィのモデラーさんの「かにひら様」にしても何かそっち方面のプロでしょ?。ホントに皆さん野生の素人さんなら空恐ろしい・・・。

日本のアニメ、動画ファンの裾野の広さ、底力、ぱねぇです。

(ただ、そのアーチストたちを、経済的にも労働環境的にも飢えさせず擦り切れるまで使わせたりせずに、その才能をうまくプロデュースする機構や風土が今の日本にはないんですよね。むしろ、ヘンな逆風ばかり吹いているものなぁ。)
  

話題が脱線しましたが。
 
『アナと雪の女王』~Frozen 、とても素敵な作品でした。
ブームから遅れに遅れてから、いつ楽しんでもいいんですよ。こういうのは。
エンタメの楽しみ方は自由なんですよ。
 
(あ、でも大人が楽しむだけとは違って、小さな子供がいて、ある時期まで子供にエンタメの取捨選択をしてあげないといけない立場の人は、少しは与えてあげるタイミングにも責任ってものもあるのかな。・・・かく言う私も姪っ子夫婦が4歳のわが子(女の子)に車載のDVDプレーヤーで見せていたのをたまたま同乗させてもらったときにチラリ見して、「アナ雪」の本編を見る気になったのですからね。姪っ子の子、「レリゴー」歌ってましたよw 。たぶん家庭でもマイカーの移動中でも飽きない限り何回もせがまれたら見せてるんだろうね。)
          
未見の方は、ぜひどうぞ、とお薦めしておきます(笑)。  
           
       
           
        
[PR]

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2015-05-05 08:43 | アニメ | Comments(4)

Commented by ざんぶろんぞ at 2015-05-07 16:57 x
やっと復活されたようで何よりです、ゴジラもそうですが落ち着いたら新作は映画館で見たいですね。
Commented by PINKNUT_INC at 2015-05-07 23:05
ざんぶろんぞ 様
いらっしゃいませ
 
「映画館で見た"良い映画"」は、一生の思い出の中のひと場面、というか、なかなかに記憶に刻み込まれますからねぇ。
「劇場映画」ってそういう意味では凄いですよね。
Commented by 白狼 at 2015-06-20 21:29 x
 たてかべさんがお亡くなりになっちゃいましたね ドロンボー一味の声が聞かれなくなると寂しいような感じがします。ご冥福をお祈りします。
Commented by PINKNUT_INC at 2015-06-21 23:08
白狼 様
いらっしゃいませ

たてかべ和也さんの訃報、じつはこのコメント欄のお知らせで初めて知りました。
ジャイアンやトンズラー、じつに馴染み深い俳優さんでした。
昨年から今年にかけて、なんだか昭和時代から平成まで大活躍してらしたエンターテイメント界隈の巨星(と言っても過言ではない方々)の他界記事が多すぎる気がしますね。
 
謹んでご冥福をお祈りします。
彼の人たちの遺された作品は、末永く愛され続けます。

<< Sword Art Onlin... ギャレス・エドワーズ 映画 『... >>