1/200スケールサイズ 『サンダーバード2号』
2013年 03月 22日
我慢出来ずに入手してしまいました(汗)。
(『タカラ 1/144 サンダーバード2号』はプレミアム価格がえげつないので、まぁ、今は諦め・・・、というかパス(涙)。あれこそ、マストアイテムですけどねぇ。)
順当な所で1/200サイズを・・・。1992年頃発売の「バンダイ DX サンダーバード2号」。
そのパッケージの表と裏。
うん、確かにそうなんだけども。私なんかは、パッケージを開けたときのレスキューメカの豊富さとか、2号のでかさにワクワクする。
1992年当時としては、これは衝撃的だったんじゃない?。
スイッチは操縦席キャノピーの上、2号マークのある後ろの四角のモールド。上手くスジ彫りモールドを利用した位置にボタン化してるので、スイッチとして興醒めな目立ち方をしていない。巧い処理。
ゴールドメッキの脚は抜き差し式。本体の緑色はプラスチックの成型色で塗装がされているのはキャノピー(窓)やエアインテークなどの要所。あとはマーキングシール。
当時販売価格(¥8,800)よりお安い中古品価格で入手出来ました。
でも、このタイミングで今、サンダーバードに萌えるとは思わなかったなぁ。
みんな第10回MMD杯「サンダーバードごっこ」のせいです!(笑)。
(※いや、ホントに。”萌え要素”を絡めて「サンダーバード」をオマージュするなんざ目からウロコでしたよ。精神遺産的なものだと、私自身も過去ファイルに押しやっていたのに、初音ミクで遊ぶツール"MMD"で、「サンダーバード」をディスカバリーするハメになるなんて・・・。)
クリエイターのさじ加減やセンスさえあれば「古い」「新しい」を言うのはナンセンスだと思い知ります。
さて、「サンダーバード」。
1990年代前半と、2003年~2005年頃に再ブームがあったようなんだけど、その時点ではスルーしてしまっていた私。
遅ればせながらのハート鷲掴み状態の今日この頃です。
ちなみに、引き続きのメインディッシュはやはり「サンダーバード2号」。
同じく、1/200スケールサイズで、今度は2003年発売の『アオシマ 新世紀合金 サンダーバード2号「通常版」』
そう。「通常版」の他にウェザリング塗装の「DX版」が存在しているのですが、私はあえて「通常版」の塗装を好んで選びました。
・・・少し下調べを購入前にしたのですが、「本体」の作りに差はなく、操縦席横の"THUNDERBIRD2"というマーキング・シールが、劇中プロップの「最初期版」と「もっともポピュラーに活躍した2代目版」とでは「2」というマーキング数字が大きいか小さいかの違いしかなく(いえ、細かく言うと後ろの赤いメインブースターの黒ラインにもデザイン差異はあるのですが)、肝心の「DX版のウェザリング塗装」がレビュー写真で見た目も、持ち主の感想でもしばしば低評価だったので、「通常版」の方を良しとしたのでした。
(もちろん、「ウェザリングVer.」を大満足としている購入者もおられる。こればかりは、つまりは受取手側(私も含めた皆さん)の私感というか「好み」でしかない。)
この写真は本家の「TB2号プロップ・レプリカ版」だ。意外なほど明るい緑の機体色だ。
(このレプリカの全長は約63㎝だとか。1/120サイズくらい?)
※蛇足ながら孫引きしておくと、どマイナーチェンジは別として、ドラマ本編の「TB2号」のタイプは大きく分けると3代目まであるということです。ウルトラマンのA、B、Cタイプみたいなものですな。1代目は"THUNDERBIRD2"というマーキングの大きさががほぼ揃っている。2代目は"THUNDERBIRD2"という「数字」マーキングの「2」だけが大きくなってる。3代目は2代目とほぼ同じ。赤いノズルに黄色いラインがプラスされているだけの違いとかなんとか・・・。(さすがに私には「ウルトラマン」ほど詳しくは分かりません。しかし、色々「TB」トイ買うお金で「TB」DVD BOXが買えるよなぁ(笑)。)
セットになってるレスキューメカが「通常版」は4号で、「DX版」はジェットモグラという差を考慮しても尚、「塗装し直したくなる非道いウェザリングなら無い方がいい」(ウエザリング版は、製作スタッフが"ハンドメイド"のプライドをかけて仕上げている場合は凄いけれど、工場コストのせいや量産モデルゆえに「(なんでも汚せばいいというくらいの感じで)愛情無く過剰になる」ケースが多い・・・)、ということで「通常版」をチョイス。
評判がいまいちでもマニアなら両方手に入れるという選択肢は今のところパス。物入りすぎる(笑)。(元値の3~4倍プレミアになってる「1/144電動伸縮脚」に比べたら。現時点で数千円~5千円くらいプラスって程度ですが、アオシマ版は。・・・たぶん、今がいちばん高い。数ヶ月後には「TB2号」祭りも沈静化するだろうなとは予測できるのですが、我慢出来なかったんだねぇ、私(照)。「待つばっかりで、コレクターが誰も出さなくなったらどうすんの?」とかも思ってしまうし(笑)。時間が経って欲しくなくなったらそれはそれでいいじゃん、というのは無し。コレクター道の合い言葉は『買わないで、あとあと後悔し続けるより、買って後悔する方がなんぼかマシ』に尽きる(笑)。
こちらはパッケージ裏側。
ところで、このパッケージのデザインに、マニアならではの苦言を呈するならば「商品内容」に見合うステータス感が希薄だということだ。・・・このパッケージ、ネットで画像を見ても惹かれるものが少ないけど、現物を見ると「箱が大きい」ので驚く。
参考までに、コンパクトになったとはいえ大きなキットである「サンダーバード秘密基地」の箱と並べてみる。(同様に、「バンダイ DX サンダーバード2号」の箱とも比較してみる。)・・・このようにアオシマ版はでかい。↓
(パッケージにオーラが少ないのは・・・、何がいけないのだろう?。モデルの写真は素上が良いのだからOKとして、背景のデザインかな?。豪華に見えるようにするには、劇中のプロップ写真と見紛う方向性で、背景も劇中のような航空写真にするか、いっそブラックにした方がいい。パッケージの「センスの良さ」もこういうアイテムを所有する満足感には重要な事だと思うけど・・・。)
ただ、コンテナはプラスチック製。(ロックするフックや機構がなくて、はめ込みのテーパーと(機体本体側の僅かな4箇所の小さな出っ張り)テンションだけで持たせているので、この素材の違いは正解かも。でも、あえて、フックや、ロックするパーツを加味してでもコンテナも金属製の方が良かった気もする。~それと上記のような理由で、テーパーとテンションだけで持たせているので、下に勝手に抜け落ちないように、コンテナは上にずらして外すという、本来の劇中構造とは真逆の仕様になっている。これは、最初、このコンテナを本体から抜こうとして、下に押しても抜けないので悩まされた。~上に抜くんだと、しばし後に気がついた。)
付属コンテナには4号用シールが扉に貼られている。(別シール貼り用の予備の扉付属。)
さてさて、
同じ縮尺、1/200スケールサイズのふたつの「TB2号」を並べてみましょう。
1/200版、重量感や作り込みで後発の「アオシマ版TB2号」は存在感抜群だけれど、バンダイ版もいい味出しています。(バンダイ版もファンなら見つければ入手しておいた方が良いよ。少なくとも後発商品のリアリティには負けてるから全く価値が無くなったというようなモノではないです。魅力はあるよ。)
まぁ、私の中で(ネットでの所有者様たちの絶賛評価を拝見して)「新世紀合金」版に対する期待度が凄すぎたので、~『タカラ 1/144 サンダーバード2号』の紹介画像もネットで色々と見たあとだったこともあり、~「新世紀合金」版への一抹の物足りなさ(コンテナ内部の作り込みの差など)も、『タカラ 1/144 TB2号』に比べると感じるのですが、その「アオシマ版TB2号」は(なにせボディが金属製というのは大きなアドバンテージだし、その金属感は見ていても伝わるから観賞用としてはベストアイテムかも)、塗装スキルを鍛えた後に、自分で納得のいく(極めて遠慮がちな)巧いウェザリングを機体パネルごとに加えてやれたら、思いっきり化けるような気がします。(それを言うなら、「バンダイ版TB2号」も完全塗装し直せば凄いかも。)
どちらもフォルム、スタイルの良い製品だから「サンダーバード2号」ファンにはお薦めのアイテムですよねぇ。(運良く、発売当時の価格くらいで手にはいるのならね(笑)。)
それにしても、「サンダーバード」はあのメインテーマの旋律やBGMがいいよなぁ、やっぱり。
・・・そういうのは普遍的な強さもあるか・・・。(「宇宙戦艦ヤマト」の組曲とかにも燃えるものがあるしなぁ。)
時代を超えてスタンダードとなる。
1度でも「天下を獲る」ってのはそういうことかもしれないね。
比較物がないと単独だとかTB2号同士でアイテムを撮影していても大きさが伝わりにくい。あの「秘密基地の島」がこんな感じです。
もっとも、「ブーム再燃」期間のサイクルも案外と回転が速い、というのも事実で・・・。
この辺、一般ファンもマニアも「移り気過ぎる」とは思う(笑)。
さて、いったんは終了している「ゴジラ」や「ガメラ」もまた来たりするのかな?。
・・・「ゴジラvsガメラ」ってのは絶対に有り得ないのでしょうかね?。
by PINKNUT_INC | 2013-03-22 20:07 | ブログ