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1/200スケールサイズ 『サンダーバード2号』

1/200スケールサイズ 『サンダーバード2号』、2種類。

我慢出来ずに入手してしまいました(汗)。
(『タカラ 1/144 サンダーバード2号』はプレミアム価格がえげつないので、まぁ、今は諦め・・・、というかパス(涙)。あれこそ、マストアイテムですけどねぇ。)


順当な所で1/200サイズを・・・。1992年頃発売の「バンダイ DX サンダーバード2号」。
そのパッケージの表と裏。
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発売当時は超話題だったらしいけど、今の目線から見ると「いかにも玩具」という評価。
うん、確かにそうなんだけども。私なんかは、パッケージを開けたときのレスキューメカの豊富さとか、2号のでかさにワクワクする。
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「2号本体」のスタイルの良さやバランスには今見ても大感心。
1992年当時としては、これは衝撃的だったんじゃない?。
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上の画像、電池ボックスがあるのは(フタはコンテナと操縦席の連絡ハッチモールドになってる)、ここがTOYらしいギミックで、2号の飛行音から着陸する感じにフェードアウトするまでをリアルなサウンドで鳴らしてくれる。(15秒くらい?)

スイッチは操縦席キャノピーの上、2号マークのある後ろの四角のモールド。上手くスジ彫りモールドを利用した位置にボタン化してるので、スイッチとして興醒めな目立ち方をしていない。巧い処理。

ゴールドメッキの脚は抜き差し式。本体の緑色はプラスチックの成型色で塗装がされているのはキャノピー(窓)やエアインテークなどの要所。あとはマーキングシール。
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このアングルが2号の真骨頂で恰好いい!。ジェットモグラ・タンク出動。
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第1話、「MMDサンダーバードごっこ」でも大活躍したエレベーター・カーがちゃんと3台(1~3号までのナンバリングまでして)付属している。
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オプション・レスキューメカ(5種7機)勢揃い。
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「バンダイ DX サンダーバード2号」今見ても私にはとっても魅力的。2号のスタイルもグッド♪
当時販売価格(¥8,800)よりお安い中古品価格で入手出来ました。


でも、このタイミングで今、サンダーバードに萌えるとは思わなかったなぁ。

みんな第10回MMD杯「サンダーバードごっこ」のせいです!(笑)。

(※いや、ホントに。”萌え要素”を絡めて「サンダーバード」をオマージュするなんざ目からウロコでしたよ。精神遺産的なものだと、私自身も過去ファイルに押しやっていたのに、初音ミクで遊ぶツール"MMD"で、「サンダーバード」をディスカバリーするハメになるなんて・・・。)

クリエイターのさじ加減やセンスさえあれば「古い」「新しい」を言うのはナンセンスだと思い知ります。

さて、「サンダーバード」。

1990年代前半と、2003年~2005年頃に再ブームがあったようなんだけど、その時点ではスルーしてしまっていた私。
遅ればせながらのハート鷲掴み状態の今日この頃です。

ちなみに、引き続きのメインディッシュはやはり「サンダーバード2号」。


同じく、1/200スケールサイズで、今度は2003年発売の『アオシマ 新世紀合金 サンダーバード2号「通常版」』
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この辺からは今は絶版品ならではのプレミアム価格となっています。参考までに発売当時の「通常版」価格は、13,440円(「DX版」は、15,540円)

そう。「通常版」の他にウェザリング塗装の「DX版」が存在しているのですが、私はあえて「通常版」の塗装を好んで選びました。

・・・少し下調べを購入前にしたのですが、「本体」の作りに差はなく、操縦席横の"THUNDERBIRD2"というマーキング・シールが、劇中プロップの「最初期版」と「もっともポピュラーに活躍した2代目版」とでは「2」というマーキング数字が大きいか小さいかの違いしかなく(いえ、細かく言うと後ろの赤いメインブースターの黒ラインにもデザイン差異はあるのですが)、肝心の「DX版のウェザリング塗装」がレビュー写真で見た目も、持ち主の感想でもしばしば低評価だったので、「通常版」の方を良しとしたのでした。
(もちろん、「ウェザリングVer.」を大満足としている購入者もおられる。こればかりは、つまりは受取手側(私も含めた皆さん)の私感というか「好み」でしかない。)

この写真は本家の「TB2号プロップ・レプリカ版」だ。意外なほど明るい緑の機体色だ。
(このレプリカの全長は約63㎝だとか。1/120サイズくらい?)
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こうなってくるとウェザリングにしても何にしても、ドラマ本編に登場した2号を見ていた時の印象と、何が正しいのか違うのか分からなくなってくる。「フィルムに刻み込まれて見せられた印象が大切と言えば大切・・・。」そして、「じつはこうだったんだよ、と今分かる事も興味深くて、それはそれで知りたいこと」だし。う~ん、面白いね。答えはひとつじゃないんだ。

※蛇足ながら孫引きしておくと、どマイナーチェンジは別として、ドラマ本編の「TB2号」のタイプは大きく分けると3代目まであるということです。ウルトラマンのA、B、Cタイプみたいなものですな。1代目は"THUNDERBIRD2"というマーキングの大きさががほぼ揃っている。2代目は"THUNDERBIRD2"という「数字」マーキングの「2」だけが大きくなってる。3代目は2代目とほぼ同じ。赤いノズルに黄色いラインがプラスされているだけの違いとかなんとか・・・。(さすがに私には「ウルトラマン」ほど詳しくは分かりません。しかし、色々「TB」トイ買うお金で「TB」DVD BOXが買えるよなぁ(笑)。)

セットになってるレスキューメカが「通常版」は4号で、「DX版」はジェットモグラという差を考慮しても尚、「塗装し直したくなる非道いウェザリングなら無い方がいい」(ウエザリング版は、製作スタッフが"ハンドメイド"のプライドをかけて仕上げている場合は凄いけれど、工場コストのせいや量産モデルゆえに「(なんでも汚せばいいというくらいの感じで)愛情無く過剰になる」ケースが多い・・・)、ということで「通常版」をチョイス。
評判がいまいちでもマニアなら両方手に入れるという選択肢は今のところパス。物入りすぎる(笑)。(元値の3~4倍プレミアになってる「1/144電動伸縮脚」に比べたら。現時点で数千円~5千円くらいプラスって程度ですが、アオシマ版は。・・・たぶん、今がいちばん高い。数ヶ月後には「TB2号」祭りも沈静化するだろうなとは予測できるのですが、我慢出来なかったんだねぇ、私(照)。「待つばっかりで、コレクターが誰も出さなくなったらどうすんの?」とかも思ってしまうし(笑)。時間が経って欲しくなくなったらそれはそれでいいじゃん、というのは無し。コレクター道の合い言葉は『買わないで、あとあと後悔し続けるより、買って後悔する方がなんぼかマシ』に尽きる(笑)。

こちらはパッケージ裏側。
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ところで、このパッケージのデザインに、マニアならではの苦言を呈するならば「商品内容」に見合うステータス感が希薄だということだ。・・・このパッケージ、ネットで画像を見ても惹かれるものが少ないけど、現物を見ると「箱が大きい」ので驚く。

参考までに、コンパクトになったとはいえ大きなキットである「サンダーバード秘密基地」の箱と並べてみる。(同様に、「バンダイ DX サンダーバード2号」の箱とも比較してみる。)・・・このようにアオシマ版はでかい。
(パッケージにオーラが少ないのは・・・、何がいけないのだろう?。モデルの写真は素上が良いのだからOKとして、背景のデザインかな?。豪華に見えるようにするには、劇中のプロップ写真と見紛う方向性で、背景も劇中のような航空写真にするか、いっそブラックにした方がいい。パッケージの「センスの良さ」もこういうアイテムを所有する満足感には重要な事だと思うけど・・・。)
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パッケージを開けて、発泡スチロール保護の中箱を出す。コンテナの番号を選べるシール付属。
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「TB2号」本体はズシリと重い金属製。~そう、先に紹介したバンダイ製はオールプラスチックで軽いが、こっちは重い。
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ただ、コンテナはプラスチック製。(ロックするフックや機構がなくて、はめ込みのテーパーと(機体本体側の僅かな4箇所の小さな出っ張り)テンションだけで持たせているので、この素材の違いは正解かも。でも、あえて、フックや、ロックするパーツを加味してでもコンテナも金属製の方が良かった気もする。~それと上記のような理由で、テーパーとテンションだけで持たせているので、下に勝手に抜け落ちないように、コンテナは上にずらして外すという、本来の劇中構造とは真逆の仕様になっている。これは、最初、このコンテナを本体から抜こうとして、下に押しても抜けないので悩まされた。~上に抜くんだと、しばし後に気がついた。)

付属コンテナには4号用シールが扉に貼られている。(別シール貼り用の予備の扉付属。)
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嗚呼、なんだかんだ言っても「この勇姿」。脚は抜き差し式ですが、しっかりした金属製。
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流麗なフォルム。劇中プロップをよく再現していますよね。塗装は艶消し基調です。スジ彫りにはスミ入れしています。(ただ、スミ入れ「黒」なのでクッキリしすぎかな。スミ入れは薄墨ぐらいの方がいいよね。)
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操縦席キャノピーが濃いスモークのクリアー・パーツで、よく見ると中も作ってある。
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コンテナから4号の出動。
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あ、金属製の伸縮脚は接合がタイトなので画像では軽く差しています。(また、とりあえず元箱にしまうつもりで撮影用にハメただけだから。ホントは奧までしっかりハマります。)
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コンテナー内部にはレスキューカー・ガイドレールのパーツがある。ハッチは向こう側も開くので、あちらから滑り台を傾けてやると・・・。4号がコロ走行で滑り進みます。
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マーキングはシールではなくて塗装です。
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後部からのサイドビュー。
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コンテナの下の「ローラー」は実物プロップがこの通りの仕様だとか。それで発射シーン、格納庫からカタパルトまで進むのにジェット(ロケットだっけ?)噴射で進行するんだね。
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さてさて、
同じ縮尺、1/200スケールサイズのふたつの「TB2号」を並べてみましょう。
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劇中プロップの機体色に近いのは「アオシマ版TB2号」らしい。映像だと濃い緑に見えたりもするのだけど、そんなに濃いグリーンではないらしい。「バンダイ版TB2号」の成型色は割と濃い。
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撮影角度で大きさに差異がありそうにも見えるメーカー違いの2機種だけれど、どちらも全長38㎝くらい。ほとんど同サイズです。約40cmサイズというのは十分に大きいです。一般的な家庭サイズのショーケースに飾るにはもっとも手頃かな。(「1/144 TB2」は住宅環境的に余裕がないと遊ぶとき以外は箱に閉まっておくしかないよね・・・。それはそれで「所有欲」は満たされるのだから、普段飾っておけずに持っているだけってのもアリなんだけれども・・・。)

1/200版、重量感や作り込みで後発の「アオシマ版TB2号」は存在感抜群だけれど、バンダイ版もいい味出しています。(バンダイ版もファンなら見つければ入手しておいた方が良いよ。少なくとも後発商品のリアリティには負けてるから全く価値が無くなったというようなモノではないです。魅力はあるよ。)

まぁ、私の中で(ネットでの所有者様たちの絶賛評価を拝見して)「新世紀合金」版に対する期待度が凄すぎたので、~『タカラ 1/144 サンダーバード2号』の紹介画像もネットで色々と見たあとだったこともあり、~「新世紀合金」版への一抹の物足りなさ(コンテナ内部の作り込みの差など)も、『タカラ 1/144 TB2号』に比べると感じるのですが、その「アオシマ版TB2号」は(なにせボディが金属製というのは大きなアドバンテージだし、その金属感は見ていても伝わるから観賞用としてはベストアイテムかも)、塗装スキルを鍛えた後に、自分で納得のいく(極めて遠慮がちな)巧いウェザリングを機体パネルごとに加えてやれたら、思いっきり化けるような気がします。(それを言うなら、「バンダイ版TB2号」も完全塗装し直せば凄いかも。)
どちらもフォルム、スタイルの良い製品だから「サンダーバード2号」ファンにはお薦めのアイテムですよねぇ。(運良く、発売当時の価格くらいで手にはいるのならね(笑)。)

それにしても、「サンダーバード」はあのメインテーマの旋律やBGMがいいよなぁ、やっぱり。
・・・そういうのは普遍的な強さもあるか・・・。(「宇宙戦艦ヤマト」の組曲とかにも燃えるものがあるしなぁ。)

時代を超えてスタンダードとなる。

1度でも「天下を獲る」ってのはそういうことかもしれないね。

比較物がないと単独だとかTB2号同士でアイテムを撮影していても大きさが伝わりにくい。あの「秘密基地の島」がこんな感じです。
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2号のサイズは約38㎝。トレーシー・アイランド模型の長辺と同じか、2号の方がでかいくらい。
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オマケとして、「バンダイ DX サンダーバード2号」と「アオシマ 新世紀合金 サンダーバード2号~通常版」のそれぞれに付属している「サンダーバード4号」のサイズ比較。
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小さい方が新世紀合金版で、大きいのがバンダイ版。2号本体はほぼ相似形サイズなのになぜか「4号」の縮尺はデタラメな「バンダイ DX TB2」(笑)。



もっとも、「ブーム再燃」期間のサイクルも案外と回転が速い、というのも事実で・・・。

この辺、一般ファンもマニアも「移り気過ぎる」とは思う(笑)。


さて、いったんは終了している「ゴジラ」や「ガメラ」もまた来たりするのかな?。
・・・「ゴジラvsガメラ」ってのは絶対に有り得ないのでしょうかね?。



インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2013-03-22 20:07 | ブログ

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