『サンダーバード秘密基地』その2
2013年 03月 16日
結局、アオシマ文化教材社版の再販「サンダーバード基地」を手に入れました。
少し前の発売分ですね。
(※現時点で、再販の再々販予約注文を取っているようだから、定価¥5,800-よりお安く買えるみたいですよ。)
アオシマ再販の「サンダーバード基地」のパッケージ。
MMDの「サンダーバードごっこ」で童心(むしろマニア心)に火を付けられた人は、皆さんぜひ「買い」ですよね(笑)。
ちなみに、初版の「サンダーバード基地」の当時物を組み立てた画像も見つけたのでご紹介しておきます。
うん、そうだそうだ、これです。
海岸線の台座の高さが分厚くて、トレーシー・アイランド本体がキット時点で「塗装済み」になっていたのは、まさにこの配色でした。
完成作例↑は、トレーシー邸やサンダーバード1号~5号のミニチュアに彩色を施している以外は、基地土台はほぼ手を加えずに元キットのまま完成させていますね。
本当に買ってきたキットを再塗装するとかの手を加えなくても、ストレートに素組みするだけでこういう完成度になっていたからなぁ。・・・凄いキットでありましたですよ。初版『秘密基地』。
ついでに、この「サンダーバード秘密基地」の発売はトイ界のエポックメーキングな出来事でもありまして、これ以降「~~秘密基地」という、色々な後発モデルを生み出すことに繋がっていきます。
「マイティジャック秘密基地」というのも、SF特撮ドラマ「マイティジャック」の放送された当時に発売されていましたね。
今井科学「マイティジャック秘密基地」キットのパッケージと完成品。
トイ・モデルとしての「サンダーバード秘密基地」のエッセンスをそのままパクっています。
(というか、たぶん開発チーム、制作者は「サンダーバード秘密基地」と同じイマイの開発部の方々だったんでしょうね。)
「マイティジャック秘密基地」の方が、ご本家の「サンダーバード秘密基地」よりギミックがてんこ盛りだったように記憶しています。
ただ、「アイランド」としてのジオラマ性というか、崖のモールドや岩肌の「島イメージ」がディテールとして"のっぺり"としすぎていて子供心に「リアリティがない~雰囲気がいまいち~」(笑)と感じていました。(もちろん、「こっちの基地の方が遊べる仕掛けが多いから好き!」というファンの方もいらっしゃったでしょう。)
「マイティジャック秘密基地」は私は手に入れませんでしたが、友達が買って貰っていましたね。だから、実物での遊び方の様子は直接見たので知っています。
こちらの「秘密基地」も、やはり何かの改悪改修(結局、ロボダッチ関連だっけか?)されてしまって、金型自体が現存しているかどうか?、とにかく再販される望みは、サンダーバードと違って限りなく"ゼロ"らしいですね。元に戻しようがないような改修だったらしいですから。
そうそう、「キャプテン・スカーレット」(サンダーバードの後継番組で、やはりイギリスのITC社配給の人形劇)に登場した空中要塞"クラウド・ベース"こと「スペクトラム基地」のプラモデルも当時のデッドストック品を買ってしまいましたよ。
コンパクトになってるアオシマ版サンダーバード秘密基地の箱より、さらにグッとコンパクト。
これ確か、水上進行するタイプのもっと「でかいスペクトラム基地」も当時プラモデルで存在したような気がする・・・。
本編では「海上進行」なんてシーンはなかったハズなんだけど・・・。あったっけ?。
空中に浮かんでいただけの空母要塞だったよね?。
トイだからなんでもアリなんですけど(笑)。
他には、やはりイギリスのテレビ番組「謎の円盤UFO」に登場したビーグルとかが思い出深いですね。
スカイダイバーのプラモデル・パッケージ
スカイダイバーなんて、今でもコアなファンにとってはサンダーバード2号か、それ以上の人気があったりするのではないでしょうか?。
そもそも、私がコレクターとしてのアンテナをたたんでいる内に、1990年代後半から、つい数年前までにかけて、「サンダーバード2号」の(大人の)コレクター向け決定版アイテムが何度か世に出されているようです。
バンダイやアオシマ文化教材社の1/200スケールサイズの「サンダーバード2号」の登場(それぞれが発売された時点では「これが今までの決定版」と思われていたようですが)や、いちばん新しい所では数年前に玩具メーカーの老舗、タカラから1/144スケールサイズの「ラジコンでのギミック可動のサンダーバード2号」が堂々発売になっていたようです。
タカラ 1/144スケールサイズ 「フルアクション サンダーバード2号」
・・・知らなかったなぁ。
知らなかったうちに、これらの超絶技巧トイは(たぶん版権の関係からか)限定品揃いだったので、発売当時も1万数千円と高価だった(それとも、これだけの内容なら激安価格と見るべきだったか?)にもかかわらず、今では絶版品としてプレミアム価格がついてしまっていますよ。
「伸縮脚(これが金属製ではなく、プラスチック製というのだけが強度的に残念)」が電動ギミック(スイッチは後ろのブースターにあるらしい)でゆっくりと劇中のモデル通りに昇降する。
コンテナーの中に入っているのはレスキューメカの同スケールサイズ4号。スケールがスケールだけに、例えば別売りメカのひとつ(1/144スケールサイズ)「ジェットモグラ・タンク」などは小さいながらにラジコンでキャタピラ走行するらしい。(これは凄い・・・。)。
ええ・・・と、確か程度やオプション(番号違いのコンテナーや同スケールサイズのその他の救助メカも販売されてる)とか程度の良いものであれば、本体価格は中古品でも5万~10万円以上の値段になっちゃっているらしい。
知らなんだ、知らなんだ~~~。
これ、超欲しいんですけど(汗)。
でも、今のプレミアム価格ではムリ過ぎる・・・。
その値段の金額が出せるなら、私としてはオーディオ機器や家電品で欲しいモノがあるからなぁ・・・。
まぁ、フィギュアのワンオフ完成品や、怪獣の完成品アイテムに10万円近くのお金を投じた経験もあるけど、あれは突っ込みすぎたなぁ、今くらい不景気のどん底になると「ホビーより生活必需品への出費の方が優先するよなぁ・・・。」とか思えてしまうしね。
うう~ん、魅力的なオモチャだ(汗)。
by PINKNUT_INC | 2013-03-16 15:08