アニメ『そらのおとしもの』~第10話/天使の旋律(ことば)の向かう先

アニメ『そらのおとしもの』~第10話/天使の旋律(ことば)の向かう先、のレビューです。
 
今回は、比較的簡単にご紹介。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
というか、いよいよ首を傾げたくなった話数で・・・。
 
サブタイトルがいつものように「あて字」が入る。
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文化祭イベントの回。
学園ものでは必ず入ってくる題材だけど、もっと面白くなったハズの「話」なのに・・・。
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というのも、エンジェロイド・ニンフと、「天上界」の主たちとの回想シーンが、これ、困った。
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・・・今回は、もう、詳しく具体的な内容の言及はしないでおきます。
 
単純に生理的にイヤな描写で、これは「作品テーマの重さ」でもないし「必要なシーン」でもなかったです。(いや、必要なんだろうけど、作劇としての発想や語り口が「幼い」としか言いようがない。)

でも、・・・原作にちゃんと存在する描写らしいのです。
 
誠に失礼ながら、アニメ・スタッフさんは、毎回の粋なエンディングで楽しませてくれているのだから、「原作改変を良しとしない」大原則にあっても、ここは「大胆にアニメ版ならではの演出のしどころではなかったのかな?」と思えてしまうシークェンスでした。

なんだか、テーマを小学生や幼児に質問された気分ですもの。 

命の与奪権に関しては、宗教的な解釈や論議にまで発展するテーマだけれど、エンターテイメントというフィールドにおいては、鑑賞者に「巧さ」を感じさせてくれなきゃ困ります(汗)。

『人は誰もみな、中2という翼を持っている。』
というのは、「そらおと」制作者の公式な惹句らしいのですが。
・・・これ、シナリオの内容が「中2病」状態でございますよ。

大切なテーマを「比喩の不味いエピソード」で問いかけられても、ただ、こちらは気まずいばかりでして・・・。
 
そんなわけで、ニンフが泣くシーンもエモーションが震えない。
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スベった感じ。
  
ニンフ絡みの妙なシーンの挿入があったばかりに、文化祭のステージ、主人公たちの「バンド演奏」も、良いエモーションにならない。
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ひとつ大きくコケると、ラストまでひきずっちゃった回でした。

エンディングは、エンディング用の主題歌のチョイスが、私のまるっきり分からない「歌」だったので、残念でした。申し訳ありません。(来生たかおさん&来生えつこさんの姉弟のお名前くらいは、よく存じ上げていますが、今回の「歌」は知らなかったのです。誠にすみません。)
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そうした歌のチョイスと、今回の本編とは、ほぼ関係なく(?)、エンディング・アニメが実写映画をパロディする『NG集』になっていたのはユニークでした。
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今回のシナリオではなかったら、それなりに受けたアイデアでしたが、なにせイヤな感触が、ずっ~と引きずったままで、修正が効かなかった回でございました。
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イカロスと智樹が手を重ねています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
原作のエピソードを途中で切って、まとめる感じになるのかな?。     
2クール目には突入しないでしょ?、どうなのかな?。

オープニング・アニメに出てきているこの女の子が、まだ登場していないのだけど・・・。
   
この子、誰ですか?。
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(キャラ・デザインはかなり好みなんです♪。)            
                  
う~ん。きつく記述しすぎたかな(汗笑)。
言えた立場でもないのですが・・・。 
                                           
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by PINKNUT_INC | 2009-12-11 10:03 | アニメ | Comments(14)

Commented by ざんぶろんぞ at 2009-12-11 12:51 x
、、、鳥を飼ってる人を筆頭に動物を飼っている人には「著しく不快なエピソード」でしたね、きっと「天上界」の悪辣さと「ニンフ」離反の伏線だと思いつつ見ることにしました、、、でも辛いです。
>エンディング
漫画原作の「翔んだカップル」のエンディングですね、その番組でもエンディングに「NGシーン」を流すと言う作品で今回のエンディングそのままの作品だったと思います、元ネタはジャッキーチェンの映画のようなエンディングのNG集が元だとは思いますが、、、
Commented by PINKNUT_INC at 2009-12-12 09:32
ざんぶろんぞ 様
いらっしゃいませ♪。
私、小鳥を飼っています。
頭も目もいいですよ。鳥類ってのは。可愛がっています。
で、一方で、私は「焼き鳥」が好物で、普通に食卓に鶏肉はあがります。

そういうもんです。

でも、エンターテイメントは、巧く演出してもらわないと・・・。

それにしても一家に一人「ざんぶろんぞ様」ウォーキング・ディクショナリーが欲しいですねぇ♪。
なんだか、なにか分からないことを聞いたら、なんでも答えてくれそうな気がしてきました!。
ははぁ、「翔んだカップル」ですか。
「翔んだカップル」に関して、私は全く不案内なのですが、映画版の相米慎二監督とか、テレビドラマ版の方もコアなファンが多いことは聞き及んでいます。
・・・NG集ものの日本における草分けですか。
 
はい。勉強になりました。( ̄▽ ̄) 
Commented by ふじもっち at 2009-12-13 08:21 x
このアニメは全13話放送で、テレビ未放映の第14話はDVD7巻に収録されるそうです。

…最近、こんな商法、多いですね…

2期は…どうなんでしょう?
「かんなぎ」や「化物語」のように、面白くても原作のストックが無ければ(あるいは原作者が急病で倒れるとかであれば)2期は難しいでしょうが、原作のストックは充分あるし、少し間をおいて制作されるのかも知れませんね。
このままいくと1期は中途半端な所で終わりそうだし、もしかしたら1クール終了時に2期の速報が入るのかな?

OPに出てる女の子は、智樹が量子変換によって変身した姿ですね。本編では「智子」と名乗っています。

原口さんと同じく、オイラも今期のアニメでは「にゃんこい!」「ささめきこと」等と同様、素材は面白いのに演出が残念な点が目立つ作品の一つになっています。(逆に、最初は「なんだこれ?」と思っていたのに意外と面白かったのが「生徒会の一存」)

でも「そらおと」の場合、このギャグとシリアスの微妙なバランスを崩しちゃうと「そらおと」ではなくなってしまいそうです。
この独特のスラップスティックさがこの作品の「個性」なので、それが無くなった場合の評価は想像出来ませんね…
Commented by PINKNUT_INC at 2009-12-14 02:18
ふじもっち 様
いらっしゃいませ♪

・・・わ、「智子」ですか?。(き、聞かなきゃ良かったかな(笑)?。)
一気に何かが萎えた・・・(笑)。

まぁ、私も「汀つくもさん」を使っているので、言えた義理ではございませんが(笑)。
 
それはそうと、「そらおと」は1クールだと思っていましたが、プラス1話はDVD専用ですか。
以前のアニメにも、ボーナスや特典的な意味合いのプラス1話はあったもので、それは購入者にとって嬉しいものでしたが、テレビシリーズがそれなりにちゃんと完結した上でのプラスαであって欲しいものです。
 
「続きはDVDや劇場版で」というのは困る!(笑)。
Commented by 七氏井 at 2009-12-14 10:19 x
失礼いたします。
メディアミックス作品の場合、原作未見の側に配慮するか、既見の側に寄せるかは難しいところですね。
自身は増刊雑誌のギャグな展開で偏見を持っていて、アニメ版を偶然見てから慌ててコミックスをまとめ
読みした口なので、今回のエピソードに違和感は感じませんでした。
この展開で行くと、第一期としてのクライマックスにちょうどぴったりな展開があるので、
最後までかっちり楽しませてくれると思います。で、DVDのおまけ話にもぴったりなエピソードが
幾つもあります。個人的にはプロレスかヨーヨー釣りを期待して、DVDも全巻予約しました(汗)
Commented at 2009-12-15 03:36 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by PINKNUT_INC at 2009-12-16 07:37
七氏井 様
いらっしゃいませ♪

>DVDも全巻予約しました(汗)

七氏井さんのスタンスは、誠に正しいですよ♪。
 
ご自分の感性や嗜好を信じるのが、それは自分に対してもっとも正義なカタチです。
 
私は「視野狭窄?」という多少の自覚を持ちつつも、自分フィルターで感想を好き勝手に書いております。
最初、「褒めるスタンスでしか、エンターテイメントの紹介はしない」つもりでしたが、いつの間にか、作品や話数によってはマイナス論調も炸裂している今日この頃です。
 
基本的に、「好き」とか「感心している」要素のあるものに触れているので、大目に見て貰うことにしています(笑)。
 
はっはっは。
Commented by PINKNUT_INC at 2009-12-16 07:39
ざんぶろんぞ 様
いらっしゃいませ♪

おぉ、突っ込みというより、至極まともなご指摘をサンクスです。
ケアレスミスです。
ブログのタイトルを付けるのに、同じアニメのレビューものは、コピペをよく使うので、既出のタイトルの(特に話数なんかは)書き直しをし忘れたりするんですね~。
早速、訂正させていただきました。
 
「智子」の件は、話だけ聞いたときは引きましたが、実際の登場をアニメ11話で、ついさっき見ました。

・・・サマになってたのが、なんか悔しいです(笑)。
可愛いし、小柄なのにナイスバディだったし。(普通、あのルックスなにつるぺたキャラなんだが・・・。)
 
「そらおと」11話は、褒める回かな(笑)。
Commented by ざんぶろんぞ at 2009-12-16 09:03 x
>「智子」の件
うーむちゃんと女性の声優さんを当てるとか芸細で感心すると共に「ちょっと喜んだ自分が、、、かなしいなぁ、、いやオチがギャグで良かった、、」
ところで「智子」の声優さんは「初音ミク」の「中の人」ですね、最初は気がつきませんでした、、んで「エンディング」、、最後の「オチ」に笑わせてもらいました。
>第三パート
やっぱり「首輪」のアレはカウンターなんでしょうねえ、最終話でニンフは鎖から開放されるんでしょうか、、
Commented by よろづ屋TOM at 2009-12-16 11:18 x
昨夜やっと観たんで私もいっちょかみさせてください。
小鳥のシーンは何をか言わんや…でしたね。食用と愛玩の関連は別として、生物でも無機物でも、愛情を注いでるものをその本人に破損させしめるイジメが楽しい…という“天界人”の嗜好性自体がいまいちよく分からないから説得力に欠けるんでしょうね。

映画レビューは一本の作品相手にああだこうだと言えますが、先の見えない連続ものは結局その時その時を評価するしかできないのが難しいですね。
気に入ったアニメの一話を褒めちぎったら、数話でガックリきたものなんていくらでもあるし、その逆も。
昔は原作は原作ってアニメが多かったけど、それはそれでどっちも楽しめてよかったと思うのですが。デビルマンしかり、ハニーちゃんしかり。
Commented by 七氏井 at 2009-12-16 12:59 x
返信ありがとうございます。
勢いのみのコメントに丁寧に応対していただき恐縮です。
最低でもこのブログを一ヶ月分は読んでから書くべきだったと反省しております(汗)

個人的にはあの場面、主の「引き裂け」の言葉の所で「この野郎!」と心の中で叫んでしまい直後「やられた(演出と声に乗せられた:汗)」と思ってしまいました。
ローマ末期の退廃した宴会とギリシャ神話のイメージを声優のさりげなく憎々しい声とでうまく組み合わせていたなぁ、と言う感じで。
(ただ、これは漫画であればこそぎりぎりで収まる描写なのかもしれませんね。動画と音で逐一表現されると厳しすぎるかもと今は思っています。)
Commented by PINKNUT_INC at 2009-12-19 08:38
ざんぶろんぞ 様
いらっしゃいませ♪

そーですよ!。
「智子」の声が、智樹の声優さんがおかま声出すのではなく、ちゃんと女性が演じていらっしゃったので、全く破綻がなかったのです。
智子の(先輩指導の)男性への媚びの売り方は、ヘン(笑)でしかなかったと思いますが、普通にルックスが可愛いのは狡いです。 
 
ニンフ絡みのエピソードの処理が、私的には不安だったりします。
巧くまとめてくれることを希望せずにはいられません。
Commented by PINKNUT_INC at 2009-12-19 08:39
よろづ屋TOM 様
いらっしゃいませ♪
「原作にあるから、原作のまま」というのは、他メディアで演出する場合に悩ましいところですね。
私は、「原作のヘンな改変」は言語道断だと勿論思いますが、原作に疑問符が多すぎるところは、ちょっとは演出家さんに頑張って欲しいものです。
 
例えば、「とある魔術の禁書目録」は、『途中の神経逆撫でなエピソード』にちゃんと伏線が張られていて、後のエピソードで逆手に取られました。巧みなフォローがされていた希有なケース。(この作品は感心したなぁ。)
 
TOMさんが仰るように、「デビルマン」、「キューティーハニー」はテレビ版が、それはそれで面白かったですねー。
 
・・・って、どちらも永井豪先生。~作家性の懐の深さが許す「プロットのユニークさが圧倒的に勝っている名作」ならでは!なのでございます♪。
Commented by PINKNUT_INC at 2009-12-19 08:50
七氏井 様
いらっしゃいませ♪
これはこれは、どうやら拙ブログの過去記事まで、ちょいと覗いていただけたようで有り難うございます。
 
「そらおと」の中の残虐シーンの描写ポイントに関する評価は、なんとも難しいですねー。
 
まぁ、テレビのシリーズが一段落したところで吟味してみるべき事なのかもしれません。

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