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『涼宮ハルヒの憂鬱』~第26話「最終回」ではないようです。

『涼宮ハルヒの憂鬱』~第26話のレビューです。

今朝の関西圏の「新聞~テレビ番組表」では(終)マークはないので、10月初旬まで放送は続きそうですね。
    
関西地区、サンテレビでは(野球中継もなく)、定時、AM0:40からの放送予定です。
 
何が放送されるのでしょうか?。(記事を書いている現時点では、まだ不明。)
やっぱり「ライブアライブ」が今夜の本命馬ですけれど。
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本放送を見ないと、こればっかりは分からないのです・・・。
 


放送開始です。

あ・・、やっぱり『涼宮ハルヒの憂鬱』~第26話は
名作「ライブアライブ」です!。

・・・どう考えても、28話まで放送する流れだなぁ。
(「打ち切り?」騒動はなんだったんだ?。)
        

 
『涼宮ハルヒの憂鬱』~第26話/ライブアライブ

キャプチャー画面です。

学祭当日、ハルヒはバニーガール姿でSOS団「自主製作映画」の宣伝。
(あとの伏線になっています。)
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「ライブアライブ」のタイトル。
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有希は例の魔法使いコスチュームで、自分たちのクラスの「占い」出し物に参加している。
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キョン、谷口、国木田の雑談の向こうで、なにやら揉めている?小さな人影と、さらに、そこにバニーガールスタイルのシルエットが校舎の外から入ってきている姿が、ここで一瞬、ちゃんと描かれている。(「ハルヒ」以前のアニメで、こんな伏線や演出をするアニメなんて、少なくともテレビシリーズではなかった。)
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じゃーん、鶴屋さんのウエイトレス姿にょろ!。(さりげに、美人、可愛いを自認している。)
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モブ・キャラの女の子たちに、私はむしろ萌えます。
・・・それに、「焼きそば」を作っているのよ!。~私の大好物なんです!。焼きそばを美味しく作れる女性は私には女神さまです。
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はい。部室のウエイトレス姿とは趣の違うみくるちゃん。
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男子生徒のやにさがる顔は理解出来る。
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嗚呼ッ!、だから、名も無きモブ少女の方がレギュラーより萌えますって!!。
(しか~し!、こんなバストラインを強調するウエイトレス姿、アニメでは定番だけど、リアルであるの?。どうよ?。あったら拝みに行きたいよッ。)
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で、体育館&講堂で開催されている演目に、軽音楽部ENOZ(エノッズ)の名前。
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映画作りの徹夜明けで、イスでうたた寝していたキョン。その背後では髪や衣服をハンカチで拭いながら生徒たちが続々と入ってきている。
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ハルヒの無意識下の願望と意思が働いたか、「みんな体育館に集まりなさい!」という、どしゃ降り雨が外では急に・・・という感じ。で、避難してきた皆さんが集合しているのだ。
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そこに狙ったようなバンド・コスチュームのバニーガールと魔法使いのふたりが演壇に登場。
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正式メンバーのドラムス、ベースギターの二人に混じって、奇妙ないでたちの二人が異彩を放つ。
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ただ、ハルヒ自身にはなんの「けれん味」もない。何の準備をする暇もなく、ビラ配りのそのままの姿でそこに立ったまで。有希も同様。
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合図と共に、ハイテンポなドラミングから演奏開始。
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リードギターは有希。動画は、ギターを演奏する手元を曲通りにアニメーションする。
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演奏者の体の振り、動き、ギターを持つ姿勢の自然な動きを的確にトレース!。
この一連の動画の流れと、曲の前奏の良さから当時の視聴者を鷲掴み。
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シャウトする勢いでハルヒのボーカルが始まる。これが、また、声優さんの歌唱力がいい!。
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曲の旋律や歌詞自体がキャッチーで、これは、もう、圧倒している。
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会場内に集まった生徒たちも一気にヒートアップ。キョンの視線も舞台に釘付け。
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良い演奏、曲、歌唱には、もとよりそういう「チカラ」がある。それが音楽だ。
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いままでの流れで「謳うハルヒ」の伏線などなしに、ここに来ていきなりぶつけてくる演出。
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その謳う表情の描写も極端なアップのレイアウトになって、
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さらにヒートアップ!。
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「萌え絵」というか、この手のキャラの表情付けとしては、過剰、崩壊寸前、
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ていうか、完全に崩している、が、一連の動画の中では瑞々しいほどに迫ってくる。
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加えて、的確に本物のギター演奏者の姿をトレースし続ける有希の姿が格好良い!。
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身体を演奏の自然な流れの中で前後させる。ライブの人がやるリアルさがそこにある。
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この説得力と興奮は、視聴者も心の中で拍手喝采だ。
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観客のやんやの歓声を浴びながら、一曲目を演奏し終わったハルヒたちは、その反応をダイレクトに体感する。
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充実感、安堵と喜び。至悦・・・。
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ハルヒの表情の良さは、等身大の女の子の姿がそこにある。
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ハルヒの「いい顔」はつづく。
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ミニコンサートは2曲目に入っていく。
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その演奏や歌声は、店番のために講堂に集まらなかった皆の所にも届いていた。
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日を変えてハルヒ自身の口から、あのコンサートをすることになったいきさつが語られる。
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あの日、生徒会の学祭執行役員と軽音楽部がもめていた。遠景の小さなシルエットで既に先出している、あのシーンだ。
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そこに、ビラ配りから戻ってきたハルヒが行き会う。
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病気や事故で2人が演奏が出来なくなった軽音楽部メンバーの事情を知ってハルヒが助っ人を買って出た。
有希を巻き込んで、あの演奏となった。 
そんなことをキョンに話して聞かせるハルヒは、じつに穏やかで厚情である。
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軽音楽部のメンバーたちがハルヒにお礼を言いに来た時は、キョンを巻き込んだ。
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感謝の言葉を謝辞するような謙虚さがこの娘にはあったのです。
(映画を作っていたいた時の、「みくるは私のオモチャ」発言に比べたら、どれほど人間が出来たことやら。それは、キョンがハルヒに悟らせたようなものだ。)
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ハルヒは、そのあとも感慨に耽る。
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何を感慨に耽っているのか。
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あのライブの演奏で高揚した感情や充足感は本物だった。
「この世の不思議探し」をしているベクトルとは違うステージにも、大きな感動があることを知った、やはり年齢相応な等身大の女の子。
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ハルヒを気にしてやってきたキョンの眼差しが、ハルヒにはちょいと癪にさわる。
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草をひきむしり投げつけようとして、
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逆風に吹かれて、自分がかぶる(笑)。彼女にしては間抜けすぎる所作。
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キョンが意地悪く笑う。見透かしているのだ。「ハルヒの照れ」や「可愛げ」を。
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ハルヒはそんなキョンの余裕が面白くないのだけれど、彼女のことだからすぐに立ち直る。
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『私たちの次の目標が出来た!』とばかりに、SOS団による「バンド演奏」と「映画第2弾」。・・・そして、キョンの手を引く。しっかり握って。
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私の「やる気」の責任を貴方が取らなきゃいけないの!、という論理か。
あるいは、一人では出来ないことが、「仲間」がいれば出来ること、キョンが側にいてくれれば出来ることがある!という確信を、彼女は無意識下で悟っているのだ。
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それは、仲間意識や、あえて言えば、「(恋というのにはまだ微妙な距離があるが)信頼」という揺るぎない感情で動いていることにハルヒは気が付いていい。
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そんな(この話数の)ラストシーンであった。
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全シリーズの最終回にしていいエンディングである。
 
実際、
  
「ハルヒ」を一度も見たことなかった人が、このアニメ作品に入る「切っ掛け」になったのが、この~ライブの~話数だったという人は案外と多いのではないでしょうか。
  
いえ、私もそういう人たちの一人でして、1~2年遅れてから、この2006年度版のアニメを見た一人です。

ネットでこのライブ・シーンを切り出した動画を見て、いっぺんに虜になりました。
で、(第一期の)DVDを全巻(全7巻)買うに至ったわけなのです。

だから、全話まるごとの「流出」は版権上も大きく不味いだろうけれど、インターネットの功罪の「功」部分はいくらか認めざる得ない、なんて立場なんだよなぁ。                       
             
・・・今期、あらためて放送の『新作話数~笹の葉ラプソディ~から追加されたDVD』に関しては、悩んでいる最中です(笑)。         
   


そりゃそーと、関係ないけど、また歯医者通いをはじめている私です。
 
2年ぶりかな。
 
かぶせていた奥歯の人工歯がボロリと取れた。
10年前くらいに治療した所だから、経年によるものだね。
         
まだ、神経のある所だったから、今回、神経を抜かれた。
   
うう、今、麻酔が切れてきた。(ど~ってことないやいッ。いや、ホントに鋭い痛みはない。神経がもう抜かれたから。)
           
歯医者のドリルの音は、未だに苦手です。    
             

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