クレヨンしんちゃん
2009年 09月 21日
ショッキングなニュースです。
臼井儀人先生の訃報。
クレヨンしんちゃんはアニメも見ていたし、単行本も買っていました。
やはり、映画版(アニメの方)は、第二作目「ブリブリ王国の秘宝」あたりから、映画ならではの「力の入り方」やレイアウト、フルアニメーションが入ったりするシーンに感心していました。
三作目の「雲黒斎の野望」は美術の美しさに往年の劇場版アニメの王道というか、実写の劇映画を彷彿とさせるクォリティを感じました。(黄色い花畑の俯瞰のロングショットで女刺客が佇んでいるシーンあたりなんかが印象的。レイアウトが素晴らしい。)
「嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」と、「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」は、やはり余韻が強く残る名作です。
そうしたアニメ版の出来栄えを喚起させるボルテージが、原作にもあります。
既に1990年頃から始まった「クレヨンしんちゃん」の原作漫画は20年近い臼井先生=ライフワークになっているわけですが。
こんな形で中断されるとは。
哀悼・・・・・・・・・・・・・。
それでも、間違いなく作品は永い命を得続けるのです。
by PINKNUT_INC | 2009-09-21 05:08